【令和7年度】丹波市周遊バス旅行促進事業補助金|一律4.5万円・旅行会社&団体対象・締切2/20
補助金詳細
Details補助金概要
Overview兵庫県丹波市では、市内への観光客誘致と地域経済の活性化を目的として、市外からのバス旅行を企画・実施する旅行業者および団体に対して補助金を交付する「丹波市周遊バス旅行促進事業補助金」の公募を行っています。本制度は、丹波市内の観光施設や飲食店を利用する周遊型のバス旅行に対し、バス1台あたりの経費に関わらず一律45,000円を支援するものです。令和7年度(2025年度)の実施分について、詳細な要件や申請手続き、注意点をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 丹波市周遊バス旅行促進事業補助金の支給額と対象条件
- 「弁当不可」「道の駅要件」など注意すべき周遊ルールの詳細
- 申請から実績報告までの具体的なスケジュールと手続き
- 審査をスムーズに通すための書類作成と写真撮影のコツ
この補助金の概要・ポイント
「丹波市周遊バス旅行促進事業補助金」は、丹波市外を発着地とし、丹波市内を周遊する貸切バス旅行を対象とした支援制度です。旅行会社による募集型企画旅行や受注型企画旅行だけでなく、自治会やサークル、趣味の集まりなどの団体が自ら企画・実施するバス旅行も対象となります。
最大の特徴は、バスのサイズや台数、実際のバス代金に関わらず、要件を満たせば定額の補助が受けられる点です。ただし、単にバスで通過するだけでなく、市内の観光施設への立ち寄りや、市内飲食店での食事が必須要件となっており、地域にお金が落ちる仕組み(経済波及効果)を重視しています。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 一律 45,000円(1旅行あたり)
- 対象者: 旅行業法に基づく登録旅行業者、または旅行を実施する団体
- 主な要件: 市外発着、参加者10名以上、市内観光2箇所以上、市内食事(弁当不可)
- 申請期限: 旅行実施日の1週間前まで(最終締切:令和8年2月20日)
対象者・申請要件の詳細
対象となる事業者・団体
本補助金は、プロの旅行業者だけでなく、一般の団体も申請可能です。社員旅行、視察研修(国・自治体実施を除く)、サークル旅行、町内会旅行などで活用できます。
| 区分 | 条件 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 旅行業者 | 旅行業法に基づく登録旅行業者による企画旅行 | ○ 対象 |
| 一般団体 | 丹波市での観光旅行を実施する団体(法人格の有無は問わないが口座が必要) | ○ 対象 |
| 学校行事 | 遠足、修学旅行などの学校行事として実施する場合 | × 対象外 |
| 公的視察 | 国や地方公共団体が実施する視察・研修旅行 | × 対象外 |
| 宗教・政治 | 宗教活動または政治活動として実施する旅行 | × 対象外 |
旅行内容に関する必須要件
以下のすべての要件を満たす必要があります。特に食事場所と周遊箇所の組み合わせには注意が必要です。
- 発着地: 丹波市外を発着とする旅行であること(市内発着は対象外)。
- 移動手段: 借り上げたバス(貸切バス)を利用すること。
- 参加人数: 1回あたり10人以上(運転員・添乗員を除く)。
- 実施期間: 令和7年4月8日(火)~令和8年2月28日(土)。
- 重複受給: 他の公的助成を受けていないこと。
- 周遊要件: 市内の観光施設を2箇所以上、または「道の駅1箇所+観光施設1箇所以上」を訪問すること。
- 食事要件: 上記の訪問先以外の市内施設で昼食または夕食をとること(弁当、ファーストフードは除く)。
【要注意】対象外となる行程パターン
- 道の駅のみの周遊: 「道の駅 丹波おばあちゃんの里」と「道の駅 あおがき」の2箇所のみを巡る行程は対象外です。必ず道の駅以外の観光施設を1箇所以上含める必要があります。
- 道の駅での昼食: 道の駅を昼食場所として設定する旅行は補助対象外となります。食事は道の駅以外の飲食店や観光施設でとる必要があります。
- 弁当・ファーストフード: 車内での弁当や、ファーストフード店での食事は対象外です。市内の飲食店等で着席して食事をする必要があります。
補助金額の詳細
本補助金は、経費に対する「率」ではなく、要件を満たした旅行1回に対する「定額」の補助となります。バスの台数が多い場合でも、1回の旅行(1申請)としての補助額は変わりません。
補助金額(定額)
45,000円
備考
バス台数に関わらず一律
予算範囲内で実施
※予算には限りがあるため、申請期間内であっても予算上限に達した場合は受付が終了する可能性があります。早めの計画と申請をおすすめします。
対象経費と確認書類
補助金は定額45,000円ですが、実績報告時に「バス旅行が実施されたこと」および「食事や観光が行われたこと」を証明する書類が必要です。特に支払方法には指定があります。
必要な証憑書類
| 項目 | 詳細・注意点 |
|---|---|
| バス代金 |
銀行振込に限ります。 請求書および銀行振込受領書の写しが必要です。現金払いは認められません。 |
| 食事代金 |
領収書の写しが必要です。 宛名は「補助金申請者」である必要があります。利用日、人数、代金の明細がわかるものを取得してください。 |
| 観光施設 | 立ち寄った観光箇所の領収書、または日付入りの集合写真(参加者が写っているもの)が必要です。2箇所以上分を忘れずに。 |
申請から交付までのスケジュール
申請は旅行実施の1週間前までに行う必要があります。直前の申請は受け付けられない場合があるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
受付期間と実施期間
- 【前期】
申請受付:令和7年4月1日~9月19日
旅行実施:令和7年4月8日~9月30日 - 【後期】
申請受付:令和7年8月1日~令和8年2月20日
旅行実施:令和7年10月1日~令和8年2月28日
提出先:丹波市 観光課 観光振興係
審査・報告で失敗しないためのポイント
この補助金は要件さえ満たせば交付される性質のものですが、書類の不備や要件の勘違いによる不採択(対象外)を防ぐために以下の点に注意してください。
よくある失敗と対策
- 失敗1: 食事場所の選定ミス
「道の駅で食事をした」「車内で弁当を食べた」は対象外です。
→ 対策: 行程表作成時に、必ず「道の駅以外の飲食店」を予約し、着席して食事をする時間を確保してください。 - 失敗2: 写真の撮り忘れ・日付なし
観光施設に行った証明がない。
→ 対策: デジカメやスマホの日付スタンプ機能をONにするか、当日の日付が入ったボードや新聞を持って集合写真を撮影してください。 - 失敗3: バスの現金払い
当日集金した現金でバス代を支払ってしまった。
→ 対策: 必ず銀行振込で支払ってください。振込依頼人名は申請団体名と一致させる必要があります。 - 失敗4: 個人口座の指定
振込先口座を代表者の個人口座にしてしまった。
→ 対策: 団体名義の口座が必要です。もし団体口座がない場合は、事前に開設するか、旅行業者経由での申請を検討してください。
必要書類チェックリスト
申請時と報告時で必要な書類が異なります。公式サイトから最新の様式(Excel/Word)をダウンロードして使用してください。
【申請時】旅行実施の1週間前まで
| 書類名 | 備考 |
|---|---|
| 補助金交付申請書 | 別紙様式第1号。代表者印等の押印が必要な場合があります。 |
| 事業計画書または行程表 | 周遊箇所や食事場所が明確にわかるもの。 |
| バス旅行代金の見積書(写) | 宛名は申請団体名であること。 |
| 債権者登録申請書 | 初回申請時や口座変更時に必要。団体名義口座の情報。 |
【報告時】旅行帰着後30日以内
| 書類名 | 備考 |
|---|---|
| 実績報告書・実施書 | 実際に行われた行程や参加人数を記載。 |
| バス代の支払証明 | 請求書の写し + 銀行振込受領書の写し。 |
| 食事代の領収書(写) | 宛名は申請者名。人数・明細がわかるもの。 |
| 観光地報告台帳 | 立ち寄り先の領収書または日付入り集合写真を添付。 |
| 補助金請求書 | 振込先口座を記載して提出。 |
活用事例・想定シーン
高源寺などの紅葉名所を巡り、市内のレストランで丹波栗を使った料理を堪能。バス代の補助で参加費を安く抑えられ、参加者が増えた。
大阪発着の「丹波の黒豆収穫体験と酒蔵巡りツアー」を企画。補助金を活用してツアー価格競争力を高め、集客に成功。
黒井城跡や城下町を巡る歴史サークルの旅行。道の駅でお土産を買い、市内の老舗旅館で昼食。補助金で食事のグレードをアップできた。
よくある質問(FAQ)
Q
バス2台で実施する場合、補助金は9万円になりますか?
Q
参加人数が当日キャンセルで9人になってしまいました。
Q
道の駅で昼食をとる予定ですが対象になりますか?
Q
申請書の提出はオンラインのみですか?
Q
レンタカーやタクシーでの旅行は対象ですか?
まとめ
令和7年度の丹波市周遊バス旅行促進事業補助金は、市外からの団体旅行に対して一律45,000円を支援する魅力的な制度です。特に「道の駅以外の飲食店での食事」「観光施設2箇所以上の周遊」という要件をクリアすることが採択の鍵となります。予算には限りがあるため、旅行計画が決まり次第、早めの申請をおすすめします。
丹波市は四季折々の自然や食、歴史文化が豊かな地域です。この補助金を活用して、充実した丹波への旅を企画してください。
この補助金の申請をお考えの方へ
申請書類の作成や要件確認に不安がある場合は、専門家への相談がおすすめです。確実な受給に向けてサポートいたします。
免責事項: 本記事の情報は作成時点のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。
申請前チェックリスト
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大5万円 | 最大3,000円(大人往復利用時) | 最大5,000円(1人あたり) | 最大4万円(視察)・3万円(バス) | 最大10万円(片道利用は5万円) |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2026年2月20日 | 令和8年2月28日まで | 令和8年2月28日まで | 令和8年2月16日まで | 2026年2月28日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 AI推定 | 100.0% ※参考値 | 100.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 | 100.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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