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監修:補助金インサイト編集部(中小企業診断士・行政書士監修)
最終更新:2025年1月15日
情報源:東京都医療機関・薬局における電子処方箋の活用・普及の促進事業 公募情報 |
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基本情報サマリー |
| 制度名 | 医療機関における電子処方箋の活用・普及の促進事業 |
| 最大補助額 | 最大100万3,000円 |
| 補助率 | 1/6 または 1/4 |
| 対象エリア | 東京都内の医療機関 |
| 主な対象経費 | 電子処方箋システム導入、新機能改修費など |
| 申請期限 | 令和7年12月26日(金)まで |
東京都では、医療DXの推進を加速させるため、都内の医療機関を対象とした独自の支援制度「医療機関における電子処方箋の活用・普及の促進事業」を実施します。本事業は、国の補助金に上乗せする形で支給されるため、システム導入にかかる自己負担を大幅に軽減できるチャンスです。
特に注目すべきは、最大で100万円を超える補助額と、令和7年度限りの実施という点です。本記事では、申請支援のプロフェッショナルの視点から、複雑な要件を整理し、確実に受給するためのポイントを解説します。
この補助金を30秒で理解
この補助金は、電子処方箋システムの導入に取り組む東京都内の病院・診療所を支援する制度です。最も重要な特徴は、国の補助金(社会保険診療報酬支払基金)との併用が前提となっている点です。
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重要ポイント - 国の補助金に上乗せ:都独自の支援で負担をさらに軽減。
- 交付決定が必須:申請時点で国の補助金の交付決定を受けている必要があります。
- 期間限定:令和7年度限りの事業であり、令和7年9月30日までに導入完了したものが対象です。
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対象となる医療機関
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申請可能な条件
東京都内に開設する医療機関(健康保険法第63条第3項各号に定める病院又は診療所)であり、以下の条件を満たすもの。 1. 国の補助金(社会保険診療報酬支払基金)の交付決定を受けていること
2. 令和7年9月30日までに事業(導入)が完了していること |
対象外となるケース
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✕ | 東京都が開設している病院および診療所 |
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✕ | 薬局(本事業は医療機関向けであり、薬局は別制度となります) |
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✕ | 導入完了日が令和7年10月1日以降となる事業 |
補助金額と計算方法
補助金額の上限と補助率は、医療機関の規模(病床数など)によって明確に区分されています。ご自身の施設がどの区分に該当するかを確認し、予算計画にお役立てください。
1. 大規模病院(病床数200床以上)
2. 病院(大規模病院以外)
3. 診療所
申請の流れ
申請はすべて電子申請システム「Jグランツ」を通じて行われます。GビズIDの取得には時間がかかるため、未取得の方は最優先で手続きを進めてください。
1 | GビズIDプライムの取得 Jグランツの利用には「GビズIDプライム」アカウントが必須です。発行までに2〜3週間かかる場合があるため、早急に申請してください。 |
2 | システム導入・支払いの完了
期限:令和7年9月30日まで
上記期限までに、システム改修等の事業を完了し、支払いまで済ませておく必要があります。 |
3 | Jグランツで申請
期間:令和7年10月1日(水) ~ 12月26日(金)
国の補助金交付決定通知書などの必要書類を揃え、電子申請を行います。 |
4 | 交付額確定・支払い 令和8年2月末頃に交付額の確定通知が届き、3月下旬に指定口座へ補助金が振り込まれる予定です。 |
審査のポイント
本補助金は「要件を満たせば交付される」性質のものです。コンテスト形式ではありませんが、以下のポイントで不備があると不採択になる恐れがあります。
ℹ️
審査通過のための重要事項 - 整合性:国の補助金申請内容と、都への申請内容(金額や事業内容)に矛盾がないこと。
- 完了日:導入完了日が令和7年9月30日以前であることが書類上で証明できること。
- 期限厳守:12月26日の17時など、システムの締切時間を1分でも過ぎると受け付けられません。
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注意点・よくあるミス
申請にあたり、特に誤解しやすい点や見落としがちなポイントをまとめました。
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ここだけは注意してください - 導入期限の厳守:令和7年10月1日以降に導入が完了した案件は対象外です。「申請期間」は10月からですが、「導入」はその前(9月中)に終えている必要があります。
- 薬局は対象外:本事業は医療機関向けです。薬局向けの補助金は別途ご確認ください。
- 単年度事業:本事業は令和7年度限りの実施予定です。次年度の実施は未定のため、この機会を逃さないようにしましょう。
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よくある質問(FAQ)
Q | 国の補助金を申請していませんが、都の補助金だけ申請できますか? |
いいえ、申請できません。本事業は国の補助金への上乗せ補助という位置づけのため、国の補助金の交付決定を受けていることが必須条件となります。 |
Q | 補助金はいつ振り込まれますか? |
令和8年3月下旬の支払いを予定しています。令和8年2月末頃に交付額の確定通知が届くスケジュールとなっています。 |
Q | 郵送での申請は可能ですか? |
いいえ、原則としてJグランツによる電子申請のみとなります。インターネット環境とGビズIDの準備をお願いします。 |
申請すべきかの判断基準
手間をかけて申請する価値があるかどうか、以下のチェックリストで判断してください。
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✓ | 東京都内の病院または診療所である |
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✓ | 国の補助金を申請済み、または申請予定である |
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✓ | 令和7年9月30日までにシステム導入を完了できる見込みがある |
上記の3つすべてに当てはまる場合は、申請を強くおすすめします。特に大規模病院の場合、最大100万円以上の補助となるため、経営上のインパクトは決して小さくありません。
今日からやるべきこと
申請受付は10月からですが、準備は今すぐ始める必要があります。以下の手順で進めましょう。
- GビズIDプライムの確認: IDを持っていない、またはパスワードを忘れた場合はすぐに手続きを。
- ベンダーへの相談: 「東京都の補助金を使いたいので、9月末までに導入完了させたい」とシステム業者に伝え、見積もりとスケジュールを確保してください。
- 国の補助金申請: まだの方は、社会保険診療報酬支払基金への申請を急ぎましょう。
公式情報・問い合わせ先
申請前に必ず最新の公募要領をご確認ください。不明点は事務局へ直接問い合わせるのが確実です。
免責事項:本記事は執筆時点の情報に基づいています。補助金の内容は変更される可能性があるため、申請前に必ず公式の公募要領をご確認ください。
最終更新:2025年1月15日 |