松山市の豊かな農林水産物を活用した新商品開発をお考えの法人様へ。「まつやま農林水産物ブランド」加工品開発促進補助金は、ブランド産品を使用した加工品の開発やリニューアルにかかる経費を支援する制度です。補助率は2/3、最大70万円まで助成され、試作品開発からパッケージデザイン、広告宣伝まで幅広く活用可能です。本記事では、対象となるブランド品目や経費の詳細、採択されるためのポイントを徹底解説します。
この記事でわかること
- 最大70万円・補助率2/3の支援内容詳細
- 「紅まどんな」や「松山ひじき」など対象となるブランド品目
- 採択率を高めるための申請書作成のコツ
- 実際の活用事例(クラフトジン、ハンドクリーム等)
この補助金の概要・ポイント
「まつやま農林水産物ブランド」加工品開発促進補助金は、松山市の農林水産業の認知度向上と販路拡大を目的としています。まつやま農林水産物ブランド化推進協議会が認定した農林水産物を活用し、新たな加工品を開発する法人に対して、その経費の一部を補助します。開発された商品は協議会によるPR支援も受けられるため、資金面だけでなく販路開拓の面でも大きなメリットがあります。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 上限70万円
- 補助率: 対象経費(税抜)の2/3以内
- 対象者: 加工品を製造または販売する法人
- 申請期限: 2026年1月30日(金)まで随時受付(予算上限に達し次第終了)
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者
本補助金の対象となるのは、加工品の製造または販売を行う「法人」です。個人事業主は対象外となる点にご注意ください。また、松山市の税金を滞納していないこと、反社会勢力に関与していないことが前提条件となります。
対象となる事業・要件
補助対象となるのは、「まつやま農林水産物ブランド」産品を活用した以下の取り組みです。
- 新規開発: ブランド産品を活用した新たな加工品を開発する事業(既存商品の原材料をブランド産品に変更する場合も含む)
- リニューアル: 既に販売しているブランド産品活用加工品をリニューアルする事業
また、以下の要件を満たす必要があります。
- 開発商品のパッケージやラベル等に「まつやま農林水産物ブランド」産品を活用していることを明記すること。
- 2026年2月末までに試作品の提出が可能であること。
対象となる「まつやま農林水産物ブランド」品目
以下の認定品目を使用した加工品開発が対象となります。
- 紅まどんな
- せとか
- カラマンダリン
- 瀬戸内の銀鱗煮干し
- 松山長なす
- 松山一寸そらまめ
- 伊台・五明こうげんぶどう
- 松山ひじき
- グニーユーカリ
- 松山アボカド
- 興居島レモン
補助金額・補助率の詳細
補助金額は、事業認定を受けた日から事業完了日までに支出した対象経費(税抜)に基づいて算出されます。
例えば、開発総経費(税抜)が105万円の場合、その2/3にあたる70万円が補助されます。経費が60万円の場合は、40万円が補助額となります。
補助対象経費の詳細
対象となる経費
事業認定を受けた日から事業完了日までに支出した経費で、試作品を作るまでの経費および商品化に必要な経費が対象です。
経費に関する注意事項
- 消費税及び地方消費税は補助対象経費に含まれません(税抜金額で計算)。
- 事業認定日より前に発注・支払った経費は対象外となります。必ず認定後に着手してください。
- 汎用性のある備品(パソコン、カメラ等)の購入費は通常対象外となります。
申請から採択までの流れ
申請は随時受け付けていますが、予算の上限に達した場合は受付終了となる可能性があります。早めの事前相談が推奨されます。
1
事前相談
まつやま農林水産物ブランド化推進協議会事務局(松山市農林水産振興課)へ必ず事前に相談を行います。事業内容や対象経費の確認を行います。
2
申請書類の提出
郵送もしくはメールにて様式書類を提出します。申請受付は2026年1月30日(金)まで随時行われています。
3
審査・事業認定
申請から15日~20日間程度で審査が行われ、事業認定の可否が通知されます。
4
事業実施・実績報告
認定後、開発に着手します。2026年2月27日(金)までに試作品の提出を含めた実績報告を行います。
5
補助金額確定・支払い
実績報告受付から15日間程度で補助金額が確定し、その後15日間程度で補助金が支払われます。
採択されるためのポイント・コツ
本補助金は、単に商品を作るだけでなく、松山市のブランド産品の認知度向上に寄与することが求められます。以下のポイントを意識して申請書を作成しましょう。
審査で高評価を得るポイント
- ブランド価値の向上
パッケージや商品コンセプトにおいて、素材(紅まどんな等)の魅力が消費者に明確に伝わる工夫を盛り込みましょう。 - 実現可能性の高いスケジュール
2026年2月末までに試作品を完成させる必要があるため、無理のない開発スケジュールを提示することが重要です。 - 販路の具体性
開発後の販売ルート(自社店舗、ECサイト、卸売など)が具体的にイメージできていると評価が高まります。 - 既存商品との差別化
市場にある類似商品と比較して、どのような新規性や優位性があるかをアピールしましょう。 - 協議会との連携姿勢
開発商品は協議会もPRしていくため、イベントへの参加や情報発信に協力的な姿勢を示すこともプラスになります。
よくある失敗・注意点
- 事前着手 → 対策: 必ず「事業認定通知」を受け取ってから発注・契約を行う。
- ブランド明記漏れ → 対策: パッケージデザイン案の段階で「まつやま農林水産物ブランド」使用の文言を入れるスペースを確保する。
- 予算切れによる受付終了 → 対策: 締切直前ではなく、企画が固まり次第早めに事前相談を行う。
必要書類チェックリスト
活用事例・想定シーン
過去に本制度や関連する取り組みで開発された商品の事例です。アイデアの参考にしてください。
化粧品・雑貨
紅まどんな×ハンドソープ
「紅まどんな」の皮から抽出した精油を活用し、香りの良いハンドソープ「媛香蔵」を開発。果皮の有効活用としても注目。
酒類・飲料
クラフトジン・ビール
「紅まどんな」を使ったクラフトジン「道後ジン」や、「伊台・五明こうげんぶどう」を使用したクラフトビールなど、地元の酒造メーカーが新商品を開発。
加工食品
松山ひじき×白和えの素
「松山ひじき」の特徴である柔らかさと長さを活かした「白和えの素」を開発。家庭で手軽に郷土の味を楽しめる商品として展開。
よくある質問(FAQ)
Q
個人事業主でも申請できますか?
いいえ、本補助金の対象者は「法人」に限られています。個人事業主の方は対象外となります。
Q
申請の締め切りはいつですか?
申請受付は2026年1月30日(金)まで随時行われていますが、予算の上限に達した場合は期間内であっても受付を終了する場合があります。早めの相談をお勧めします。
Q
既存商品のパッケージ変更だけでも対象になりますか?
既に販売している「まつやま農林水産物ブランド」産品を活用した加工品をリニューアルする事業も対象となります。ただし、単なるデザイン変更だけでなく、ブランド産品の活用をより明確にするなどの改善が求められます。
Q
対象となる経費にはどのようなものがありますか?
加工品開発費(原材料費、委託料、広告料など)や事務費(印刷製本費、消耗品費など)が対象です。試作品を作るまでの経費や商品化に必要な経費が含まれます。
Q
相談窓口はどこですか?
まつやま農林水産物ブランド化推進協議会事務局(松山市 農林水産部 農林水産振興課)です。電話番号は089-948-6565です。
まとめ
「まつやま農林水産物ブランド」加工品開発促進補助金は、松山市の特産品を活用した商品開発を行う法人にとって、資金面での強力なサポートとなる制度です。最大70万円の補助に加え、協議会によるPR支援も期待できます。申請は随時受け付けられていますが、予算枠に限りがあるため、アイデアがある場合は早めの行動が鍵となります。
まずは事務局への事前相談を行い、事業の要件適合性を確認することから始めましょう。あなたの会社の新商品が、松山の新しい顔になるかもしれません。
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免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。