【全国】廃棄物処理の海外展開に補助率最大2/3!資源循環分野の脱炭素化促進事業の申請ガイド(2026年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 人件費、旅費、謝金、外注費、備品費、印刷製本費等(調査に必要な経費)
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 40.0% |
補助金概要
Overview本事業は、我が国の先進的な廃棄物処理・リサイクル技術をアジア諸国等へ展開し、世界規模での脱炭素化と循環型社会の構築を目指す民間事業者を支援するものです。中小企業には最大2/3、大手企業にも1/2の補助率が適用され、海外での施設建設やサービス提供に向けた実現可能性調査(FS)を強力にバックアップします。2025年度(令和7年度)の公募が開始されており、環境ビジネスのグローバル展開を検討している企業にとって極めて重要な機会となります。
この記事でわかること
- 2025年度(令和7年度)の最新公募スケジュールと一次締切日
- 補助対象となる具体的な廃棄物処理・リサイクル事業の範囲
- 中小企業2/3、その他1/2という有利な補助率の活用法
- 採択率を高めるための申請書類作成のポイントと注意点
資源循環分野の脱炭素化促進事業の概要
「資源循環分野の脱炭素化促進事業」は、環境省が主導する国際展開支援策の一つです。世界的に深刻化する廃棄物問題と気候変動対策を同時に解決するため、日本の優れた資源循環技術(廃棄物発電、メタン発酵、燃料化など)を海外市場へ導入することを目的としています。
本事業の背景と目的
アジア諸国をはじめとする新興国では、急速な経済発展に伴い廃棄物発生量が急増しています。しかし、適切な処理施設が不足しており、埋立地からのメタンガス発生や海洋プラスチック問題が深刻な課題となっています。我が国は長年培ってきた高度な廃棄物処理技術を有しており、これを海外展開することは、相手国の環境改善だけでなく、日本企業の新たな市場獲得にも直結します。
ここがポイント!
本事業は、単なる施設建設の検討だけでなく、エネルギー起源CO2の直接削減(化石燃料代替や電力のグリーン化)が明確に見込まれる事業を優先的に支援します。
補助対象者と支援内容
本補助金は、将来的に海外で自ら廃棄物処理事業を行う、あるいは施設建設を請け負う計画を持つ国内の民間事業者が対象となります。
| 区分 | 補助率 | 対象となる活動 |
|---|---|---|
| 中小企業 | 2/3以内 | 海外での廃棄物発電、メタン発酵、燃料化等の事業化に向けた実現可能性調査(FS) |
| 大企業・その他 | 1/2以内 |
対象となる具体的な事業例
- 廃棄物焼却発電(WtE): 都市ごみを焼却し、その熱で発電を行う事業。
- 有機廃棄物のメタン発酵: 食品廃棄物等からバイオガスを回収し、エネルギー利用する事業。
- 廃棄物燃料化(RPF/Refuse Plastic & Paper Fuel): 廃プラスチック等を高品位な固形燃料へ加工する事業。
- 高度リサイクル施設: 素材ごとに精密に選別し、再生原料として再資源化する施設。
重要:応募上の注意点
- 「我が国循環産業の海外展開事業化促進業務」と同一案件で両方に重複応募することはできません。
- エネルギー起源CO2の削減効果が直接的に見込まれることが必須条件です。
- 原則として単年度事業となります。
2025年度(令和7年度)公募スケジュール
令和7年度の公募は以下のスケジュールで進行します。採択案件が予算の上限に達した時点で公募は終了となるため、早めの準備が推奨されます。
一次締切(予定)
2025年5月14日
最終公募締切
2025年11月28日
※17時必着。一次締切までの申請案件は一括で審査されます。それ以降は随時審査となりますが、予算枠に注意が必要です。
採択率を高める申請ノウハウと専門的視点
本補助金は、単なる市場調査ではなく『事業化』への意欲が厳しく問われます。審査で高く評価されるためのポイントを解説します。
1. GHG削減効果の定量的・論理的な算定
本事業の核心は『脱炭素』です。導入する技術によって、現状(Baseline)と比較してどれだけCO2排出量が削減されるかを、国際的な基準に沿って定量的に示す必要があります。電力代替、化石燃料代替のシナリオを明確に描くことが不可欠です。
2. 現地カウンターパートとの確実な連携
海外事業において最大の難関は、現地での用地確保や許認可、原料(廃棄物)の安定調達です。申請時点で、現地の政府機関や協力企業とどの程度協議が進んでいるか(意向表明書:LOIの有無など)が採択の分かれ目となります。
3. プロジェクトの実現可能性(フィジビリティ)
調査の結果、『事業化は困難でした』という報告では支援の意義が薄れます。採択されやすい案件は、調査終了後にどのようなファイナンス(JCM:二国間クレジット制度や官民ファンドの活用など)を想定し、いつ頃着工するかのロードマップが具体的です。
よくある失敗パターン
- 現地の廃棄物組成データが不正確で、技術選定の根拠が弱い
- 収益構造(売電収入や処理手数料:Tipping Fee)のシミュレーションが甘い
- 日本の技術をそのまま持ち込もうとして、現地のオペレーション能力を考慮していない
申請から採択までの5ステップ
よくある質問(FAQ)
世界の廃棄物市場は、脱炭素化の流れを受けて爆発的な成長期にあります。本補助金を活用して、初期のリスクを抑えつつ海外進出の足掛かりを築くことは、将来のグローバル競争力を左右する英断となるでしょう。一次締切まで時間が限られていますので、今すぐ準備を開始することをお勧めします。
公募説明会の実施と問い合わせ
詳細な制度説明は公益財団法人 廃棄物・3R研究財団が主催するオンライン説明会で確認いただけます。個別の相談も随時受け付けられています。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年4月)のものです。補助金の内容やスケジュールは環境省の判断により変更される場合があります。申請にあたっては、必ず環境省および公益財団法人 廃棄物・3R研究財団の公式サイトにて最新の公募要領を確認してください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
この補助金
環境省(受託:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)
|
【全国版】浄化槽利用者向け最大170万円!合併処理...
各市区町村(環境課・廃棄物対策課等)
|
【全国】旅行会社・団体向け最大500万円!観光誘客...
各地方自治体(観光課)
|
【全国】自治会・町内会向け最大2,000万円!地域...
各市区町村(地域支援課・市民協働推進課など)
|
【愛知県】事業者・個人向け最大10億円!補助金・助...
愛知県・各市町村・あいち産業振興機構
|
|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大補助率 最大2/3(中小企業) | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年11月28日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
|
|
|
|
|
| 採択率 AI推定 | 40.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |