本補助金は令和7年度(2025年度)の受付を終了しました。本記事は来年度以降の申請に向けた参考情報としてご活用ください。
対象となる方
- 福岡県内に事業所を有する中小の貨物自動車運送事業者
- 物流の2024年問題に対応し、運転手の職場環境改善に取り組む事業者
- 県税に未納がない事業者
申請手順
補助金額・補助率
計算例: 職場環境整備に120万円の経費がかかった場合、補助対象経費が100万円と認められると、100万円 × 1/2 = 50万円が補助されます。補助対象経費が80万円の場合は、80万円 × 1/2 = 40万円が補助されます。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 福岡県内に本社、支社、本店、支店又は営業所等の事業所を有する貨物自動車運送事業者であること。
- 中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者または小規模事業者に該当すること。
- 福岡県税に未納がないこと。
- 事業を継続する意思があること。
対象とならない事業者
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団又は暴力団員と密接な関係を有する者。
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する「性風俗関連特殊営業」または当該営業に係る「接客業務受託営業」を行う事業者。
- 過去に本補助金において不正等の行為を行ったことがある事業者。
補助対象経費
重要: 補助対象期間内に発注、納品、支払いまで完了した経費が対象です。また、交付決定前に契約・発注した経費は原則として対象外となるため、公募要領を必ずご確認ください。
必要書類一覧
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 事業の必要性: 運転手不足の解消や定着率向上にどの程度貢献するか。
- 計画の具体性: 計画内容が明確で、実現可能性が高いか。
- 投資対効果: 補助事業の費用対効果が見込めるか。
- 波及効果: 他の事業者へのモデルケースとなるような先進的な取組か。
採択率を高めるポイント
- 自社の課題を明確にし、その解決策として補助事業が不可欠であることを具体的に示す。
- 特に女性や若年層のドライバー確保に繋がる取組(女性専用トイレの設置など)を盛り込む。
- 事業実施後の効果測定方法を具体的に計画する(例:離職率の低下目標、応募者数の増加目標など)。
- 申請書類に不備がないよう、公募要領を熟読し、提出前に複数人でチェックする。
よくある質問
Q1: 申請はどこに行えばよいですか?
A: 申請窓口は、公益社団法人 福岡県トラック協会です。福岡県庁では直接の受付を行っていませんのでご注意ください。
Q2: リース物件は補助対象になりますか?
A: 本補助金では、原則として購入した設備等が対象です。リース契約については対象外となる可能性が高いため、詳細は公募要領を確認するか、福岡県トラック協会へ直接お問い合わせください。
Q3: 複数の事業所がありますが、それぞれで申請できますか?
A: 通常、1事業者あたりの申請は1回限りです。複数の事業所を持つ場合でも、法人または個人事業主として1件の申請となります。
Q4: 予算の上限に達した場合、どうなりますか?
A: 申請期間中であっても、予算の上限に達した時点で受付が終了となります。実際に令和7年度(2025年度)は予算上限到達により早期に受付が終了しました。申請を検討する場合は、公募開始後、速やかに手続きを進めることが重要です。
制度の概要・背景
本補助金は、福岡県が主体となり、いわゆる「物流の2024年問題」によって一層深刻化するトラック運転手不足に対応するために設けられた制度です。時間外労働の上限規制適用により、ドライバーの労働時間に制約が生じ、物流業界全体で人材確保が喫緊の課題となっています。
この状況を踏まえ、福岡県内の中小トラック運送事業者が、運転手にとって働きやすい魅力的な職場環境を整備するための取組を支援することを目的としています。具体的には、休憩施設や女性専用設備の改修、採用活動のための情報発信強化などを後押しすることで、人材の確保と定着を図り、県内物流の安定化に寄与することを目指しています。
まとめ・お問い合わせ先
「福岡県トラック運転手確保対策補助金」は、運転手の職場環境改善や人材確保に直接繋がる経費を支援する、運送事業者にとって非常に有益な制度です。令和7年度の公募は終了しましたが、来年度以降も同様の事業が実施される可能性があります。情報を見逃さないよう、公式サイトを定期的に確認することをお勧めします。