株式会社エフピコが主催する「2026年度 エフピコ環境基金」は、環境保全活動や環境教育、食の課題解決に取り組む団体を支援する助成制度です。通常枠では1案件あたり最大200万円、能登半島復興特別枠では最大100万円が助成されます。活動実績1年以上の団体が対象で、複数年の継続助成も可能です。持続可能な社会の構築を目指す団体の皆様にとって、活動を拡大させる大きなチャンスとなります。
この記事でわかること
- エフピコ環境基金の対象活動と助成金額の詳細
- 能登半島復興特別枠の特例措置とメリット
- 採択率を高める申請書の書き方と審査のポイント
- 申請手順と必須書類のチェックリスト
この補助金の概要・ポイント
エフピコ環境基金は、食品トレー容器メーカーである株式会社エフピコが、環境問題に対して様々な角度から活動する団体を助成するために創設しました。気候変動対策、資源循環、海洋プラスチックごみ問題、さらには「食」に関連する課題解決など、幅広い環境・社会貢献活動を対象としています。また、2026年度も引き続き「能登半島復興特別枠」が設けられ、被災地の環境復興支援に重点が置かれています。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 通常枠は最大200万円/年、特別枠は最大100万円/年
- 助成期間: 2026年4月1日~2027年3月31日(最長3年の継続申請可)
- 対象者: 日本国内に拠点を持ち、活動実績が1年以上の団体
- 申請期限: 2025年12月15日(月)まで ※メール提出のみ
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者・団体
本基金は、法人格の有無を問わず、環境保全や社会貢献活動を行う団体を広く対象としています。ただし、活動の実効性と継続性を担保するため、設立から一定の期間が経過していることが条件となります。
補助金額・補助率の詳細
助成金額は申請枠によって異なります。通常枠は活動規模に応じて最大200万円まで申請可能です。能登半島復興特別枠は上限100万円ですが、人件費等の割合引き上げや備品購入が可能になるなど、柔軟な運用が認められています。
※最長3年間の継続助成申請が可能です。複数年計画の場合は、中長期的な展望を持って活動を育てることが期待されます。
補助対象経費の詳細
対象となる経費
活動に直接必要な経費が対象となります。特に「能登半島復興特別枠」では、通常よりも柔軟な経費計上が認められています。
経費に関する注意事項
- 特別枠では、人件費・旅費・交通費・宿泊費の割合を助成金額の50%まで計上可能です。
- 特別枠では、環境保全活動に必要な工具・器具・備品等の購入も対象となります。
- 領収書等の証憑書類は必ず保管し、報告時に提出が必要になる場合があります。
申請から採択までの流れ
申請はすべてEメールで行います。郵送や持参は受け付けていませんのでご注意ください。申請書はExcel形式のまま提出する必要があります。
1
募集要領・申請書の確認
エフピコ公式サイトから募集要領(PDF)と助成申請書(Excel)をダウンロードします。
2
申請書類の作成
申請書に必要事項を入力します。Excelの行挿入や削除、セル結合は禁止されています。決算書類なども準備します。
3
メールで提出
2025年12月15日までに、指定のメールアドレス(fp-kankyokikin@fpco-net.co.jp)へ書類を添付して送信します。
4
審査・選考
事務局による一次審査、社外有識者を含む審査委員会による最終審査が行われます。
5
決定・助成開始
2026年3月初旬頃に結果が通知され、4月から助成対象期間がスタートします。特別枠は4月に一括支払い予定です。
採択されるためのポイント・コツ
エフピコ環境基金は、単にお金を配るだけでなく、地域社会と共に持続可能な社会を構築することを目的としています。審査員のコメントや過去の傾向から、以下のポイントが重要視されます。
審査で高評価を得るポイント
- 循環型社会への貢献度
プラスチックリサイクルや資源有効利用など、エフピコの事業領域(トレーtoトレー)や理念と親和性の高い活動は評価されやすい傾向にあります。 - 地域との連携・広がり
単独での活動だけでなく、地域住民、他の団体、企業などを巻き込んだ「面」への広がりが期待できる活動が好まれます。 - 持続可能性と発展性
助成終了後も活動が継続・発展していくビジョンがあるかどうかが重要です。特に複数年申請の場合は、年次ごとのステップアップを明確にしましょう。 - 能登復興への具体的貢献(特別枠)
特別枠では、震災後の環境保全やコミュニティ再生(子ども食堂等)にどう寄与するかが問われます。 - 情報発信力
活動の成果やノウハウを積極的に発信し、他の地域のモデルケースとなり得るかどうかも審査の視点です。
よくある失敗・注意点
- 申請書のフォーマット変更 → 対策: Excelファイルは行の挿入・削除・セル結合を絶対に行わず、指定されたセルに入力してください。
- ファイル形式の誤り → 対策: 申請書はPDFに変換せず、Excel形式のまま添付してください。
- 活動実績の不足 → 対策: 設立1年未満の団体は対象外です。規約や活動報告で1年以上の実績を証明できるようにしましょう。
必要書類チェックリスト
活用事例・想定シーン
環境保全
海洋ごみ回収
海岸の清掃活動と、回収したプラスチックごみのリサイクル啓発ワークショップを実施。地域住民と子供たちを巻き込んだ環境教育を展開。
食の課題解決
子ども食堂
フードロス食材を活用した子ども食堂の運営。食育プログラムの実施や、地域コミュニティの拠点としての機能強化に助成金を活用。
能登復興特別枠
里山再生
震災で被害を受けた里山の環境保全活動。倒木の処理や生態系調査に必要な機材を購入し、地域の自然環境と文化の復興を目指す。
よくある質問(FAQ)
Q
法人格がない任意団体でも応募できますか?
はい、応募可能です。NPO法人、一般社団法人に限らず、任意団体や市民グループでも応募できます。ただし、規約があり、役員名簿が提出でき、1年以上の活動実績があることが条件です。
Q
申請書を郵送で提出しても良いですか?
いいえ、郵送での提出は受け付けていません。必ず指定のメールアドレスへ、Excel形式の申請書と必要書類を添付して送信してください。
Q
通常枠と能登半島復興特別枠の両方に応募できますか?
同一団体が複数の事業を申請することは可能ですが、それぞれの事業目的や内容が明確に異なっている必要があります。詳細は事務局へお問い合わせください。
Q
人件費はどの程度まで認められますか?
通常枠では活動に必要な範囲で認められますが、割合に制限がある場合があります。能登半島復興特別枠では、人件費・旅費等の割合を助成金額の50%まで引き上げることが可能です。
Q
採択結果はいつ頃わかりますか?
2026年3月初旬頃に決定し、通知される予定です。助成期間は2026年4月1日からとなります。
まとめ
2026年度エフピコ環境基金は、環境保全や食の課題解決に取り組む団体にとって、最大200万円の支援を受けられる貴重な機会です。特に能登半島復興特別枠は、被災地のニーズに合わせた柔軟な運用が特徴です。申請期限は2025年12月15日厳守ですので、早めの準備をおすすめします。
申請書はExcel形式のまま、メールでの提出が必要です。形式不備で審査対象外とならないよう、募集要領をよく確認して応募しましょう。
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免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。