【全国】中小企業・大学向け最大50万円!INPIT外国出願補助金(中間手続)の申請ガイド(2026年)
補助金詳細
対象者
申請要件
- 外国特許庁への納付手数料、国内代理人費用、現地代理人費用、翻訳費用
| 補助率 | ー |
|---|---|
| 採択率 | 60.0% |
補助金概要
Overview海外での特許取得には、出願時だけでなく審査請求や拒絶理由通知への対応といった’中間手続’に多額の費用が発生します。本補助金は、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が、中小企業や大学等の国際的な知的財産戦略を支援するため、これら中間手続に要する経費を1手続あたり最大50万円まで補助する制度です。
この記事でわかること
- 本補助金の対象となる具体的な手続と申請要件
- 1手続あたり最大50万円の補助金額と対象経費の詳細
- 採択率を高めるための申請書類作成のポイント
- 申請から補助金受取までの5つのステップ
INPIT外国出願補助金(中間手続の補助)の概要
令和7年度の’INPIT外国出願補助金(中間手続の補助)’は、すでに外国特許庁へ特許出願を行っている事業者が、その後の権利化プロセスで直面するコストを軽減するための重要な支援策です。特に、外国特許庁からの拒絶理由通知に対する応答は、専門的な知識と多額の翻訳費用・代理人費用を要するため、本補助金の活用メリットは非常に大きいと言えます。
1手続あたりの補助上限額
50万円
補助率
1/2以内
補助対象となる主な手続
本補助金は、以下の2つの手続を主な対象としています。なお、申請は1手続(各国別)ごとに行う必要がありますが、申請可能な手続数に特定の制限は設けられていません。
- 出願審査請求手続:交付申請時に審査請求を行っておらず、補助事業期間内に完了するもの。
- 中間応答手続:拒絶理由通知(新規性・進歩性の指摘を含むもの)を受領し、応答期限内に対応が完了するもの。
重要:対象となる案件の前提条件
- 過去にINPITや特許庁の’海外出願支援事業’等の交付決定を受けた特許出願に関連する手続である必要があります。
- 交付決定を受ける前に代理人への依頼や発注を行った経費は対象外となります。
補助対象者と要件
対象者は、日本国内に本社を置く中小企業、個人事業主、大学、試験研究機関等です。幅広い事業者が対象となりますが、資本金や従業員数による規定、および’みなし大企業’の除外規定に注意が必要です。
| 区分 | 詳細条件 |
|---|---|
| 中小企業者 | 製造業の場合:資本金3億円以下または従業員300人以下 |
| 創業特定法人 | 設立10年未満で、大企業から多額の出資を受けていない法人 |
| 試験研究機関 | 大学、高等専門学校、承認TLO、国立研究開発法人等 |
注意:補助対象外となるケース
大企業が発行済株式の1/2以上を所有している’みなし大企業’や、経済産業省から指名停止措置を受けている事業者は、中小企業の基準を満たしていても対象外となります。
1. 外国特許庁等への納付手数料
審査請求料や、意見書・補正書の提出に伴う手数料、審査請求期間の延長手数料などが含まれます。ただし、期間徒過の救済に関する手数料は対象外となる場合があります。
2. 代理人費用(国内・現地)
日本の特許事務所(国内代理人)および現地の特許事務所(現地代理人)に支払う報酬です。補助対象となるのは原則として各1事務所ずつであり、間に第3の仲介業者が入る場合の仲介手数料は対象外となります。
3. 翻訳費用
手続書類の作成に付随する翻訳費用です。見積書に’単価×単語数’や’ページ数’などの内訳が明記されている必要があります。社内で行った翻訳に対する人件費は対象になりません。
経費算出のアドバイス
外国通貨での支払いについては、支払日当日のTTSレート(三菱UFJ銀行等)を用いて円換算します。予算を組む際は、為替変動のリスクを考慮し、少し余裕を持った見積もりを依頼することをお勧めします。また、消費税やVAT(付加価値税)は補助対象外経費となるため、税抜き価格で計算してください。
申請から採択、受取までの流れ
本補助金は随時受付が行われていますが、予算状況により早期に終了する可能性があります。計画的な申請が求められます。
知財専門家が教える採択のコツと注意点
本補助金は’単に経費を補填する’ためのものではなく、’国際的な知的財産戦略の構築’を支援するものです。そのため、申請書には以下の視点を盛り込むことが推奨されます。
- 事業への寄与度:当該外国特許が、自社の海外事業展開(輸出、ライセンス、現地生産等)においてどのような役割を果たすかを明確にする。
- 権利化の可能性:拒絶理由に対する反論の論理性が高く、権利取得の見込みが十分にあることを示す。
- 専門家との連携:弁理士等の専門家と十分に協議し、適切な中間応答戦略を立てていることをアピールする。
多くの場合、不採択となる原因は’書類の不備’や’前提条件の確認漏れ’です。特に、過去の支援事業の交付決定番号を正確に把握しておくことは必須です。不明な場合は事前にINPITの窓口へ相談することをお勧めします。
よくある質問(FAQ)
海外展開において知財の権利化は避けて通れない課題です。特に中間応答は、特許の強さを決定づける極めて重要なプロセスです。本補助金を賢く活用することで、コストを抑えつつ質の高い権利取得を目指すことができます。交付申請の締切は2025年12月22日ですが、予算が上限に達し次第終了となるため、拒絶理由通知を受け取った際は、速やかに準備を開始することをお勧めします。
海外権利化を加速させる強力なサポート
INPIT外国出願補助金(中間手続)を有効に活用し、グローバル市場での競争力を高めましょう。詳細な公募要領は公式サイトをご確認ください。
免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年)の公募資料に基づいています。補助金の採択には審査があり、必ずしも交付を保証するものではありません。申請にあたっては、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)の最新の公募要領を必ずご確認ください。
申請前チェックリスト
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大50万円 | 最大50万円 | 最大20万円 | 最大50万円 | 最大60万円 |
| 補助率 | — | — | — | 補助対象経費の2分の1以内。1事業者あたりの年度内上限額は合計50万円(2回まで申請可)。事業メニューごとに上限額が異なります(15万円~50万円)。 | 対象経費の2分の1以内、中小企業:上限30万円、団体:上限60万円 |
| 申請締切 | 2025年12月22日 | 令和7年度(2025年4月1日より受付) | 随時(登録後1年以内) | 令和8年3月10日(火曜) | 令和8年1月31日まで |
| 難易度 |
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| 採択率 AI推定 | 60.0% ※参考値 | 70.0% ※参考値 | 80.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 | 30.0% ※参考値 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |