京都府久御山町では、高齢者の外出支援と公共交通機関の利用促進を目的として、「高齢者専用バス回数券等購入助成金制度」を実施しています。令和7年4月1日時点で70歳以上の町民の方を対象に、バスやデマンドタクシーの回数券購入費用を最大2,500円(5冊分)まで助成する制度です。運転免許証の自主返納後の移動手段確保や、日々の買い物・通院の負担軽減に役立つこの制度について、申請方法や注意点を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 久御山町のバス・タクシー回数券助成の具体的な金額と仕組み
- 対象となる70歳以上の条件と基準日に関する注意点
- 「のってこタクシー」や「京都京阪バス」での利用範囲
- 役場窓口での申請手順と代理申請に必要な委任状について
この補助金の概要・ポイント
久御山町高齢者専用バス回数券等購入助成金制度は、町内に住む高齢者が積極的に外出できるよう、移動にかかる経済的負担を軽減するための施策です。特に、運転免許証を返納した後の移動手段に不安を感じている方や、通院などで頻繁にバスやタクシーを利用する方にとって非常に有益な制度となっています。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 年度内最大2,500円(回数券5冊分まで)
- 補助率: 定額助成(1冊につき500円の半額助成)
- 対象者: 令和7年4月1日時点で70歳以上の久御山町民
- 申請期限: 令和8年3月31日(火)まで
対象者・申請要件の詳細
対象となる個人
本制度の対象者は、年齢と居住地によって厳格に定められています。特に年齢要件については「基準日」が設けられているため注意が必要です。
※注意点: 多くの自治体制度では「申請時に○歳以上」というケースもありますが、本制度は「令和7年4月1日時点」で70歳に達していることが条件です。年度の途中で70歳を迎える方は、来年度からの対象となる可能性が高いため、詳細は窓口でご確認ください。
補助金額・補助率の詳細
助成は「回数券の購入費用の半額」という形で行われます。具体的には、1冊1,000円(利用額1,100円分)の回数券について、500円が助成されます。
助成の仕組み:
バス回数券・タクシー回数券を合わせて、年度内に5冊分まで助成を受けられます。
1冊あたりの助成額は500円ですので、5冊購入した場合の助成総額は2,500円となります。
補助対象経費の詳細
対象となる回数券の種類
助成対象となるのは、以下の2種類の回数券です。ご自身の生活スタイルに合わせて組み合わせることが可能です。
回数券に関する注意事項
- 申請手続き完了後に、回数券の種類の変更(バス⇔タクシー)や返金はできません。
- 「のってこタクシー」はデマンド型(予約制)の乗合タクシーです。利用には事前の電話予約が必要です。
- 年度内(4月1日~翌年3月31日)で合計5冊までが上限です。使い切った後の追加助成はありません。
申請から交付までの流れ
この助成制度は、久御山町役場の窓口で直接申請を行います。郵送やオンラインでの申請には対応していないため、ご本人または代理の方が窓口へ出向く必要があります。
1
必要書類の準備
本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)を用意します。代理人が申請する場合は、委任状と代理人の本人確認書類も必要です。
2
役場窓口へ訪問
久御山町役場1階の「民生部福祉課」窓口へ行きます。受付時間は通常、平日の開庁時間内です。
3
申請書の記入・提出
窓口で申請書に必要事項(住所、氏名、生年月日、希望する回数券の種類と冊数)を記入し、本人確認書類を提示します。
4
自己負担金の支払い
希望する冊数分の自己負担金(1冊につき500円)を支払います。例えば5冊希望なら2,500円を支払います。
5
回数券の受け取り
その場で回数券が交付されます。受け取った回数券はすぐに利用可能です。
スムーズに申請するためのポイント
窓口での手続きを円滑に進めるために、事前に知っておくと便利なポイントや注意点をまとめました。
手続き時の注意点
- 本人確認書類を忘れずに
保険証やマイナンバーカードなど、公的な証明書が必須です。忘れると申請できません。 - 小銭の準備を推奨
自己負担金(1冊500円)の支払いが必要です。お釣りが出ないよう準備しておくとスムーズです。 - 組み合わせを事前に決める
バス回数券とタクシー回数券をどう組み合わせるか(例:バス3冊、タクシー2冊など)決めてから窓口へ行きましょう。 - 代理申請は委任状が必須
同一世帯以外の方が代理で申請する場合は、必ず委任状を持参してください。
よくある失敗・注意点
- [失敗例1] 年度途中の70歳到達 → 対策: 基準日(4月1日)時点で70歳未満の方は、今年度は対象外です。来年度の申請を待ちましょう。
- [失敗例2] 回数券の変更希望 → 対策: 一度購入した回数券の種別変更はできません。普段の利用頻度をよく考えてから申請してください。
- [失敗例3] 代理人の本人確認書類忘れ → 対策: 委任状だけでなく、窓口に来る代理人自身の身分証明書も必要です。
必要書類チェックリスト
活用事例・想定シーン
通院・定期検診
のってこタクシー活用
定期的な通院に「のってこタクシー」を利用。自宅近くの停留所から病院まで、予約制でスムーズに移動できます。回数券を使えば毎回現金を用意する手間も省けます。
買い物・お出かけ
バス回数券活用
京都京阪バスの路線を利用して、イオンモール久御山などへの買い物に活用。100円券の綴りなので、運賃に合わせて無駄なく支払いが可能です。
免許返納後
併用活用
運転免許証を自主返納された方が、近場はタクシー、遠出はバスと使い分け。5冊の上限内で、バス2冊・タクシー3冊のようにライフスタイルに合わせて購入できます。
よくある質問(FAQ)
Q
年度の途中で70歳になりますが、対象になりますか?
いいえ、対象になりません。本制度は「令和7年4月1日において70歳以上」であることが条件です。年度途中で70歳になられた方は、翌年度(令和8年4月1日以降)の制度から対象となる見込みです。
Q
一度に5冊すべて購入しなければなりませんか?
いいえ、一度に購入する必要はありません。申請期間内であれば、必要な時に必要な冊数を購入できます。ただし、年度内の合計が5冊までという上限がありますのでご注意ください。
Q
家族が代わりに申請に行くことはできますか?
はい、可能です。ただし、同一世帯以外の方が代理で申請される場合は「委任状」が必要です。また、代理人の方の本人確認書類も合わせてお持ちください。同一世帯のご家族であれば委任状は不要な場合が多いですが、念のため窓口へお問い合わせいただくと安心です。
Q
購入した回数券が余った場合、払い戻しはできますか?
いいえ、申請手続き後に回数券の返金はできません。また、バス回数券からタクシー回数券への交換などもできませんので、使い切れる分だけ計画的に購入することをおすすめします。
Q
「のってこタクシー」の予約方法を教えてください。
「のってこタクシー」は電話予約制です。利用希望日の1週間前から当日30分前までに予約センターへ電話する必要があります。詳細は久御山町の「のってこタクシー」案内ページや配布されているパンフレットをご確認ください。
まとめ
久御山町の「高齢者専用バス回数券等購入助成金制度」は、70歳以上の方の外出を強力にサポートする制度です。年度内最大2,500円分の助成を活用し、バスやデマンドタクシーをお得に利用できます。申請は役場窓口で簡単に行えますが、本人確認書類の持参や対象年齢の基準日(4月1日)には十分ご注意ください。
申請期間は令和8年3月31日までですが、年度初めや外出の機会が増える前に、早めの手続きをおすすめします。ご家族の方も、対象となる高齢者の方がいらっしゃれば、ぜひこの制度の利用を勧めてあげてください。
お問い合わせ先
久御山町役場 民生部福祉課(1階)
電話: 075-631-9902 / 0774-45-3902
免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年4月公開情報に基づく)のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず久御山町公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。