【2026年度】エフピコ環境基金|最大200万円・環境保全団体・締切12月15日
補助金詳細
Details日本国内に拠点を持ち、活動実績が1年以上の団体(NPO法人、一般社団法人、任意団体、市民グループなど)。環境保全、環境教育、食の課題解決に取り組む団体。
助成申請書(Excel)、前年度の決算書類(貸借対照表・損益計算書)、団体規約、役員名簿
事業活動費、人件費、旅費、交通費、宿泊費、備品購入費(特別枠)など
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview株式会社エフピコが主催する「2026年度 エフピコ環境基金」は、環境保全活動や環境教育、食の課題解決に取り組む団体を支援する助成制度です。通常枠では1案件あたり最大200万円、能登半島復興特別枠では最大100万円が助成されます。活動実績1年以上の団体が対象で、複数年の継続助成も可能です。持続可能な社会の構築を目指す団体の皆様にとって、活動を拡大させる大きなチャンスとなります。
この記事でわかること
- エフピコ環境基金の対象活動と助成金額の詳細
- 能登半島復興特別枠の特例措置とメリット
- 採択率を高める申請書の書き方と審査のポイント
- 申請手順と必須書類のチェックリスト
この補助金の概要・ポイント
エフピコ環境基金は、食品トレー容器メーカーである株式会社エフピコが、環境問題に対して様々な角度から活動する団体を助成するために創設しました。気候変動対策、資源循環、海洋プラスチックごみ問題、さらには「食」に関連する課題解決など、幅広い環境・社会貢献活動を対象としています。また、2026年度も引き続き「能登半島復興特別枠」が設けられ、被災地の環境復興支援に重点が置かれています。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 通常枠は最大200万円/年、特別枠は最大100万円/年
- 助成期間: 2026年4月1日~2027年3月31日(最長3年の継続申請可)
- 対象者: 日本国内に拠点を持ち、活動実績が1年以上の団体
- 申請期限: 2025年12月15日(月)まで ※メール提出のみ
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者・団体
本基金は、法人格の有無を問わず、環境保全や社会貢献活動を行う団体を広く対象としています。ただし、活動の実効性と継続性を担保するため、設立から一定の期間が経過していることが条件となります。
| 区分 | 条件 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 活動実績 | 日本国内に拠点を持ち、活動実績が1年以上あること | ○ 対象 |
| 対象分野 | ①環境保全活動、②環境教育・研究、③「食」課題解決・支援 | ○ 対象 |
| 能登半島復興特別枠 | 能登半島地震後の当該地域を対象とした自然環境保全活動等 | ○ 対象 |
| 対象外 | 営利を主目的とする活動、宗教・政治活動、日本国外での活動 | × 対象外 |
補助金額・補助率の詳細
助成金額は申請枠によって異なります。通常枠は活動規模に応じて最大200万円まで申請可能です。能登半島復興特別枠は上限100万円ですが、人件費等の割合引き上げや備品購入が可能になるなど、柔軟な運用が認められています。
通常枠 上限金額
200万円/年
特別枠 上限金額
100万円/年
※最長3年間の継続助成申請が可能です。複数年計画の場合は、中長期的な展望を持って活動を育てることが期待されます。
補助対象経費の詳細
対象となる経費
活動に直接必要な経費が対象となります。特に「能登半島復興特別枠」では、通常よりも柔軟な経費計上が認められています。
| 経費区分 | 内容・具体例 | 対象 |
|---|---|---|
| 事業活動費 | イベント開催費、印刷製本費、消耗品費、通信運搬費など | ○ |
| 人件費・旅費等 | 講師謝金、スタッフ人件費、交通費、宿泊費 ※特別枠は助成額の50%まで引き上げ可能 | ○ |
| 備品購入費 | 環境保全に必要な工具・器具・備品等 ※主に特別枠で対象となります | △ |
| 管理費 | 団体の恒常的な運営費(家賃、光熱費など活動に直接関係ないもの) | × |
経費に関する注意事項
- 特別枠では、人件費・旅費・交通費・宿泊費の割合を助成金額の50%まで計上可能です。
- 特別枠では、環境保全活動に必要な工具・器具・備品等の購入も対象となります。
- 領収書等の証憑書類は必ず保管し、報告時に提出が必要になる場合があります。
申請から採択までの流れ
申請はすべてEメールで行います。郵送や持参は受け付けていませんのでご注意ください。申請書はExcel形式のまま提出する必要があります。
採択されるためのポイント・コツ
エフピコ環境基金は、単にお金を配るだけでなく、地域社会と共に持続可能な社会を構築することを目的としています。審査員のコメントや過去の傾向から、以下のポイントが重要視されます。
審査で高評価を得るポイント
- 循環型社会への貢献度
プラスチックリサイクルや資源有効利用など、エフピコの事業領域(トレーtoトレー)や理念と親和性の高い活動は評価されやすい傾向にあります。 - 地域との連携・広がり
単独での活動だけでなく、地域住民、他の団体、企業などを巻き込んだ「面」への広がりが期待できる活動が好まれます。 - 持続可能性と発展性
助成終了後も活動が継続・発展していくビジョンがあるかどうかが重要です。特に複数年申請の場合は、年次ごとのステップアップを明確にしましょう。 - 能登復興への具体的貢献(特別枠)
特別枠では、震災後の環境保全やコミュニティ再生(子ども食堂等)にどう寄与するかが問われます。 - 情報発信力
活動の成果やノウハウを積極的に発信し、他の地域のモデルケースとなり得るかどうかも審査の視点です。
よくある失敗・注意点
- 申請書のフォーマット変更 → 対策: Excelファイルは行の挿入・削除・セル結合を絶対に行わず、指定されたセルに入力してください。
- ファイル形式の誤り → 対策: 申請書はPDFに変換せず、Excel形式のまま添付してください。
- 活動実績の不足 → 対策: 設立1年未満の団体は対象外です。規約や活動報告で1年以上の実績を証明できるようにしましょう。
必要書類チェックリスト
| 書類名 | 入手先・備考 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| ① 助成申請書 | 公式サイトよりDL。Excel形式のまま提出。 | 必須 |
| ② 前年度の決算書類 | 貸借対照表・損益計算書など。 | 必須 |
| ③ 団体規約 | 定款や会則など、団体の運営ルールがわかるもの。 | 必須 |
| ④ 役員名簿 | 最新のもの。 | 必須 |
活用事例・想定シーン
海岸の清掃活動と、回収したプラスチックごみのリサイクル啓発ワークショップを実施。地域住民と子供たちを巻き込んだ環境教育を展開。
フードロス食材を活用した子ども食堂の運営。食育プログラムの実施や、地域コミュニティの拠点としての機能強化に助成金を活用。
震災で被害を受けた里山の環境保全活動。倒木の処理や生態系調査に必要な機材を購入し、地域の自然環境と文化の復興を目指す。
よくある質問(FAQ)
Q
法人格がない任意団体でも応募できますか?
Q
申請書を郵送で提出しても良いですか?
Q
通常枠と能登半島復興特別枠の両方に応募できますか?
Q
人件費はどの程度まで認められますか?
Q
採択結果はいつ頃わかりますか?
まとめ
2026年度エフピコ環境基金は、環境保全や食の課題解決に取り組む団体にとって、最大200万円の支援を受けられる貴重な機会です。特に能登半島復興特別枠は、被災地のニーズに合わせた柔軟な運用が特徴です。申請期限は2025年12月15日厳守ですので、早めの準備をおすすめします。
申請書はExcel形式のまま、メールでの提出が必要です。形式不備で審査対象外とならないよう、募集要領をよく確認して応募しましょう。
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免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大200万円 | 最大85万円(車両) | 最大1,000万円(事業用チップボイラーの場合) | 最大1,000万円(事業用チップボイラー) | 最大1,000万円 |
| 補助率 | 2025/12/08 | — | 2025/12/08 | 2025/12/08 | 2025/12/08 |
| 申請締切 | 2025年12月15日 | 令和8年3月31日まで(予算次第) | 令和8年2月27日まで | 令和8年2月27日まで | 令和7年12月15日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 100.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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