補助金詳細
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補助金概要
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✓ | この記事の信頼性
監修:補助金インサイト編集部(中小企業診断士・社会保険労務士監修) 最終更新:2025年4月1日 情報源:特定求職者雇用開発助成金 公募要領(令和7年度版) |
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📋 基本情報サマリー | |
| 制度名 | 特定求職者雇用開発助成金 |
| 最大助成額 | 最大360万円 |
| 助成率 | 定額助成(対象者・企業規模による) |
| 対象エリア | 全国の事業主 |
| 主な対象経費 | 対象労働者の賃金助成 |
| 審査難易度 | 低(要件合致で受給可) |
特定求職者雇用開発助成金を30秒で理解
特定求職者雇用開発助成金とは、高年齢者や障害者、母子家庭の母など、就職が困難な方をハローワーク等の紹介により継続雇用する事業主に対して支給される制度です。
この制度は、就職困難者の雇用機会増大と安定雇用を目的としています。企業にとっては、人材確保と人件費負担の軽減を同時に実現できるメリットの大きい仕組みと言えるでしょう。
2025年(令和7年)4月からは、社会情勢に合わせた制度の見直しが行われています。最新の変更点を把握しておくことが重要です。
💡 2025年(令和7年度)の主な改正ポイント
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全コース共通の支給要件
助成金を受給するためには、対象労働者の条件だけでなく、事業主側も以下の要件をすべて満たす必要があります。
| ✓ | ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により雇い入れること |
| ✓ | 雇用保険の一般被保険者として雇い入れ、継続して雇用することが確実であること |
| ✓ | 雇入れ日の前後6か月間に、事業主都合の解雇等をしていないこと |
| ✓ | 労働保険料を滞納していないこと |
⚠️ 最重要ポイント:紹介ルート
この助成金の最大のポイントは「ハローワーク等の紹介」が必須である点です。求人サイトなどからの直接応募(オンライン自主応募含む)で採用した場合は対象外となります。必ず指定のルートで採用プロセスを進めてください。 |
補助金額と計算方法
各コースの支給額は、対象労働者の類型や企業規模(中小企業か否か)によって異なります。代表的な「特定就職困難者コース」と、高額受給が可能な「成長分野等人材確保・育成コース」の例を見てみましょう。
1. 特定就職困難者コースの支給額
| 対象労働者 | 短時間労働者以外 | 短時間労働者 | ||
|---|---|---|---|---|
| 中小企業 | 大企業 | 中小企業 | 大企業 | |
| 高年齢者(60歳以上) 母子家庭の母等 | 60万円 | 50万円 | 40万円 | 30万円 |
| 身体・知的障害者 | 120万円 | 50万円 | 80万円 | 30万円 |
| 重度障害者等 | 240万円 | 100万円 | ||
5. 成長分野等人材確保・育成コースの支給額
DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)関連業務に就かせる場合など、特定の要件を満たすと、支給額が通常の1.5倍に増額されます。
| 対象労働者 | 短時間労働者以外 | 短時間労働者 | ||
|---|---|---|---|---|
| 中小企業 | 大企業 | 中小企業 | 大企業 | |
| 高年齢者、母子家庭の母 中高年層等 | 90万円 | 75万円 | 60万円 | 45万円 |
| 身体・知的障害者 発達障害者等 | 180万円 | 75万円 | 120万円 | 45万円 |
| 重度障害者等 | 360万円 | 150万円 | ||
申請の流れ
申請は、助成対象期間を6か月ごとに区切った「支給対象期」ごとに行います。以下は第1期申請までの基本的な流れです。
1 | ハローワーク等に求人を提出 助成金の対象となる求人であることを伝えて申し込みます。必ず「紹介状」の発行を受けられるルートを選択してください。 |
2 | 対象者の紹介・雇入れ ハローワーク等から紹介を受け、選考を経て採用を決定します。雇用契約書を締結し、雇用保険に加入させます。 |
3 | 第1期 支給申請 雇入れから6か月経過後、2か月以内に管轄の労働局へ第1期分の支給申請書を提出します。 |
4 | 審査・支給決定 労働局にて申請内容の審査が行われ、支給または不支給が決定されます。 |
5 | 助成金の受給(第1期) 支給決定後、指定の口座に助成金が振り込まれます。 |
6 | 第2期以降の申請・受給 助成対象期間が終了するまで、6か月ごとに同様のプロセスを繰り返します。 |
審査のポイント
本助成金は、コンテスト形式の補助金とは異なり、要件を満たしていれば原則として受給可能です。審査では主に以下の点が確認されます。
| ✓ | ハローワーク等の紹介状と雇入れ日が矛盾していないか |
| ✓ | 労働条件が労働基準法等を遵守しているか |
| ✓ | 賃金が正しく支払われ、台帳と整合しているか |
注意点・よくあるミス
要件を満たしているつもりでも、些細なミスで不支給になるケースがあります。以下の点には特に注意してください。
| ✕ |
求人サイトからの直接応募で採用してしまった → ハローワーク等の紹介状がないと対象外です。 |
| ✕ |
雇入れ前後6ヶ月に会社都合退職者を出した → 解雇制限期間に抵触すると支給されません。 |
| ✕ |
申請期限を1日でも過ぎてしまった → 期限厳守です。郵送の場合は消印有効か必着か確認しましょう。 |
よくある質問(FAQ)
Q | 既に採用してしまった従業員について申請できますか? |
原則として申請できません。雇入れ前にハローワーク等からの紹介を受ける必要があります。ただし、紹介を受ける前に面接等を行っていないことが条件となります。 | |
Q | 2025年4月の改正前に雇い入れた場合はどうなりますか? |
雇入れ日の時点での制度が適用されます。例えば、「就職氷河期世代安定雇用実現コース」は令和7年3月31日雇入れ分までは対象となります。 | |
Q | 助成金はいつ振り込まれますか? |
申請書の提出から審査完了まで、通常2ヶ月〜4ヶ月程度かかります。支給決定通知書が届いてから振込までの期間は労働局により異なります。 | |
申請すべきかの判断基準
この助成金は、特に人手不足に悩む中小企業にとって強力な支援ツールとなります。以下のメリットを感じる場合は、積極的な申請をおすすめします。
✅ 助成金を活用するメリット
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今日からやるべきこと
2025年度からは制度が一部変更され、より使いやすくなります。まずは管轄のハローワークに相談し、自社の求人が助成金の対象となるか確認することから始めましょう。
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📌 公式情報・お問い合わせ | |
| 公式サイト | 厚生労働省 公式ページを見る → |
| 問い合わせ先 | 管轄の労働局またはハローワーク 受付時間:平日8:30〜17:15 |
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。 | |
免責事項:本記事は執筆時点(2025年4月1日想定)の情報に基づいています。助成金の内容は変更される可能性があるため、申請前に必ず公式の公募要領をご確認ください。 最終更新:2025年4月1日 |
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|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大360万円 | 1人につき20万円(最大100万円) | 最大30万円 | 1人あたり最大75万円(小規模企業が2年間の取り組みを行った場合) |
| 補助率 | 補助率という概念はなく、対象労働者の類型、企業規模、労働時間に応じて定められた定額が支給されます。支給対象期ごとに支払った賃金額が上限となります。 | 助成対象経費の実支出額(上限20万円/人)。助成対象経費が1人当たり20万円に満たない場合は、当該助成対象経費(1,000円未満切り捨て)。 | 対象企業又は法人等が負担した額から県奨学金制度における県補助金交付額を控除した額に2分の1を乗じた額 | — |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 雇用した日から6か月を経過し、その日から3か月以内 | 令和10年3月31日 | 対象労働者の労働時間延長後、6ヶ月分の賃金を支払った日の翌日から2ヶ月以内 |
| 難易度 | ||||
| 採択率 AI推定 | 30.0% ※参考値 | 90.0% ※参考値 | 50.0% ※参考値 | 90.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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