【神奈川県】生産者団体向け最大200万円!かながわブランド生産支援事業費補助金の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 30万円以上の農畜水産業用機器・設備、出荷調製用機器、加工・包装用機器の導入費用
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 30.0% |
補助金概要
Overview神奈川県が推進する『かながわブランド』の生産体制を強化するため、生産者団体等が導入する高性能な農業機械や設備の費用を一部補助する制度が開始されました。1団体あたり最大200万円(補助率3/10以内)の支援を受けられ、生産力向上や供給体制の整備を強力にバックアップします。本記事では、申請要件から対象設備の注意点、採択されるためのポイントまでを徹底解説します。
この記事でわかること
- 補助金の対象となる生産者団体の定義と要件
- 補助対象となる機械・設備(30万円以上の基準)
- 単純更新やパソコン、車両が対象外となる理由と対策
- 中古品導入やリース契約を活用する場合の注意点
- 申請から交付決定、実績報告までの具体的な流れ
令和7年度 かながわブランド生産支援事業費補助金の概要
神奈川県では、県内で生産される高品質な農林水産物を『かながわブランド』として登録し、その振興を図っています。本補助金は、登録品目の生産量増加や供給体制の安定化を目的に、生産者団体が取り組む設備投資を支援するものです。特に、新規登録を目指す団体や、現行の登録品目の生産規模を拡大しようとする団体にとって、非常に有効な支援策となります。
補助上限額
200万円
補助率
3/10以内
補助対象となる主体(申請できる方)
本補助金の対象は、原則として『生産者団体等』に限られます。これには、農業協同組合(JA)や、複数の生産者で構成される任意の登録団体が含まれます。個人の農業者が直接申請することはできませんが、所属する団体を通じて事業を実施することが可能です。
支払名義に関する厳格なルール
- 実績報告時に提出する領収書は『団体名』で発行されたもののみ有効です。
- 構成員個人名義や、所属JA等の別名義で支払われた経費は、補助対象外となりますので注意が必要です。
補助対象となる機器・設備と採択の基準
対象となるのは、かながわブランド登録品(または登録予定品目)の生産力向上に資する機器・設備の導入および設置に係る経費です。多岐にわたる機械が対象となりますが、明確な基準が設けられています。
| カテゴリー | 具体的な対象例 |
|---|---|
| 農畜水産業用機器 | トラクタ、アタッチメント、収穫機、播種機など |
| 出荷調製用機器 | 乾燥機、自動選別機、保冷庫、色彩選別機など |
| 加工・包装用機器 | 真空包装機、ラベラー、自動梱包機、洗浄機など |
『30万円以上』の単価基準に注意
導入する機器・設備は、その取得価格が単体(アタッチメントを含む一連の構成)で30万円以上のものに限られます。複数の安価な機器を合算して30万円にすることはできません。ただし、同一の機器(例:同型の保冷庫3台)をまとめて申請し、総額で事業を構成することは可能です。
要注意!補助対象外となるケース
- 単純な更新(買い替え):古い機械を同じ機能の新しい機械に変えるだけでは対象外です。新たな機能が付加され、生産目標達成に寄与する必要があります。
- 汎用性の高い機器:事務用パソコン、運搬用トラック、通常の車両などは、農業以外にも使用可能であるため、補助対象から除外されます。
- 既に購入済みのもの:交付決定前に契約・発注・納品されたものは対象外です。
中古品導入・リース契約の活用ガイド
コストを抑えるために中古機器を検討したり、初期投資を抑えるためにリースを活用したりすることも可能です。それぞれの条件を確認しておきましょう。
中古機器の導入要件
原則として新品が対象ですが、中古品であっても『残存する耐用年数が2年以上』ある場合に限り、対象として認められます。この場合、法定耐用年数から経過年数を差し引いた期間を証明する書類が必要です。信頼できる販売店からの購入を推奨します。
リース契約による導入
リースでの導入も補助対象となります。今年度中のリース料支払額に関わらず、実施要領に基づき算出された全額が補助対象経費となります。ただし、リースの場合は所有権の移転条項や契約期間の定めに厳格なルールがあるため、事前に県との調整が不可欠です。
採択率を高める申請書の書き方と成果目標
本補助金は予算に限りがあるため、すべての申請が通るわけではありません。審査において重要視されるのは『どれだけ生産力が向上するか』という具体的な数値目標です。以下のポイントを意識して計画を立てましょう。
成功のためのチェックポイント
- 現状の課題を明確にする:『現在の収穫機では1日1トンが限界で、需要に応えきれていない』などの具体的課題。
- 導入後の効果を数値化:『自動選別機の導入により、選別時間を50%短縮し、年間出荷量を20%増加させる』など。
- かながわブランドへの寄与:新商品の開発や、品質の均一化など、ブランド価値を高める取り組みであること。
補助金受領までの5ステップ
よくある質問(FAQ)
神奈川県が実施するその他の関連支援施策
神奈川県では『かながわブランド』以外にも、多様な支援を行っています。令和7年度予算案では、以下のような事業も予定されています。
- 女性農業者ステップアップ支援:経営改善を行う女性農業者へ、機械導入等の費用を補助。
- 農業経営新規アイデア導入支援:販売金額規模に応じた、新たな経営モデルの構築を支援。
- 産業・業務部門脱炭素推進事業:省エネ設備や太陽光発電の導入を支援する大規模な補助制度。
『かながわブランド生産支援事業費補助金』は、単なる設備更新ではなく、地域の農業を次世代へつなぎ、ブランドの価値を共に高めていくための重要な投資を支える制度です。30万円以上の機械導入を検討されている生産者団体の皆様は、ぜひこの機会を活用し、生産基盤の強化に取り組んでみてください。
お問い合わせ先
神奈川県環境農政局 農政課ブランド推進グループ
電話:045-210-4407 / 045-210-4441
メール:kanagawabrand.87ev@pref.kanagawa.lg.jp
免責事項: 本記事の情報は、神奈川県の令和7年度予算案および公表されているQ&Aに基づき作成されています。実際の公募要領や条件は、申請時期によって変更される可能性があるため、必ず神奈川県の公式サイトおよび窓口で最新の情報をご確認ください。