【高知県】中小企業向け最大300万円!海外出願支援事業費補助金の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 外国特許庁への出願手数料、現地代理人費用、国内代理人費用、翻訳費用等
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 50.0% |
補助金概要
Overview高知県内の中小企業が海外進出を果たす際、自社の技術やブランドを守る知的財産の保護は不可欠です。本補助金は、外国への特許や商標出願にかかる経費を1企業あたり最大300万円まで支援する制度であり、戦略的な海外展開を強力にバックアップします。
この記事でわかること
- 高知県の海外出願支援事業(3次募集)の概要と申請期間
- 特許・商標など出願種別の補助上限額と補助率
- 採択率を高めるための加点項目と事業計画の書き方
- 全国を対象とした代替支援制度(発明推進協会)との比較
海外出願支援事業とは:知財戦略でグローバル競争力を高める
日本国内で特許や商標を取得していても、その権利は日本国内にしか及びません。海外市場で製品を販売したり、サービスを提供したりする場合、現地での権利取得がなければ、模倣品の出現や不当な権利侵害訴訟に巻き込まれるリスクがあります。
しかし、外国への出願には、現地の特許庁へ支払う手数料だけでなく、現地代理人費用や翻訳費用など、多額のコストが発生します。高知県中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)は、これら「権利化にかかる経費」の2分の1を助成することで、県内企業の積極的な海外挑戦を支援するものです。
制度の大きな特徴
本制度は、高知県発明協会が窓口となり、特許庁の予算を活用して実施されます。単なる資金援助にとどまらず、知財の専門家によるアドバイスを受けながら申請を進められる点が大きなメリットです。また、特定の条件を満たす企業には審査上の加点措置があり、賃上げに取り組む企業やワークライフバランス推進企業が優遇される仕組みとなっています。
補助金額と対象経費の詳細
補助金は出願の種類によって上限額が設定されています。複数の出願を組み合わせる場合でも、1企業あたりの年度内総額は300万円までとなります。
1企業あたりの総額上限
300万円
補助率
1/2以内
| 出願の種類 | 1出願あたりの上限額 |
|---|---|
| 特許出願 | 150万円 |
| 実用新案・意匠・商標登録出願 | 60万円 |
| 冒認対策商標(※1) | 30万円 |
※1 冒認対策商標:第三者による悪意の先取り出願への対策として行う商標出願。
補助対象となる経費項目
- 外国特許庁への出願手数料:出願時に直接納付する官庁費用
- 現地代理人費用:現地の特許弁理士等へ支払う手数料
- 国内代理人費用:国内の特許事務所等へ支払う事務手数料
- 翻訳費用:出願書類を現地語(英語・中国語等)へ翻訳する費用
- その他:必要と認められる付随費用
【重要】補助対象外となるケース
- 交付決定前に発生した経費(先に支払った費用は遡及されません)
- 日本国内における消費税および地方消費税
- 日本国特許庁への出願そのものにかかる費用
- 法人税等の公租公課
対象者の要件と加点項目
基本的には高知県内に事業所を持つ中小企業者が対象です。個人事業主も含まれますが、特定の組織形態(地域団体商標などの場合)はNPO法人なども対象となる場合があります。
審査で有利になる『加点項目』とは
本補助金は予算枠が決まっているため、申請が多ければ選考審査が行われます。以下の項目に該当する場合、審査時に加点され、採択される可能性が高まります。
主要な加点項目
- 賃上げ実施企業:給与総額または平均受給額を1.5%以上増加させる計画を表明している。
- ワークライフバランス推進:えるぼし、くるみん、ユースエール等の認定を受けている。
- 地域未来牽引企業:経済産業省より選定されたグローバル型の企業。
- パートナーシップ構築宣言:サプライチェーン全体の共存共栄を宣言している。
申請から補助金受領までの5ステップ
採択率を上げるための専門家アドバイス
補助金の採択を確実にするためには、単に出願の手続きを述べるだけでなく、「なぜその国で権利が必要なのか」「権利取得後にどのような事業展開を行い、高知県の産業にどう貢献するか」というストーリーが重要です。
申請書作成のポイント
- 市場分析の具体性:ターゲット国の市場規模や競合他社の状況をデータで示す。
- 資金計画の妥当性:補助金以外の資金(自己資金や借入)の目処が立っていることを明記する。
- 模倣品リスクの提示:なぜその権利がないと困るのか、過去の事例や予測されるリスクを論理的に説明する。
- 特許事務所との連携:あらかじめ代理人と打ち合わせを行い、先行技術調査の結果を盛り込む。
よくある質問(FAQ)
海外市場での競争優位性を確保するためには、知財の保護は経営戦略の柱です。高知県の海外出願支援事業は、コスト負担を軽減するだけでなく、企業の知財リテラシー向上にも寄与する貴重な制度です。募集期間は限られており、予算がなくなり次第終了する場合もあるため、まずは窓口である高知県発明協会へ相談し、余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。
まずは高知県発明協会へご相談を
申請の要件確認や必要書類のダウンロードは公式サイトから可能です。専門家を味方につけて、確実な採択を目指しましょう。
免責事項: 本記事の情報は2024年および2025年の募集要項に基づき作成していますが、予算状況や制度変更により内容が更新される場合があります。申請にあたっては、必ず高知県発明協会または特許庁の最新の公募要領を確認してください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大300万円 | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年10月17日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 50.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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