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国内居住の個人、国内活動の法人・個人事業主
令和6年度補正予算による『DRリソース導入のための家庭用蓄電システム導入支援事業』は、再生可能エネルギーの有効活用と電力需給の安定化を目指す重要な補助金制度です。個人住宅や事業所への蓄電池導入において、ディマンドリスポンス(DR)への対応を条件に、設備費および工事費の一部が補助されます。
この記事でわかること
日本政府が掲げる2050年のカーボンニュートラルおよび2040年のエネルギーミックス達成には、再生可能エネルギーの最大限の導入が不可欠です。しかし、太陽光発電などは天候によって発電量が変動するため、電力を蓄え、必要に応じて充放電を制御する蓄電池の役割が非常に重要視されています。
本事業は、単に蓄電池を設置するだけでなく、電力需給のひっ迫時や再エネの出力制御時に、外部からの指令や料金メニューに応じて電力需要を調整する『ディマンドリスポンス(DR)』に活用することを目的としています。これにより、電力系統の安定化と再エネの導入加速を同時に実現することを目指しています。
本事業で求められるDRには、大きく分けて『上げDR』と『下げDR』があります。
補助対象は、日本国内に居住する個人、または日本国内で事業を営む法人・個人事業主です。申請にあたっては、以下のいずれかのスキームを選択する必要があります。
蓄電池アグリゲーターとDR契約を締結し、アグリゲーターが導入した蓄電池に対して遠隔制御や制御指示を行うパターンです。需要家はアグリゲーターの指示に従って電力調整に協力します。
小売電気事業者が提供する、電気料金型DRやインセンティブ型DRといった特定のDRメニューに加入するパターンです。市場価格に連動した料金設定等により、需要家自身が経済的なメリットを享受しながらDRを実施します。
重要な継続義務
補助を受けるためには、導入する蓄電システムがSII(環境共創イニシアチブ)に事前に登録された製品である必要があります。また、以下の『目標価格』を超過する製品は補助対象外となるため、見積段階での確認が不可欠です。
| 項目 | 詳細・要件 |
|---|---|
| 2024年度目標価格 | 13.5万円/kWh(設備費+工事費・税抜) |
| 対象経費 | SII登録パッケージの設備費、据付に必要な最低限の工事費 |
| 主な要件 | 新規導入、JIS/IEC基準適合、DR対応、IoT化関連機器対応 |
太陽光発電と一体型のパワーコンディショナ(ハイブリッド型)を使用する場合、目標価格の判定において以下の金額を控除して計算することができます。
本補助金は、原則としてSIIに登録された『申請代行者』を通じて手続きを行います。個人で直接すべての手続きを行うことはできないため、販売店が登録されているか確認しましょう。
絶対厳守:交付決定前の契約禁止
本事業体から補助金の交付決定が通知される前に、補助対象設備に係る契約(発注・購入)を完了させた場合、いかなる理由があっても補助金の交付対象とはなりません。先走って契約を結ばないよう、十分に注意してください。
補助金を受けた後に蓄電池を処分することはできますか?
原則として、法定耐用年数(処分制限期間)が経過するまでは、譲渡、廃棄、担保への提供等は禁止されています。やむを得ず処分が必要な場合は、事前にSIIの承認を受ける必要があり、補助金の返還が発生する場合があります。
リースの利用は可能ですか?
可能です。ただし、リース事業者と設備の使用者が共同で申請する必要があります。また、補助金相当額がリース料金の低減等により需要家に還元されることが条件となります。
『目標価格』には消費税を含みますか?
いいえ、目標価格(13.5万円/kWh)は『税抜き』の金額で判定します。見積書の金額を確認する際は、税抜価格で計算してください。
中古品や海外で直接購入した機器は対象になりますか?
対象になりません。本補助金は日本国内で新規に導入される設備であり、かつSIIに事前に登録されたパッケージ型番の製品のみが対象です。
書類の保存期間はどれくらいですか?
補助事業の完了日の属する年度の終了後、5年間の保存義務があります。申請書類、交付決定通知、領収書、経理帳簿など、すべての証拠書類をいつでも閲覧可能な状態で保管してください。
令和6年度補正のDR家庭用蓄電池補助金は、将来的な電気料金の変動対策や停電時の備えとしても非常に有効な投資を後押しするものです。成功の鍵は、『SII登録製品の選定』『目標価格の厳守』、そして何より『交付決定前の着工を避ける』というタイムスケジュールの徹底にあります。2027年3月までのDR継続義務を理解し、信頼できる申請代行者(販売店)と共に、適切な計画を立てて申請を進めてください。
補助金申請の準備を始めましょう
予算には限りがあり、公募期間内であっても早期に終了する可能性があります。まずはSII公式サイトで登録製品とアグリゲーター・小売電気事業者のリストを確認することをお勧めします。
免責事項: 本記事の情報は2025年4月17日時点の公募要領等に基づき作成されたものです。補助金の内容、要件、予算残高などは変動する場合がありますので、申請前に必ずSII(環境共創イニシアチブ)の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
対象者・対象事業
対象地域(全国)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 補助対象経費 | SII登録蓄電システムの設備費、および設置に係る最低限の工事費・据付費 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 2026年1月13日締切(予定) |
| 実施機関 | 一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII) |
| 採択率 | 30% ※過去公募実績 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 |
| 必要書類 | 交付申請書、本人確認書類、見積書、仕様書、DR契約/メニュー加入同意書等 詳細を見る › |
| 公募要領 |
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