【全国】物流・荷主企業向け最大3億円!持続可能な物流効率化実証事業の申請ガイド(2026年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 機械装置費(自動倉庫、AMR等)、システム費(WMS、TMS等)、人件費(ロボット実証のみ)、専門家経費、委託・外注費、マーケティング費
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 40.0% |
補助金概要
Overview物流2024年問題の深刻化や改正物流法の施行に伴い、荷主と物流事業者が連携した抜本的な効率化が急務となっています。本補助金は、複数企業によるコンソーシアム形式での設備投資や、自動配送ロボットを用いた買物困難者支援の実証実験に対し、最大3億円(補助率1/2)を支援する強力な制度です。
この記事でわかること
- 物流効率化に資する連携実証事業の対象者と要件
- 自動配送ロボットを活用した買物困難者対策の支援内容
- 補助対象となるマテハン機器やシステム投資の具体例
- 採択率を高めるための申請書類の書き方と注意点
- 2025年度の公募スケジュールと申請ステップ
持続可能な物流を支える物流効率化実証事業の概要
我が国の物流業界は、トラックドライバーの労働時間規制強化による『2024年問題』や、構造的な輸送力不足に直面しています。これに対応するため、2024年4月に成立した『改正物流法(物資の流通の効率化に関する法律)』に基づき、全荷主・物流事業者に対して効率化の努力義務が課されることとなりました。本事業は、この法改正の実効性を高めるため、先進的なモデル事例の創出を目的としています。
補助上限額
3億円
補助率
1/2以内
1. 物流効率化に資する連携実証事業
荷主企業と物流事業者が一体となり、サプライチェーン全体の最適化を図る取り組みを支援します。単独企業による申請ではなく、コンソーシアム(連携体)形式での申請が必須となるのが最大の特徴です。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 対象者 | 荷主1社以上を含む3社以上のコンソーシアム(荷主、物流事業者、システムベンダー等) |
| 投資下限額 | 3,000万円(税抜) |
| 主な要件 | 利用する物流事業者の業務効率化(積載率向上等)と物流施設側の労働時間3%削減の両立 |
2. 買物困難者対策事業(自動配送ロボット)
人口減少が進む地域における買物環境の維持を目的として、配送能力の高い自動配送ロボットを用いた実証実験を支援します。中速・中型クラスのロボットを活用し、既存の配送サービスを補完・代替するモデルの構築を目指します。
実証実験の内容例
- 顧客ニーズの把握および配送サービスの具体的設計
- 公道および私有地における自動配送ロボットの走行実証
- 社会受容性の検証(地域住民への理解向上策)
- 将来的な採算性確保のための収益構造の構築
補助対象となる経費の具体例
本補助金は、物流現場の自動化・機械化に資するハードウェアだけでなく、それらを制御するシステムや専門家への謝金まで幅広く対象となります。
| 区分 | 主な補助対象設備・費用 |
|---|---|
| ハードウェア | 自動倉庫、AMR(自律走行搬送ロボット)、AGV、自動仕分け機、パレタイザー、トラックローダー、RFIDゲート等 |
| ソフトウェア | WMS(倉庫管理システム)、TMS(輸送管理システム)、バース予約システム、AIカメラ検品システム、物流EDI等 |
| 実証・その他 | 人件費(買物困難者対策のみ)、専門家経費、マーケティング費、委託・外注費、検証用機器の借料等 |
経費に関する注意点
- 交付決定前に行われた契約・発注・支払は一切補助対象となりません。
- 汎用性の高い設備(通常のフォークリフト、パソコン等)は対象外となる可能性が高いです。
- 原則として、消費税および地方消費税は補助対象外経費となります。
申請から採択後の流れ
本補助金の申請は、電子申請システム『Jグランツ』を通じて行います。事前準備としてGビズIDプライムアカウントの取得が必要です。
採択率を向上させるためのポイント
本補助金は競争率が高まることが予想されます。審査において加点を獲得し、採択を引き寄せるための3つの戦略を解説します。
賃上げ計画の表明による加点
従業員の給与等受給者一人当たりの平均受給額を、大企業は3%以上、中小企業は1.5%以上増加させる旨を従業員に表明することで、審査上の加点が得られます。これは非常に重要な評価項目です。
定量的データを用いた現状分析
RESAS(地域経済分析システム)等の客観的な統計データを活用し、自社が直面している課題の深刻さを証明してください。積載率の推移や待機時間の現状など、数字で示すことが説得力に繋がります。
標準化への寄与と横展開の可能性
自社だけの利益に留まらず、業界標準パレットの採用や共通システムの構築など、他社や他地域へも横展開できる『モデル性』が高い計画は、国が推奨する事業として高く評価されます。
よくある質問(FAQ)
持続可能な物流の構築は、一社だけの努力では成し遂げられません。本補助金は、荷主と物流事業者が手を取り合い、最新技術を導入することで、コスト削減と社会課題解決を同時に実現するための絶好の機会です。複雑な申請要件はありますが、早期の準備と正確な計画策定により、最大3億円の支援を得て物流DXを加速させましょう。
申請に関するご相談・サポートについて
本事業はJグランツによる電子申請が必須です。コンソーシアムの組成や書類作成には高度な専門知識が必要となります。まずは公式要領を熟読し、必要に応じて専門家の支援をご検討ください。
免責事項: 本記事の情報は令和6年度補正予算および公募案に基づき作成したものです。補助金の内容、要件、金額、スケジュールは事務局の判断により変更される場合があります。申請にあたっては必ず最新の公募要領を確認し、一次情報に基づいて判断してください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
この補助金
経済産業省(事務局:持続可能な物流を支える物流効率化実証事業事務局)
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大3.0億円 | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年5月8日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 40.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |