富山県上市町では、持続可能なまちづくりを推進するため、SDGsの普及啓発に取り組む企業や団体を支援する「上市町SDGs推進認定事業補助金」の公募を2025年4月1日より開始しました。本制度は、事前に「上市町SDGsサポーター」に登録した企業・団体等を対象に、SDGsに関連するイベント開催や啓発ツールの作成にかかる経費の2分の1以内、最大10万円を補助するものです。予算上限に達し次第終了となるため、早めの計画と申請が推奨されます。
この記事でわかること
- 上市町SDGs推進認定事業補助金の詳細な制度内容
- 必須条件となる「SDGsサポーター登録」の手順
- 対象となる経費の具体例と計算方法
- 採択されるための申請ポイントと上市町の重点施策
この補助金の概要・ポイント
「上市町SDGs推進認定事業補助金」は、上市町内においてSDGs(持続可能な開発目標)の理念を広め、具体的なアクションを促進するための制度です。単なる活動費の補助ではなく、町全体でSDGsに取り組む機運を高めることを目的としています。
最大の特徴は、申請にあたって「上市町SDGsサポーター」への登録が必須要件となっている点です。サポーター制度は、個人・団体・企業などがSDGsに取り組む意思を表明し、町と共にまちづくりを進めるための仕組みです。補助金はこのサポーター活動を金銭面でバックアップする位置づけとなります。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 最大10万円(対象経費の1/2以内)
- 対象者: 上市町SDGs推進サポーター登録済みの企業・団体・NPO(個人は対象外)
- 対象事業: SDGsの普及につながるイベント開催や啓発ツール作成
- 申請期限: 2025年4月1日~2025年12月26日(予算上限に達し次第終了)
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者
本補助金の対象となるのは、上市町SDGs推進サポーターに登録している団体のうち、法人格を持つ企業やNPO、または規約等を有する任意団体です。サポーター制度自体は個人も登録可能ですが、補助金の交付対象からは個人が除外されている点に十分注意してください。
上市町SDGsサポーター登録について
補助金申請の前提となるサポーター登録は、随時受け付けられています。SDGsに関心がある、または活動に取り組む意欲がある団体であれば登録可能です。登録すると、上市町ホームページで企業・団体名が公表されるほか、本補助金の申請資格が得られます。
サポーター登録の方法
- 上市町公式サイトの「申請フォーム」から入力
- または「上市町SDGsサポーター申請書(Word)」をダウンロードしてメール提出
- ※ホームページ掲載用の写真データ2枚の提出が必要です。
補助金額・補助率の詳細
補助金額は、対象経費の2分の1以内、上限10万円となります。比較的小規模な補助金ですが、イベントの開催費用やパンフレット作成などの一部をカバーするには十分な支援となります。
計算例:
総事業費が20万円の場合 → 補助対象経費20万円 × 1/2 = 10万円(満額支給)
総事業費が10万円の場合 → 補助対象経費10万円 × 1/2 = 5万円
総事業費が30万円の場合 → 補助対象経費30万円 × 1/2 = 15万円だが、上限により10万円
補助対象経費の詳細
対象となる経費
SDGsの普及につながるイベント開催や、普及啓発ツールの作成に直接要する経費が対象となります。一般的に想定される経費は以下の通りです。
経費に関する注意事項
- 交付決定前に発注・支払った経費は原則として対象外となります。
- 領収書や納品書などの証拠書類が必ず必要です。
- 汎用性の高い備品(パソコン、カメラ等)の購入は対象外となる場合が多いです。
申請から採択までの流れ
本補助金は、まずサポーター登録を行い、その後に補助金の交付申請を行うという2段階のプロセスが必要です。スケジュールに余裕を持って進めましょう。
1
上市町SDGsサポーター登録
上市町公式サイトの申請フォームまたは申請書にて登録を行います。活動写真2枚の提出が必要です。
2
補助金交付申請
「上市町SDGs推進事業補助金交付要綱」に基づく申請書を作成し、企画課へ提出します。事業計画書や収支予算書を添付します。
3
審査・交付決定
町による審査が行われ、採択されると「交付決定通知書」が届きます。これを受け取ってから事業を開始します。
4
事業実施
計画に基づきイベント開催やツール作成を行います。経費の支払いは原則として事業期間内に完了させ、領収書を保管します。
5
実績報告・補助金請求
事業完了後、実績報告書を提出します。町の確定検査を経て、指定口座に補助金が振り込まれます。
採択されるためのポイント・コツ
上市町ではSDGs推進において「つながる上市(社会)」「にぎわう上市(経済)」「ささえあう上市(環境)」の3本柱を掲げています。申請する事業がこれらの重点プロジェクトにどう貢献するかを明確にすることが重要です。
審査で高評価を得るポイント
- 町の重点施策との整合性
「結婚・妊娠・出産・子育て支援」「DXの推進」「ゼロカーボンシティ戦略」のいずれかに関連する事業は評価されやすい傾向にあります。 - 波及効果の大きさ
自社内だけでなく、町民や他の事業者を巻き込むようなイベントや、広く配布できる啓発ツールは好まれます。 - 持続可能性
補助金終了後も継続して取り組める体制や計画があるかどうかも重要な視点です。 - サポーター活動の実績
サポーター登録時に提出する活動写真や、これまでの取り組み内容が具体的であるほど信頼性が高まります。
よくある失敗・注意点
- サポーター登録を忘れる → 対策: 補助金申請前に必ず登録を完了させてください。
- 予算切れによる終了 → 対策: 締切は12月26日ですが、予算上限に達すると早期終了するため、早めの申請を心がけましょう。
- 対象外経費の計上 → 対策: 飲食費や汎用備品など、対象外となりやすい経費が含まれていないか事前に企画課へ相談しましょう。
必要書類チェックリスト
活用事例・想定シーン
町民団体・NPO
SDGsワークショップ
子供向けの環境学習ワークショップを開催。講師謝金や材料費、チラシ作成費に補助金を活用し、参加費無料のイベントを実現。
地元企業
啓発動画の制作
自社の廃材を活用したアップサイクル製品の紹介動画を制作し、YouTubeやSNSで発信。動画制作委託費の一部に補助金を充当。
商店街・経済団体
SDGsマルシェ開催
地産地消やフードロス削減をテーマにしたマルシェイベントを開催。会場設営費や広報費に活用し、地域のにぎわいを創出。
よくある質問(FAQ)
Q
個人事業主は対象になりますか?
公募要領には「個人は除きます」との記載があります。一般的に法人格を持たない個人(私人)を指す場合が多いですが、屋号を持つ個人事業主が対象となるかどうかは、念のため企画課へ直接お問い合わせいただくことをお勧めします。ただし、サポーター登録自体は個人でも可能です。
Q
サポーター登録には費用がかかりますか?
いいえ、上市町SDGsサポーター登録は無料です。申請フォームまたは申請書の提出のみで登録できます。
Q
すでに実施済みのイベントは対象になりますか?
原則として、交付決定通知を受け取る前に実施・発注した事業は対象外となります。必ず申請を行い、決定通知を受けてから事業に着手してください。
Q
他の補助金との併用は可能ですか?
同一の事業内容(経費)に対して、国や県、他の団体の補助金を重複して受給することは原則できません。ただし、事業内容を明確に区分できる場合は可能なケースもあるため、事前にご相談ください。
Q
申請書の提出先はどこですか?
上市町役場 企画課 企画班(〒930-0393 上市町法音寺1番地)へ持参または郵送で提出してください。メールでの問い合わせも可能です(k.kikaku@town.kamiichi.toyama.jp)。
まとめ
上市町SDGs推進認定事業補助金は、町内でSDGs活動を広めるための重要な支援制度です。最大10万円という金額は、小規模なイベントや啓発ツールの作成に最適です。まずは「上市町SDGsサポーター」への登録を済ませ、町の重点施策である「つながる・にぎわう・ささえあう」に貢献する事業を計画しましょう。
予算には限りがあり、先着順で終了する可能性があります。SDGsへの取り組みを検討している企業や団体の皆様は、早めの準備と申請をおすすめします。
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免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。