【2024-2025年】信州まつもと空港 冬季助成金(1人最大5千円)の申請方法・対象者を徹底解説|先着順の注意点も
補助金詳細
Details信州まつもと空港地元利用促進協議会加盟市町村(松本市、塩尻市、大町市、安曇野市など4市2町8村)に居住、または同市町村内の事業所・学校に通勤・通学している方で構成される2名以上のグループ。
・交付申請書
・搭乗者全員分の搭乗券(原本)または搭乗証明書
・搭乗者全員分の本人確認書類の写し(運転免許証、マイナンバーカード、社員証、学生証など)
・申請者本人名義の振込先口座を確認できる書類の写し(通帳またはキャッシュカード)
この助成金は、特定の経費を補助するものではなく、信州まつもと空港の対象路線(札幌・福岡・神戸線)を利用した際の航空運賃の一部を助成するものです。したがって、補助対象経費は「対象路線の航空券代金」と解釈できます。
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview【2024-2025】信州まつもと空港 冬季助成金キャンペーン開始!1人最大5,000円補助
長野県松本地域にお住まい、またはお勤め・通学されている方へ朗報です。信州まつもと空港から飛行機を利用するだけで、1人あたり最大5,000円の助成金が受け取れる「令和6年度 信州まつもと空港冬期利用促進助成金」が実施されます。冬の旅行、帰省、出張などを計画しているなら、この絶好の機会を見逃す手はありません。
この記事では、信州まつもと空港の冬季助成金について、対象者の詳細な条件から、間違いのない申請方法、必要書類、そして採択されるための重要なポイントまで、専門家の視点から徹底的に解説します。先着順のため、予算がなくなる前に確実に助成金を受け取るためのコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
■ この記事のポイント
- 信州まつもと空港の冬季助成金の概要と目的がわかる
- 助成対象者になるための具体的な条件がわかる
- 申請から振込までの全手順と必要書類がわかる
- 先着順で確実に採択されるための注意点がわかる
- 塩尻市民限定の上乗せ助成についても解説
信州まつもと空港 冬期利用促進助成金とは?
この助成金は、長野県唯一の空の玄関口である信州まつもと空港の利用を促進し、地域経済の活性化を図ることを目的に「信州まつもと空港地元利用促進協議会」が実施する制度です。特に、観光需要が落ち着く冬期(12月〜2月)の搭乗率向上を目指しており、対象地域の方々がグループで利用する場合に、旅行費用の一部が補助されます。
単なる割引キャンペーンではなく、地域の航空路線を維持・発展させるための重要な取り組みの一環です。利用者が増えることで、将来的な路線の拡充や安定運航にも繋がるため、地域住民にとってはメリットの大きい制度と言えるでしょう。
制度の概要(2024-2025年度版)
まずは、制度の全体像を把握しましょう。特に搭乗対象期間と申請期限は重要ですので、必ず確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 令和6年度 信州まつもと空港冬期利用促進助成金交付制度 |
| 実施主体 | 信州まつもと空港地元利用促進協議会 |
| 目的 | 信州まつもと空港の冬季における地元利用の促進と地域活性化 |
| 搭乗対象期間 | 令和6年12月1日(日)~ 令和7年2月28日(金) |
| 申請期限 | 令和7年3月17日(月)必着 |
| 対象路線 | 信州まつもと空港発着の定期路線 ・札幌(新千歳)線 ・福岡線 ・神戸線 |
| 募集人数 | 往復利用で1,800名分(予算に達し次第、期間内でも終了) |
| 受付方法 | 先着順 |
助成金額はいくら?具体的な計算例
助成金額は、往復利用か片道利用かで異なります。家族旅行やグループでの出張など、複数人での往復利用が最もお得になります。
| 利用形態 | 助成金額(1人あたり) |
|---|---|
| 往復利用 | 5,000円 |
| 片道利用 | 2,500円 |
助成額シミュレーション
実際にどれくらいお得になるのか、具体的なケースで見てみましょう。
- ケース1:松本市在住の家族4人で福岡へ往復旅行
5,000円(往復) × 4人 = 合計 20,000円の助成
浮いた2万円で、現地で美味しいもつ鍋や水炊きを楽しんだり、お土産を豪華にしたりできます。 - ケース2:安曇野市の会社の同僚3人で神戸へ片道出張
2,500円(片道) × 3人 = 合計 7,500円の助成
出張経費を大幅に削減できます。 - ケース3:塩尻市在住の友人2人で札幌へ往復スキー旅行
5,000円(往復) × 2人 = 合計 10,000円の助成
リフト券代や美味しい海鮮丼代に充てることができます。
このように、グループで利用すれば大きな金額の補助が受けられるのが、この松本空港キャンペーンの大きな魅力です。
【塩尻市民は必見】さらにお得な上乗せ助成制度
信州まつもと空港が所在する塩尻市にお住まいの方は、協議会の助成金に加えて、塩尻市観光協会から独自の上乗せ助成を受けられる可能性があります。
■ 塩尻市独自の上乗せ助成(過去実績)
過去の実績では、協議会助成金に加えて往復利用で1人あたり2,000円が上乗せされました。つまり、塩尻市民は最大で合計7,000円の助成が受けられたことになります。今年度の詳細については、申請前に必ず塩尻市観光協会へ直接お問い合わせください。
助成金を受け取るための対象者と詳細条件
このお得な助成金を受け取るには、いくつかの条件をすべて満たす必要があります。ご自身が対象となるか、ここで一つずつ確実にチェックしましょう。
① 対象地域に居住、または通勤・通学していること
以下の「信州まつもと空港地元利用促進協議会」を構成する市町村に居住している方、またはその地域へ通勤・通学している方が対象です。
- 4市: 松本市、塩尻市、大町市、安曇野市
- 2町: 池田町、木曽町
- 8村: 筑北村、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、松川村、白馬村、小谷村
② 2名以上のグループであること
申請は2名以上のグループで行う必要があります。残念ながら、1名での旅行や出張は対象外です。
- グループのメンバー全員が、上記①の対象者条件を満たしている必要があります。
- 代表者だけが対象地域在住で、同行者が対象地域外の場合は、グループ全員が対象外となりますのでご注意ください。
- 家族、友人、会社の同僚など、グループの構成は問いません。
③ その他の重要な助成要件
上記に加えて、以下の要件も満たす必要があります。見落としがちなポイントですので、しっかり確認してください。
- 同一便の利用:グループ全員が往路・復路ともに同じ便に搭乗する必要があります(有償での搭乗に限る)。
- 個人名義の搭乗券:搭乗券に利用者個人の氏名が記載されている必要があります。氏名のない団体包括運賃(IIT)の航空券などは対象外です。旅行代理店のパッケージツアーでも、個人名が記載されていれば対象となる場合があります。
- 往復利用のメンバー:往復利用で申請する場合、往路と復路の搭乗メンバーが同一である必要があります。
- 有償搭乗であること:マイルを利用した特典航空券など、無償での搭乗は対象外です。
【4ステップ】助成金の申請方法と手順を完全ガイド
申請手続きは、搭乗後に必要書類を揃えて提出する「事後申請」方式です。以下の4つのステップに沿って進めれば、誰でも簡単に行えます。
Step 1. 飛行機に搭乗し、搭乗券を保管する
まず、対象期間内に対象路線を利用します。ここで最も重要なのは、搭乗券(または搭乗を証明する書類)を絶対に捨てずに保管することです。
- 自動チェックイン機で発券される感熱紙の搭乗券は、印字が消えやすいので大切に保管してください。
- スマートフォンなどでQRコード搭乗した場合、保安検査場で発行される「ご搭乗案内」が搭乗券の代わりになります。
- 万が一紛失した場合は、航空会社(フジドリームエアラインズ等)に連絡し、「搭乗証明書」を発行してもらう必要があります(発行に手数料や時間がかかる場合があります)。
Step 2. 必要書類を準備する
搭乗後、以下の書類をグループ全員分、不備なく揃えます。申請書は公式サイトからダウンロードできます。
Step 3. 窓口または郵送で申請する
書類がすべて揃ったら、申請期限(令和7年3月17日(月)必着)までに提出します。提出方法は2種類あります。
① 窓口に持参する場合(平日 9:00~17:00)
以下のいずれかの窓口に直接提出します。その場で書類の簡単なチェックをしてもらえるメリットがあります。
- 松本市観光プロモーション課 (TEL: 0263-34-8307)
- 安曇野市観光課 (TEL: 0263-71-2053)
- 大町市観光課 (TEL: 0261-22-0420)
- (一社)塩尻市観光協会 (TEL: 0263-54-2001)
② 郵送で提出する場合(期限内必着)
以下の宛先に郵送します。「必着」ですので、期限に余裕をもって発送してください。簡易書留など、追跡可能な方法での郵送をおすすめします。
- 〒390-0874 松本市大手3-8-13 大手事務所5階
- 松本市観光プロモーション課内 冬期利用促進助成金窓口 宛
Step 4. 助成金が振り込まれる
提出された書類が審査され、内容に不備がなければ、原則として申請した月の翌月10日に、代表者の指定口座にグループ全員分の助成金が一括で振り込まれます。振込をもって交付決定の通知となります。
採択のポイントと確実に助成金を受け取るための注意点
この助成金は事業計画などを審査するものではなく、要件を満たした申請が先着順で受け付けられます。したがって、「採択率」という概念はなく、いかに早く、不備なく申請するかがすべてです。
確実に助成金を受け取るための3つのコツ
- 搭乗後、即日申請を心がける
予算には限りがあり、例年、期間終了を待たずに受付終了となる可能性があります。旅行や出張から帰ってきたら、その日のうちに書類を準備し、翌日には提出するくらいのスピード感が理想です。 - 提出前に「よくある不備」をダブルチェックする
書類に不備があると、修正や再提出を求められます。そのやり取りをしている間に予算が上限に達してしまうリスクがあります。以下の「よくある不備の例」を参考に、提出前に必ず複数人でチェックしましょう。- 申請書の押印漏れ、記入ミス
- 搭乗券の原本の入れ忘れ(コピーを送ってしまう)
- 本人確認書類の有効期限切れ、裏面のコピー忘れ(免許証など)
- グループの一部のメンバーの書類が不足している
- 振込先口座情報の間違い
- 申請前に予算状況を確認する
申請期間の後半(2月〜3月)に申請する場合は、念のため上記の申請窓口に電話し、「冬期助成金の予算はまだ残っていますか?」と確認すると安心です。
福岡への旅行を計画している方は、現地の宿泊施設で利用できる補助金制度もあります。旅行全体の費用を抑えるために、福岡県の宿泊事業者向け補助金などの情報も合わせてチェックしておくと良いでしょう。
よくある質問(FAQ)
最後に、この助成金に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
まとめ:信州まつもと空港の助成金を活用して、お得に冬の旅へ!
今回は「信州まつもと空港 冬期利用促進助成金」について、制度の概要から申請のコツまで詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをもう一度おさらいします。
■ 最終チェックリスト
- 対象者:松本市など指定エリアに在住・在勤・在学しているか?
- 条件:2名以上のグループで、全員が同じ便を利用するか?
- 助成額:往復で1人5,000円、片道2,500円
- 搭乗期間:令和6年12月1日~令和7年2月28日のフライトか?
- 申請方法:搭乗後に書類(搭乗券原本必須)を揃えて提出
- 最重要ポイント:先着順なので、搭乗後すぐに申請する!
対象地域にお住まい・お勤めの方にとっては、利用しない手はない非常にお得な制度です。この冬、ご家族やご友人、会社の同僚と一緒に、信州まつもと空港からお得な空の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。申請は先着順ですので、旅行の計画が決まったら、帰着後の申請準備までをセットで考えておくことを強くお勧めします。
申請書のダウンロードや最新情報の確認はこちらから
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・搭乗者全員分の搭乗券(原本)または搭乗証明書
・搭乗者全員分の本人確認書類の写し(運転免許証、マイナンバーカード、社員証、学生証など)
・申請者本人名義の振込先口座を確認できる書類の写し(通帳またはキャッシュカード)