対象者・対象事業
対象となる地域を地図上でご確認いただけます
対象地域(全国)
地域要件
全国
全国どこからでも申請できます
避難所・防災拠点等の指定を受けた施設の管理者(民間・公的問わず)
補助額・補助率
| 補助上限額 | 予算総額29億円 |
|---|---|
| 補助率 | 対象経費の1/3以内 |
| 申請状況 | 受付終了 |
| 申請難易度 | hard |
| 採択率 | 50% |
※詳細条件・上限の内訳は公募要領をご確認ください。
補助金の概要
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- 避難所・防災拠点等の指定を受けた施設の管理者…
- 補助上限
- 予算総額29億円
- 公募期間
- 2025年11月6日締切(予定)
- 実施機関
- 一般社団法人都市ガス振興センター
- 主要スケジュール
- 締切日 2025年11月6日 全スケジュール ›
- 申請方法
- オンライン申請
- 必要書類
- 交付申請書(一式)、事業計画書、見積… 詳細を見る ›
- 公募要領
- PDF 公募要領(公式)
- 最大予算総額29億円まで補助される制度です
- 一般社団法人都市ガス振興センターが公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
この補助金のポイント
- 最大予算総額29億円まで補助される制度です
- 一般社団法人都市ガス振興センターが公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
| 補助対象経費 | 停電時自立運転機能付ガスコージェネレーション、停電時自立運転機能付ガスヒートポンプ(GHP)、および… 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 2025年11月6日締切(予定) |
| 実施機関 | 一般社団法人都市ガス振興センター |
| 採択率 | 50% ※過去公募実績 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 |
| 必要書類 | 交付申請書(一式)、事業計画書、見積書、図面、GビズID 詳細を見る › |
| 公募要領 |
詳細解説
災害時のエネルギー確保と施設の強靭化(レジリエンス)を目的とした『災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金』は、避難所や防災拠点となる施設にとって極めて重要な支援制度です。本補助金は、中圧または低圧ガス導管から供給を受ける施設を対象に、停電時でも稼働可能なガスコージェネレーションシステムやガスヒートポンプ(GHP)の導入を強力にバックアップします。令和7年度(2025年度)の公募は終了いたしましたが、次年度以降の計画立案や実績報告の準備に役立つ情報を網羅的に解説します。
この記事でわかること
- 本補助金の対象となる施設と設備の詳細な定義
- jGrants(GビズID)を活用した電子申請の具体的な流れ
- 災害時における天然ガス設備の優位性と導入メリット
- 採択率を高めるための申請書類作成のポイントと注意点
災害時天然ガス設備補助金の概要と目的
本補助金は、経済産業省が主導し、一般社団法人都市ガス振興センターが執行団体を務める事業です。近年多発する自然災害に対し、地域の避難所や防災拠点となる施設がエネルギー供給を途絶えさせないためのインフラ整備を支援することを目的としています。
なぜ天然ガス設備が注目されているのか
都市ガス(天然ガス)は、地中のガス導管を通じて供給されるため、地震等の災害時でも供給継続性が高く、万が一の停電時でも自立運転が可能な設備を導入することで、照明や空調、スマートフォンの充電といった最低限のインフラを維持できます。特にガスコージェネレーションシステムは、発電と同時に発生する熱を給湯や暖房に利用できるため、避難環境の質を劇的に向上させることが可能です。
ここがポイント:分散型エネルギーの重要性
大規模発電所に依存する集中型エネルギーシステムに対し、施設ごとに発電設備を持つ分散型エネルギーシステムは、災害時におけるリスク分散の観点から国策として推進されています。
補助対象施設と設備の詳細要件
申請にあたっては、施設と設備の両方が要件を満たしている必要があります。一般的に『避難所』として指定されている公的施設だけでなく、民間施設であっても地域の防災計画に含まれている場合は対象となる可能性があります。
補助対象となる主な施設
対象となるのは、中圧ガス導管または低圧ガス導管からガスの供給を受けている、以下のいずれかに該当する施設です。
- 地方公共団体が指定する避難施設(小中学校、公民館等)
- 災害時に防災活動の拠点となる施設(警察、消防、庁舎等)
- 防災上、中核となる民間施設(病院、福祉施設、大規模商業施設等)
導入対象となる設備
補助のメインとなるのは、災害時にも利用可能な以下の天然ガス利用設備です。
| 設備名称 | 概要・特徴 |
|---|---|
| ガスコージェネレーション | ガスを燃料に発電し、その際に出る熱を有効利用するシステム。停電時でも自立運転により電力を確保。 |
| ガスヒートポンプ(GHP) | ガスエンジンを動力とする空調システム。電気の使用量を大幅に削減でき、停電時対応モデルは空調の継続が可能。 |
重要:停電時自立運転機能について
- 補助対象となるためには、停電時でも外部からの電力供給なしに設備が再起動・稼働できる『停電時自立運転機能』を備えていることが必須条件となります。
補助金額と予算規模
本補助金は非常に大きな予算が投じられており、過去には令和3年度補正予算において29億円が計上されるなど、国を挙げた注力事業となっています。
参考:令和3年度補正予算額
29億円規模
補助率(一般的傾向)
1/2〜1/3以内
補助額の上限や補助率は年度ごとに策定される公募要領により変動しますが、大規模な設備導入となるため、1件あたりの補助額も数千万円規模に及ぶケースが少なくありません。詳細な計算式は都市ガス振興センターが提供する計算ツールや公募資料を参照する必要があります。
令和7年度の公募スケジュールと実績
令和7年度(2025年度)の公募は以下のスケジュールで実施されました。現在は全ての公募期間が終了しており、交付決定を受けた事業者が実績報告に向けた準備を進めている段階です。
| 公募回 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 第1次公募 | 令和7年4月25日〜5月26日 | 受付終了 |
| 第2次公募 | 令和7年5月28日〜6月17日 | 受付終了 |
| 第3次公募 | 令和7年6月19日〜11月6日 | 受付終了 |
ご注意ください
今年度の公募は既に終了しています。次年度以降の申請を検討されている方は、例年4月頃に発表される新年度予算に基づく公募情報を注視してください。
失敗しないための申請5ステップ
補助金申請は複雑であり、事前の準備が合否を分けます。特に電子申請システム『jGrants』の利用は必須であり、ID取得には時間を要するため注意が必要です。
採択されやすい申請書の書き方ノウハウ
補助金は競争試験のような側面があります。限られた予算をどの事業者に配分するか、審査員を納得させる論理構成が必要です。一般的に、以下の要素を盛り込むことで採択率の向上が期待できます。
1. 災害時の具体的な活用フローを明示する
単に『停電時に役立つ』と書くのではなく、停電発生から何分以内に設備を立ち上げ、どのエリアの照明を点灯させ、何名の避難者に携帯電話の充電を提供し、炊き出しのための温水を供給するのか、といった具体的なタイムラインと数値を提示してください。
2. 地域の防災計画との整合性を証明する
自治体の防災計画やBCP(事業継続計画)において、自施設がどのような役割を期待されているかを記述し、その役割を果たすために天然ガス設備が不可欠であることを強調します。自治体発行の証明書類や協定書の写しを添付することも有効です。
3. 省エネ効果と環境負荷の低減を訴求する
本補助金は強靭化が主目的ですが、天然ガスは石油や石炭に比べてCO2排出量が少なく、最新のGHPやコージェネは極めて高いエネルギー効率を誇ります。平常時における省エネ効果(ランニングコスト削減とCO2削減量)を定量的に示すことで、事業の妥当性を高めることができます。
よくある失敗パターンと対策
多くの申請者が陥りやすいミスとその対策を整理しました。これらを事前に把握しておくことで、手戻りや不採択のリスクを最小限に抑えられます。
- パターンA:見積書の不備
補助対象外の費用(既存設備の撤去費用の一部、建物自体の補強工事等)が混在しており、補助対象経費が正確に算出されていないケース。施工業者と密に連携し、見積項目を補助対象と対象外で明確に分ける必要があります。 - パターンB:書類の整合性不足
申請書本文に記載した数値と、添付した図面やカタログのスペック、見積金額が一致していないケース。凡ミスによる不採択は非常にもったいないため、提出前のクロスチェックは必須です。 - パターンC:交付決定前の着工
補助金制度の基本ルールですが、決定通知が届く前に発注や工事を行ってしまうと、1円も補助金が支払われません。スケジュールの余裕を持った計画が求められます。
よくある質問(FAQ)
リースによる導入は補助対象になりますか?
はい、一般的に多くの補助金と同様、リース事業者と共同申請を行うことで対象となるケースが多いです。ただし、リース期間や所有権の扱いに制限があるため、必ず最新の公募要領を確認してください。
GビズIDを持っていないと申請できませんか?
本補助金は原則としてjGrantsによる電子申請のみを受け付けているため、GビズID(プライムまたはメンバー)の取得は必須です。取得には時間がかかるため、公募開始を待たずに事前に取得しておくことを強く推奨します。
既存のガス設備の更新も対象になりますか?
一般的には『既存設備の単純更新』ではなく、新たに災害時の自立運転機能を付加する、または大幅にエネルギー効率を改善する等の付加価値がある場合に認められます。要件は年度ごとに厳格に定められています。
他の省エネ補助金と併用できますか?
原則として、同一の設備に対して複数の国庫補助金を重複して受けることはできません。ただし、自治体の独自の助成金などは、条件によって併用可能な場合がありますので、個別の確認が必要です。
プロパンガス(LPガス)利用施設は対象ですか?
本補助金は『都市ガス(天然ガス)の導管供給』を受けている施設が主な対象です。LPガス利用施設向けには、別途『石油ガス(LPガス)備蓄等対策事業費補助金』などの別の制度が用意されていることが多いので、そちらを検討してください。
本補助金は、災害時の生命線を守るための非常に有益な制度です。申請は終了しましたが、次期公募に向けた検討を今から開始することで、より質の高い事業計画を策定できます。特にBCP(事業継続計画)との連動や、GビズIDの準備などは、公募開始前に行っておくべき必須のアクションです。施設の強靭性を高め、地域住民に選ばれる安全な施設づくりを目指しましょう。
最新の補助金情報を逃さないために
都市ガス振興センターの公式サイトやjGrantsの定期的なチェック、ガス供給事業者への相談を欠かさず行いましょう。次年度公募の通知を受け取れる体制を整えておくことが成功への近道です。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(令和7年11月)の公募情報に基づいています。補助金の内容や要件は変更される場合がありますので、申請前には必ず一般社団法人都市ガス振興センターの公式サイトで最新情報をご確認ください。
この補助金のまとめ
- 最大予算総額29億円まで補助される制度です
- 一般社団法人都市ガス振興センターが公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
自社に合った補助金をプロと一緒に探しませんか?
専門家が無料でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
公開日: 最終更新日: 出典: 一般社団法人都市ガス振興センター