【東京都】医療機関向け最大65,0000円!外国人患者受入れ体制整備支援事業の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 多言語対応ツールの導入(タブレット等)、院内文書の多言語化(翻訳)、案内表示の多言語化、ホームページの多言語化、受入システム導入・改修、職員の語学研修・通信教育費用
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 80.0% |
補助金概要
Overview東京都内で診療を行う医療機関が、外国人患者を円滑に受け入れるための体制整備を支援する補助制度です。多言語翻訳機の導入、ホームページの多言語化、職員の語学研修など、幅広い取り組みに対して最大65万円(補助率1/2)が交付されます。インバウンドの回復や在留外国人の増加に伴い、医療現場での多言語対応が急務となっている今、活用すべき有力な施策です。
この記事でわかること
- 補助金の対象となる医療機関の具体的な要件
- 翻訳機導入やWebサイト多言語化など、対象となる経費の詳細
- 最大65万円を受け取るための基準額と補助率の仕組み
- jGrants(電子申請)を利用した申請フローと注意点
- 採択率を高めるための見積書取得と事業計画のポイント
令和7年度 東京都外国人患者受入れ体制整備支援事業の概要
東京都が実施する本事業は、外国人が言葉や文化の壁を感じることなく、症状に応じて安心して都内の医療機関を受診できる環境を整えることを目的としています。単なる翻訳ツールの導入だけでなく、院内の案内表示や問診票の多言語化、さらにはスタッフのスキルアップまで、ソフト・ハード両面からの整備を支援するのが特徴です。
補助対象となる医療機関(実施主体)
本補助金の対象は、東京都内で許可を受けた病院、または届出を行った診療所(歯科診療所を除く)の開設者です。具体的には、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。
- 拠点的な医療機関:『外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関』に選定されている、または選定への応募を検討している医療機関。
- 一定の受入実績がある医療機関:外国語対応が可能と報告しており、かつ直近3ヶ月の延べ外国人患者数が病院で180人以上、診療所で45人以上であること。
対象外となるケースにご注意ください
以下の医療機関は原則として本補助金の対象となりません。
- 外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)の認証を過去に取得したことがある。
- 地方公共団体、独立行政法人、国立大学法人等が設置する医療機関。
- 過去に本補助金を受給したことがある(一部の例外経費を除く)。
- 歯科診療所のみの開設。
補助金支給額と補助率
補助金額は、対象となる経費の支出予定額と、東京都が定める基準額を比較して、いずれか低い方の額に補助率を乗じて算出されます。
補助上限額
650,000円
補助率
1 / 2
※基準額は1医療機関あたり1,300,000円です。1,300,000円以上の経費を申請した場合でも、補助金は一律650,000円が上限となります。
補助対象となる具体的な経費(6つのカテゴリー)
本事業では、外国人患者の受入れ体制を強化するための以下の6項目に関連する経費が認められます。単独の項目での申請も、複数の組み合わせでの申請も可能です。
| 対象項目 | 具体的な内容・例 |
|---|---|
| 1. 多言語対応ツールの導入 | 翻訳機、通訳機能付きタブレット端末の購入・導入費用。 |
| 2. 院内文書の多言語化 | 問診票、同意書、検査説明資料、スタッフの名札等の翻訳・作成。 |
| 3. 案内表示の多言語化 | 院内のピクトグラムや方向案内の多言語表記への書き換え、作成。 |
| 4. ホームページの多言語化 | 既存サイトの翻訳、多言語切り替え機能の追加、コンテンツ作成。 |
| 5. 受入対応システムの導入 | 多言語対応の予約システム、受入状況把握のためのシステム改修。 |
| 6. 職員の語学力向上等 | 医療通訳養成研修、医療従事者向け語学講座の受講料(通信教育含む)。 |
対象外となる経費に注意!
- 汎用的な機器:スマートフォン、一般的なパソコン、事務用品などの購入。
- 自前作業:院内スタッフが自ら翻訳を行った際の人件費。
- ランニングコスト:保守経費や月額の通信費、維持費。
- 交付決定前:交付決定の通知を受ける前に契約・支払いを行った経費。
補助金申請から受取までの5ステップフロー
本補助金の申請は、原則として国が運営する補助金申請システム『jGrants(ジェイグランツ)』を通じて行います。事前準備が必要ですので、早めの対応を推奨します。
失敗しないための申請ノウハウ・注意点
1. 購入時のポイント付与は原則禁止
家電量販店等でタブレット等を購入する場合、店舗独自のポイント付与を受けないようにしてください。万が一ポイントを取得した場合、補助対象経費からそのポイント分が差し引かれることになります。また、既存のポイントを利用して購入した場合は、ポイント利用後の実支出額が補助対象となります。
2. 補助金ラベルの貼付が必要
補助金で購入した物品には、『令和○年度 東京都外国人患者受入れ体制整備支援事業』と記載したラベルを貼付する必要があります。実績報告時には、このラベルを貼った状態の写真を提出することが求められます。管理を徹底していることを示す重要なポイントです。
3. 見積書は『詳細内訳』が鍵
『システム一式』のような曖昧な表記の見積書は、審査において対象経費としての妥当性を判断しづらいため、差し戻しの原因になります。翻訳であれば『1文字(1単語)あたりの単価×総数』、端末導入であれば『機種名・台数・単価』が明記された見積書を用意しましょう。
よくある質問(FAQ)
専門家による申請支援のメリット
医療機関の皆様にとって、日常の診療業務と並行して複雑な補助金申請(特に電子申請jGrantsの操作や、東京都独自の厳格な書類作成)を行うことは大きな負担となります。以下のような場合に、専門家のサポートを受けることを検討してください。
- 不採択リスクの低減:要件の解釈ミスによる不採択を防ぎます。
- 事務負担の軽減:複雑な予算書や実績報告書類の作成を代行・補助します。
- 最適なツール選定:補助対象となりやすい機器やサービスの選定アドバイスが受けられます。
東京都の『外国人患者受入れ体制整備支援事業』は、都内の医療機関にとって非常に使い勝手の良い補助金です。基準額130万円に対し補助上限65万円という規模は、中規模なクリニックのホームページ刷新や翻訳端末の複数台導入に最適です。特にjGrantsでの申請には期限があるため、公募が開始される前から見積書の収集などの準備を開始しましょう。外国人患者への医療提供の質を向上させ、経営基盤の強化につなげるためにも、このチャンスを逃さず活用してください。
申請に関するお問い合わせはこちら
東京都保健医療局 医療政策部 医療政策課 医療改革推進担当
電話:03-5320-4448(代表)
免責事項: 本記事の情報は令和6年度・7年度の情報を基に構成された作成時点のものです。補助金の内容、対象範囲、公募期間などは変更される場合がありますので、申請前に必ず東京都保健医療局の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
申請前チェックリスト
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大65万円 | 最大560万円 | 最大10万円 | 最大4万円(1病床あたり)または18万円/施設 | 最大1,114万円(加算時) |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年7月15日 | 令和8年2月20日まで | 令和8年1月20日まで(最終期限3月31日) | 自治体により異なる(令和7年12月から令和8年2月等) | 自治体により異なる(多くは令和7年度末まで) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 90.0% ※参考値 | 90.0% ※参考値 | 60.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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