【2025年度】逗子市介護・福祉人材補助金ガイド|最大5万円!研修・就労・採用を支援
補助金詳細
Details神奈川県逗子市在住または市内の介護・福祉事業所に勤務する個人、および市内の介護・福祉事業所。具体的には、介護職員初任者研修等の受講者、新たに介護・福祉分野で就労する方、介護職員を新規採用する事業者が対象。
・交付申請書兼誓約書
・事業実績報告書
・請求書
・研修の受講修了証の写し(研修助成の場合)
・研修受講料の領収書等の写し(研修助成の場合)
・就労及び業務従事時間証明書(就労支援の場合)
・雇用契約書の写し(就労支援・事業者向けの場合)
・介護職員雇用証明書(事業者向けの場合)
・介護職員初任者研修の受講料
・介護職員実務者研修の受講料
・移動支援従事者養成研修の受講料
・喀痰吸引等研修の受講料
・介護職員の新規採用にかかる経費(人材確保事業補助金)
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview神奈川県逗子市で介護や福祉の仕事に興味がある方、またはすでに市内で介護事業所を運営されている事業者の皆様に朗報です。逗子市では、介護・福祉分野の人材育成と確保を目的とした、手厚い補助金制度を実施しています。具体的には、資格取得のための研修費用や、新たに就労した方、職員を採用した事業者に対して最大5万円を補助する制度です。この記事では、「介護人材育成事業補助金」「介護人材確保事業補助金」「移動支援人材育成事業補助金」という3つの主要な制度を、対象者別にわかりやすく徹底解説します。申請方法から必要書類、採択されるためのポイントまで、この一本で全てがわかります。ぜひ最後までご覧いただき、ご自身のキャリアアップや事業所の発展にお役立てください。
この記事でわかること
- 逗子市が実施する3つの介護・福祉関連補助金の全体像
- 【個人向け】研修費用や就労支援で最大5万円を受け取る方法
- 【事業者向け】新規採用で5万円の補助金を受け取る方法
- 申請期間や必要書類、具体的な申請手順
- 補助金を確実に受け取るための注意点とポイント
逗子市の介護・福祉人材補助金の概要
逗子市では、高齢化の進展に伴い増加する介護・福祉サービスの需要に対応するため、人材の育成と定着を支援する複数の補助金制度を設けています。これらの制度は、これから介護職を目指す未経験者から、人材確保に課題を抱える事業者まで、幅広い層をサポートすることを目的としています。主な補助金は以下の3つです。
- 逗子市介護人材育成事業補助金:介護職員の研修受講や新規就労を支援(個人向け)
- 逗子市介護人材確保事業補助金:介護職員を新たに採用した事業者を支援(事業者向け)
- 逗子市移動支援人材育成事業補助金:障がい者の移動支援分野での研修や就労を支援(個人向け)
これらの制度は、それぞれ対象者や要件が異なりますが、いずれも予算がなくなり次第終了となる先着順です。対象となる方は、早めの情報収集と申請準備が重要です。
【個人向け】研修・就労支援補助金
これから介護・福祉の資格を取得したい方や、新たに逗子市内の事業所で働き始めた方を対象とした補助金です。大きく分けて「研修受講の支援」と「新規就労の支援」の2種類があります。
① 研修受講の費用を補助(最大5万円)
介護や移動支援に必要な専門研修の受講費用を補助する制度です。キャリアの第一歩を経済的にサポートします。
| 制度名 | 対象研修 | 補助金額 | 主な対象者 |
|---|---|---|---|
| 介護職員研修受講助成補助金 | ・介護職員初任者研修 ・介護職員実務者研修 | 上限5万円 (受講料総額が上限) | ・市内在住の方 ・市内介護事業所勤務者 |
| 移動支援従事者研修受講助成補助金 | ・ガイドヘルパー養成研修等 ・喀痰吸引等研修 | ・市内移動支援事業所に新規就労した方 ・既に勤務し喀痰吸引等研修を修了した方 |
ポイント:
介護職員研修受講助成は、研修の受講中または受講予定の段階でも申請が可能です。キャリアチェンジを考え始めたら、すぐに検討できるのが大きな魅力です。申請には研修の修了証や受講料の領収書が必要になりますので、大切に保管しておきましょう。
② 新規就労を支援(一律5万円)
逗子市内の介護事業所や移動支援事業所に新たに就職し、一定時間以上勤務した方を対象に、お祝い金として5万円が支給されます。
| 制度名 | 補助金額 | 主な要件 |
|---|---|---|
| 介護事業所等就労支援補助金 | 一律5万円 | ・市内介護事業所に新規雇用 ・身体介護に従事 ・累計勤務時間が100時間以上経過 |
| 移動支援事業所就労支援補助金 | ・市内移動支援事業所に新規雇用 ・移動支援事業に従事 ・累計勤務時間が50時間以上経過 |
【注意点】
- 申請時点で、当該事業所に勤務している必要があります。
- 過去に同補助金を受給した方は対象外です。
- 市内介護事業所等を退職後、1年以内に再就職した場合は対象外となります。
- 補助金受給目的の不自然な人事異動(系列事業所間の異動など)は不正受給とみなされ、返還義務が生じます。
【事業者向け】人材確保支援補助金
人手不足が課題となる介護業界において、逗子市は職員を新たに採用した事業所に対しても支援を行っています。採用活動にかかる経費の補填や、採用した職員の定着支援などに活用できる補助金です。
逗子市介護人材確保事業補助金
- 補助金額:1事業所あたり 5万円
- 対象事業所:市内の指定居宅介護サービス事業者、指定地域密着型サービス事業者
- 対象となる職員:
- 新たに採用した、主に身体介護に従事する職員
- 概ね週16時間以上勤務する方
- 主な要件:採用から90日間以上、継続して雇用されていること。
活用例:
この補助金は使途に指定がありません。採用した職員の歓迎会の費用、研修用の備品購入、求人広告費の補填など、職員が長く働き続けられる環境づくりのために柔軟に活用できます。
申請方法・手順
各補助金の申請は、定められた期間内に必要書類を提出することで行います。基本的な流れは共通していますが、制度によって提出書類や担当課が異なるため注意が必要です。
申請期間
令和7年度の申請期限は、令和8年3月31日(火曜日)までです。
ただし、市の予算がなくなり次第、期間内でも受付が終了となります。先着順のため、要件を満たしたら速やかに申請することをおすすめします。
申請のステップ
- 要件の確認:自分が対象となるか、公式サイトや担当課に確認します。
- 必要書類の準備:逗子市の公式サイトから申請様式をダウンロードし、必要事項を記入します。添付書類も漏れなく揃えます。
- 申請書の提出:担当課の窓口に持参するか、郵送で提出します。
- 審査・交付決定:市で内容を審査し、交付が決定されると通知が届きます。
- 実績報告・請求:研修修了後や勤務時間が要件に達した後、実績報告書と請求書を提出します。
- 補助金の受領:指定した口座に補助金が振り込まれます。
採択のポイントと注意点
これらの補助金は要件を満たせば基本的に交付されますが、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
- とにかく早めに申請する:最大のポイントは「先着順」であることです。予算が上限に達すると受付終了となるため、対象になったらすぐに手続きを進めましょう。
- 書類の不備をなくす:申請書の記入漏れや添付書類の不足があると、審査が遅れたり、最悪の場合、受付期間に間に合わなくなる可能性があります。提出前に何度も確認しましょう。
- 要件を正確に理解する:「新規雇用」「累計勤務時間」「継続雇用期間」など、数字の要件を正確に満たしているか確認が必要です。特に就労支援では、勤務時間証明書を事業所に正確に記入してもらうことが不可欠です。
- 虚偽の申請は絶対に行わない:補助金受給目的の不自然な人事異動や経歴の偽りは不正受給にあたります。発覚した場合は全額返還となり、ペナルティが課される可能性もあります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 研修受講助成と就労支援補助金は両方もらえますか?
A1. はい、それぞれの要件を満たせば両方申請し、受給することが可能です。例えば、初任者研修を受講して補助金(最大5万円)を受け取り、その後市内の事業所に就職して100時間勤務すれば、さらに就労支援補助金(5万円)を受け取ることができます。
Q2. 研修をまだ修了していませんが、申請できますか?
A2. はい、「介護職員研修受講助成補助金」は受講中または受講予定の段階でも申請(仮申請)が可能です。ただし、最終的に補助金を受け取るには、研修を修了した後に実績報告書と修了証の写しを提出する必要があります。
Q3. 予算がなくなったかどうかは、どこで確認できますか?
A3. 予算の執行状況については、逗子市の公式サイトで告知されるか、担当課に直接電話で問い合わせるのが最も確実です。申請を検討している場合は、事前に確認することをおすすめします。
Q4. パートやアルバイトでも対象になりますか?
A4. はい、雇用形態は問われません。就労支援補助金は累計の勤務時間、事業者向けの人材確保補助金は週の勤務時間(概ね16時間以上)が要件となりますので、条件を満たせばパートやアルバイトの方も対象です。
Q5. 申請書類はどこで手に入りますか?
A5. 逗子市の公式サイト内にある各補助金のページからWord形式やPDF形式でダウンロードできます。記事下部の問い合わせ先情報に公式サイトへのリンクを記載していますので、そちらからアクセスしてください。
まとめ:逗子市の制度を活用して介護・福祉のキャリアを築こう
今回は、神奈川県逗子市が実施する介護・福祉分野の人材支援補助金について詳しく解説しました。
本記事の重要ポイント
- 個人向け:研修受講や新規就労で最大5万円の支援が受けられる。
- 事業者向け:新規採用で5万円の支援が受けられる。
- 共通:申請期限は令和8年3月31日までだが、先着順のため早めの行動が必須。
- 申請には市の公式サイトからダウンロードした様式と、各種証明書類が必要。
逗子市は、市民の福祉を支える人材を市全体で応援する体制を整えています。これから介護・福祉の道に進もうと考えている方、すでに現場で活躍されている方、そして人材確保に努める事業者の皆様にとって、これらの補助金は大きな助けとなるはずです。まずはご自身が対象となるかを確認し、不明な点があれば市の担当課へ気軽に問い合わせてみましょう。
お問い合わせ先
- 介護分野(介護人材育成・確保事業)
- 担当課:福祉部高齢介護課介護保険係
- 電話番号:046-872-8116
- 公式サイト:逗子市介護人材育成事業補助金
- 障がい者移動支援分野(移動支援人材育成事業)
- 担当課:福祉部障がい福祉課
- 電話番号:046-872-8114
- 公式サイト:逗子市移動支援人材育成事業補助金
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大2,036円 | 最大50万円 | 最大20万円 | 1人あたり18,000円 | 1人あたり3万円 |
| 補助率 | — | 2025/12/10 | 2025/12/10 | — | — |
| 申請締切 | 2026年3月31日 | 令和7年12月26日(金)まで | 令和8年1月30日まで | 令和8年1月23日まで | 令和7年12月31日 |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 90.0% | 30.0% | 30.0% | 100.0% | 100.0% |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業実績報告書
・請求書
・研修の受講修了証の写し(研修助成の場合)
・研修受講料の領収書等の写し(研修助成の場合)
・就労及び業務従事時間証明書(就労支援の場合)
・雇用契約書の写し(就労支援・事業者向けの場合)
・介護職員雇用証明書(事業者向けの場合)
Q どのような経費が対象になりますか?
・介護職員実務者研修の受講料
・移動支援従事者養成研修の受講料
・喀痰吸引等研修の受講料
・介護職員の新規採用にかかる経費(人材確保事業補助金)