【全国】中小企業・スタートアップ向け最大数百万円!公募型知財支援の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 外国特許庁への手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳料
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 45.0% |
補助金概要
Overview日本の中小企業やスタートアップが国際競争力を高めるためには、独自の技術やブランドを『知的財産』として保護することが不可欠です。本記事では、特許庁やINPIT(工業所有権情報・研修館)、各自治体が実施する『公募型の知財支援』について、最新の公募スケジュールや補助金額、申請のポイントを網羅的に解説します。外国出願費用から専門家による戦略構築まで、多岐にわたる支援メニューから自社に最適な制度を見つけ出しましょう。
この記事でわかること
- INPIT外国出願補助金の令和8年度公募スケジュールと申請要件
- 東京・徳島・栃木など各自治体独自の国内・海外出願支援制度
- スタートアップ向け知財アクセラレーション(IPAS)の活用メリット
- 採択率を向上させるための申請書作成ノウハウと専門家連携のコツ
1. 【全国対象】INPIT外国出願補助金の最新情報(令和8年度)
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が実施する『外国出願補助金』は、中小企業が海外で特許、実用新案、意匠、商標(冒認対策含む)の権利化を行う際に、その費用の一部を補助する制度です。令和8年度の公募スケジュールが既に公開されており、早期の準備が推奨されています。
令和8年度(2026年度)公募スケジュール
| 公募回 | 公募期間 |
|---|---|
| 第1回公募 | 2025年12月1日 ~ 2025年12月22日 17:00 |
| 第2回公募 | 2026年3月2日 ~ 2026年3月23日 |
| 第3回公募 | 2026年6月8日 ~ 2026年6月29日 |
| 第4回公募 | 2026年9月7日 ~ 2026年9月28日 |
申請時の重要注意点
- jGrants(電子申請システム)による申請が原則です。GビズIDプライムアカウントの取得を早めに完了させてください。
- 締切直前はアクセスが集中し、システムエラーが発生するリスクがあります。余裕を持って数日前には完了させましょう。
- 中間手続(拒絶理由通知への対応等)の補助については、別途スケジュールが設定されています。
2. 地域別・自治体独自の知財支援補助金一覧
国(INPIT)の支援だけでなく、多くの自治体が独自に国内出願や外国出願の費用補助を実施しています。これらは地域の経済活性化を目的としており、INPITの補助金と重複して受給できない場合がありますが、対象範囲や要件が異なるため、自社の所在地に応じた確認が必要です。
各自治体の主要な支援制度(令和7年度・8年度例)
| 実施主体 | 補助金名称 | 対象・特徴 |
|---|---|---|
| 東京都千代田区 | 産業財産権取得支援事業 | 特許・実用新案・意匠・商標の新規取得費用を補助 |
| 東京都港区 | 産業財産権取得支援事業補助金 | 区内中小企業の差別化戦略を支援 |
| 徳島県 | 海外出願支援事業 | 2025年12月19日締切。外国特許・商標等の費用補助 |
| 福島県 | 特許等調査・出願経費助成事業 | 先行技術調査と出願費用のセット助成 |
| 栃木県さくら市 | 中小企業特許権等取得支援事業 | 随時受付。市内事業者の独自技術保護 |
自治体補助金のメリット
多くの場合、国の補助金よりも採択数が確保されている、あるいは審査のハードルが比較的低い(地域貢献度が重視される)傾向にあります。また、郵送や持参での対応が可能な自治体も多く、電子申請に不慣れな企業でも取り組みやすいのが特徴です。
3. スタートアップ・大学向け高度知財支援プログラム
単なる費用の補助にとどまらず、事業戦略と連動した知財戦略を構築するためのハンズオン支援(対面・継続支援)も充実しています。
IPAS(スタートアップに向けた知財アクセラレーション事業)
創業期(シード、アーリー)のスタートアップを対象に、ビジネス専門家と知財専門家からなるメンタリングチームが派遣されます。単に特許を取るだけでなく、『競合に対して優位性を築くためのビジネスモデル』の構築を無償で支援するプログラムです。
VC-IPAS(ベンチャーキャピタルへの専門家派遣)
投資前後のスタートアップに対し、VCと協働して知財戦略構築を支援します。投資家視点での知財価値評価や、出口戦略を見据えたポートフォリオ作成を支援します。公募期間は2026年2月27日までと長期間設定されています。
IPランドスケープ支援事業
経営層の意思決定を支援するため、特許情報と市場情報を統合的に分析する手法『IPランドスケープ』を無償で提供します。『どの市場で戦うべきか』『連携すべき他社はどこか』を、データに基づいて導き出すことが可能です。
4. 知財支援を最大限に活用する5つのステップ
5. 採択されやすい申請書の書き方とよくある失敗パターン
補助金の審査では、『なぜその技術が重要なのか』『知財の取得がどのように事業成長に繋がるのか』が重視されます。以下のポイントを意識しましょう。
成功するためのポイント
- 市場規模や競合他社の状況を具体的なデータ(数字)で示す。
- 海外出願の場合、対象国でのビジネス展開計画を具体的に記す。
- 専門用語を避け、知財の専門家ではない審査員にも伝わる言葉で書く。
よくある失敗パターン
- 申請前に既に出願や支払いを行ってしまった(多くの補助金は交付決定後の費用が対象)。
- 見積書の項目が不適切、または有効期限が切れている。
- 事業計画と知財戦略がバラバラで、権利を取得しても事業に貢献しないと判断される。
6. 注目すべき知財関連イベント・セミナー(2025年12月)
最新の制度運用や海外情勢を学ぶ機会も豊富に用意されています。
- 12月11日:貴社にも、守るべきお役立ち知財がきっとある!(日本弁理士会関東会)
- 12月15日:中小企業の海外子会社移転・撤退時の知的財産保護セミナー(中小機構)
- 12月17日:令和7年度知的財産権制度説明会(INPIT・特許庁)
- 12月18日・19日:海外知的財産権最新情勢セミナー(特許庁・ジェトロ)
- 12月19日:つながる特許庁in山口(農林水産業×知財×ビジネス)
よくある質問(FAQ)
知的財産の保護は、中小企業の『稼ぐ力』を維持するための攻めの投資です。INPITや自治体の補助金、専門家派遣制度を活用することで、コストを抑えつつ強固な事業基盤を築くことができます。令和8年度の公募も迫っています。まずは自社の技術がどのような価値を持つか、最寄りの知財総合支援窓口などに相談することから始めてみてください。
公式窓口へのお問い合わせはお早めに
INPIT外国出願補助金事務局:03-3502-5424(受付 10:00-17:00)
免責事項: 本記事の情報は2024年および2025年時点の公募データを基に作成しています。各補助金の予算状況、公募期間、要件は変更される場合がありますので、申請前には必ず各実施主体の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
この補助金
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)/特許庁/各自治体
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大300万円 | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年12月22日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 45.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |