この記事の結論
補助金の概要 対象・上限額・申請期限・関連制度を確認
東京都内に登記があり1年以上実質的に事業を行っている中小企業者(法人…
- 対象地域
- 東京都
- 対象者
- 東京都内に登記があり1年以上実質的に事業を行っている中小…
- 補助上限
- 最大1,850万円
- 補助率・給付条件
- 対象経費の2/3以内
- 公募期間
- 受付終了|掲載回の締切: 2025年7月2日(次回公募は未発表)
- 実施機関
- 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社
- 申請方法
- オンライン申請
- 必要書類
- 事業計画書、決算書(直近2期分)、納税証明書、登記簿…
- 公募要領
- 公募要領(公式)
- 最大1,850万円まで補助される制度です
- 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
詳細解説
東京都内で活動する中小企業者が、防災・防犯・感染症対策などの『安全・安心』に資する新製品や新技術を開発・改良する際、その費用を最大1,850万円まで支援する強力な助成金制度です。実用化に向けた開発だけでなく、その後の販路開拓や展示会出展までをワンストップでサポートするのが大きな特徴であり、東京の安全性を高めると同時に、企業の成長を力強く後押しします。
この記事でわかること
- 助成対象となる5つの主要テーマ(防災・感染症・セキュリティ等)の具体的詳細
- 開発から普及促進まで合計最大1,850万円となる助成金の構成と内訳
- 申請に必須となる『エントリー』の期限とJグランツによる申請フロー
- 採択率を高めるための専門家派遣制度の活用メリットとポイント
- 審査を通過するための申請書作成ノウハウとよくある失敗例の回避策
安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業の全体像
本事業は、東京都と東京都中小企業振興公社が連携して実施するものです。多発する自然災害や多様化するセキュリティリスク、さらには子供の安全確保といった現代社会の重要課題を解決するため、都内の中小企業が持つ優れた技術力を製品化・サービス化することを目的としています。
単なる開発費の補助に留まらず、実際に市場へ導入するための『先導的ユーザーへの導入費用』や『展示会出展・広告費』までもが対象に含まれている点が、他の補助金にはない大きな魅力です。令和7年度の募集においては、これまでの実績を踏まえ、より社会実装に近い形での支援が期待されています。
助成の対象となる5つの重点カテゴリー
本助成金では、以下の5つのテーマのいずれかに該当する製品・技術の開発・改良が対象となります。各テーマには詳細な細目が設定されており、自社の技術がどこに合致するかを正確に把握することが申請の第一歩です。
| テーマ | 主な具体例 |
|---|---|
| ア 防災・減災 | 地震・津波対策、避難・救助・救急医療機器、備蓄品・非常食、災害対策ロボット・ドローン、フェーズフリー製品など |
| イ 事業リスク対策 | BCP(事業継続計画)策定運用支援システム、環境リスク対策、害獣・害虫対策技術 |
| ウ 感染症対策 | 飛沫感染予防機器、高性能殺菌・検査装置、非接触技術を活用したサービス基盤 |
| エ セキュリティ | AI映像解析カメラ、入退室管理、認証システム、防犯・盗難対策、情報セキュリティ対策ソフト |
| オ 子供の安全対策 | 窒息・誤飲事故防止グッズ、転落・転倒防止センサー、水回りや通学路の安全確保技術 |
注目のキーワード:フェーズフリー
- 日常時でも災害時でも役立つ製品を指す『フェーズフリー』の視点は、現在東京都が非常に重視しているポイントです。この概念を取り入れた製品は、採択において有利に働く可能性があります。
助成金額と助成率の詳細:最大1,850万円の内訳
本助成金は、事業の進捗に合わせて2つのフェーズ(開発・改良フェーズおよび普及促進フェーズ)で構成されています。普及促進フェーズを組み合わせることで、開発した製品を一気に市場へ浸透させることが可能です。
開発・改良フェーズ(必須)
最大 1,500 万円
助成率:2/3以内
普及促進フェーズ(任意)
最大 350 万円
助成率:1/2以内
1. 開発・改良フェーズの詳細(上限1,500万円)
実用化に向けた試作や技術検証、設計、デザインなど、製品を完成させるためのプロセスが対象です。特に『直接人件費』が対象となる点は、中小企業にとって開発コストの負担軽減に大きく寄与します。
- 原材料・副資材費:試作品作成に必要な材料費など
- 機械装置・工具器具費:開発に必要な設備、計測器の購入費用
- 委託費:外部への設計委託、試験、評価、デザイン外注
- 直接人件費:開発に直接従事した社員の工数に応じた人件費(一定の算定ルールあり)
2. 普及促進フェーズの詳細(上限350万円)
開発した製品が完成しても、売れなければ意味がありません。このフェーズでは、初期ユーザー(先導的ユーザー)に試用してもらうための導入費用や、認知度向上のためのプロモーション活動を支援します。
- 先導的ユーザー導入費用(上限200万円):実際に製品を使用してもらうモニター企業などへの導入コスト
- 展示会出展・広告費(上限150万円):国内外の展示会参加、カタログ作成、Web広告運用など
申請対象者と必須要件
本事業に応募できるのは、東京都内に本店または支店を持ち、実質的な事業活動を継続して1年以上行っている中小企業者(法人または個人事業主)等です。以下の条件をすべて満たす必要があります。
主要な申請要件チェックリスト
- 令和7年7月1日時点で都内に登記があること(支店の場合は実態が重要)
- 直近1年以上の事業活動実績があること
- 助成対象事業の遂行能力(技術、組織、財務)を有していること
- Jグランツ(電子申請システム)の利用に必要な『GビズIDプライム』を取得していること
採択への近道!専門家派遣制度(最大8回・無料)の活用
東京都中小企業振興公社では、本助成金の申請を検討している、あるいは開発に取り組んでいる企業に対し、無料で専門家を派遣しています。この制度を活用することは、単にアドバイスをもらえるだけでなく、都の審査基準に沿った論理的な事業計画を構築する上で非常に有利に働きます。
- アイデアの具現化:ぼんやりとした製品イメージを、具体的な技術仕様や事業計画に落とし込めます。
- 技術的課題の解決:専門の技術士やデザイナーから、開発プロセスにおけるボトルネックの解消方法を学べます。
- 事業計画のブラッシュアップ:中小企業診断士等から、市場分析や収益計画の妥当性について指摘を受けることができます。
※本専門家派遣は助成金の申請を強制するものではなく、純粋に製品開発の支援として利用可能です。採択率向上を目指すなら、必ず利用すべき制度です。
令和7年度の申請スケジュールとステップ
本事業には『申請前エントリー』というステップがあり、これを忘れると本申請ができなくなるため注意が必要です。
失敗しないための申請ノウハウと採択のコツ
本助成金は競争率が高く、単に『良い製品を作る』というだけでは採択されません。審査員(公的機関や専門家)に評価されるためのポイントを整理しました。
1. 社会的ニーズと解決課題の明確化
なぜ今、その製品が必要なのかを客観的なデータ(統計情報や行政の指針など)を用いて記述してください。例えば、『東京都の〇〇計画において掲げられている災害対策の課題を解決する』といった、行政目標との整合性を強調すると評価が高まります。
2. 既存製品との圧倒的な優位性(独自性)
市場には既に類似の製品が存在することがほとんどです。それらと比較して『どこが違うのか』『どの技術が革新的なのか』を、図表や比較表を用いて視覚的に伝えてください。特許権の取得予定なども強力な裏付けになります。
3. 実現可能なスケジュールと収支計画
壮大な計画であっても、助成期間内に完了する見込みが薄いと判断されると不採択になります。各工程(設計、試作、評価)に必要な期間と担当者を明確にし、無理のない予算編成を心がけましょう。特に対象経費に算入できない経費を混入させないよう注意が必要です。
よくある失敗パターン
- 申請書の内容が専門用語ばかりで、非専門家の審査員に伝わらない
- 直接人件費の算定根拠となるタイムカード等の管理体制が整っていない
- 普及促進フェーズを盛り込んだものの、具体的な販売先やターゲットが不明確
- GビズIDの発行に時間がかかり、申請期限に間に合わない
よくある質問(FAQ)
個人事業主でも申請できますか?
はい、都内で1年以上実質的に事業を行っている個人事業主の方も助成対象となります。ただし、事業内容や財務状況の審査は法人と同様に厳格に行われます。
開発が既に完了している製品の広告費だけを申請できますか?
いいえ、本事業は『開発・改良フェーズ』が必須要件となっています。既存製品の販路開拓のみが目的の場合は、他の展示会出展助成金などを検討してください。
直接人件費にはどのような社員を含めることができますか?
助成対象事業である開発・改良業務に直接従事する正社員・契約社員が対象です。役員や、事務作業のみを行う社員、販売担当者は対象外となります。また、従事時間を記録する業務日誌やタイムカードの整備が厳格に求められます。
『実質的な事業活動』の判断基準は何ですか?
都内に本店があっても、活動実態が他県である場合は対象外となります。都内に従業員が配置され、製品の開発、販売、サービスの提供などが実際に行われているかが、賃貸借契約書や公共料金の支払い、法人都民税の申告などで確認されます。
交付決定前に購入した資材は対象になりますか?
いいえ、助成対象期間(令和7年11月1日予定)よりも前に発注・契約・支払いを行った経費は一切認められません。必ず交付決定通知を受けてから、事業計画に沿った発注を行ってください。
まとめ:安全・安心な東京を自社の技術で実現しよう
令和7年度『安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業』は、都内中小企業の技術革新を最大1,850万円という巨額の予算でバックアップする、非常にチャンスの大きい制度です。防災、感染症、セキュリティなど、社会が今まさに求めているテーマに対し、自社の強みをどう活かせるかを真剣に検討してみてください。まずは専門家派遣制度を利用して、計画の精度を上げることから始めるのが成功への一番の近道です。エントリー期限の7月2日を忘れずに、余裕を持った準備を進めましょう。
申請の第一歩!募集要項の確認とエントリーを
まずは東京都中小企業振興公社の公式サイトから最新の募集要項をダウンロードし、申請前エントリーの準備を開始してください。
免責事項: 本記事の情報は令和7年度の募集要項および各種公表データに基づき作成されています。助成金の内容やスケジュールは変更される可能性がありますので、必ず東京都中小企業振興公社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
対象者・対象事業
対象地域(東京都)
- 目的
- 要確認
- 対象地域
- 東京都
- 対象者
- 東京都内に登記があり1年以上実質的に事業を行っている中小企業者(法人・個人)
- 補助上限
- 最大1,850万円
- 難易度
- hard
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
補助金の概要
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
- 対象地域
- 東京都
- 対象者
- 東京都内に登記があり1年以上実質的に事業を行…
- 補助上限
- 最大1,850万円
- 公募期間
- 受付終了|掲載回の締切: 2025年7月2日(次回公募は未発表)
- 実施機関
- 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社
- 主要スケジュール
- 掲載回の締切 2025年7月2日(次回公募は未発表) 全スケジュール ›
- 申請方法
- オンライン申請
- 必要書類
- 事業計画書、決算書(直近2期分)、納… 詳細を見る ›
- 公募要領
- PDF 公募要領(公式)
- 最大1,850万円まで補助される制度です
- 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
この補助金のポイント
- 最大1,850万円まで補助される制度です
- 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
| 補助対象経費 | 原材料費、機械装置費、委託費、直接人件費、産業財産権出願費、展示会出展費、広告費 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 受付終了|掲載回の締切: 2025年7月2日(次回公募は未発表) |
| 実施機関 | 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社 |
| 採択率 | 30% ※過去公募実績 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 |
| 必要書類 | 事業計画書、決算書(直近2期分)、納税証明書、登記簿謄本、見積書、直接人件費算出… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
この補助金のまとめ
- 最大1,850万円まで補助される制度です
- 東京都 / (公財)東京都中小企業振興公社が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
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