【大阪市】脱炭素技術の開発・実証に最大1,000万円!補助金の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 機械装置等費、委託費、借料、保険料等、原材料費/資材費、工事費
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 30.0% |
補助金概要
Overview大阪市は、2050年の温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す『ゼロカーボン おおさか』の実現に向け、新たな脱炭素技術の実証および事業化を支援する補助金制度を実施しています。本事業は、大都市特有の課題解決に資する技術の社会実装を強力に後押しするもので、1件あたり最大1,000万円の支援を受けることが可能です。
この記事でわかること
- 最大1,000万円の補助金を受け取れる対象者の詳細
- 補助対象となる脱炭素技術の定義と範囲
- 採択率を高めるための申請書作成のポイント
- 令和7年度(2025年度)の申請スケジュールと注意点
新たな脱炭素技術実証・事業化支援事業補助金の概要
大阪市は、屋上への太陽光パネル設置場所が限られるなど、大都市特有の脱炭素化における課題を抱えています。これらの課題を克服するためには、既存技術の枠を超えた革新的な脱炭素技術の普及が不可欠です。本補助金は、開発段階にはあるものの、まだ社会実装や事業化に至っていない先進的な技術について、大阪市内での実証実験を支援することで、その事業化を加速させることを目的としています。
補助金額と補助率
本制度の支援内容は、大規模な実証実験にも対応可能な手厚いものとなっています。
最大補助額
1,000万円
補助率
1/2以内
補助金のポイント
本補助金は、令和7年度(2025年度)から令和9年度(2027年度)までの複数年にわたる実施が予定されており、継続的な脱炭素技術の育成を目指しています。特に大阪市の地域特性(高密度な都市部、港湾部など)に適合した技術が重視される傾向にあります。
補助対象となる事業者と要件
補助対象となるのは、法人だけでなく個人事業主や複数の企業による連携体も含まれます。幅広いプレーヤーに門戸が開かれているのが特徴です。
| 区分 | 詳細な要件 |
|---|---|
| 対象事業者 | 法人、個人事業主、複数の事業者による連携体 |
| 実証場所 | 大阪市域内での実証を行うこと |
| 技術レベル | 開発レベルには達しているが、事業化に至っていない脱炭素技術 |
対象となる脱炭素技術の例
『脱炭素技術』は広義に解釈されますが、一般的に以下のような領域が想定されます。
- エネルギー消費の抑制(高度な省エネ技術、AIによるエネルギー管理システムなど)
- 再生可能エネルギーの普及拡大(ペロブスカイト太陽電池の都市部実装、小型風力発電など)
- 資源循環・CCUS(CO2の回収・利用・貯蔵技術)
- 次世代モビリティ(EV充電インフラの効率化、水素利用技術など)
補助対象経費:何に使えるのか?
実証実験には多額の費用がかかりますが、本補助金ではハード面からソフト面まで幅広く経費として認められます。
- 機械装置等費:実証に使用する専用の機械や装置の購入・製作費用
- 委託費:自社で実施できない分析や試験などを外部の専門機関に委託する費用
- 借料:実証実験のための場所の借り上げ費用や、機器のリース料
- 原材料費/資材費:試作や実証に必要となる原材料や部品の購入費
- 工事費:装置の据付や実証フィールドの整備に必要な工事費用
- 保険料等:実証実験に伴う事故等に備えた保険加入費用
対象外経費に注意
補助対象とならない一般的な経費(事務所の光熱水費、飲食費、汎用性の高いPCや事務用品の購入費、消費税など)は申請時に除外する必要があります。計画段階で経費の仕分けを正確に行うことが、審査をスムーズに進めるポイントです。
採択率を高める申請書の書き方とコツ
大阪市の脱炭素補助金は競争率が高くなることが予想されます。審査員に響く事業計画書を作成するためのポイントをまとめました。
1. 大阪市の課題に対する『解決策』を提示する
単に優れた技術であるだけでなく、『大阪市の地域特性においてなぜ必要なのか』を明確にします。例えば、『集合住宅が多い大阪市において、設置スペースを取らない太陽光発電技術』や『大阪港の物流網を活かした水素利活用』など、具体的なターゲットを絞った提案が有利に働きます。
2. 温室効果ガス削減効果を定量的に示す
補助金の目的は脱炭素化です。実証によって、あるいは将来的な社会実装によって、年間でどれだけのCO2排出量が削減できるのかを数値で算出しましょう。客観的な根拠に基づいたシミュレーション結果は、計画の信頼性を大幅に高めます。
3. 事業化への明確なロードマップ
実証して終わりではなく、その後の収益化、量産化、普及拡大をどう進めるかを示してください。マーケットの市場規模や競合に対する優位性、将来的な販売パートナーの想定などが記載されていると、事業の継続性が評価されます。
専門家活用のメリット
補助金申請に不慣れな場合は、中小企業診断士や補助金コンサルタントなどの専門家を活用することも一つの手段です。採択されやすいロジック構成や、経費計上の整合性チェックなど、実務面での強力なサポートが期待でき、採択可能性を向上させることができます。
申請から受給までの5ステップ
よくある質問 (FAQ)
大阪府の類似補助金との比較
大阪府内では、大阪市のほか大阪府(商工労働部)も『カーボンニュートラル技術開発・実証事業費補助金』を実施しています。これらは非常に似ていますが、以下の違いに注意が必要です。
| 比較項目 | 大阪市(新たな脱炭素技術) | 大阪府(CN技術開発) |
|---|---|---|
| 補助上限額 | 1,000万円 | 1億5,000万円 |
| 補助率 | 1/2 | 2/3 |
| 重点ターゲット | 都市部の課題解決 | 万博での披露・最先端技術 |
※注意:同一の事業内容で大阪市と大阪府の両方の補助金を受給することはできません(重複受給の禁止)。事業の規模や目的に合わせて、最適な制度を選択する必要があります。
新たな脱炭素技術実証・事業化支援事業補助金は、未来の環境を守る革新的なプレーヤーを支援する非常に意義深い制度です。大阪市が掲げる『ゼロカーボン おおさか』に貢献しつつ、自社の新事業を加速させるチャンスとして、ぜひ積極的に活用をご検討ください。
お問い合わせ先
大阪市環境局環境施策部環境施策課(エネルギー政策グループ)
電話:06-6630-3480
(受付時間:平日 9:00〜17:30)
免責事項: 本記事の情報は令和7年度予算案の公表資料および関連情報に基づき作成されています。実際の公募に際しては、実施要領や細則が変更される可能性があるため、必ず大阪市公式ホームページで最新情報をご確認の上、手続きを進めてください。
申請前チェックリスト
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大1,000万円 | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2026年2月2日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 30.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |