山形県三川町でマイホームの取得を検討されている方に朗報です。令和7年度も「三川町住宅取得支援事業」が実施され、新築住宅の建設・購入で最大50万円、中古住宅の購入でも最大25万円の補助金が交付されます。さらに、移住定住促進事業との併用も可能で、条件を満たせば支援額が大幅にアップする可能性があります。本記事では、申請要件や計算方法、確実に受給するための手続きの流れを徹底解説します。
この記事でわかること
- 新築で最大50万円、中古で最大25万円の補助金額の内訳
- 「移住定住促進事業」との併用で受給額を増やす方法
- 町内業者を利用することによる加算メリットの詳細
- 申請から交付までの具体的なステップと必要書類
この補助金の概要・ポイント
「令和7年度 三川町住宅取得支援事業」は、三川町への定住を促進するために、住宅を新築または購入する際の費用の一部を補助する制度です。この補助金の大きな特徴は、新築だけでなく中古住宅も対象となる点、そして町内の施工業者を利用することで補助額が加算される点にあります。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 新築最大50万円 / 中古最大25万円
- 補助率: 基本額(2%または1%)+ 町内業者加算(3%または1.5%)
- 対象者: 町内に定住目的で住宅を取得し、令和8年2月12日までに居住開始できる方
- 申請期限: 令和7年4月1日~令和8年1月30日(予算上限に達し次第終了)
特に注目すべきは、三川町が実施する「移住定住促進事業費補助金」との併用が可能である点です。移住者の場合、両方の制度を活用することで、トータルの支援額がさらに大きくなる可能性があります。
対象者・申請要件の詳細
対象となる方
本補助金は、単に住宅を購入するだけでなく、「三川町に定住すること」が絶対条件です。以下の要件をすべて満たす必要があります。
対象となる住宅の条件
対象となる住宅にも詳細な規定があります。特に中古住宅の場合は建築時期や耐震性に注意が必要です。
- 用途: 町内で自ら居住するための一戸建て住宅(併用住宅も可)。
- 事業費: 100万円以上の住宅であること。
- 中古住宅の要件:
- 昭和56年6月1日以降に建設された住宅(新耐震基準)。
- それ以前の住宅の場合、耐震補強(耐震診断の総合評点が1.0以上)された住宅であること。
補助金額・補助率の詳細
補助金額は「基本額」と「町内業者加算」の合計で決定されます。町内の業者(三川町に事務所がある法人または個人事業者)と契約することで、補助額が大幅にアップする仕組みです。
1. 住宅の建設または新築住宅の取得
計算例(新築2,000万円、町内業者利用の場合):
1) 基本額:2,000万円 × 2% = 40万円 → 上限20万円
2) 加算額:2,000万円 × 3% = 60万円 → 上限30万円
合計受給額:20万円 + 30万円 = 50万円
2. 中古住宅の取得
計算例(中古1,500万円、町内業者から購入の場合):
1) 基本額:1,500万円 × 1% = 15万円 → 上限10万円
2) 加算額:1,500万円 × 1.5% = 22.5万円 → 上限15万円
合計受給額:10万円 + 15万円 = 25万円
補助対象経費の詳細
対象となる経費・ならない経費
経費に関する注意事項
- 補助金の算定において、千円未満の端数が発生した場合は切り捨てとなります。
- 併用住宅(店舗兼住宅など)の場合、居住の用に供する部分の費用のみが対象となります。
申請から採択までの流れ
補助金を受け取るためには、工事着手前(または登記前)の申請が必須です。タイミングを逃すと受給できなくなるため、以下のフローを必ず確認してください。
1
事前相談
三川町役場 建設環境課 建設係へ相談します。計画内容が補助対象になるか、予算残額があるかを確認しましょう。
2
交付申請書の提出
工事着手前(購入の場合は所有権移転登記前)に申請書を提出します。これが最も重要なタイミングです。
3
交付決定通知・工事着手
町から「交付決定通知書」が届いてから、工事を開始(または契約・登記)してください。
4
実績報告書の提出
事業完了後1ヶ月以内、または令和8年2月12日のいずれか早い日までに実績報告書を提出します。この時点で住民票の異動(転入)が必要です。
5
補助金の確定・請求
審査後、確定通知が届きます。その後、請求書を提出し、約30日以内に指定口座へ振り込まれます。
採択されるためのポイント・コツ
この補助金は要件を満たせば原則交付されますが、手続きの不備や予算切れによる受付終了には注意が必要です。
賢く活用するためのポイント
- 移住定住促進事業との併用
町外からの移住者の場合、「移住定住促進事業費補助金」も同時に申請可能です。こちらは基本20万円+若者(35歳未満)加算30万円で最大50万円。住宅取得支援と合わせれば最大100万円の支援になります。 - 町内業者の選定
補助率がアップするため、可能な限り三川町内の建築業者や不動産業者を利用することをおすすめします。 - 早めの申請準備
予算額に達し次第終了となるため、年度初め(4月以降)の早い段階での相談・申請が有利です。 - 同時申請による書類省略
住宅取得支援と移住定住促進事業を同時に申請する場合、添付書類の一部を省略できる特例があります。
よくある失敗・注意点
- 事後申請は不可 → 対策: 必ず「工事着手前」または「登記前」に申請してください。
- 国の補助金との併用不可 → 対策: こどもエコすまい支援事業など、国の補助金を使う場合は本補助金は使えません。どちらが得かシミュレーションが必要です。
- 転入遅れ → 対策: 令和8年2月12日までに実際に住み始め、住民票を移す必要があります。工期遅れに注意してください。
必要書類チェックリスト
申請時に必要な主な書類は以下の通りです。チェックシートも用意されているので、漏れがないか確認しましょう。
活用事例・想定シーン
ケース1
合計100万円受給
30代夫婦が町外から移住し、町内業者で新築住宅を建設。
住宅取得支援(50万円)+移住定住促進(基本20万+若者加算30万)をフル活用。
ケース2
合計50万円受給
町内在住者が町内業者で新築住宅を建設。
移住ではないため移住補助金は対象外だが、住宅取得支援の町内業者加算を適用して満額受給。
ケース3
合計25万円受給
町内不動産業者から中古住宅を購入。
新耐震基準の中古住宅を購入し、町内業者加算を含めて補助金を活用。
よくある質問(FAQ)
Q
国の補助金(こどもエコすまい等)と併用できますか?
いいえ、できません。国の補助金を財源とした他の住宅取得補助金との併用は不可とされています。ただし、三川町独自の「移住定住促進事業」や「住宅リフォーム支援事業」(要件あり)との併用は可能です。
Q
工事着手後に申請することはできますか?
原則としてできません。必ず工事着手前(建売・中古の場合は所有権移転登記前)に申請書を提出し、交付決定を受けてから着手する必要があります。ただし、災害等やむを得ない事由がある場合は相談してください。
Q
親族から住宅を購入する場合も対象になりますか?
一般的に、親族間売買は補助対象外となるケースが多いですが、本要綱には明記されていません。ただし、契約書や領収書など、適正な取引であることを証明する書類が必要です。念のため事前に担当課へご確認ください。
Q
申請期限はいつまでですか?
申請受付期間は令和7年4月1日から令和8年1月30日までです。ただし、予算額に達し次第終了となるため、早めの申請をおすすめします。
Q
実績報告の期限に間に合わない場合はどうなりますか?
令和8年2月12日までに実績報告(転入・居住含む)が完了しない場合、補助金は交付されません。工期が遅れる可能性がある場合は、速やかに町へ相談し、変更承認申請等の手続きを行ってください。
まとめ
三川町住宅取得支援事業は、新築で最大50万円、中古で最大25万円が補助される魅力的な制度です。特に移住者の方は「移住定住促進事業」と併用することで、さらに手厚い支援を受けられる可能性があります。成功の鍵は「町内業者の活用」と「工事着手前の申請」です。
予算には限りがあります。マイホーム計画をお持ちの方は、まずは三川町役場建設環境課へ事前相談に行き、最新の予算状況と対象要件を確認することから始めましょう。
この補助金の申請をお考えの方へ
申請書類の準備や業者選びは早めの行動が吉です。まずは役場窓口へお問い合わせください。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(令和7年度当初予算ベース)のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず三川町公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。