【全国】事業主団体向け最大1000万円!団体経由産業保健活動推進助成金の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象事業者(法人・個人)
主な申請要件・条件
- 医師・保健師等による健康診断後の意見聴取、保健指導、面接指導、ストレスチェック実施、健康相談、両立支援、職場環境改善支援にかかる費用、およびこれらに伴う事務委託費
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 80.0% |
補助金・助成金の概要
Overview団体経由産業保健活動推進助成金は、中小企業の健康経営を支援する事業主団体等を対象とした強力な支援制度です。産業医や保健師による健康診断結果の意見聴取やストレスチェック後の職場環境改善など、傘下の事業所へ提供する産業保健サービスの費用を最大90%、1,000万円まで助成します。令和7年度からはストレスチェックの実施支援が対象に加わるなど、さらなる拡充が図られています。
この記事でわかること
- 助成対象となる事業主団体や特別加入団体の具体的な要件
- 令和7年度から変更されたストレスチェック等の新対象サービス
- 最大1,000万円を受給するための条件と各サービスの上限額
- 採択率を高めるための実施計画書の書き方と申請ステップ
団体経由産業保健活動推進助成金の概要と目的
本助成金は、独立行政法人労働者健康安全機構(JOHAS)が運営しており、自前で産業保健体制を整えることが難しい中小企業を、所属する「団体」を通じてバックアップすることを目的としています。事業主団体等が、専門家(医師・保健師等)やサービス提供業者と契約し、傘下の中小企業に産業保健サービスを提供した場合、その費用および事務委託費の一部が助成されます。
助成率
対象経費の 90%
上限金額(大規模団体)
1,000万円
助成対象となる団体の詳細条件
全ての団体が申請できるわけではありません。大きく分けて『事業主団体等』と『労災保険の特別加入団体』の2つの区分があり、それぞれに厳格な要件が設定されています。
1. 事業主団体等の要件
以下のいずれかに該当し、かつ中小企業事業主が構成員の2分の1を超えている必要があります。
- 商工会議所、商工会、中小企業団体中央会
- 事業協同組合、商店街振興組合
- 一般社団法人、一般財団法人(規約等で構成員への指導規定があること)
- 共同事業主(10以上の事業主が合意に基づく協定を締結していること)
重要:構成員の計算における注意点
- 労働者を雇用していない事業主(一人親方等)は、構成事業主の分母に含めることができません。
- 助成対象となるには、労働者を雇用する構成事業主が最低3社以上必要です。
- 資本金または従業員数のいずれかが「中小企業」の基準を満たす社数が過半数である必要があります。
2. 労災保険の特別加入団体
一人親方や特定作業従事者の団体(労災保険法第33条第3号または第5号の団体)も対象となります。こちらも1年以上の活動実績があり、財政状態が健全であることが求められます。
助成対象となる産業保健サービスの内容(令和7年度版)
令和7年度より、対象となるサービス内容とそれぞれの個別上限額が詳細に設定されました。特に注目の変更点は、50人未満の事業場に対する『ストレスチェックの実施』が新たに追加されたことです。
| サービス項目 | 個別上限額(50構成員以上の場合) |
|---|---|
| ① ストレスチェックの実施・集団分析(50人未満事業場限定) | 120万円 |
| ② 健康診断結果の意見聴取(医師・歯科医師) | 120万円 |
| ③ 保健指導・④ 面接指導(医師・保健師) | 120万円 |
| ⑤ 健康相談対応(24時間電話相談等も可) | 40万円 |
| ⑥ 治療と仕事の両立支援(コーディネーター活用等) | 260万円 |
| ⑦ 職場環境改善支援(専門家による指導等) | 260万円 |
| ⑧ 健康教育研修・周知啓発活動 | 40万円 |
専門家活用のメリット
産業保健サービスは、単に契約するだけでなく「効果検証」が支給申請時に求められます。産業医や保健師、社会保険労務士などの専門職が関与することで、実効性のある活動が証明されやすくなり、不支給リスクを低減できます。また、化学物質管理の専門家による環境改善支援なども対象となるため、法改正への対応としても非常に有効です。
採択に向けた申請ステップ(実施計画から支給まで)
本助成金は「実施計画」を事前に提出し、承認を得る必要があります。後出しでの申請はできませんので、必ずスケジュールを把握しておきましょう。
よくある失敗パターンと対策
申請時の落とし穴
- 対象経費の誤認:健康診断自体の費用や、単なるリーフレット配布は助成対象外です。
- 専門性の欠如:活動に医師、保健師、または特定の資格者が関与していない場合、支給が認められません。
- 中小企業割合の不足:構成員の名簿を精査した結果、中小企業比率が50%を下回ると団体として不採択になります。
- 証拠書類の不足:実施したことの記録(写真や出席簿、指導記録)が不鮮明で金額が減額されるケースがあります。
よくあるご質問(FAQ)
まとめ:団体の強みを活かした産業保健の推進を
団体経由産業保健活動推進助成金は、個々の中小企業では解決しにくい「働く人の健康管理」という課題を、団体がハブとなって解決するための非常に有益な制度です。令和7年度からは制度の柔軟性が増し、より多角的な支援が可能になりました。予算の制約があるため、傘下の事業者のニーズを早急に集約し、専門家との連携体制を構築することが受給成功の鍵となります。まずは過去の活動実績を整理し、構成事業主の中小企業比率を確認することから始めましょう。
今すぐ実施計画の検討を開始しましょう
詳細な手引きの確認や様式のダウンロードは、労働者健康安全機構(JOHAS)の公式サイトより可能です。不明点はチャットボットや窓口への相談を活用しましょう。
免責事項: 本記事の情報は令和7年度(2025年度)の公表資料に基づき作成しています。助成金の公募内容や要件は変更される場合がありますので、申請前に必ず独立行政法人労働者健康安全機構の公式サイトで最新の『支給要領』および『手引き』をご確認ください。
申請前チェックリスト
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大1,000万円 | 最大16万円 | 最大20万円(健康診断)、教育訓練等は最大10万円 | 最大100万円(コラボヘルスコースは最大30万円) | 上限20万円(中小企業等: 補助対象経費の1/2、大企業: 1/3) |
| 補助率 | — | — | — | 【総合対策コース】補助率:4/5、上限額:100万円 【職場環境改善コース】補助率:1/2、上限額:100万円 【転倒防止・腰痛予防のための運動指導コース】補助率:3/4、上限額:100万円 【コラボヘルスコース】補助率:3/4、上限額:30万円 | 【中小企業等】常時雇用する従業員数が300人以下の企業等:補助対象経費の2分の1以内の額。【大企業】中小企業等以外の事業者:補助対象経費の3分の1以内の額。いずれも上限額は20万円で、算出額の千円未満は切り捨てとなります。 |
| 申請締切 | 2025年11月28日 | 令和8年2月13日まで | 令和8年3月31日まで(健康診断は3月19日まで) | 令和7年5月15日~令和7年10月31日(当日消印有効)※予算額に達した場合は期間中でも受付を終了します。 | 令和7年11月28日(金曜日)※予算に達し次第終了 |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 80.0% ※参考値 | 90.0% ※参考値 | 100.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 | 40.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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