補助金額の2つのパターン比較シミュレーション士幌町「はちどり補助金」の結論
北海道士幌町では、2050年のゼロカーボンシティ実現に向け、既設の太陽光発電設備に蓄電池を導入する費用を支援する「はちどり補助金(既設太陽光発電設備用蓄電池導入補助金)」を実施しています。本制度の結論は以下の通りです。
結論:本補助金の重要ポイント
- ✅ 補助上限:個人は最大35万円、事業者は最大20万円
- ✅ 対象設備:既設の太陽光発電(FIT/FIP期間満了または未認定)に接続する蓄電池
- ✅ 絶対条件:士幌町内の業者から購入すること、および先着順であること
令和7年度 補助金制度の概要
本補助金は、売電価格が低下したFIT(固定価格買取制度)終了後の世帯や事業者が、発電した電気を「売る」から「自家消費する」へシフトすることを強力に支援する制度です。
⚠️ 注意点:予算は先着順
本補助金は予算枠に達し次第、期間内であっても受付を終了します。特に「北海道のゼロカーボン推進事業」との連携による増額枠は早期終了の可能性があるため、早めの検討を推奨します。
補助金額の算出方法と2つのパターン
補助金額は、導入する蓄電池の容量(kWh)に応じて算出されます。個人で北海道の特定の要件を満たす場合は、補助単価が大幅に引き上げられます。
【パターンA】通常(個人・事業者共通)
2万円/kWh(上限20万円)
※10kWh以上の蓄電池を設置しても一律20万円
【パターンB】北海道ゼロカーボン連携(個人のみ)
3.5万円/kWh(上限35万円)
※北海道「住まいのゼロカーボン化推進事業」の要件を満たす場合
✅ ここが重要:蓄電池の容量計算
算出された金額に1,000円未満の端数がある場合は切り捨てとなります。また、蓄電池の容量は小数点以下第2位を切り捨てた数値で計算します。
補助対象となるかどうかの条件判定フロー申請から補助金受取までの5ステップ
申請は「工事着工前」に行う必要があります。事後申請は認められないため、必ず手順を遵守してください。
次年度の見通しと代替案
令和7年度の予算枠が終了した場合、あるいは令和8年度以降の導入を検討されている方への情報です。
今後の見通し
士幌町は「ゼロカーボンシティ」を宣言しており、環境省の重点対策加速化事業に採択されているため、令和8年度以降も同様の補助金が継続される可能性は非常に高いと考えられます。ただし、国の予算状況により補助単価や上限額が変動するリスクはあります。
代替案:
現在、国(経済産業省)が実施する「DR(ディマンドリスポンス)対応蓄電池導入支援」などの公募が重なる時期がありますが、原則として士幌町の補助金と国の補助金は併用できません。どちらが有利か、町内業者とシミュレーションすることをお勧めします。
よくある質問(FAQ)
Q. 中古の蓄電池を設置する場合も補助対象になりますか?
A. はい、リユース品(中古品)も対象となります。ただし、北海道の連携増額(最大35万円)は適用されず、通常の最大20万円の枠内での補助となります。
Q. 太陽光発電と蓄電池を「同時に」新設する場合は対象ですか?
A. 本補助金は「既設」の太陽光設備が対象です。新設の場合は、士幌町の別の補助金(自家消費型太陽光発電設備導入補助金)が適用される可能性があります。
Q. 町外の業者で安く購入したいのですが、対象外ですか?
A. 原則として対象外です。士幌町内の経済循環を目的としているため、町内に本店を有する業者からの購入が必須条件となっています。