【全国】開発企業向け最大2,250万円!障害者自立支援機器等開発促進事業の申請ガイド(2025年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 人件費、報償費、旅費、備品費、原材料費、消耗品費、外注費、印刷製本費、通信運搬費等
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 36.0% |
補助金概要
Overview厚生労働省が実施する『障害者自立支援機器等開発促進事業』は、障害のある方の自立や社会参加を促進するため、実用的な支援機器の開発・製品化を支援する補助金制度です。市場規模が小さく、民間企業単独では開発が進みにくい分野に対して、最大2,250万円の補助を行い、障害当事者や医療福祉専門職と連携した質の高い機器開発を強力にバックアップします。
この記事でわかること
- 自立支援機器開発における最大2,250万円の補助上限と補助率の仕組み
- テーマ設定型・製品種目特定型・SBIRの3つの事業区分と対象機器
- 15人以上のモニター評価や医療福祉専門職の参画など必須となる応募要件
- 採択率を高めるための申請書の書き方と審査通過のポイント
障害者自立支援機器等開発促進事業の全体像
本事業は、障害者の日常生活を支える機器の『実用化』に特化した支援制度です。単なる研究開発ではなく、試作機を用いたモニター評価を繰り返し、最終的に製品として市場へ送り出すことを目的としています。補助対象は幅広く、日常生活、コミュニケーション、就労、レクリエーションなど多岐にわたります。
1. 3つの主要な事業区分
本制度は、開発の目的や対象機器に応じて以下の3つの枠組みで構成されています。申請者は自社の開発プロジェクトがどの枠に該当するかを事前に精査する必要があります。
| 事業区分 | 対象となる機器・取り組み | 補助上限(単年度) |
|---|---|---|
| ①テーマ設定型事業 | 日常生活、コミュニケーション、就労、ロボット技術、脳科学応用など8つの広範なテーマ。 | 2,250万円 |
| ②製品種目特定型事業 | 盲ろう者用機器、障害児スポーツ支援、発達・知的・精神障害者向けなど特定の4種目。 | 1,500万円 |
| ③SBIR枠(指針に基づく事業) | スタートアップ企業等を対象とした、汎用性を見据えた革新的な機器開発(JST/NEDO連携)。 | 1,000万円 |
補助金額と補助率の詳細
補助率は、申請を行う企業の規模(法人類型)によって異なります。特に『製品種目特定型』において中小開発機関が初年度に申請する場合、補助率が10/10(全額補助)となる優遇措置がある点が大きな特徴です。
テーマ設定型 最大上限
2,250万円
中小企業 補助率
2/3
法人区分ごとの補助率一覧
- 中小開発機関(中小企業など): 原則 2/3
- ※製品種目特定型の初年度のみ 10/10
- ※SBIR枠の初年度のみ 10/10(次年度は2/3)
- 大企業・社会福祉法人・公益法人等: 原則 1/2
中小開発機関の判定に関する注意点
- 資本金10億円以上かつ売上高1,000億円以上の企業は申請対象外です。
- 大企業の支配下にある『みなし大企業』の場合、補助率は1/2が適用されます。
採択に向けた必須要件と開発環境
本補助金は審査が厳格であり、単に『良いものを作る』だけでなく、官公庁が求める開発プロセスを遵守する必要があります。特に以下の3点は、不備があると審査の土俵に乗らない重要な項目です。
① 医療福祉専門職の関与
開発チームには必ず医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの『医療福祉専門職』を分担者または協力者として含める必要があります。単なるアドバイザーではなく、開発の全工程において頻繁に助言・指導を受ける体制が構築されていることが求められます。
② モニター評価(15人以上)の実施
試作機が実際の使用場面で有効かどうかを検証するため、概ね15人以上の障害当事者等によるモニター評価を行う必要があります。この評価結果をフィードバックし、改良に繋げるプロセスが評価の大きなポイントとなります。
対象外となる機器に注意
本事業では『医療機器』に該当するものは対象外です。薬機法の対象となる製品を開発する場合は、あらかじめ都道府県の薬務課等へ問い合わせ、非該当であることを確認しておく必要があります。
申請から事業完了までの5つのステップ
採択されやすい申請書の書き方ノウハウ
採択率向上のためには、審査員に対して『この機器がなければ困る人がいる』という社会的必要性と、『実現可能である』という信頼性を同時に示す必要があります。
成功のポイント
- ニーズの裏付け: 既存の調査データやアンケート、医療現場の声を用い、未充足ニーズ(解決されていない課題)を明確にする。
- 具体的販売計画: 補助期間終了後の量産体制、販売ルート(代理店、カタログ掲載等)、メンテナンス体制まで具体的に記述する。
- 費用の妥当性: 人件費や外注費などが市場価格と比較して適正であることを、相見積書等で補足する。
よくある質問(FAQ)
障害者自立支援機器等開発促進事業は、企業の高い技術力を社会貢献に直結させることができる貴重な制度です。最大2,250万円の補助に加え、専門職や当事者とのネットワーク構築は、製品の質を飛躍的に高める機会となります。要件を一つずつクリアし、障害者の未来を拓く革新的な機器開発に挑戦しましょう。
まずはGビズIDの取得と公募情報のチェックを
公募期間は限られています。jGrantsの操作方法や最新の募集要項を厚生労働省の公式サイトで必ず確認してください。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年)のものです。補助金の内容やスケジュールは変更される場合がありますので、申請前に必ず厚生労働省の公式サイトで最新情報をご確認ください。
申請前チェックリスト
類似補助金との比較
| 比較項目 |
この補助金
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大2,250万円 | 最大約170.8万円(条件による) | 最大500万円 | 最大2,000万円 | 最大10億円 |
| 補助率 | — | — | — | — | — |
| 申請締切 | 2025年2月7日 | 令和8年1月30日まで(予算に達し次第終了) | 予算がなくなり次第終了(または事業実施の10日前まで) | 前年度8月末までに事前協議が必要な場合が多い | 令和8年1月16日まで(各制度による) |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 36.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 45.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |