【全国】個人・法人向け最大補助!家庭用蓄電システム導入支援事業の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- SII登録蓄電システムの設備費、および設置に係る最低限の工事費・据付費
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 30.0% |
補助金概要
Overview令和6年度補正予算による『DRリソース導入のための家庭用蓄電システム導入支援事業』は、再生可能エネルギーの有効活用と電力需給の安定化を目指す重要な補助金制度です。個人住宅や事業所への蓄電池導入において、ディマンドリスポンス(DR)への対応を条件に、設備費および工事費の一部が補助されます。
この記事でわかること
- 補助対象となる家庭用蓄電システムの具体的な要件と『目標価格』の計算方法
- アグリゲーター型と小売電気事業者型の2つの申請スキームの違い
- 補助金受領までに必要な手続きのステップと注意すべき『交付決定前』の制限
- 採択後の財産処分制限や5年間の書類保存義務といった遵守事項
家庭用蓄電システム導入支援事業の目的と背景
日本政府が掲げる2050年のカーボンニュートラルおよび2040年のエネルギーミックス達成には、再生可能エネルギーの最大限の導入が不可欠です。しかし、太陽光発電などは天候によって発電量が変動するため、電力を蓄え、必要に応じて充放電を制御する蓄電池の役割が非常に重要視されています。
本事業は、単に蓄電池を設置するだけでなく、電力需給のひっ迫時や再エネの出力制御時に、外部からの指令や料金メニューに応じて電力需要を調整する『ディマンドリスポンス(DR)』に活用することを目的としています。これにより、電力系統の安定化と再エネの導入加速を同時に実現することを目指しています。
ディマンドリスポンス(DR)の2つの形態
本事業で求められるDRには、大きく分けて『上げDR』と『下げDR』があります。
- 上げDR:再エネの供給が過剰な際、蓄電池を充電モードにする等で需要を創出する手法。
- 下げDR:需給ひっ迫時に蓄電池の放電を活用し、系統からの電気使用を抑制する手法。
補助対象者と2つの申請スキーム
補助対象は、日本国内に居住する個人、または日本国内で事業を営む法人・個人事業主です。申請にあたっては、以下のいずれかのスキームを選択する必要があります。
1. アグリゲーター型(アグリ型)
蓄電池アグリゲーターとDR契約を締結し、アグリゲーターが導入した蓄電池に対して遠隔制御や制御指示を行うパターンです。需要家はアグリゲーターの指示に従って電力調整に協力します。
2. 小売電気事業者型(小売型)
小売電気事業者が提供する、電気料金型DRやインセンティブ型DRといった特定のDRメニューに加入するパターンです。市場価格に連動した料金設定等により、需要家自身が経済的なメリットを享受しながらDRを実施します。
重要な継続義務
- DR契約またはDRメニューへの加入は、少なくとも2027年3月31日まで継続する必要があります。
- 期間途中で解約した場合、補助金の返還を求められる可能性があります。
補助対象設備の要件と『目標価格』の厳守
補助を受けるためには、導入する蓄電システムがSII(環境共創イニシアチブ)に事前に登録された製品である必要があります。また、以下の『目標価格』を超過する製品は補助対象外となるため、見積段階での確認が不可欠です。
| 項目 | 詳細・要件 |
|---|---|
| 2024年度目標価格 | 13.5万円/kWh(設備費+工事費・税抜) |
| 対象経費 | SII登録パッケージの設備費、据付に必要な最低限の工事費 |
| 主な要件 | 新規導入、JIS/IEC基準適合、DR対応、IoT化関連機器対応 |
ハイブリッド型パワーコンディショナの控除
太陽光発電と一体型のパワーコンディショナ(ハイブリッド型)を使用する場合、目標価格の判定において以下の金額を控除して計算することができます。
- 一体型かつ切り分け不可の場合:定格出力1kWあたり2万円控除
- 逆潮流機能を有する場合:定格出力1kWあたり1万円控除
- 両方に該当する場合:定格出力1kWあたり3万円控除
補助金受領までの5つのステップ
本補助金は、原則としてSIIに登録された『申請代行者』を通じて手続きを行います。個人で直接すべての手続きを行うことはできないため、販売店が登録されているか確認しましょう。
絶対厳守:交付決定前の契約禁止
本事業体から補助金の交付決定が通知される前に、補助対象設備に係る契約(発注・購入)を完了させた場合、いかなる理由があっても補助金の交付対象とはなりません。先走って契約を結ばないよう、十分に注意してください。
よくある質問(FAQ)
まとめ:補助金を確実に受領するためのポイント
令和6年度補正のDR家庭用蓄電池補助金は、将来的な電気料金の変動対策や停電時の備えとしても非常に有効な投資を後押しするものです。成功の鍵は、『SII登録製品の選定』『目標価格の厳守』、そして何より『交付決定前の着工を避ける』というタイムスケジュールの徹底にあります。2027年3月までのDR継続義務を理解し、信頼できる申請代行者(販売店)と共に、適切な計画を立てて申請を進めてください。
補助金申請の準備を始めましょう
予算には限りがあり、公募期間内であっても早期に終了する可能性があります。まずはSII公式サイトで登録製品とアグリゲーター・小売電気事業者のリストを確認することをお勧めします。
免責事項: 本記事の情報は2025年4月17日時点の公募要領等に基づき作成されたものです。補助金の内容、要件、予算残高などは変動する場合がありますので、申請前に必ずSII(環境共創イニシアチブ)の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
この補助金
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)
|
【全国】発電事業者向け補助率最大1/3!水力発電導...
一般財団法人 新エネルギー財団
|
【東京都】島しょ地域向けに最大1億円!太陽光発電・...
公益財団法人東京都環境公社(クール・ネット東京)
|
【2025年度】有田川町 住宅用太陽光発電・蓄電池...
有田川町役場 環境衛生課
|
|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大予算規模66.8億円の内数(設備・工事費の一部補助) | 補助率 最大1/3 | 最大1億円 | 太陽光:最大12万円 / 蓄電池:8万円 (合計最大20万円) |
| 補助率 | — | — | — | 太陽光発電設備: 最大出力1kWあたり4万円(上限12万円) / 蓄電池設備: 一律8万円 |
| 申請締切 | 2026年1月13日 | 令和8年3月2日まで | 予算額に達し次第終了(令和5年度末から3年間延長) | 随時(予算上限に達し次第終了) |
| 難易度 |
|
|
|
|
| 採択率 AI推定 | 30.0% ※参考値 | 40.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 70.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |