【2025年度】美味しまね認証等取得支援事業|最大10万円・新規就農者向け・締切1月30日
補助金詳細
Details島根県内の認定新規就農者で、農業経営を開始して5年以内の青年等、かつ国際水準GAP認証又は美味しまね認証の取得予定者。
・補助金交付申請書(要綱様式第1号)
・事業計画書(別記様式第1号)
・収支予算書(別記様式第2号)
・導入する資機材等の見積書の写し
・認定新規就農者であることを証する書類の写し(青年等就農計画認定書等)
・その他知事が必要と認める書類
・農薬保管庫
・消火器
・救急箱
・燃料保管用具、携行缶
・計量機器及び標準品
・農産物取扱い施設における仕切り類、補修材料
・作業記録用アプリケーションの利用料
・飛散防止形照明、飛散防止カバー
・土壌検査
・水質検査
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview対象となる方
- 島根県内で農業経営を開始して5年以内の認定新規就農者
- 主要品目について「美味しまね認証」または「国際水準GAP認証」の取得を目指す方
- GAP(農業生産工程管理)の実践に必要な資機材の導入を検討している方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 公募要領・様式を公式サイトからダウンロードし、必要書類を準備する |
| STEP 2 | 申請窓口(産地支援課)へE-mailまたは郵送で申請書類を提出する |
| STEP 3 | 審査を経て、交付決定通知書を受領する |
| STEP 4 | 事業を実施し、完了後に実績報告書を提出。検査後、補助金が振り込まれる |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 100,000円 |
| 補助率 | 補助対象経費の1/2以内 |
計算例: GAP実践のために合計25万円の対象経費(農薬保管庫15万円、土壌検査10万円)を支出した場合、補助金額は25万円 × 1/2 = 12.5万円となりますが、上限額が10万円のため、交付額は10万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
本事業の対象となるのは、以下の要件を全て満たす方です。
- 認定新規就農者であること: 農業経営基盤強化促進法に基づき、市町村から青年等就農計画の認定を受けた方。
- 農業経営開始後5年以内であること: 青年等就農計画に記載された農業経営開始日から5年以内の方。
- 認証取得予定者であること: 農業経営の主要品目である農産物について、国際水準GAP認証または美味しまね認証のいずれかを取得する予定がある方。
公募期間
申請は二次募集期間内に行う必要があります。予算がなくなり次第、期間内でも受付を終了する可能性があるため、早期の申請が推奨されます。
- 二次募集期間: 令和7年6月2日(月)~令和8年1月30日(金)
- 一次募集は令和7年5月30日をもって終了しています。
補助対象経費
補助対象となるのは、GAP(農業生産工程管理)を実践するために必要な以下の経費です。食品安全、環境保全、労働安全等の観点から、適切な農業生産管理に資するものが対象となります。
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 農薬保管庫 | 農薬の適正管理(施錠管理、盗難・誤使用防止)のための専用保管庫の購入費 | ○ |
| 消火器、救急箱 | 作業者の労働安全確保のための初期消火用具や応急手当用品の購入費 | ○ |
| 燃料保管用具 | 燃料の安全な保管・運搬のための携行缶等の購入費 | ○ |
| 計量機器及び標準品 | 農薬や肥料の正確な計量のための機器(はかり等)や校正用分銅の購入費 | ○ |
| 施設内の仕切り類等 | 農産物取扱い施設における異物混入防止のための仕切りや補修材料の購入費 | ○ |
| 作業記録用アプリ利用料 | 生産工程管理の記録・管理を効率化するためのアプリケーションの利用料 | ○ |
| 飛散防止形照明等 | 照明器具破損時の異物混入を防ぐための飛散防止形照明やカバーの購入費 | ○ |
| 土壌・水質検査 | 圃場の土壌分析や農業用水の水質検査にかかる費用 | ○ |
| 汎用的な備品 | パソコン、プリンター、車両など、他の目的にも使用できるものの購入費 | × |
重要: 補助金の交付決定前に購入・契約した経費は補助対象外となります。必ず交付決定通知書を受け取ってから、資機材の発注や契約を行ってください。
必要書類一覧
申請にあたっては、公式サイトから最新の様式をダウンロードして使用してください。提出前に「提出書類チェックシート」で不備がないか確認することを推奨します。
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書(要綱様式第1号) | 公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 事業計画書(別記様式第1号) | 事業内容、目標、経費の内訳等を記載 |
| 3 | 収支予算書(別記様式第2号) | 収入と支出の見込みを記載 |
| 4 | 経費の見積書等の写し | 導入する資機材等の金額がわかる書類 |
| 5 | 認定新規就農者であることを証する書類の写し | 青年等就農計画認定書の写しなど |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
申請書類は、主に以下の観点から審査されると考えられます。
- 事業の妥当性: 計画されている資機材の導入が、GAPの実践と認証取得に直接的に寄与するものであるか。
- 実現可能性: 計画通りに事業が実施され、期限内に認証取得が達成できる見込みがあるか。
- 経営安定化への効果: 本事業の実施が、申請者の早期の経営安定化にどのようにつながるか。
- 経費の妥当性: 計上されている経費が、事業内容に対して適正な規模・金額であるか。
採択率を高めるポイント
- 目的との整合性を明確にする: なぜその資機材が必要なのかを、GAPの具体的な管理点(例:農薬の適正保管、労働安全の確保)と関連付けて具体的に説明する。
- 認証取得への意欲を示す: いつまでに、どの認証を取得するのか、具体的なスケジュールや計画を事業計画書に盛り込む。
- 書類の不備をなくす: 提出前にチェックシートを活用し、記入漏れや添付書類の不足がないよう、細心の注意を払う。
- 早めに申請する: 予算には限りがあるため、公募開始後、準備が整い次第速やかに申請することが望ましい。
よくある質問
Q1: 交付決定前に購入した資機材は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。本補助金は、交付決定日以降に契約・発注し、事業期間内に支払いが完了した経費のみが対象となります。事前着手は認められませんのでご注意ください。
Q2: 「美味しまね認証」とはどのような制度ですか?
A: 「安全で美味しい島根の県産品認証制度」の愛称です。高い安全性を確保するための生産工程管理(GAP)を実践し、かつ食味等の品質が良い農林水産物を、島根県が認証する制度です。
Q3: 申請すれば必ず採択されますか?
A: いいえ、必ず採択されるわけではありません。申請内容について審査が行われ、要件を満たし、事業内容が適切であると判断された場合に交付が決定されます。また、申請額が予算の上限に達した場合は、募集期間内でも受付が終了となります。
Q4: 申請書の書き方について相談できますか?
A: はい、本事業の担当部署である島根県の産地支援課にお問い合わせください。申請内容に関する具体的な相談が可能です。連絡先は本記事の最後に記載しています。
制度の概要・背景
本事業は、島根県内における新規就農者の早期の経営安定化を促進することを目的としています。農業経営を開始して間もない時期は、経営基盤が不安定になりがちです。そこで、消費者や実需者から信頼される農産物生産の証であるGAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)の取組を早期に開始し、実践するための初期投資を支援することで、販路の確保や経営改善につなげることを目指しています。
GAPの実践には、農薬保管庫の設置や作業記録の徹底など、一定の設備投資や管理体制の構築が必要です。この補助金は、そうした初期負担を軽減し、新規就農者がスムーズにGAPを導入・実践し、ひいては「美味しまね認証」や国際水準GAP認証の取得を通じて、持続可能な農業経営を確立するための重要な支援策と位置づけられています。
まとめ・お問い合わせ先
「美味しまね認証等取得支援事業」は、島根県で新たに農業を始めた方が、安全・安心な農産物づくりに取り組むための初期投資を支援する制度です。上限10万円、補助率1/2以内で、GAP実践に必要な資機材の導入に活用できます。予算に限りがあるため、対象となる方は募集要領をご確認の上、早めの申請をご検討ください。
お問い合わせ先
実施機関: 島根県
担当部署: 農林水産部 産地支援課 美味しまね・GAPスタッフ
住所: 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
電話: 0852-22-5131
Email: oishimane@pref.shimane.lg.jp
公式サイト: https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/nougyo/nougyo_shien/hojyojigyou/oishimane_zigyo.html
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大10万円 | 最大1,003,000円 | 上限なし | 最大1,200万円 | 最大50万円/戸(条件により最大200万円/戸まで加算あり) |
| 補助率 | 補助対象経費の1/2以内(上限10万円) | 病院(大規模病院含む)は対象経費の6分の1、診療所は4分の1。施設規模や導入内容(初期導入、新機能導入、同時導入)により上限額が異なります。 | <ul> <li>公共交通人材確保支援事業:1/4</li> <li>公共交通環境整備支援事業:1/6</li> <li>運転士就労支援金:定額</li> </ul> | 対象経費の3/4以内 | 補助対象経費の1/3以内。補助上限額は原則50万円/戸ですが、特定の工事(バリアフリー改修、耐震改修等)を行う場合は最大200万円/戸まで加算されます。 |
| 申請締切 | 2026年1月30日 | 令和7年12月31日 | 令和8年2月28日まで | 令和7年12月15日まで | 令和7年12月12日(金) |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書(別記様式第1号)
・収支予算書(別記様式第2号)
・導入する資機材等の見積書の写し
・認定新規就農者であることを証する書類の写し(青年等就農計画認定書等)
・その他知事が必要と認める書類
Q どのような経費が対象になりますか?
・消火器
・救急箱
・燃料保管用具、携行缶
・計量機器及び標準品
・農産物取扱い施設における仕切り類、補修材料
・作業記録用アプリケーションの利用料
・飛散防止形照明、飛散防止カバー
・土壌検査
・水質検査