募集終了

【全国】中小企業・スタートアップ向け最大300万円!海外権利化支援事業の申請ガイド(2025年)

3秒でわかる要点
特許庁の令和6年度海外権利化支援事業について、中小企業が最大300万円(特許150万円、商標60万円等)の助成を受けるための申請ガイド。補助率1/2で、翻訳費や代理人費用も対象。11月18日から始まる第3回公募やオンライン申請のポイント、採択を勝ち取るためのステップを詳しく解説します。
約15分で読了 21回閲覧 2025年12月29日最新情報

補助金詳細

01
確認要件
制度・対象の確認
申請対象
会社規模・事業内容
申請書類
計画書の作成・準備
申請・審査
結果通知・交付
最大300万円
最大支給額
2025年2月7日
申請期限
普通
申請難易度

対象者

主催機関
一般社団法人発明推進協会
対象地域
全国
対象事業者
中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、組合、大学、公的研究機関等

申請要件

● 対象経費
  • 外国特許庁への納付手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用
● 必要書類
申請書、事業計画書、先行技術調査結果、見積書、会社概要等
補助率
採択率 40.0%
Section 02

補助金概要

Overview
この補助金に関する詳細な説明と申請に必要な情報を掲載しています。最新情報は公式サイトで必ずご確認ください。

海外市場への展開を目指す中小企業やスタートアップにとって、知的財産の保護は避けて通れない重要課題です。令和6年度(2024年度)海外権利化支援事業(中小企業等海外展開支援事業費補助金)は、外国への特許出願や商標登録にかかる費用の半分を助成し、企業の国際競争力を強力にバックアップする制度です。本記事では、最大300万円におよぶ補助金の詳細から、採択を勝ち取るためのポイントまで徹底解説します。

この記事でわかること

  • 海外権利化支援事業の助成対象者と補助上限額
  • 特許、実用新案、意匠、商標ごとの補助金額詳細
  • 2024年から導入されたオンライン申請のメリット
  • 中間応答や審査請求にかかる費用の助成ルール
  • 審査を通過し、採択率を高めるための具体的な申請ノウハウ

海外権利化支援事業(中小企業等海外展開支援事業費補助金)とは

本事業は、特許庁が主導し、一般社団法人発明推進協会が事務局を務める支援施策です。日本国内で優れた技術やブランドを持つ中小企業が、海外で不当な模倣を防ぎ、円滑にビジネスを展開できるよう、外国特許庁への出願や権利化にかかる経費の一部を補助します。特に近年、オンライン申請の導入や様式の簡素化が行われ、事業者にとってより使いやすい制度へと進化しています。

助成の全体像と補助率

助成率は対象経費の2分の1以内となっており、1企業(1法人または1個人)あたりの合計補助上限額は300万円です。これにより、複数の国への展開や、複数の知財(特許と商標など)を組み合わせた戦略的な権利化が可能となります。

補助率

対象経費の1/2

1法人あたり上限

300万円

助成対象となる手続きと金額の内訳

本補助金は、出願のフェーズに応じて『出願手続』と『中間応答等』の2つの枠組みに分かれています。

1. 出願手続(新規出願)

外国の特許庁へ新たに出願を行う際の手続きです。1申請案件あたりの上限額は以下の通りです。

対象案件 1案件あたりの上限額
特許出願 150万円
実用新案、意匠、商標登録出願 60万円
冒認対策商標出願 30万円

2. 中間応答等(審査対応・審査請求)

出願後の審査過程で、外国特許庁から拒絶理由通知などが発せられた際、それに応答するためにかかる費用(中間応答)や、特許出願に対する審査請求にかかる費用が対象です。

  • 1手続(各国別)あたりの上限:50万円
  • 1法人あたりの上限:特になし(ただし予算の範囲内)

ここがポイント!

中間応答等については、1法人あたりの個別の累計上限が設けられていないため、多くの国で権利化を進めている企業にとって非常に手厚い支援となっています。

助成対象者と要件の詳細

本事業の対象となるのは、日本国内に拠点を持つ以下のような組織です。

  • 中小企業、中小スタートアップ企業
  • 小規模企業、個人事業主
  • 事業協同組合、企業組合
  • 大学、公的研究機関
  • 商工会、商工会議所(地域団体商標の場合)

主な申請要件

  • すでに日本特許庁へ出願済みであり(またはPCT出願済み)、それに基づき海外へ出願するものであること。
  • 採択決定後、速やかに外国特許庁への出願等を行う計画があること。
  • 暴力団排除に関する誓約事項に同意できること。

助成対象となる経費(どのような費用が戻ってくるか)

海外への出願には、国内出願とは比較にならないほどの高額な費用がかかります。本補助金では、その主要な経費のほとんどをカバーしています。

経費項目 具体的な内容
外国特許庁への納付手数料 出願料、登録料、審査請求料など。
現地代理人費用 現地の特許弁護士や弁理士に支払う報酬。
国内代理人費用 日本の弁理士等へ支払う手続き代行費用。
翻訳費用 出願書類を現地の言語(英語、中国語など)へ翻訳する費用。

注意が必要な経費

採択決定前に支払った費用や、国内代理人への手数料の一部など、補助対象外となる項目もあります。必ず募集要項で『いつからいつまでに発生した費用が対象か』を確認してください。

申請スケジュールと募集期間

令和6年度の募集スケジュールは以下の通りです。特に『出願手続』は期間が非常に短いため、事前の準備が不可欠です。

出願手続の受付期間

  • 第1回:2024年5月30日~6月14日(終了)
  • 第2回:2024年8月19日~8月30日(終了)
  • 第3回:2024年11月18日(月)~12月3日(火)12:00

中間応答等(中間応答、審査請求)の受付期間

  • 期間:2024年5月30日(木)~2025年2月7日(金)12:00
  • ※予算がなくなり次第、受付が終了されます。早めの申請を推奨します。

採択を勝ち取るための5つのステップ

補助金は申請すれば必ずもらえるものではなく、厳正な審査があります。以下のステップに沿って準備を進めましょう。

1
先行技術調査の実施
海外ですでに同じような特許が出されていないか、J-PlatPatなどを活用して入念に調査します。この調査結果がしっかりしていると、審査時の評価が高まります。
2
海外事業計画の策定
なぜその国へ出願するのか、出願した後にどのようなビジネス展開を考えているのかを具体的に文書化します。収益予測や市場規模などのデータがあると有利です。
3
オンライン申請システムの準備
2024年度から本格導入されたオンライン申請のID取得(gBizIDプライムなど)を早めに行います。締切直前はアクセスが集中するため、余裕を持った登録が必要です。
4
申請書の作成とダブルチェック
エクセル等を用いた様式に記入します。形式的な不備(押印漏れ、必要書類の不足)による不採択は非常にもったいないため、複数のスタッフでチェックしましょう。
5
採択後の実績報告準備
採択されたら終わりではなく、実際にかかった費用の領収書や証憑類を完璧に保管しておく必要があります。補助金の受取には、これらを用いた実績報告が必須です。

よくある失敗パターンと対策

  • 失敗1:日本での出願を忘れていた
    この補助金は日本の特許庁への出願がベースになります。国内出願をしていない、あるいは取下げになっている場合は対象外です。
  • 失敗2:採択決定前に現地代理人へ発注してしまった
    原則として『採択決定後』に発生した費用が対象です。フライング発注は補助対象外になるリスクが高いため注意してください。
  • 失敗3:翻訳の質が低く、中間応答でコストが増大
    格安の翻訳サービスを利用した結果、誤訳が多く拒絶理由が届いてしまい、結局中間応答で多額の費用がかかるケースがあります。信頼できる翻訳者の選定も補助事業の一部です。

知財専門家の活用メリット

補助金申請には、弁理士などの専門家のアドバイスを受けることを強く推奨します。理由は以下の通りです。

  1. 戦略的な国選定:どの国で権利を取るのが最もビジネス上有利か、専門的な視点から助言が得られます。
  2. 書類作成の正確性:特許出願の書類は専門用語の塊です。ミスをなくし、権利を最大化するための記述方法をサポートしてくれます。
  3. 事業計画との整合性:補助金審査では『技術の独創性』だけでなく『事業化の可能性』も見られます。知財とビジネスの両面から計画を練ることができます。

よくある質問(FAQ)

Q

地域(都道府県)の補助金と併用できますか?

一般的に、同一の出願案件に対して複数の公的補助金を重複して受取ることはできません。ただし、別の案件(例えば、特許Aは国の補助金、特許Bは県の補助金)であれば可能です。また、鳥取県のように『不採択確定後であれば同一内容でも申請可能』としているケースもありますので、各自治体の要件を確認してください。

Q

PCT出願(国際出願)自体も補助対象になりますか?

本補助金は『外国特許庁への出願手続』を主眼としています。PCT出願に関しては、国内特許庁への手数料軽減措置など別枠の支援があるため、そちらと組み合わせて活用するのが一般的です。

Q

個人事業主でも申請できますか?

はい、中小企業の定義に当てはまる個人事業主であれば申請可能です。ただし、事業としてその知財をどのように活用し、経済的な成果につなげるかの説明が求められます。

Q

不採択になった場合、理由は教えてもらえますか?

審査結果の具体的な理由は開示されないのが一般的ですが、審査項目(独創性、市場性、計画の具体性など)に基づいて評価されています。不採択の際は、事業計画をブラッシュアップして次回の公募に再チャレンジすることが可能です。

Q

どのような言語への翻訳が対象になりますか?

出願先の外国特許庁が指定する言語であれば、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語など、広く対象となります。

まとめ:海外市場での勝利に不可欠な知財戦略

海外権利化支援事業は、中小企業のグローバル展開を強力に支えるセーフティネットです。特許150万円、総額300万円という補助額は、資金力に限りのあるスタートアップにとっても大きな飛躍のチャンスとなります。2024年11月18日から始まる第3回公募、そして2025年2月まで続く中間応答等の申請枠を最大限に活用し、自社の強みである知的財産を世界中で守り抜きましょう。事前の技術調査と、しっかりとした事業計画こそが、採択への最短ルートです。

まずは公式ウェブサイトで最新情報をチェック

申請様式のダウンロードや詳細な公募要領は、発明推進協会の専用サイトから可能です。

免責事項: 本記事の情報は作成時点(2024年10月)のものです。補助金の内容やスケジュールは予算状況等により変更される場合がありますので、申請前に必ず実施機関である一般社団法人発明推進協会の公式サイトで最新情報をご確認ください。

03

申請前チェックリスト

0 / 5 完了 0%
申請資格
必須 対象者の要件を満たしている
中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、組合、大学、公的研究機関等
必須 対象経費に該当する事業である
外国特許庁への納付手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用
スケジュール
必須 申請期限内である
締切: 2025年2月7日
書類準備
必須 事業計画書を作成できる
必須 必要書類を準備できる
申請書、事業計画書、先行技術調査結果、見積書、会社概要等
チェックを入れて申請可否を確認しましょう
必須項目をすべてクリアすると申請可能です
05

類似補助金との比較

採択率について:比較表内の採択率はAIによる推定値であり、公式発表の数値ではありません。補助金選びの参考としてご活用ください。
比較項目
この補助金 一般社団法人発明推進協会
【全国版】浄化槽利用者向け最大170万円!合併処理... 各市区町村(環境課・廃棄物対策課等)
【全国】旅行会社・団体向け最大500万円!観光誘客... 各地方自治体(観光課)
【全国】自治会・町内会向け最大2,000万円!地域... 各市区町村(地域支援課・市民協働推進課など)
【愛知県】事業者・個人向け最大10億円!補助金・助... 愛知県・各市町村・あいち産業振興機構
補助金額 最大300万円 最大約170.8万円(条件による)最大500万円最大2,000万円最大10億円
補助率
申請締切 2025年2月7日 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了)予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで)前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い令和8年1月16日まで(各制度による)
難易度
採択率 AI推定 40.0% ※参考値 80.0% ※参考値 80.0% ※参考値 80.0% ※参考値 45.0% ※参考値
準備目安 約14日 約14日約14日約14日約14日
詳細 詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →
06

よくある質問

Q この補助金の対象者は誰ですか?
中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、組合、大学、公的研究機関等
Q 申請に必要な書類は何ですか?
申請書、事業計画書、先行技術調査結果、見積書、会社概要等
Q どのような経費が対象になりますか?
外国特許庁への納付手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用
Q 申請から採択までどのくらいかかりますか?
通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。

お問い合わせ

CONTACT
補助金図鑑 #154934
2026年版
情報ソース
一般社団法人発明推進協会
2025年12月29日 確認済み
07

AIアシスタント

AI
この補助金について何でもお聞きください。