【2025年】藤沢市燃料電池自動車(FCV)導入補助金｜市民・事業者向けに15万円を支援！

1. 藤沢市燃料電池自動車(FCV)導入補助金とは？

「藤沢市燃料電池自動車導入補助金」は、藤沢市が地球温暖化対策の一環として、二酸化炭素を排出しないクリーンな次世代自動車「燃料電池自動車（FCV）」の普及を促進するために設けている制度です。ガソリン車などからの乗り換えを支援し、環境負荷の少ない持続可能なまちづくりを目指すことを目的としています。この補助金は、車両の購入費用の一部を市が補助することで、市民や事業者の導入負担を軽減します。

制度の概要

2. 補助金額と補助率

補助金額は、車両価格に関わらず一律の金額が設定されています。非常にシンプルで分かりやすい制度です。

補助金額

補助率は定められておらず、1台導入につき15万円が交付される定額補助となります。高額なFCVの購入において、この補助金は大きな助けとなるでしょう。

国や神奈川県の補助金との併用は可能？

はい、国や神奈川県が実施する補助金との併用が可能です。FCVを購入する際は、複数の補助金を組み合わせることで、自己負担額を大幅に削減できます。

• 国の補助金：一般社団法人次世代自動車振興センターが実施する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金（CEV補助金）」が代表的です。車種によって補助額が異なります。
• 神奈川県の補助金：神奈川県も独自の「乗用ＦＣＶ導入費補助金」を実施している場合があります。

藤沢市の補助金と合わせて、これらの制度も必ず確認し、最大限に活用しましょう。

3. 対象者と主な条件

補助金を受け取るためには、申請者と対象車両の両方が市の定める要件を満たす必要があります。ここでは、主な条件を詳しく見ていきましょう。

申請者の要件

以下のいずれかに該当する方が対象です。

• 藤沢市内に1年以上継続して住所を有する個人（市民）
• 藤沢市内に1年以上継続して事業所または事務所を有する法人または個人事業者

対象車両の要件

• 新規登録車両であること（中古車は対象外）。
• 自動車検査証（車検証）の「燃料の種類」の欄に「圧縮水素」と記載されている車両であること。
• 国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象となっている車両であること。
• 補助金の交付決定通知書を受け取った後に、初度登録（ナンバープレートの取得）を行う車両であること。

4. 申請方法と手続きの流れ

申請手続きは、正しい順序で進めることが非常に重要です。特に、車両登録のタイミングを間違えると補助金が受け取れなくなりますので、以下のステップを必ず守ってください。

5. 採択されるための重要ポイントと注意点

この補助金は先着3件という狭き門です。採択されるためには、いくつかの重要なポイントと注意点を押さえておく必要があります。

採択のポイント

• スピードが命：先着順のため、受付開始後、いかに早く不備のない書類を提出できるかが全てです。事前に販売店と相談し、見積書などを準備しておきましょう。
• 書類の完璧な準備：書類に不備があると受理されず、修正している間に枠が埋まってしまう可能性があります。提出前に何度も確認しましょう。
• 窓口への持参を推奨：市は郵送も受け付けていますが、不備があった場合にその場で対応できないため、市役所8階のゼロカーボン推進課へ直接持参することを強く推奨しています。担当者にその場で確認してもらうのが最も確実です。

絶対に守るべき注意点（よくある不採択理由）

6. よくある質問（FAQ）

Q1. 中古のFCVは補助金の対象になりますか？

A1. いいえ、対象外です。この補助金は、新たにナンバープレートを取得する新規登録車両のみが対象となります。

Q2. 申請前にディーラーと契約してしまいました。もう申請できませんか？

A2. 車両の「契約」自体は申請前でも問題ありません。ただし、最も重要なのは「車両登録」のタイミングです。市の交付決定通知書を受け取る前に車両登録をしてしまうと補助対象外になりますので、ディーラーの担当者にもその旨をしっかり伝えておきましょう。

Q3. 補助金の残り件数はどこで確認できますか？

A3. 藤沢市の公式サイトで受付状況が更新される可能性がありますが、最も確実なのは、申請前にゼロカーボン推進課へ電話で直接問い合わせることです。残り件数を確認してから申請準備を進めることをお勧めします。

Q4. 申請内容に変更があった場合はどうすればよいですか？

A4. 購入する車種やグレードなど、申請内容に変更がある場合は、必ず車両登録前に「変更承認申請書（第3号様式）」を提出する必要があります。変更後の内容で先に登録してしまうと補助金が交付されなくなるため、注意してください。

Q5. 藤沢市の電気自動車（EV）補助金との違いは何ですか？

A5. 藤沢市では電気自動車（EV）導入補助金も実施しています。主な違いは、対象車両（EVかFCVか）、補助金額（EVは5万円、FCVは15万円）、予定件数（EVは200件、FCVは3件）です。ご自身の購入したい車種に合わせて適切な補助金に申請してください。

7. まとめ：今すぐ準備を始めよう！

藤沢市の燃料電池自動車導入補助金は、1台あたり15万円という魅力的な支援制度ですが、先着3件限定という非常に競争率の高い補助金です。このチャンスを掴むためには、迅速かつ正確な行動が求められます。

環境性能に優れた燃料電池自動車をお得に手に入れる絶好の機会です。この記事を参考に、万全の準備を整えて、補助金申請に臨んでください。

お問い合わせ先

藤沢市 環境部 ゼロカーボン推進課
〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎8階
電話番号：0466-50-8282（直通）
受付時間：午前8時半～午後5時（土・日・祝日を除く）