【2025年最新】国分寺市認証保育所等保護者助成金|月最大6.7万円!対象者・申請方法を解説
補助金詳細
Details国分寺市に住民登録があり、月の初日に認証保育所、家庭福祉員、または指導監督基準を満たす認可外保育施設等に月120時間以上の契約で在籍する児童の保護者。
・国分寺市認証保育所等保護者助成金交付申請書
・契約書の写し(認可外保育施設や企業主導型保育事業を利用している場合)
・領収証または保育料を負担したことが分かる書類(申請期間の6ヶ月分)
・(非)課税証明書(該当年度の1月1日に国分寺市に住民登録がない方など、特定の条件に該当する場合)
・認証保育所、家庭福祉員、指導監督基準を満たす認可外保育施設等に支払った月額保育料
・延長保育料
※入園料、給食費、行事参加費、教材費などは対象外です。
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview国分寺市で認証保育所や認可外保育施設にお子様を預けている保護者の皆様へ朗報です。国分寺市では、保育料の負担を軽減するための「国分寺市認証保育所等保護者助成金」制度を実施しています。特に令和7年(2025年)9月から制度が大幅に拡充され、0〜2歳児の課税世帯・第1子の場合、助成上限額が月額10,000円から最大67,000円へと大幅に増額されました。これにより、子育て世帯の経済的負担が大きく軽減されることが期待されます。この記事では、複雑で分かりにくい助成金制度について、対象者、助成金額、申請方法、必要書類などをどこよりも分かりやすく、ステップバイステップで徹底解説します。ご自身が対象になるか、いくら助成されるのかを確認し、確実に申請しましょう。
この助成金のポイント
- 国分寺市在住で認証保育所等を利用する保護者の保育料負担を軽減
- 令和7年9月から制度が大幅拡充!月額最大67,000円の助成
- 国の幼児教育・保育の無償化制度と併用可能
- 申請は前期(4〜9月分)と後期(10〜3月分)の年2回
- 所得制限なし!幅広い世帯が対象
① 国分寺市認証保育所等保護者助成金の概要
本制度は、認可保育園以外の保育サービスを利用する保護者の経済的負担を軽減し、多様な保育ニーズに応えることを目的としています。東京都の保育料補助制度拡充を受け、国分寺市が独自に支援を上乗せする形で実施しており、特に多子世帯や低年齢児を育てる世帯への支援が手厚くなっています。
制度の目的と背景
待機児童問題の解消や、保護者の就労形態の多様化に対応するため、認証保育所や認可外保育施設の役割はますます重要になっています。しかし、認可保育園に比べて保育料が高額になりがちなため、その差額を補助することで、保護者が保育施設を選択しやすくなる環境を整えることがこの制度の大きな目的です。令和7年9月からの大幅な制度拡充は、子育て世帯への支援をさらに強化し、「子どもを産み育てやすいまち」を目指す国分寺市の強い意志の表れと言えるでしょう。
実施組織
この助成金制度は、東京都国分寺市が実施しています。担当部署は「子ども家庭部 保育幼稚園課 給付管理係」です。
② 助成金額・補助率【令和7年9月からの新制度対応】
助成金の上限額は、お子様の年齢、世帯の課税状況、第1子か第2子以降か、そして利用する施設の種類によって細かく定められています。特に令和7年9月から大きく変更されたため、最新の情報を確認することが非常に重要です。
この助成金は、保護者が実際に支払った保育料から、国の無償化給付額を差し引いた金額に対して、下記の上限額まで支給されます。つまり、「(実際に支払った保育料 – 国の無償化給付額)」と「市の助成上限額」を比べて、低い方の金額が支給される仕組みです。
助成上限額一覧(月額 / 令和7年9月〜)
| 要件 | 認証保育所・家庭福祉施設・企業主導型 | 認可外保育施設 | (参考)国の無償化上限額 | |
|---|---|---|---|---|
| 0〜2歳児 | 課税世帯・第1子 | 67,000円 | 40,000円 | 0円 |
| 課税世帯・第2子以降 | 67,000円 | 40,000円 | 0円 | |
| 非課税世帯・第1子 | 25,000円 | 0円 | 42,000円 | |
| 非課税世帯・第2子以降 | 25,000円 | 25,000円 | 42,000円 | |
| 3〜5歳児 | 第1子 | 20,000円 | 0円 | 37,000円 |
| 第2子以降 | 20,000円 | 20,000円 | 37,000円 | |
助成額の計算例
具体的なケースで、いくら助成されるのか見てみましょう。
例1)2歳児、課税世帯、第1子、認証保育所に通園。月額保育料が70,000円の場合
- 国の無償化給付:対象外(0円)
- 助成対象経費:70,000円 – 0円 = 70,000円
- 市の助成上限額:67,000円
- 比較:助成対象経費 70,000円 > 市の助成上限額 67,000円
- 実際の助成額:67,000円(低い方の金額)
例2)4歳児、課税世帯、第2子、認可外保育施設に通園。保育の必要性認定あり。月額保育料が60,000円の場合
- 国の無償化給付:37,000円
- 助成対象経費:60,000円 – 37,000円 = 23,000円
- 市の助成上限額:20,000円
- 比較:助成対象経費 23,000円 > 市の助成上限額 20,000円
- 実際の助成額:20,000円(低い方の金額)
例3)1歳児、非課税世帯、第1子、認証保育所に通園。保育の必要性認定あり。月額保育料が65,000円の場合
- 国の無償化給付:42,000円
- 助成対象経費:65,000円 – 42,000円 = 23,000円
- 市の助成上限額:25,000円
- 比較:助成対象経費 23,000円 < 市の助成上限額 25,000円
- 実際の助成額:23,000円(低い方の金額)
③ 対象者・条件
この助成金を受けるためには、以下のすべての要件を満たす必要があります。
- 【要件1】国分寺市に住民登録があること
助成対象月の初日において、お子様が国分寺市の住民基本台帳に記録されている必要があります。 - 【要件2】対象施設に在籍していること
助成対象月の初日において、以下のいずれかの施設に在籍している必要があります。- 認証保育所
- 家庭福祉員(保育ママ)
- 企業主導型保育事業(指導監督基準を満たす旨の証明書が発行されている施設)
- 認可外保育施設(指導監督基準を満たす旨の証明書が発行されている施設)
- 【要件3】月120時間以上の利用契約があること
保護者と施設との間で、延長保育時間を含めて月120時間以上の利用契約を締結している必要があります。(認証保育所では一部例外あり)
注意点:
- 月の途中から入所した場合は、翌月分からが助成対象となります。
- 夜間保育のみ、一時保育などは対象外です。
- 「第2子以降」とは、保護者に監護され生計を同一にする子どものうち、最年長者以外の子どもを指します。年齢は問いません。(例:高校生、小学生、1歳児の3人兄弟の場合、小学生と1歳児が「第2子以降」となります)
④ 補助対象経費
助成の対象となる経費とならない経費があります。申請前にしっかり確認しておきましょう。
対象となる経費
- 月ぎめで契約している基本保育料
- 延長保育料
対象とならない経費
- 入園料、登録料
- 給食費、おやつ代、ミルク代
- 教材費、行事参加費、制服代
- 送迎バス代
- その他、保育料とは別に実費として徴収される費用
⑤ 申請方法・手順
申請は年に2回、前期(4月~9月分)と後期(10月~3月分)に分けて行います。6ヶ月分の保育料を支払った後、まとめて申請する形です。申請期間は短いので、事前に準備を進めておきましょう。
申請スケジュール(目安)
- 前期(4月~9月分):10月頃に申請期間が設けられます。(例:令和7年度前期分は令和7年9月下旬~10月上旬)
- 後期(10月~3月分):4月頃に申請期間が設けられます。
正確な申請期間は、国分寺市の市報や公式ホームページ、各保育施設からの案内で必ず確認してください。期間を過ぎると一切受け付けてもらえないので注意が必要です。
申請手順
- 申請書類の入手
申請書は、通園している保育施設や国分寺市役所 保育幼稚園課で配布されます。また、市のホームページからダウンロードすることも可能です。 - 必要書類の準備
以下の書類を準備します。不備がないように、リストで確認しましょう。- 国分寺市認証保育所等保護者助成金交付申請書
- 契約書の写し(認可外保育施設や企業主導型保育事業を利用している場合のみ)
- 保育料の領収証(6ヶ月分)または支払いが確認できる書類(通帳のコピーなど)
- (非)課税証明書(対象年度の1月1日に国分寺市に住民登録がなかった場合など、該当者のみ)
- 書類の提出
準備した書類一式を、申請期間内に国分寺市役所 保育幼稚園課へ郵送(必着)または持参します。 - 審査・決定通知
市で書類が審査され、交付が決定すると「交付決定通知書」が郵送されます。(前期申請分は10月下旬~11月下旬頃) - 助成金の振込
申請書に記載した指定口座に助成金が振り込まれます。(前期申請分は11月初旬~12月初旬頃)
⑥ 確実に受給するためのポイント
この助成金は要件を満たせば基本的に受給できますが、手続きのミスで支給が遅れたり、最悪の場合受け取れなくなったりすることもあります。以下の点に注意して、スムーズな受給を目指しましょう。
- 申請期限は厳守!:1日でも遅れると受け付けてもらえません。カレンダーに登録するなど、忘れない工夫をしましょう。
- 書類の不備に注意:記入漏れや印鑑の押し忘れ、添付書類の不足がよくあるミスです。提出前に何度も確認しましょう。
- 領収証は必ず保管:6ヶ月分の領収証が必要です。毎月受け取ったら、申請時期まで専用のファイルなどで大切に保管しておきましょう。
- 兄弟姉妹はそれぞれ申請:対象となるお子様が複数いる場合は、一人ずつ申請書を作成・提出する必要があります。
- 不明点はすぐに問い合わせる:自分で判断せず、国分寺市の保育幼稚園課に電話で確認するのが最も確実です。
⑦ よくある質問(FAQ)
Q1. 国の「幼児教育・保育の無償化」とは違うのですか?併用できますか?
A1. はい、国の無償化制度とは別の、国分寺市独自の助成金制度です。国の無償化給付を受けた上で、なお残る保護者負担額に対して、この助成金が適用されます。したがって、両方の制度を併用することが可能です。
Q2. 令和7年9月から制度が大きく変わったそうですが、具体的に何が変わりましたか?
A2. 最も大きな変更点は、0〜2歳児の課税世帯に対する助成上限額の大幅な増額です。例えば認証保育所を利用する第1子の場合、月額10,000円から67,000円に増額されました。また、これまで対象外だった認可外保育施設や企業主導型保育事業を利用する第1子も、新たに助成対象となっています。
Q3. 申請を忘れてしまいました。過去の分を遡って申請できますか?
A3. いいえ、できません。申請は定められた期間内に行う必要があり、期限を過ぎた場合はいかなる理由があっても受け付けられません。申請期間を必ず守ってください。
Q4. 振込口座は子どもの名義でも大丈夫ですか?
A4. いいえ、お子様名義の口座は指定できません。申請者である保護者名義の口座を指定してください。
Q5. 市外の認証保育所に通っていますが、対象になりますか?
A5. はい、対象になります。お子様が国分寺市に住民登録されていれば、市外の認証保育所や対象となる認可外保育施設に通っていても助成の対象となります。
⑧ まとめと問い合わせ先
国分寺市の認証保育所等保護者助成金は、子育て世帯にとって非常に心強い制度です。特に令和7年9月からの制度拡充により、その恩恵はさらに大きくなりました。ご自身の家庭がいくら助成を受けられるのかをこの記事で確認し、年に2回の申請期間を逃さずに手続きを行いましょう。
重要ポイントの再確認
- 対象者:国分寺市在住で、認証保育所等に月120時間以上で通う児童の保護者
- 助成額:月額最大67,000円(条件により異なる)
- 申請時期:前期分は10月頃、後期分は4月頃の年2回
- 注意点:申請期限厳守!書類の不備に注意!
制度についてさらに詳しい情報が必要な場合や、個別のケースで不明な点がある場合は、下記の担当部署へ直接お問い合わせください。
お問い合わせ先
- 担当部署:国分寺市 子ども家庭部 保育幼稚園課 給付管理係
- 電話番号:042-312-8649
- ファクス番号:042-325-1380
- 公式サイト:国分寺市公式ホームページ
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大7万円 | 最大250万円 | 0歳児クラスの定員削減1人につき25万円、1歳児クラスの定員増加1人につき25万円(小規模保育事業は50万円) | 最大20万円 | 最大30万円 |
| 補助率 | 保護者が支払った保育料から国の無償化給付額を差し引いた額に対し、市の定める上限額(最大月67,000円)までを助成します。実費負担額と市の上限額のいずれか低い方の金額が支給されます。 | 新築: 中学生以下の子ども一人あたり100万円。町内建設業者による施工販売は、上記助成金等の合計額に50万円を加算。 中古: 中学生以下の子ども一人あたり50万円。購入額の1/3以内(1万円未満切り捨て)を上限とします | 定額 | 対象者1人当たり20万円を上限。申請者と配偶者のいずれもが対象となる奨学金を返還した世帯に対しては、それぞれ20万円を上限として最大40万円が交付限度額 | 補助対象経費の2分の1。1子世帯10万円、2子世帯20万円、3子世帯30万円が上限。空き家加算、三世代同居・近居加算あり(各5万円) |
| 申請締切 | 2025年9月30日 | 令和8年3月31日まで | 令和7年12月12日まで | 令和8年3月31日まで | 令和7年12月26日まで |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 99.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・契約書の写し(認可外保育施設や企業主導型保育事業を利用している場合)
・領収証または保育料を負担したことが分かる書類(申請期間の6ヶ月分)
・(非)課税証明書(該当年度の1月1日に国分寺市に住民登録がない方など、特定の条件に該当する場合)
Q どのような経費が対象になりますか?
・延長保育料
※入園料、給食費、行事参加費、教材費などは対象外です。