沖縄県石垣市では、結婚を機に新たな生活をスタートさせる新婚夫婦を経済的に支援するため、「令和7年度石垣市結婚新生活支援事業」を実施しています。新居の購入費や賃貸費用、引越費用に対して、1世帯あたり最大60万円(夫婦ともに29歳以下の場合)の補助金が支給されます。本記事では、申請要件や対象経費、申請手続きの流れについて詳しく解説します。また、近隣の竹富町での同様の支援制度や、石垣市が実施する婚活イベント情報についても併せて紹介します。
この記事でわかること
- 石垣市の結婚新生活支援補助金の最大金額と条件
- 対象となる経費(敷金・礼金・引越代など)の詳細
- 申請に必要な書類と記入のポイント
- 近隣の竹富町との制度比較や石垣市の婚活支援情報
この補助金の概要・ポイント
石垣市結婚新生活支援事業は、少子化対策の一環として、結婚に伴う経済的な負担を軽減し、地域への定住を促進することを目的としています。特に若い世代(29歳以下)の夫婦に対しては補助上限額が手厚く設定されており、新生活のスタートアップを強力にバックアップします。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 最大60万円(夫婦ともに29歳以下)、その他は最大30万円
- 対象期間: 2025年1月1日~2026年3月31日に婚姻届を提出・受理された夫婦
- 所得制限: 夫婦の合計所得が500万円未満(貸与型奨学金の返済控除あり)
- 申請期限: 2026年3月31日まで(予算上限に達し次第終了の可能性あり)
対象者・申請要件の詳細
対象となる新婚世帯
補助を受けるためには、以下の要件をすべて満たす必要があります。特に年齢要件と所得要件は厳格に審査されますので、事前に確認が必要です。
💡 所得要件の目安について
「所得500万円未満」は、給与収入(額面)に換算すると、夫婦合わせて約660万円未満が目安となります。ただし、あくまで目安ですので、正確には源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」をご確認ください。
補助金額の詳細
補助金額の上限は、申請時の夫婦の年齢によって異なります。若い世代の結婚をより手厚く支援する仕組みとなっています。
補助対象経費の詳細
2025年4月1日から2026年3月31日までの間に、新婚世帯が実際に支払った以下の費用が対象となります。勤務先から住宅手当等が支給されている場合は、その額を差し引いた金額が補助対象となります。
対象となる経費一覧
【参考】近隣エリア(竹富町)との比較
石垣市への移住・定住だけでなく、近隣の離島(竹富町)での新生活を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。竹富町でも同様の「結婚新生活支援補助金」を実施していますが、対象経費に若干の違いがあります。
- 石垣市: 敷金・礼金・仲介手数料が対象(家賃・リフォームは対象外)
- 竹富町: 賃料・共益費・リフォーム費用も対象に含まれる場合がある
※竹富町の制度詳細は、竹富町役場こども未来課(0980-87-0089)へお問い合わせください。本記事は主に石垣市の制度について解説しています。
申請から採択までの流れ
申請は、婚姻届の提出、新居の確保、引越し、支払いがすべて完了した後に行います。予算には限りがあるため、早めの準備が重要です。
1
婚姻・新居決定・引越
婚姻届を提出し、石垣市内の新居へ引越し、住民票を異動させます。住宅費用や引越費用の支払いを済ませ、領収書を必ず保管してください。
2
必要書類の準備
所得証明書や住民票、契約書の写しなどを準備します。会社員の方は「住居手当支給証明書」を勤務先に記入してもらう必要があります。
3
申請書の提出
石垣市役所 企画部ふるさと創生課へ書類を提出します。申請期限は2026年3月31日までですが、3月は混み合うため早めの相談が推奨されています。
4
審査・交付決定
市による審査が行われ、要件を満たしていれば「交付決定通知書」が届きます。
5
請求・振込
交付決定後、請求書(様式第7号)を提出し、指定の口座に補助金が振り込まれます。
採択されるためのポイント・コツ
スムーズな申請のための注意点
- 領収書の内訳を確認する
引越費用や仲介手数料の領収書には、具体的な内訳が必要です。「一式」としか書かれていない場合は、内訳がわかる明細書も併せて提出してください。 - 離職時の特例を活用する
結婚を機に離職し、申請時に無職の場合は「無職・無収入申立書兼誓約書(様式第2-1号)」を提出することで、所得計算において配慮される場合があります。 - 3月申請は要注意
年度末(3月)は窓口が混雑し、予算上限に達するリスクもあります。2026年3月に申請予定の方は、事前にふるさと創生課へ相談することをおすすめします。 - 住居手当の確認
会社から住宅手当が出ている場合、その分は補助対象外です。隠して申請すると不正受給となるため、必ず「住居手当等支給証明書」を提出しましょう。
必要書類チェックリスト
申請に必要な書類は以下の通りです。石垣市指定の様式は公式サイトからダウンロード可能です。
【関連情報】石垣市の結婚応援・婚活支援
石垣市では、結婚後の新生活支援だけでなく、結婚を希望する若者のための「出会いの場」の提供も積極的に行っています。
イベント
メタバース婚活
アバターを使って交流する新しい形の婚活イベント。自宅から気軽に参加でき、内面重視の出会いが期待できます。
イベント
shima💛deai
石垣市主催のリアル婚活イベント「しま💛であい」。地元での自然な出会いをサポートします。
マッチング
おきなわ結マッチ
沖縄県が運営するAIマッチングシステム。県全体で結婚を応援する「沖縄えんまーる」の一環です。
よくある質問(FAQ)
Q
家賃は補助の対象になりますか?
石垣市の本制度では、毎月の家賃(賃料)や共益費は対象外です。賃貸の場合、対象となるのは「敷金」「礼金」「仲介手数料」の初期費用のみとなります。
Q
再婚の場合も対象になりますか?
はい、対象となります。ただし、過去にこの制度(石垣市結婚新生活支援事業)に基づく補助を受けたことがないことが条件です。夫婦のどちらか一方でも過去に受給している場合は対象外となります。
Q
申請時に無職の場合、所得証明はどうすればいいですか?
離職等により申請時に無職の場合は、「無職・無収入申立書兼誓約書(様式第2-1号)」を提出してください。また、離職票の写しや雇用保険受給資格者証の写しなどの添付が必要になる場合があります。
Q
夫婦の所得合計が500万円を超えてしまいます。
貸与型奨学金を返済している場合は、年間の返済額を所得から控除できます。これにより500万円未満になれば対象となります。返済額がわかる書類を準備して計算してみてください。
Q
竹富町に住む場合もこの補助金を使えますか?
いいえ、本記事で紹介しているのは「石垣市」の制度ですので、石垣市内に居住する必要があります。竹富町にお住まいの場合は、竹富町が実施する「竹富町結婚新生活支援補助金」をご利用ください。
まとめ
令和7年度石垣市結婚新生活支援事業は、新婚世帯にとって最大60万円という大きな支援を受けられる貴重な制度です。対象となるのは2026年3月31日までに婚姻届を提出し、石垣市内で新生活を始める39歳以下の夫婦です。所得要件や対象経費(敷金・礼金・引越代等)をしっかり確認し、漏れなく申請しましょう。
特に年度末は窓口が混雑するため、余裕を持ったスケジュールでの申請をおすすめします。不明点がある場合は、早めに石垣市企画部ふるさと創生課へ相談しましょう。
この補助金の申請をお考えの方へ
石垣市での新生活をスムーズに始めるために、まずは要件チェックから始めましょう。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年4月)のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず石垣市公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。