対象となる方
- 長野市中心市街地(長野、篠ノ井、松代)で店舗を経営する中小企業者・個人事業主
- 飲食店、小売店、サービス店、宿泊施設のいずれかを運営している事業者
- 外国人観光客の受け入れ環境を整備するための店舗改修を計画している事業者
- 市税の滞納がなく、令和7年7月1日以前から営業を継続している事業者
申請手順
補助金額・補助率
計算例: 店舗の内外装改修に要する補助対象経費が450万円(税込み)の場合、補助率は1/2のため補助金額は225万円となりますが、上限額が200万円のため、交付額は200万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 中小企業者等であること。
- 長野市中心市街地(長野、篠ノ井、松代の各地区の指定エリア)で対象店舗を経営していること。
- 対象店舗が飲食店、小売店、サービス店又は宿泊施設のいずれかであること。
- 令和7年7月1日以前から営業を継続していること。
- 交付申請時点で、店舗経営に必要な法令等の許認可を取得していること。
- 市税の滞納がないこと。
- 当該年度において、本補助金の交付を受けていないこと。
対象とならない事業者
- 暴力団員、暴力団関係者等が経営又は運営に参画している事業者。
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する性風俗関連特殊営業等を行う事業者。
- 政治的な物品や公序良俗に反する物品等の販売を行う事業者。
- 店舗が露店その他の一時的なものである場合。
補助対象経費
重要: 交付決定前に発注・契約した経費は補助対象外です。必ず交付決定通知を受領後に契約してください。
必要書類一覧
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 課題の明確性: インバウンド受入環境に関する現状の課題が具体的に示されているか。
- 事業効果の具体性: 補助事業の実施により、外国人旅行者等の満足度向上や利用促進にどのような効果が見込まれるかが具体的に説明されているか。
- 計画の実現性: 事業計画や資金計画に無理がなく、期限内(令和8年2月27日)に事業を完了できる見込みがあるか。
- 事業の継続性: 補助事業完了後も、改修した施設を1年以上活用し、インバウンド対応を継続する意思があるか。
採択率を高めるポイント
- 事業計画書で「なぜこの改修が必要なのか」を外国人観光客の視点から具体的に記述する。(例:『和式トイレが利用できないため入店を諦める海外のお客様がいた』など)
- 改修によって「どのようなおもてなしが可能になるか」を明確にアピールする。(例:『多言語表記の看板設置で、アレルギー情報などを正確に伝え、安心して食事を楽しんでもらえる』など)
- 申請は先着順で、予算がなくなり次第終了となるため、公募開始後、速やかに不備のない書類を提出することが最も重要です。
- 申請要領を熟読し、対象外経費を計上しないなど、ルールを遵守した申請を心がける。
採択方式: 先着順(予算上限に達し次第、受付終了)
よくある質問
Q1: 交付決定前に着工してしまいました。経費は対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。必ず長野市からの「交付決定通知書」を受け取った後に、事業(契約・発注・工事開始など)を開始してください。交付決定日より前に発生した経費は全て補助対象外となります。
Q2: 長野市内の店舗であれば、どこでも対象になりますか?
A: いいえ、対象エリアが定められています。中心市街地である長野、篠ノ井、松代の各地区内の指定されたエリアにある店舗のみが対象です。詳細は必ず公式サイトに掲載されている対象エリアの地図(PDF)でご確認ください。
Q3: 翻訳機や多言語対応のタブレットメニューの導入は対象ですか?
A: いいえ、対象外です。本補助金は店舗等の「改修」を対象としています。翻訳機、タブレット端末、パソコン、Wi-Fiルーターといった、店舗と一体でなく固定されない備品や消耗品は対象となりません。
Q4: 補助金はいつもらえますか?
A: 補助金は精算払い(後払い)です。事業を完了し、実績報告書を提出した後、市による審査・検査を経て交付額が確定し、指定の口座に振り込まれます。事業実施期間中の資金は自己資金で立て替える必要があります。
Q5: 申請について相談したいのですが、どこに連絡すればよいですか?
A: 申請前の相談は、長野市役所の商工労働課が担当窓口となります。不明な点がある場合は、申請前に必ず問い合わせて確認することをお勧めします。連絡先は本記事の末尾に記載しています。
制度の概要・背景
本補助金は、長野市が実施する、インバウンド(訪日外国人旅行者)の受け入れ環境整備を目的とした支援制度です。長野市を訪れる外国人旅行者等に対し、文化的な配慮を踏まえたサービス提供の向上を目指す店舗等の改修を支援することで、中心市街地の集客力向上と活性化を推進することを目的としています。
特に、トイレの洋式化、多言語案内表示の設置、大きな荷物を置くスペースの確保といった、外国人観光客が直面しやすい課題の解決に焦点を当てています。本事業は、国の「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第2世代交付金)」を活用して実施されており、地域経済の持続的な発展に貢献することが期待されています。
まとめ・お問い合わせ先
「長野市インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金」は、外国人観光客の満足度を高め、店舗の魅力を向上させるための改修費用を支援する重要な制度です。申請は先着順であり、予算上限に達し次第終了となるため、活用を検討している事業者は、早めに申請要領を確認し、準備を進めることが成功の鍵となります。