【全国】医療系シーズ開発に最大3億円!LEAP(インキュベートタイプ)申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 直接経費(人件費、備品費、消耗品費、旅費等)および間接経費(直接経費の30%)
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 5.0% |
補助金概要
Overview国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する『革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)』は、世界をリードする顕著な研究成果を社会実装へと繋ぐための重要な補助金制度です。本事業では、プログラムマネージャー(PM)を中心とした強力な研究開発マネジメントにより、最大5年間にわたり年間最大3億円という巨額の支援を提供し、医療イノベーションの創出を強力にバックアップします。
この記事でわかること
- LEAP事業の目的と最大3億円に及ぶ手厚い支援内容
- プログラムマネージャー(PM)体制構築の必須条件
- e-Radを利用した申請手順と厳守すべき締め切り時間
- 採択率を高めるための研究開発提案書の作成ポイント
- ヒト全ゲノム解析等を含む場合の事前連絡ルール
革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)とは
LEAP(Leading Advanced Projects for medical innovation)は、AMEDが推進する研究支援事業の中でも、特に『研究成果の加速的発展』と『社会実装への橋渡し』に特化したプログラムです。AMED-CRESTやPRIMEといった基礎研究フェーズで生まれた顕著な成果を、臨床医や企業、ベンチャー企業などが引き継げるレベルまで磨き上げることを目的としています。
本事業の最大の特徴は、単なる資金援助に留まらず、プログラムマネージャー(PM)によるイノベーション指向のマネジメントを導入する点にあります。技術的な成立性の証明(PoCの取得)や適切な権利化(知財戦略)を推進することで、トップサイエンスを将来の革新的な医薬品や医療機器、医療技術の創出へと確実に繋げていきます。
研究開発期間
最大5年間
2年度目以降 年間最大
3億円
支援対象となる研究開発フェーズ
本事業が対象とするのは、基礎的な研究段階から応用、そして非臨床研究・前臨床研究に至るフェーズです。既に一定の基礎的知見が得られており、それを実用化に向けて加速させる必要があるプロジェクトが強く求められています。単なる継続研究ではなく、5年後の『出口(企業への承継や臨床研究への移行)』が明確である必要があります。
令和7年度の公募概要と予算規模
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 研究開発費(初年度) | 1.5億円まで(間接経費を含まず) |
| 研究開発費(2~5年目) | 年間3億円まで(間接経費を含まず) |
| 研究開発期間 | 令和7年度~令和11年度(最長5年間) |
| 採択予定課題数 | 0~1課題程度(非常に高い専門性が求められます) |
| 公募締め切り | 令和7年5月29日(木)正午【厳守】 |
【重要】締め切りに関する厳格な運用
AMEDの公募では、締め切り時間を1分でも過ぎた場合は一切受理されません。e-Rad(府省共通研究開発管理システム)への入力情報の不備や、所属機関による承認手続きの遅れにより不受理となるケースが毎年発生しています。最低でも締め切りの1~2日前には全ての送信・承認を完了させる計画を立ててください。
プログラムマネージャー(PM)体制の構築
LEAP事業において最も重要な要素が、プログラムマネージャー(PM)の存在です。提案時には、必ずPMを含む研究開発実施体制を構築する必要があります。PMの役割は単なるアドバイザーではなく、プロジェクト全体の進捗管理、知財戦略の立案、出口戦略の構築などを主導する強力な権限を持つリーダーです。
PMの雇用条件と選定基準
- 原則としての雇用義務: 課題採択後、PMは代表機関(大学や企業等)において雇用されることが原則となります。提案時に既に雇用されている必要はありませんが、採択後の雇用体制について明確な合意が必要です。
- 求められる能力: 科学的知見だけでなく、ビジネス視点、特許実務、規制当局(PMDA等)との折衝経験など、多岐にわたる専門性が評価の対象となります。
- ヒアリングへの参加: 書面審査を通過した後のヒアリング審査には、PM候補者自身の出席が必須であり、PM活動の内容を自ら説明する必要があります。
申請に必要な書類とe-Radの準備
申請は全て『e-Rad(府省共通研究開発管理システム)』を通じて行います。新規利用者の場合は、研究機関および研究者個人の登録に数日を要する場合があるため、未登録の方は速やかに手続きを開始してください。
提出書類一覧
| 必要書類 | 提出条件 |
|---|---|
| 研究開発提案書 | 全ての応募課題で必須 |
| ヒト全ゲノムシークエンス解析プロトコール様式 | 該当する解析を含む場合に必須(Excel形式) |
| 財務状況資料(決算報告書等) | 代表機関がスタートアップ企業等の場合に必須 |
ヒト全ゲノム解析等を含む場合の注意点
研究計画にヒト全ゲノム解析やヒト全エクソーム解析を含む場合、令和7年5月8日(木)までにAMED事務局へ事前連絡を行うことが義務付けられています。この期限を過ぎると、計画の内容に関わらず申請ができなくなる可能性があるため、該当する場合は直ちに連絡を行ってください。
採択に向けた戦略的アドバイス
LEAPは採択数が『0~1課題程度』と極めて狭き門です。一般的な学術助成金とは異なり、以下のポイントが審査において極めて重視されます。
1. 死の谷を越えるための具体的なロードマップ
研究開発が終了した時点で、どの企業がその技術を導入する可能性があるのか、あるいはどのような治験へと移行するのか、具体的なシナリオを提示してください。抽象的な『社会貢献』ではなく、具体的な『事業化・実用化』の道筋が求められます。
2. PMのマネジメント能力の可視化
PMがいかにして研究チームを統制し、技術的なボトルネックを解消していくかを提案書に明記してください。マイルストーンの設定が妥当であり、進捗が遅れた際のリカバリー策(Go/No-go判断基準)が明確であることは高く評価されます。
3. 知財戦略の徹底
世界をリードする成果である以上、国際的な特許網の構築は不可欠です。どの範囲を権利化し、どの範囲をノウハウとして秘匿するのかといった戦略が、PMの指導のもとで練られているかどうかが問われます。
よくある質問(FAQ)
LEAP申請までの5ステップ
LEAP(インキュベートタイプ)は、日本の医療研究開発を世界レベルへと押し上げるための強力なエンジンです。最大3億円という多額の資金援助とPMによる伴走支援は、研究成果を確実に社会へ届けるための絶好の機会です。要件は非常に厳しいですが、革新的なシーズを持つ研究者の皆様は、ぜひこのチャンスを活かして申請に挑戦してください。
令和7年度 LEAP公募への申請準備を開始しましょう
まずは公式ウェブサイトから提案書様式をダウンロードし、研究実施体制の検討に着手してください。締め切り厳守のため、早めの行動が採択への第一歩となります。
免責事項: 本記事の情報は令和7年5月時点の公募情報に基づき作成しています。補助金の内容やスケジュールは変更される場合がありますので、申請にあたっては必ず国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
この補助金
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大3.0億円 | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年5月29日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 5.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |