【令和7年度】かつしかエコ助成金（事業所用）徹底解説｜最大100万円・空調やLEDも対象

令和7年度 かつしかエコ助成金（事業所用）の概要

東京都葛飾区では、区内の中小企業等を対象に、省エネ設備や再生可能エネルギー設備の導入費用を補助する「かつしかエコ助成金（事業所用）」を実施しています。令和7年度は空調設備の申請方法が変更されるなど、事業者にとってより活用しやすい制度となっています。

助成対象設備と助成額一覧

事業所向けの主な対象設備と助成額は以下の通りです。

令和7年度の主な変更点

令和6年度からの主な変更点は以下の通りです。特に空調設備の扱いが変わった点は重要です。

• 空調設備の申請時期変更：これまでは工事前の事前申請が必要でしたが、令和7年度より工事後の事後申請に変更されました。急な故障による入れ替えにも対応しやすくなっています。
• 高反射率塗装の要件厳格化：日射反射率の要件が50％以上から65％以上に変更されました。
• 電気自動車等の助成額計算方法：国の補助金連動型（補助額の1/4）に変更されました。

申請の流れと必要書類

設備によって「事前申請（工事前）」と「事後申請（工事後）」に分かれます。

1. 事前申請が必要な設備（太陽光、蓄電池、LED照明など）

工事着工の4週間前を目安に手続きを開始してください。

1. 事前協議書の提出
   「かつしかエコ助成金事前協議書」を作成し、見積書、図面、現況写真などを添えて葛飾区へ提出します。
2. 事前協議回答書の受領
   区から回答書が届くまで、工事契約や着工はできません。
3. 工事実施・完了
4. 完了報告
   工事完了後、「かつしかエコ助成金完了報告書兼助成金交付申請書」を提出します。

2. 事後申請が可能な設備（空調設備、EV充電設備など）

工事完了後に申請を行います。令和8年3月31日必着です。

1. 工事実施・支払い完了
2. 交付申請
   「かつしかエコ助成金完了報告書兼助成金交付申請書」、領収書、施工後写真などを揃えて提出します。

よくあるご質問（Q&A）

まとめ

令和7年度の「かつしかエコ助成金（事業所用）」は、空調設備の事後申請化など、事業者にとって利用しやすい改善が図られています。ただし、事前申請が必要な設備については、必ず工事着工前に「かつしかエコ助成金事前協議書」の提出が必要です。予算がなくなり次第終了となるため、早めの計画と申請をおすすめします。

東京都内で省エネ改修を検討されている方は、以下の東京都の補助金情報も併せてご確認ください。

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