【2025年度】東京都カスハラ対策専門家派遣|費用無料(最大4回)・都内中小企業・締切1/31
補助金詳細
対象事業者(法人・個人)
主な申請要件・条件
- 専門家派遣にかかる謝金・旅費(公社負担のため利用者負担なし)
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 100.0% |
補助金・助成金の概要
Overview東京都内で事業を営む中小企業の皆様、従業員を疲弊させる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対策は万全でしょうか?東京都と(公財)東京都中小企業振興公社は、深刻化するカスハラ問題に対応するため、弁護士や社会保険労務士、中小企業診断士などの専門家を無料で派遣し、体制整備を支援する事業を実施しています。令和7年(2025年)4月1日から受付が開始される本事業は、最大4回まで無料で専門家のアドバイスを受けられる貴重な機会です。本記事では、申請要件や支援内容、手続きの流れを詳しく解説します。
この記事でわかること
- 東京都のカスハラ対策専門家派遣事業の全貌とメリット
- 無料で派遣される専門家の種類と相談できる具体的内容
- 申請から派遣実施、報告までの具体的なステップ
- カスハラ対策マニュアル作成や体制整備の成功ポイント
この支援事業の概要・ポイント
「カスタマーハラスメント対策に向けた専門家派遣事業」は、東京都中小企業振興公社が実施する経営支援事業の一つです。顧客からの著しい迷惑行為(カスタマーハラスメント)に対し、中小企業が単独で対策を講じることは容易ではありません。本事業では、専門的知見を持つアドバイザーを企業に派遣し、現状の課題整理からマニュアル策定、相談体制の構築までを伴走型で支援します。
特に東京都では「東京都カスタマーハラスメント防止条例」の制定など、カスハラ対策への動きが加速しており、企業側にも従業員を守るための体制整備が求められています。本事業はその実行を強力にサポートするものです。
この事業の重要ポイント
- 費用負担: 専門家派遣にかかる費用は無料
- 派遣回数: 1社あたり最大4回まで
- 対象者: 都内に主たる事業所がある中小企業者等
- 受付期間: 令和7年4月1日(火)~令和8年1月31日(土)
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者
本事業の対象となるのは、東京都内で事業を営み、カスタマーハラスメント対策を検討している中小企業者です。具体的には、以下の要件を満たす必要があります。
| 区分 | 条件 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 中小企業者 | 主たる事業所が東京都内にあること | ○ 対象 |
| 個人事業主 | 主たる事業所が東京都内にあること | ○ 対象 |
| 創業予定者 | 東京都内で起業を目指す方 | ○ 対象 |
| 重複利用 | 他の専門家派遣事業(有料版や政策課題対応型)と同時に支援を受けること | × 対象外 |
重要な前提条件:
本事業を利用するためには、原則として公社の「ワンストップ総合相談窓口」において事前相談を行い、専門家派遣の必要性が認められる必要があります。課題が漠然としている場合でも、まずは相談窓口を利用することで、適切な支援へと繋げることができます。
支援内容・専門家派遣の詳細
本事業の最大の特徴は、通常であれば高額な相談料が発生する弁護士や社会保険労務士、中小企業診断士などの専門家を、公社の費用負担で招聘できる点です。
利用者負担
完全無料
派遣回数
最大4回
派遣される専門家の種類と役割
公社には約400名の専門家が登録されており、企業の課題に合わせて最適な専門家が選定されます。カスハラ対策においては、主に以下の専門家が活躍します。
- 弁護士: 法的観点からのカスハラ定義、不当要求への対応方針策定、法的リスクの洗い出し。
- 社会保険労務士: 就業規則の改定、ハラスメント相談窓口の設置、従業員のメンタルヘルスケア体制の構築。
- 中小企業診断士: 顧客対応マニュアルの作成、組織的な対応フローの構築、従業員研修の企画・立案。
具体的な支援テーマ・相談内容
「カスハラ対策」といっても、何から手をつければよいか分からない企業も多いでしょう。本事業では、以下のような具体的なテーマについてアドバイスを受けることができます。
| 支援テーマ | 具体的なアドバイス内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 基本方針の策定 | 「カスタマーハラスメントに対する基本方針」の策定支援、社内外への公表方法のアドバイス。 | ○ |
| マニュアル作成 | 現場で使える対応マニュアルの作成、NGワード・OKワードの整理、記録・報告フローの整備。 | ○ |
| 相談体制の整備 | 社内相談窓口の設置運用ルール、被害を受けた従業員のケア体制(産業医連携など)の構築。 | ○ |
| 業務代行 | クレーム対応そのものの代行や、訴訟代理業務、マニュアル作成の実作業代行など。 | × |
支援に関する注意事項
- 専門家派遣は「助言(アドバイス)」を行うものであり、業務の代行(マニュアルの執筆代行やクレーム処理代行)は行いません。
- 最終的な判断や行動は企業の責任において行う必要があります。
申請から派遣実施までの流れ
本事業は、いきなり申込フォームを送るのではなく、まずは相談窓口で状況を整理することが推奨されています。スムーズな利用のためのステップは以下の通りです。
効果的に活用するためのポイント
無料で専門家を活用できる本事業ですが、漫然と利用するだけでは十分な効果が得られません。以下のポイントを意識して準備を進めましょう。
成果を最大化するコツ
- 現状の課題を具体的にリストアップする
「なんとなく不安」ではなく、「電話対応での暴言が多い」「SNSでの誹謗中傷への対応基準がない」など、具体的な困りごとを整理しておくと、専門家の選定精度が上がります。 - 経営層がコミットする
カスハラ対策は現場任せにせず、経営方針として取り組む必要があります。専門家派遣の場には、決済権限のある方が同席することが望ましいです。 - 資料を事前に準備する
就業規則、既存の対応マニュアル、過去のクレーム記録などを準備しておくと、初回から深い議論が可能になります。 - セミナーとの併用
公社ではカスハラ対策セミナーも開催しています(令和7年6月、8月、10月、令和8年2月予定)。これらを受講し、基礎知識を得た上で専門家派遣を利用すると、より理解が深まります。
必要書類チェックリスト
申込時に必要な情報は主にWebフォームへの入力となりますが、以下の情報を手元に準備しておくとスムーズです。
| 項目 | 内容・備考 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| 企業基本情報 | 法人番号、従業員数、資本金、事業内容など | 必須 |
| 相談内容の詳細 | 現在抱えている課題、専門家に期待すること | 必須 |
| 過去の相談履歴 | ワンストップ総合相談窓口での相談日時や担当者名(あれば) | 任意 |
活用事例・想定シーン
店舗スタッフが理不尽な要求を受けた際の対応フローを確立。中小企業診断士の助言により、現場が迷わず判断できる「対応基準」を作成し、スタッフの心理的負担を軽減。
過剰なアフターサービス要求に対し、弁護士を派遣。契約範囲と不当要求の境界線を明確化し、毅然とした対応を行うための法的根拠を整理。
利用者家族からのハラスメント対策として、社会保険労務士の助言のもと、職員の相談窓口を設置。ハラスメント発生時の組織的なエスカレーションフローを構築。
よくある質問(FAQ)
Q
オンラインでの相談は可能ですか?
Q
特定の専門家を指名することはできますか?
Q
まだ具体的な被害はないのですが、予防のために利用できますか?
Q
他の専門家派遣事業と併用できますか?
Q
4回ですべての課題が解決しなかった場合はどうなりますか?
まとめ
東京都の「カスタマーハラスメント対策に向けた専門家派遣事業」は、都内中小企業が無料で専門家の支援を受けられる強力な施策です。最大4回の派遣を通じて、マニュアル作成や相談体制の整備など、実効性のある対策を講じることができます。カスハラは従業員の離職や企業イメージの低下に直結する重大な経営課題です。
被害が発生する前に、あるいは被害が拡大する前に、ぜひ本事業を活用して強固な組織体制を構築してください。まずは「ワンストップ総合相談窓口」への電話相談から始めましょう。
この事業の利用をお考えの方へ
まずはワンストップ総合相談窓口へお電話ください。
TEL: 03-3251-7881(平日 9:00〜17:00)
免責事項: 本記事の情報は作成時点(令和7年度募集情報)のものです。事業の内容や受付期間は変更される場合がありますので、申請前に必ず(公財)東京都中小企業振興公社の公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。
申請前チェックリスト
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| 補助金額 | 最大専門家派遣費用無料(最大4回) | 支援内容により異なる(要問合せ) | 最大100万円 | 事業者負担額(謝金+旅費等)の2分の1 | 最大40万円(メニューにより異なる:経営改善支援40万円、研修体制構築10万円など) |
| 補助率 | — | 直接的な補助金ではないため、補助率の定めはありません。技術指導や経営相談などの支援は、原則として無料で受けることができます。関連する補助金制度については、個別にお問い合わせください。 | — | 事業者負担額(謝金+旅費等)の2分の1 | 定額補助(メニューにより補助基準額が異なります) ・経営改善支援:400,000円 ・研修体制の構築支援:100,000円 ・カスタマーハラスメント対策としての同行訪問支援:2,000円/回 |
| 申請締切 | 2026年1月31日 | 通年(事業により異なるため要確認) | 令和8年3月31日まで(予算に達し次第終了) | 対象事業を利用し、事業者負担金を支払った後に随時申請(年度末までに申請推奨) | 予算の上限に達し次第終了 |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 100.0% ※参考値 | 70.0% ※参考値 | 70.0% ※参考値 | 70.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |