【令和7年度】農商工連携・６次産業創出事業費補助金｜最大40万円・三島市・12/15締切
補助金詳細
Details三島市内の商工業者、農林畜産業者（1次産業従事者）、およびその関係団体等で、市町村税に未納がない方。
事業計画書、収支予算書、納税証明書、会社概要書類、連携事業者確認書（該当者のみ）
商品開発費（原材料、試作、分析等）、販路開拓活動費（リサーチ、宣伝、HP作成、出展等）、その他（専門家謝金、商標登録等）
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview静岡県三島市では、地域の農林畜産物を活用した新商品開発や販路開拓に取り組む事業者に対し、「農商工連携・６次産業創出事業費補助金」を提供しています。令和7年度の3次募集は最大40万円（補助率1/2）を支援するもので、随時募集形式となっています。予算枠が残りわずかとなっているため、地域資源を活かしたビジネス展開をお考えの方は早めの確認が必要です。
この記事でわかること
- 三島市の農商工連携・6次産業化補助金の詳細条件
- 商品開発や販路開拓に使える対象経費の具体例
- 申請から交付決定までの具体的なステップ
- 採択されるための事業計画作成のポイント
この補助金の概要・ポイント
本補助金は、三島市の産業振興を目的に、農商工連携や6次産業化を推進するための制度です。市内の農林畜産物等の地域資源を有効活用し、新商品や新サービスの開発、ブランディングを行う事業にかかる経費の一部を補助します。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 最大40万円（1事業あたり）
- 補助率: 補助対象経費の1/2以内
- 対象者: 三島市内の商工業者、農林畜産業者等
- 申請期限: 令和7年12月15日（月）まで ※随時募集
- 注意: 予算上限（残り1件程度）に達し次第終了となります。
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者
以下のいずれかに該当し、かつ市町村税に未納がない方が対象です。なお、年度内は1事業者につき1回の申請に限られます。
| 区分 | 条件 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 商工業者 | 三島市内で事業を営む商工業者 | ○ 対象 |
| 農林畜産業者 | 三島市に所在する1次産業従事者 | ○ 対象 |
| 関係団体 | 上記事業者の関係団体等 | ○ 対象 |
| 税滞納者 | 納期の到来した市町村税に未納がある場合 | × 対象外 |
対象となる事業の要件
以下のすべての要件を満たす事業が対象となります。
- 本市の農商工連携・６次産業に取り組む事業
- 本市の農林畜産物等の地域資源を生かした事業
- 新商品、新技術及び新サービスを開発し、提供する事業もしくは既存商品のブランド力の向上に繋がる事業
- 地域への好影響が見込まれる事業
- 市場性が認められ事業化の実現が見込める事業
- 少なくとも３年以上の継続が見込める事業
- 国、県、その他の団体からの補助をうけていない事業
- 補助金の交付が決定した日以降に開始し、年度内に完了報告ができる事業
補助金額・補助率の詳細
補助金の額は、補助対象経費から寄附金等の収入額を控除した額の2分の1以内となります。1事業あたりの上限は40万円です。
最大補助金額
40万円
補助率
1/2
※令和7年度の予算は120万円で、3件程度の採択を予定しています。3次募集時点での残りは1件程度とアナウンスされています。
補助対象経費の詳細
対象となる経費
| 経費区分 | 内容・具体例 | 対象 |
|---|---|---|
| 商品開発費 | 原材料購入費、加工品試作経費、パッケージ試作経費、成分分析委託料、機械器具借上料、機械器具購入費 | ○ |
| 販路開拓活動費 | マーケットリサーチ経費、テスト販売経費、宣伝材料作成費、ホームページ作成代、出展負担金、出展に伴う交通費 | ○ |
| その他費用 | 経営診断料、アドバイザー謝金、販売促進用消耗品費等、商標登録等に係る経費 | ○ |
| 対象外経費 | 人件費、食糧費、施設賃借料、土地代、各種税金、振込手数料など | × |
経費に関する注意事項
- 原材料購入費は、商品の試作・テスト販売に係る原材料の購入費のみが対象で、上限は40万円です。
- 交付決定日前に支出した経費は補助対象外となります。必ず交付決定通知を受け取ってから事業に着手してください。
申請から採択までの流れ
申請は「応募（審査）」と「交付申請」の2段階に分かれています。まずは事業計画書等を提出し、審査を受ける必要があります。
採択されるためのポイント・コツ
本補助金は審査があるため、要件を満たすだけでなく、事業の有効性をアピールする必要があります。特に以下の点が重視されます。
審査で高評価を得るポイント
- 地域資源の活用度
三島市産の農林畜産物をどのように活かすか、その独自性と地域への貢献度を具体的に記述しましょう。 - 市場性と実現可能性
単なるアイデアだけでなく、ターゲット層や販売ルートが明確で、事業として成り立つ根拠（リサーチ結果など）を示すことが重要です。 - 継続性（3年以上）
補助金終了後も事業が継続し、発展していく見込みがあることを収支計画等で示してください。 - 農商工連携の具体性
生産者と商工業者がどのように連携し、相乗効果を生み出すか、連携体制を明確にしましょう。 - 新規性・革新性
既存商品との違いや、新しい技術・サービスの導入による付加価値をアピールしてください。
よくある失敗・注意点
- 予算切れによる受付終了 → 対策: 随時募集のため、締切日を待たずに可能な限り早く申請する。
- 対象外経費の計上 → 対策: 人件費や汎用的な備品など、対象外経費が含まれていないか公募要領を熟読して確認する。
- スケジュール管理の甘さ → 対策: 年度内（3月末）までに事業完了報告が必要なため、余裕を持ったスケジュールを組む。
必要書類チェックリスト
| 書類名 | 入手先・備考 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| 事業計画書 | 市指定様式をダウンロード | 必須 |
| 収支予算書 | 市指定様式をダウンロード | 必須 |
| 市町村税の納税証明書 | 三島市用納税証明交付申請書を利用 | 必須 |
| 会社の概要がわかる書類 | パンフレットや登記簿謄本など | 必須 |
| 連携事業者による確認書 | 農商工連携を行う場合のみ | 任意 |
活用事例・想定シーン
三島市産の規格外野菜や廃棄野菜を活用した新商品（ドレッシングやピクルス等）を開発。試作原材料費や成分分析費に補助金を活用。
市内の生産者と飲食店をつなぐ新しい配送ネットワークを構築。システム開発費や初期のテスト運用経費に充当し、地産地消を推進。
三島市産の畜産物を使ったオリジナル商品のブランド化を目指し、商標登録にかかる経費やパッケージデザインの試作費を補助金でカバー。
よくある質問（FAQ）
Q
「随時募集」とはどういう意味ですか？
Q
すでに事業を開始していても申請できますか？
Q
人件費は補助対象になりますか？
Q
実績報告はいつまでに行えばよいですか？
Q
申請書類の作成をサポートしてもらえますか？
まとめ
三島市の「農商工連携・６次産業創出事業費補助金」は、地域資源を活用した新たなビジネスチャンスを広げるための重要な支援制度です。最大40万円の補助に加え、販路開拓やブランディングなど幅広い用途に活用できる点が魅力です。しかし、予算枠が残りわずか（1件程度）となっており、先着順での受付終了が予想されます。
検討中の方は、まずは申請の手引きを確認し、早急に事業計画の策定と申請手続きを進めてください。この機会を逃さず、三島市の資源を活かした事業拡大に挑戦しましょう。
この補助金の申請をお考えの方へ
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免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。