【2025年度】札幌市中小企業DX推進補助金|最大500万円・中小企業対象・6月公募開始
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【2025年度】札幌市中小企業DX推進補助金|最大500万円・中小企業対象・6月公募開始

約16分で読了 13回閲覧 2025年12月9日最新情報
補助金額
最大500万円
申請締切
2025年7月31日
難易度
普通
採択率
30.0%

補助金詳細

Details
金額・補助率
補助金額
最大500万円
スケジュール
申請締切
2025年7月31日
対象要件
主催機関
一般財団法人さっぽろ産業振興財団(札幌市エレクトロニクスセンター)
対象地域
対象者

さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)に本社のある中小企業(IT産業を除く)

申請要件
必要書類

交付申請書、事業計画書、見積書、直近の決算書等

対象経費

事業費(ソフトウェア開発委託費)、設備備品費(ハード/ソフト購入費)、人材育成関連費

申請前チェックリスト

0 / 6 完了 0%
申請資格
対象者の要件を満たしている 必須
さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)に本社のある中小企業(IT産業を除く)
事業者区分、業種、従業員数などの要件を確認してください。
対象地域に該当する 必須
対象: 北海道
事業所の所在地が対象地域内にあることを確認してください。
対象経費に該当する事業である 必須
事業費(ソフトウェア開発委託費)、設備備品費(ハード/ソフト購入費)、人材育成関連費
補助対象となる経費の種類を確認してください。
スケジュール
申請期限内である 必須
締切: 2025年7月31日
申請書類の準備期間も考慮して、余裕を持って申請してください。
書類準備
事業計画書を作成できる 必須
補助事業の目的、内容、効果を明確に記載した計画書が必要です。
必要書類を準備できる 必須
交付申請書、事業計画書、見積書、直近の決算書等
決算書、登記簿謄本、納税証明書などが必要になることが多いです。
チェックを入れて申請可否を確認しましょう
必須項目をすべてクリアすると申請可能です

補助金概要

Overview

2025年度(令和7年度)、札幌市は地域経済の活性化と企業の競争力強化を目指し、「中小企業DX推進補助金」の公募を実施します。本補助金は、さっぽろ連携中枢都市圏内に本社を置く中小企業を対象に、最大500万円(補助率1/2以内)を助成する制度です。単なるデジタルツールの導入にとどまらず、ビジネスモデルの変革や組織横断的な業務プロセスの刷新を目指す「DX枠」などが設けられています。市内IT企業との連携が必須要件となっており、地域内での経済循環も意図されています。本記事では、申請要件や対象経費、採択されるためのポイントについて詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 最大500万円の補助金で実現できるDXの具体的内容
  • 「さっぽろ連携中枢都市圏」に含まれる対象エリアの詳細
  • 市内IT企業と連携して申請するための手順とポイント
  • 採択率を高めるための事業計画書の書き方と注意点

この補助金の概要・ポイント

札幌市中小企業DX推進補助金は、デジタル技術を活用して経営課題の解決や新たな価値創出を目指す中小企業を支援する制度です。特徴的なのは、申請企業単独ではなく、札幌市内のIT企業(パートナー)と共に取り組む必要がある点です。これにより、ユーザー企業のDX推進と、市内IT産業の振興を同時に図る狙いがあります。

この補助金の重要ポイント

  • 補助金額: 最大500万円(DX枠)
  • 補助率: 1/2以内
  • 対象者: さっぽろ連携中枢都市圏の中小企業(非IT企業)
  • 申請期間: 2025年6月上旬~7月末(予定)

対象者・申請要件の詳細

対象となる事業者

本補助金の対象は、札幌市を含む「さっぽろ連携中枢都市圏」に本社を置く中小企業です。ただし、IT産業(情報通信業など)を主たる事業としている企業は、申請者(補助事業者)にはなれません。IT企業は「パートナー」として参画する形になります。

区分条件対象可否
エリア要件さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)に本社があること○ 対象
業種要件IT産業以外の業種であること(製造業、建設業、小売業、サービス業など)○ 対象
パートナー要件札幌市内に本社を有する中小IT企業と連携して事業を実施すること○ 必須

補助金額・補助率の詳細

補助金額は、取り組む事業の難易度や規模に応じて3つの申請枠に分かれています。最も高度な取り組みである「DX枠」では最大500万円の補助が受けられます。

最大補助金額(DX枠)

500万円

補助率

1/2以内

3つの申請枠

  • デジタル化枠(上限100万円):デジタルツール導入など、社内の作業効率化に関する取り組み。
  • デジタライゼーション枠(上限200万円):個別の業務・製造プロセスのデジタル化に関する取り組み。
  • DX枠(上限500万円):組織を横断した全体の業務プロセスのデジタル化や、新製品開発、ビジネスモデル変革の取り組み。

補助対象経費の詳細

対象となる経費

本事業の実施にあたり、連携する市内中小IT企業に対して支払う経費が対象となります。自社の人件費などは対象外となるため注意が必要です。

経費区分内容・具体例対象
事業費ソフトウェア開発委託費、システム構築費など
設備備品費ハードウェア/ソフトウェア購入費及び使用料(※補助対象経費総額の50%以下まで)
人材育成関連費導入するシステム等に関する研修受講料、講師への報酬など(※補助対象経費総額の50%以下まで)

経費に関する注意事項

  • 事業費(開発費等)を含まない申請は不可です。単なるパソコン購入のみ等は対象外となります。
  • 設備備品費と人材育成関連費は、それぞれ補助対象経費総額の50%以下である必要があります。
  • 連携するIT企業は「札幌市内に本社を有する中小IT企業」でなければなりません。

申請から採択までの流れ

本補助金は、申請前にパートナーとなるIT企業を選定し、共同で事業計画を策定する必要があります。公募開始は2025年6月上旬の予定ですが、事前の準備が重要です。

1
パートナーIT企業の選定
札幌市内のIT企業の中から、自社の課題解決に適したパートナーを探します。札幌市エレクトロニクスセンターや産業振興財団への相談も有効です。
2
事業計画の策定
パートナー企業と協力して、どのようなシステムを導入し、どう経営課題を解決するか具体的な計画を練ります。見積書の取得もこの段階で行います。
3
申請書類の提出
2025年6月上旬~7月末(予定)の期間内に、所定の書類を提出します。
4
審査・採択決定
提出された計画書に基づき審査が行われます。採択件数は8件程度と想定されており、競争率が高くなる可能性があります。
5
交付決定・事業開始
交付決定通知を受け取った後、契約・発注を行います。事業完了後に実績報告を行い、補助金が支払われます。

採択されるためのポイント・コツ

採択予定件数が8件程度と限られているため、質の高い事業計画が求められます。単なる機器導入ではなく、「経営変革」の視点が重要です。

審査で高評価を得るポイント

  1. 経営課題との明確な結びつき
    「なぜ今、そのシステムが必要なのか」「導入によって経営数値(売上、利益、労働時間等)がどう改善するか」を具体的に示しましょう。
  2. パートナー企業との連携体制
    丸投げではなく、自社とIT企業がどう協力してプロジェクトを進めるか、体制図や役割分担が明確であることが評価されます。
  3. 実現可能性とスケジュール
    補助事業期間内に確実に完了できるスケジュールであること、予算の妥当性が示されていることが重要です。
  4. DXとしての波及効果
    単一部署の効率化だけでなく、全社的なデータ活用や新たな顧客価値の創出につながるストーリーを描きましょう。
  5. 地域経済への貢献
    市内IT企業への発注を通じて、地域経済循環に寄与することも本補助金の趣旨に合致します。

よくある失敗・注意点

  • 交付決定前の発注 → 対策: 必ず「交付決定通知書」が届いてから契約・発注を行ってください。事前着手は原則対象外です。
  • 汎用的な機器のみの申請 → 対策: PCやタブレットのみの購入は対象外です。必ずソフトウェア開発等の「事業費」を含める必要があります。
  • 目的の曖昧さ → 対策: 「便利そうだから導入する」ではなく、「〇〇の課題を解決するために導入する」というロジックを組み立ててください。

必要書類チェックリスト

書類名入手先・備考必須/任意
交付申請書・事業計画書札幌市産業振興財団HPよりダウンロード必須
見積書パートナーIT企業より取得(詳細な内訳が必要)必須
直近の決算書貸借対照表、損益計算書など必須
会社案内・パンフレット自社およびパートナー企業の概要がわかるもの任意

活用事例・想定シーン

製造業
生産管理システム刷新

紙ベースだった工程管理をデジタル化し、タブレットでリアルタイムに進捗を共有。在庫ロスを削減し、納期回答の迅速化を実現。

卸売・小売業
AI需要予測導入

過去の販売データと気象データをAIで分析し、発注数を最適化。廃棄ロスを削減するとともに、発注業務の工数を大幅に短縮。

建設業
現場管理DX

現場の写真管理や日報作成をスマホアプリで完結。事務所に戻ってからの事務作業をゼロにし、残業時間を削減。

よくある質問(FAQ)

Q
パートナーとなるIT企業はどう探せばよいですか?
札幌市エレクトロニクスセンターやさっぽろ産業振興財団では、市内IT企業の情報を持っています。相談窓口を活用して、自社の課題に合った企業を紹介してもらうことが可能です。
Q
パソコンやタブレットの購入費用は対象になりますか?
ハードウェア購入費(設備備品費)は対象になりますが、補助対象経費総額の50%以下という制限があります。また、事業費(ソフトウェア開発等)を含まない申請は認められません。
Q
札幌市外の企業ですが申請できますか?
「さっぽろ連携中枢都市圏」に含まれる市町村(小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)に本社があれば申請可能です。
Q
採択件数はどのくらいですか?
2025年度は8件程度の採択が予定されています。競争率が高くなることが予想されるため、しっかりとした事業計画の策定が必要です。
Q
パッケージソフトの導入も対象ですか?
はい、対象となります。ただし、単なる購入だけでなく、導入支援やカスタマイズ、研修などを市内IT企業に委託する形での申請が望ましいです。

まとめ

2025年度の札幌市中小企業DX推進補助金は、地域の中小企業がデジタル変革を進めるための強力な支援策です。最大500万円の補助に加え、市内IT企業とのパートナーシップにより、実効性の高いDX推進が期待できます。公募開始は6月上旬ですが、パートナー選定や計画策定には時間がかかるため、早めの準備が採択への鍵となります。

まずは自社の経営課題を整理し、どのようなデジタル技術が解決策となり得るか検討を始めましょう。不明点は札幌市エレクトロニクスセンターなどの窓口へ積極的に相談することをおすすめします。

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免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。


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比較項目
この補助金 一般財団法人さっぽろ産業振興財団(札幌市エレクトロニクスセンター)
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補助金額最大500万円最大50万円/年最大10万円最大50万円最大100万円
補助率2025/12/05助成対象経費の1/2以内の額。上限は50万円です。(1千円未満の端数は切り捨て)補助対象経費に応じて最大100万円を補助します。具体的な補助率については定められておらず、審査によって補助金額が決定されます。詳細は交付要綱をご確認ください。
申請締切2025年7月31日令和7年12月26日(金)まで令和7年12月22日まで令和8年2月27日(金)※予算に達し次第終了随時受付
難易度
採択率30.0%30.0%30.0%80.0%30.0%
準備目安約14日約14日約14日約14日約14日
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よくある質問

FAQ
Q この補助金の対象者は誰ですか?
さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)に本社のある中小企業(IT産業を除く)
Q 申請に必要な書類は何ですか?
交付申請書、事業計画書、見積書、直近の決算書等
Q どのような経費が対象になりますか?
事業費(ソフトウェア開発委託費)、設備備品費(ハード/ソフト購入費)、人材育成関連費
Q 申請から採択までどのくらいかかりますか?
通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。

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情報ソース
一般財団法人さっぽろ産業振興財団(札幌市エレクトロニクスセンター)
2025年12月9日 確認済み

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