徳島県藍住町の詳細情報
【藍住町】感震ブレーカー設置に1.5万円!取付支援事業の申請方法(R7)
補助金詳細
Details補助金概要
Overview徳島県藍住町では、大規模地震発生時の電気火災(通電火災)を防ぐため、感震ブレーカーを設置する世帯に対して費用の一部を補助する「令和7年度 藍住町感震ブレーカー取付支援事業」を実施しています。最大15,000円の補助が受けられ、分電盤タイプだけでなく簡易タイプやコンセントタイプも対象となります。本記事では、申請条件や対象機器の規格、申請手続きの流れについて、専門的な視点から詳しく解説します。
この記事でわかること
- 藍住町の感震ブレーカー補助金の詳細な条件と金額
- 補助対象となる具体的な機器の種類と規格
- 申請に必要な書類と写真撮影の重要ポイント
- 採択されるための申請手順と注意点
この補助金の概要・ポイント
地震による火災の過半数は電気が原因と言われています。特に、停電から復旧した際に倒れた家電製品や破損した配線に通電することで発生する「通電火災」は、避難後の無人の家屋で発生するため発見が遅れ、大規模な延焼につながるリスクがあります。
藍住町では、震度5強以上の揺れを感知して自動的に電気を遮断する「感震ブレーカー」の普及を促進し、町民の生命と財産を守ることを目的として、設置費用の一部を補助しています。この制度は、既存住宅への後付けだけでなく、新築住宅への設置も対象としている点が特徴です。
この補助金の重要ポイント
- 補助金額: 最大15,000円
- 補助率: 購入および取付費用の2分の1以内
- 対象者: 藍住町に居住する世帯主(借家も可)
- 申請期間: 令和7年4月1日〜令和8年3月31日(先着順)
本補助金は予算の範囲内での交付となるため、期間内であっても予算がなくなり次第、受付が終了します。防災対策をご検討中の方は、早めの申請をおすすめします。
対象者・申請要件の詳細
対象となる個人・世帯
補助金の交付を受けることができるのは、以下の要件をすべて満たす方(世帯主)に限られます。法人や事業所としての申請ではなく、あくまで個人の住宅に対する支援制度です。
| 区分 | 条件 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 居住地 | 藍住町に住所を有し、かつ実際に居住していること | ○ 対象 |
| 納税状況 | 町税等の滞納がないこと | ○ 対象 |
| 受給歴 | 過去に本補助金の交付を受けていないこと | ○ 対象 |
| 申請者 | 世帯主以外の家族による申請 | × 対象外 |
※借家やアパートなどの賃貸住宅にお住まいの方も対象となりますが、分電盤タイプなど建物に固定する機器を設置する場合は、所有者(大家さんや管理会社)の承諾が必要となります。
補助金額・補助率の詳細
補助金額は、対象経費(機器購入費および取付工事費)の2分の1以内となります。ただし、上限額が設定されており、計算結果が上限を超える場合は上限額が支給されます。
最大補助金額
15,000円
補助率
1/2以内
例えば、工事費込みで40,000円かかった場合、その半額は20,000円ですが、上限額の15,000円が補助されます。総額が20,000円の場合は、半額の10,000円が補助されます。
補助対象経費・機器の詳細
対象となる経費と機器規格
本補助金では、機器の購入費用だけでなく、電気工事士による取付工事費用も対象となります。ただし、対象となる感震ブレーカーには特定の規格要件があります。ホームセンターやネット通販で購入する際は、必ず以下の規格に適合しているか確認してください。
| タイプ | 必須規格・要件 | 対象 |
|---|---|---|
| 分電盤タイプ | 一般社団法人日本配線システム工業会の感震機能付住宅用分電盤(JWDS0007付2)の規格に適合する内蔵型または後付型のもの | ○ |
| 簡易タイプ コンセントタイプ | 一般社団法人日本消防設備安全センターによる消防防災製品等推奨証の交付を受けているもの | ○ |
| 規格外製品 | 上記の規格や推奨を受けていない安価な製品や自作のもの | × |
機器選定時の注意事項
- 対象機器かどうか不明な場合は、購入前に必ず藍住町総務課危機管理室へお問い合わせください。
- 生命維持に直結する医療機器(人工呼吸器等)を使用している場合は、停電対策用バッテリーを必ず備えてください。
- 分電盤タイプの設置には電気工事士の資格が必要です。必ず専門業者に依頼してください。
申請から採択までの流れ
この補助金は、機器の設置・支払いが完了した後に申請を行う「事後申請」方式です。工事前の事前申請ではありませんが、写真撮影などの準備が必要です。
採択されるためのポイント・コツ
本補助金は要件を満たせば交付されるものですが、書類不備や手順ミスで対象外とならないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
審査で確実に通るための準備
- 「設置前」の写真を忘れない
工事が始まってからでは遅いです。必ず既存の状態を撮影しておきましょう。 - 領収書の但し書きを明確に
単に「品代」ではなく、「感震ブレーカー代として」や「感震ブレーカー設置工事費として」と具体的に記載してもらいましょう。 - メーカーと型番の証拠を残す
領収書に型番がない場合は、保証書や箱のコピー、または設置後の写真で型番が読み取れるものを添付する必要があります。 - 予算状況を確認する
先着順のため、年度末などは予算が終了している可能性があります。不安な場合は事前に窓口へ確認しましょう。
よくある失敗・注意点
- 失敗例1: 規格外の製品を購入してしまった → 対策: 購入前に「日本配線システム工業会規格」または「消防防災製品推奨証」のマークがあるか確認する。
- 失敗例2: 設置前の写真を撮り忘れた → 対策: 業者に依頼する場合でも、念のため自分で撮影しておくか、業者に撮影を依頼しておく。
- 失敗例3: 賃貸で勝手に工事してトラブルに → 対策: 賃貸物件の場合は、必ず事前に大家さんや管理会社の承諾書(様式第2号)を取得する。
必要書類チェックリスト
| 書類名 | 入手先・備考 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| 補助金交付申請兼実績報告書(様式第1号) | 藍住町公式サイトまたは窓口で入手 | 必須 |
| 領収書の写し | 購入店・工事業者から発行 | 必須 |
| 取付け前・後の写真 | 各箇所1枚ずつ印刷したもの | 必須 |
| 補助金交付請求書(様式第5号) | 藍住町公式サイトまたは窓口で入手 | 必須 |
| 機器のメーカー及び型番が分かるもの | 領収書記載や写真で確認できる場合は省略可 | 任意 |
| 工事承諾書(様式第2号) | 借家等の場合のみ必要 | 任意 |
活用事例・想定シーン
古い分電盤を感震機能付きの最新モデルに交換。家全体の電気を遮断できるため、最も安全性が高い対策です。工事費込みで約5〜8万円かかる場合、15,000円の補助を活用できます。
工事不要の「コンセントタイプ」や、分電盤に貼り付ける「簡易タイプ」を設置。数千円〜1万円程度で導入でき、補助金を使えば実質負担をさらに軽減できます。
新築の設計段階で感震ブレーカーを組み込む場合も対象です。最初から設置することで、美観を損ねずスマートに防災対策が可能です。
よくある質問(FAQ)
Q
自分で購入して取り付けた場合も対象になりますか?
Q
インターネットで購入した製品でも申請できますか?
Q
申請は郵送でも可能ですか?
Q
申請期限はいつまでですか?
Q
賃貸住宅に住んでいますが、申請できますか?
まとめ
藍住町の感震ブレーカー取付支援事業は、地震時の電気火災から命を守るための重要な制度です。最大15,000円の補助を活用することで、経済的な負担を抑えつつ、自宅の防災力を高めることができます。特に「設置前の写真撮影」は忘れがちなポイントですので、工事着手前に必ず確認してください。
予算には限りがあり、先着順での受付となります。地震はいつ起こるかわかりません。ご自身とご家族の安全のため、この機会にぜひ感震ブレーカーの導入をご検討ください。
この補助金の申請をお考えの方へ
不明な点は藍住町総務課危機管理室(088-637-3111)までお問い合わせください。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年3月)のものです。補助金の内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず藍住町公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づいて行った申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。
申請前チェックリスト
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大2万円 | 最大15,000円 | 最大1万5,000円 | 最大100万円 | 最大5万円(自治体により異なる) |
| 補助率 | 2025/12/19 | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 令和8年3月31日まで | 2026年02月27日(金)まで | 令和8年1月30日まで | 令和8年2月27日まで(自治体により異なる) |
| 難易度 | |||||
| 採択率 AI推定 | 100.0% ※参考値 | 100.0% ※参考値 | 100.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 | 90.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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