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【広島県】中小企業向け最大300万円!海外出願支援事業補助金の申請ガイド(2025年)

3秒でわかる要点
広島県内の中小企業が海外で特許や商標を取得する際の費用を最大300万円(補助率1/2)支援する「海外出願支援事業」を徹底解説。申請要件から審査を通過するポイント、対象経費、手続きの流れまで、知財戦略を強化したい事業者必見の情報をまとめました。専門家活用のメリットや加点項目も詳しく紹介します。
約16分で読了 13回閲覧 2025年12月27日最新情報

補助金詳細

01
確認要件
制度・対象の確認
申請対象
会社規模・事業内容
申請書類
計画書の作成・準備
申請・審査
結果通知・交付
最大300万円
最大支給額
2025年9月4日
申請期限
普通
申請難易度

対象者

主催機関
公益財団法人 ひろしま産業振興機構
対象地域
広島県
対象事業者
広島県内に主たる事業所を有する中小企業者およびそのグループ、地域団体商標登録対象者

申請要件

● 対象経費
  • 外国特許庁への出願手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用
● 必要書類
交付申請書、登記簿謄本、決算書、国内出願書類の写し、見積書、役員名簿等
補助率
採択率 45.0%
Section 02

補助金概要

Overview
この補助金に関する詳細な説明と申請に必要な情報を掲載しています。最新情報は公式サイトで必ずご確認ください。

広島県内の中小企業が海外市場へ進出する際、避けて通れないのが知的財産権の保護です。本補助金は、海外での特許、実用新案、意匠、商標の出願に要する経費を最大300万円(1企業あたり)まで支援するもので、県内企業の国際競争力強化を目的としています。本記事では、申請要件から採択を勝ち取るためのポイントまで、実務に即した詳細なガイドを解説します。

この記事でわかること

  • 広島県独自の海外出願支援事業の全体像と補助金額
  • 特許・商標など出願種別ごとの上限額と対象経費の詳細
  • 審査を通過するために必要な事業計画と加点項目の活用法
  • 申請から実績報告、補助金受領までの具体的なスケジュール
  • 海外展開における模倣品対策(冒認対策)の戦略的活用

海外進出の鍵を握る「海外出願支援事業」とは

日本国内で取得した特許権や商標権は、日本国内でしか効力を持ちません。これを「属地主義」と呼びます。海外市場で自社の技術やブランドを守るためには、進出先の国ごとに権利を取得する必要がありますが、そこには高額な翻訳費用や現地代理人費用が発生します。公益財団法人ひろしま産業振興機構が実施する本補助金は、これら多額のコスト負担を軽減し、県内中小企業の戦略的な海外展開を力強くバックアップする制度です。

制度の主な特徴と目的

本事業は特許庁の補助事業を活用しており、単なる経費補助にとどまらず、将来的な事業展開の具体性や技術の優位性が厳格に審査されます。特に近年問題となっている、海外での第三者による先行出願(冒認出願)への対策も含まれており、自社ブランドを守るための強力なツールとなります。広島県内に主たる事業所を置く中小企業者であれば、製造業に限らずサービス業やソフトウェア業なども対象となります。

ここがポイント!広島県独自のメリット

広島県内には「広島県中小企業知財支援センター」や「INPIT広島県知財総合支援窓口」といった専門の相談窓口が充実しています。これらの窓口を利用していることは、補助金審査における「加点項目」となっており、専門家のアドバイスを受けながら申請を進めることが採択への近道となります。

補助対象者と要件の詳細

本補助金の対象となるのは、広島県内に主たる事業所(本社や主要工場など)を有する中小企業者等です。個人事業主も対象に含まれますが、いわゆる「みなし大企業」は除外されるため注意が必要です。

業種 資本金の額・出資総額 常時使用する従業員数
製造業・建設業・運輸業等 3億円以下 300人以下
卸売業 1億円以下 100人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下

みなし大企業の定義に注意

以下に該当する場合は中小企業者であっても対象外となります。

  • 発行済株式総数の2分の1以上が単一の大企業に所有されている場合
  • 発行済株式総数の3分の2以上が複数の大企業に所有されている場合
  • 大企業の役員が役員総数の2分の1以上を占めている場合

補助金額と対象となる出願案件

補助率は対象経費の2分の1以内です。1企業あたりの年度内総額上限は300万円となっており、複数の国や案件での申請が可能です。ただし、出願種別ごとに個別の案件上限額が定められています。

特許出願(1案件)

最大150万円

実用新案・意匠・商標

最大60万円

冒認対策商標

最大30万円

対象となる具体的な出願方法

補助を受けるためには、申請時点で日本国特許庁へ既に出願(国内出願)を完了している必要があります。主な対象経路は以下の通りです。

  • パリ条約ルート: 国内出願の優先権を主張して直接外国へ出願する方法。
  • PCTルート: 特許協力条約に基づき、国際出願を経て各指定国へ国内移行する方法(補助対象は国内移行段階)。
  • マドプロルート: マドリッド協定議定書に基づき、国際商標登録出願を行う方法。
  • ハーグルート: 意匠の国際出願を行う方法。

補助対象経費の範囲と注意点

補助対象となるのは「外国特許庁への出願に直接要する費用」です。交付決定日より前に契約・発注したもの、あるいは日本国特許庁へ支払う手数料などは対象外となるため、資金計画を立てる際には細心の注意が必要です。

経費区分 内容の詳細
外国特許庁への手数料 出願料、審査請求料、登録料(出願と同時に支払うもの)など。
現地代理人費用 出願を依頼する外国の特許事務所・弁理士等に支払う費用。
国内代理人費用 外国出願の手続きを仲介する国内の弁理士等に支払う費用。
翻訳費用 出願書類を指定の言語(英語、中国語等)に翻訳するために要する費用。

対象外となる経費に要注意

  • 日本国特許庁への国内出願料、審査請求料、特許料
  • PCT出願の際の国際事務局(WIPO)への支払い
  • 日本国内の消費税および地方消費税
  • 交付決定日よりも前に発生したすべての経費
  • 出願後の不備修正(補正)に係る費用

採択率を高める!審査の基準と申請書の書き方

本補助金は予算に限りがあるため、すべての申請が通るわけではありません。有識者による審査委員会で「採択」される必要があります。審査員がどこを見ているのか、そのポイントを理解することが重要です。

主要な選定基準(審査のポイント)

  1. 技術の優位性と権利化の見込み: 先行技術調査をしっかり行い、新規性や進歩性が認められる可能性が高いことを説明できているか。
  2. 事業展開の具体性と妥当性: 権利取得後、その国でどのようなビジネスを展開するのか。販路、パートナー、売上予測などが具体的か。
  3. 資金調達能力: 補助金は「後払い」です。自己負担分を含めた資金計画がしっかりしているか。
  4. 経営へのインパクト: その権利を取得することが、企業の成長にどう寄与するのか。

採択を引き寄せる申請書のコツ

一般的に、審査員は必ずしもあなたの業界の専門家ではありません。専門用語を多用せず、図解や市場データを活用して『なぜ今、この国での権利が必要なのか』を論理的に説明することが高く評価されます。また、知財総合支援窓口等で事前にアドバイスを受けた実績を記載することも非常に有効です。

申請から補助金受領までの5ステップ

補助金の申請は、単に書類を出すだけでは終わりません。交付決定後の「実績報告」が最も重要です。全体の流れを確認しておきましょう。

1
事前準備と窓口相談
国内出願の完了、先行技術調査の実施。広島県中小企業知財支援センター等で計画のブラッシュアップを行います。
2
交付申請書の提出
募集要領に基づき、申請書類一式をひろしま産業振興機構へ郵送または持参します。締切厳守です。
3
交付決定と事業実施
審査を経て『交付決定通知』を受け取った後、初めて弁理士等へ発注・契約を行います。その後、実際の外国出願手続きを進めます。
4
実績報告書の提出
支払いをすべて完了させた後、領収書や出願書類の控えなどを添えて実績報告を行います。ここで経費の精査が行われます。
5
補助金の交付(振込)
確定通知に基づき請求書を提出し、指定口座に補助金が振り込まれます。事業完了後5年間の状況調査協力が義務付けられます。

専門家(弁理士)活用のメリット

海外出願は非常に専門性が高く、現地の法律や言語の壁があります。補助金を活用する際にも、多くの事業者が専門家(弁理士)の協力を得て申請を行っています。

  • 適切な権利範囲の設定: 事業目的を理解した上で、最も効果的な権利範囲(請求項)を設計してもらえます。
  • 現地代理人とのスムーズな連携: 信頼できる海外の特許事務所とのネットワークを活用できます。
  • 証拠書類の整理: 補助金申請に必要な見積書や請求書の管理方法についてアドバイスを受けられます。

よくある質問(FAQ)

Q

交付決定前に翻訳を依頼しても大丈夫ですか?

いいえ。交付決定日よりも前に発注・契約・支払いを行った経費は補助対象になりません。必ず採択結果を受けて、交付決定通知が届いてから契約手続きを行ってください。

Q

複数の国へ出願したい場合、上限額はどうなりますか?

1出願案件ごとの上限額(特許なら150万円)が適用されますが、それらの合計が1企業あたりの年度内上限300万円以内である必要があります。

Q

海外での展示会を機に出願を検討していますが、間に合いますか?

補助事業の完了期限(多くの場合2月上旬頃)までに出願と支払いを完了させる必要があります。展示会の時期や公募のタイミングを確認し、余裕を持ったスケジュールが必要です。

Q

不採択になった場合、理由を教えてもらえますか?

一般的に、審査の具体的な経過や不採択の理由についての回答は得られません。募集要領に記載された選定基準と自身の申請書を再度照らし合わせ、次の公募に向けて内容を改善する必要があります。

Q

共同出願の場合も対象になりますか?

はい、対象になります。ただし、中小企業者等が実際に負担した額のうち、持ち分比率に応じた額が補助対象経費となります。契約書等で負担割合を明確にしておく必要があります。

まとめ:広島から世界へ!知財戦略を今こそ加速

「海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)」は、広島県の中小企業がグローバル市場で戦うための最強のパートナーです。最大300万円の支援は大きな魅力ですが、それ以上に「専門家のアドバイスを受けながら自社の知財戦略を見直す」というプロセスそのものが、企業の永続的な成長に繋がります。公募期間は限定されているため、早めの相談と準備が成功の鍵を握ります。自社の技術を世界ブランドへと成長させるため、このチャンスを最大限に活用してください。

まずはお電話でのご相談を

公益財団法人ひろしま産業振興機構 ものづくり革新統括センター 知財支援担当までお気軽にお問い合わせください。

免責事項: 本記事の情報は令和7年度の公募情報に基づき作成していますが、年度ごとに詳細な要件や期間が変更される場合があります。申請にあたっては、必ず(公財)ひろしま産業振興機構の公式サイトにて最新の募集要領をご確認ください。本記事の内容によって生じた損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

03

申請前チェックリスト

0 / 6 完了 0%
申請資格
必須 対象者の要件を満たしている
広島県内に主たる事業所を有する中小企業者およびそのグループ、地域団体商標登録対象者
必須 対象地域に該当する
対象: 広島県
必須 対象経費に該当する事業である
外国特許庁への出願手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用
スケジュール
必須 申請期限内である
締切: 2025年9月4日
書類準備
必須 事業計画書を作成できる
必須 必要書類を準備できる
交付申請書、登記簿謄本、決算書、国内出願書類の写し、見積書、役員名簿等
チェックを入れて申請可否を確認しましょう
必須項目をすべてクリアすると申請可能です
05

類似補助金との比較

採択率について:比較表内の採択率はAIによる推定値であり、公式発表の数値ではありません。補助金選びの参考としてご活用ください。
比較項目
この補助金 公益財団法人 ひろしま産業振興機構
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補助金額 最大300万円 最大約170.8万円(条件による)最大500万円最大2,000万円最大10億円
補助率
申請締切 2025年9月4日 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了)予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで)前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い令和8年1月16日まで(各制度による)
難易度
採択率 AI推定 45.0% ※参考値 80.0% ※参考値 80.0% ※参考値 80.0% ※参考値 45.0% ※参考値
準備目安 約14日 約14日約14日約14日約14日
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よくある質問

Q この補助金の対象者は誰ですか?
広島県内に主たる事業所を有する中小企業者およびそのグループ、地域団体商標登録対象者
Q 申請に必要な書類は何ですか?
交付申請書、登記簿謄本、決算書、国内出願書類の写し、見積書、役員名簿等
Q どのような経費が対象になりますか?
外国特許庁への出願手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用
Q 申請から採択までどのくらいかかりますか?
通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。

お問い合わせ

CONTACT
補助金図鑑 #154356
2026年版
情報ソース
公益財団法人 ひろしま産業振興機構
2025年12月27日 確認済み
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