【静岡県】清掃活動を行う団体へ最大10万円!森・川・海ごみ削減補助金の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- トング、軍手、ごみ袋、バケツ、ごみ処分費、水中清掃用具、草刈り道具、環境学習器具(清掃同時)等。※飲み物、消毒液、交付決定前支出は不可。
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 80.0% |
補助金概要
Overview静岡県内の豊かな自然環境を次世代へ引き継ぐため、深刻化するプラスチックごみ問題の解決に向けた清掃活動を支援する補助金が令和7年度も募集されます。森・川・海といった広範囲でのごみ回収活動を行う5人以上の団体に対し、活動に必要な経費を最大10万円まで全額補助する非常に手厚い制度です。
この記事でわかること
- 補助金の対象となる団体の要件と清掃活動の範囲
- 最大10万円が支給される補助金額と、初めて申請する団体の優遇措置
- 令和7年度から変更になった対象経費・対象外経費の注意点
- 海・川・森それぞれの活動場所に応じた申請窓口と手続きの流れ
補助金の目的とプラスチックごみ問題の現状
近年、ペットボトル、食品トレー、使い捨てマスクなどのプラスチックごみが不適切に処分され、河川を通じて海へ流出する問題が世界的に深刻化しています。これらは波や紫外線によって粉砕され、5ミリ以下のマイクロプラスチックとなり、海洋生態系へ甚大な影響を及ぼします。静岡県では、この循環を断ち切るため、発生源となる森や川、そして最終的な到達点である海での清掃活動を「森・川・海ごみ削減実践活動支援事業」として強力にバックアップしています。
本補助金は、ボランティア団体やNPO法人、自治会などが主体となって行う草の根の活動を、資金面から支えることを目的としています。地域住民が自ら動き、きれいな海を未来に残すための具体的な実践活動を促進するものです。
補助対象者と交付の必須条件
本補助金を申請するためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。特に人数の規定については厳格に運用されるため、活動計画を立てる段階で確認が必要です。
対象となる団体
- 静岡県内の海、河川、森等においてプラスチックごみの回収等、清掃活動を行う団体
- 1回当たりの活動人数が5人以上であること
- 県の他の補助金(清掃活動に直接関わるもの)を利用していないこと
重複申請に関する注意点
- すでに県の「清掃活動」に対する補助を受けている場合は対象外です。
- ただし、団体の「運営費」のみに対する補助を受けている場合は、本補助金の申請が可能な場合があります。
- 1団体につき今年度の申請は1回限りですが、1回の申請に複数回の活動計画を含めることができます。
補助金額と優遇措置について
本補助金の最大の特徴は、対象経費の10/10、つまり全額が補助される点にあります(上限10万円)。自己負担なしで清掃活動に必要な物品を揃えることができるため、活動の質を高める絶好の機会となります。
補助上限額(原則)
100,000円
補助率
10/10(全額)
初めて申請する団体の優先枠
予算には限りがあるため、初めてこの補助金を申請する団体が優先的に採択されます。申請が多数となり予算枠に達した場合、過去に補助を受けたことがある団体は上限額が5万円に調整される可能性があるため、早めの申請が推奨されます。
補助対象となる経費と令和7年度の改正点
令和7年度より、対象経費の範囲に一部変更がありました。従来認められていたものが対象外となっているため、計画段階で必ず確認してください。
対象となる主な経費
| 経費項目 | 具体的な具体例・条件 |
|---|---|
| 清掃用具 | トング、軍手、ごみ袋、バケツなど |
| 特殊用具 | 水中清掃用具(ダイビング機材等は要相談)、草刈り道具など |
| 学習・啓発 | 環境学習器具(清掃活動と同時に行う場合に限る) |
| 処分費 | 回収したごみの専門業者への委託処分費用など |
重要:令和7年度から【対象外】となったもの
- 活動中の水分補給用の飲み物代(熱中症対策であっても対象外)
- 感染症予防のための消毒液代
- 交付決定日よりも前に購入・支出した経費(遡及適用は不可)
申請から補助金受領までの5ステップ
補助金の申請は、活動の開始前に行う必要があります。特に「交付決定」が出る前に物品を購入してしまうと、補助の対象外となるため注意が必要です。
受付期間と募集スケジュール(2025年度)
令和7年度の募集は前期と後期の2回に分かれています。ただし、予算が終了した時点で受付も終了するため、後期の募集が行われない可能性もあります。
前期募集
- 受付期間:2025年4月14日(月) ~ 7月15日(火)
- 対象活動期間:2025年4月26日(土) ~ 8月31日(日)
後期募集
- 受付期間:2025年7月16日(水) ~ 11月28日(金)
- 対象活動期間:2025年9月1日(月) ~ 12月12日(金)
活動場所ごとの申請・問い合わせ先
本補助金は、清掃を行う場所によって窓口が3つに分かれています。提出先を間違えないようご注意ください。
| 清掃場所の区分 | 窓口名称・連絡先 |
|---|---|
| 海の清掃 |
一般財団法人マリンオープンイノベーション機構(美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会) 電話:054-340-1800 / メール:tsunagukai@maoi-i.jp |
| 川の清掃 |
静岡県河川協会 事務局 電話:090-1416-4365 / メール:kasenk_shizuoka@yahoo.co.jp |
| 森・その他の清掃 |
静岡県環境衛生自治推進協会連合会(静岡県廃棄物リサイクル課内) 電話:054-221-3349 / メール:hai@pref.shizuoka.lg.jp |
採択率を高める申請書の書き方とコツ
補助金は「ただ清掃をする」だけでなく、その活動がどのように地域の環境保全に寄与し、どのような成果を目指しているかを明確にする必要があります。以下のポイントを意識して計画書を作成しましょう。
1. 活動の具体性を高める
「海岸をきれいにする」という抽象的な目的だけでなく、「〇〇海岸の〇〇エリアにおいて、漂着したペットボトルやマイクロプラスチックを中心に回収し、地域の景観維持と生態系保護を図る」といったように、場所や対象物を具体的に記載します。
2. 経費の妥当性を示す
購入予定の用具が、なぜその活動に必要なのかを説明できるようにしましょう。例えば、水中清掃を行うのであれば、専用の網やバケツが必要な理由が明確です。また、過剰な数量にならないよう、参加人数に合わせた適切な数量を計上することが重要です。
3. 地域への波及効果を盛り込む
清掃活動を通じて、参加者や周囲の住民にプラスチックごみ問題への意識を高めてもらう「環境学習」の側面を盛り込むと、補助金の趣旨に合致しやすくなります。清掃後にミニ勉強会を開く、活動内容をSNSや地域の広報誌で発信するなどの計画は高く評価されるポイントです。
よくある質問(FAQ)
失敗しないためのチェックポイント
せっかくの素晴らしい活動も、事務的な不備で補助金が受けられなくなっては勿体ありません。以下の項目を必ずチェックしてください。
清掃活動のNGパターン
- 交付決定前にトングや軍手を購入してしまった(自費になります)
- 活動写真に人が写っておらず、人数の証明ができない(5人以上の証拠不足)
- 購入した物品の領収書を紛失、または品名の記載がない(支出の証明不可)
- 清掃活動を行わず、環境学習(勉強会)のみを実施した(清掃活動が必須条件)
専門家からのアドバイス:活動を継続させるために
補助金を活用して物品を揃えることは、活動をスタートさせる大きな一歩ですが、大切なのは「いかに継続させるか」です。使い捨てではない高品質なトングや、繰り返し使える丈夫なバケツなどを揃えることで、翌年以降も最小限の経費で活動を続けることが可能になります。
また、活動中の安全管理には万全を期してください。ボランティア保険への加入を検討することも重要です(保険料が補助対象になるかは各事務局へ確認してください)。万が一の事故を未然に防ぐことが、団体への信頼と活動の寿命を延ばすことにつながります。
静岡県の美しい自然を次世代に繋ぐため、本補助金は非常に有効なツールです。プラスチックごみ削減に向けた皆様の熱意ある活動を、県が全力でバックアップします。初めての団体様も、過去に申請された団体様も、まずは募集要領を熟読し、事務局へ相談することから始めてみてください。予算には限りがありますので、お早めの行動をおすすめいたします。
清掃活動の第一歩を踏み出しましょう
申請書の作成や活動計画のご相談は、お近くの担当窓口までメール等でお問い合わせください。
免責事項: 本記事の情報は2025年4月時点の募集要領に基づいて作成されています。補助金の詳細要件や予算の執行状況は変更される可能性がありますので、申請前に必ず各事務局の公式サイトにて最新情報をご確認ください。
申請前チェックリスト
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| 比較項目 |
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大10万円 | 最大54.8万円 | 20万円以内 | 最大20万円 | 最大2万円 |
| 補助率 | — | 補助金額は浄化槽の種類(5人槽、7人槽、10人槽)によって異なります。上尾市では、既存浄化槽撤去費と配管工事費に加算があります。 | 上限20万円 | コンクリート製:19,000円/基、塩化ビニル製:14,000円/基。上限20万円 | 補助対象経費の2分の1(上限額20,000円) |
| 申請締切 | 2025年11月28日 | 令和8年1月30日まで(行橋市)、令和8年1月末日(上尾市) | 令和8年3月19日(木) | 令和8年(2026年)3月15日 | 令和8年3月31日まで |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 80.0% ※参考値 | 100.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |