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この記事の結論
出産した時点で日本の健康保険・国民健康保険の被保険者または被扶養者で…
対象者・対象事業
対象地域(全国)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 公募期間 | 通年(出産日の翌日から2年以内) 常時受付 / 要確認 |
|---|---|
| 実施機関 | 全国健康保険協会・健康保険組合・市区町村(国民健康保険) |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | 郵送申請 公式申請ページへ |
| 必要書類 | 出産育児一時金支給申請書(保険者様式)に、海外の医師・助産師による出産証明(また… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
海外で出産した場合でも、出産した時点で日本の健康保険・国民健康保険に加入していれば、出産育児一時金として1児につき48万8,000円を受け取れます。対象は被保険者本人または被扶養者で、申請できるのは帰国後、期限は出産日の翌日から2年です。海外の病院では直接支払制度が使えないため、出産費用はいったん全額を現地で支払い、帰国後に請求する「償還払い」になります。
5秒でわかるまとめ
出産育児一時金は、健康保険法等に基づき出産費用の負担を軽くするための給付です。海外での出産も支給対象ですが、国内出産と金額や手続きが異なります。
| 制度名 | 出産育児一時金(海外出産) |
|---|---|
| 支給額 | 1児につき48万8,000円(海外の医療機関は産科医療補償制度の対象外のため。国内の制度加入分娩は50万円) |
| 対象者 | 出産時点で日本の健康保険(協会けんぽ・健保組合)または国民健康保険の被保険者・被扶養者 |
| 対象となる出産 | 妊娠4か月(85日)以上の出産。死産・流産も含む |
| 申請先 | 加入している保険者(協会けんぽ都道府県支部・健保組合・市区町村の国保窓口) |
| 申請方法 | 帰国後に申請書+添付書類を郵送または窓口提出(直接支払制度は利用不可) |
| 申請期限 | 出産日の翌日から2年(時効) |
| 2026年度の動き | 国内の標準的な出産費用を無償化する改正法が成立(公布から2年以内に施行予定)。海外出産の扱いは制度設計中で、現時点では従来どおり一時金で支給 |
海外出産の一時金は「誰が・どの保険に入っているか」で申請先ともらえるかが変わります。よくある5つのケースを整理しました。
| あなたの状況 | もらえる? | 申請先 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 会社員本人が海外赴任中に出産(健保継続) | 48.8万円 | 勤務先の健康保険 | 被保険者本人の出産として申請 |
| 会社員の配偶者(被扶養者)が海外で出産 | 48.8万円 | 配偶者の勤務先の健康保険 | 「家族出産育児一時金」として申請。名称が違うだけで同額 |
| 国保加入のまま短期渡航先で出産 | 48.8万円 | 住民票のある市区町村 | 滞在1年以上・生活拠点が海外だと遡って資格喪失の恐れ |
| 退職して6か月以内に海外で出産 | 48.8万円 | 退職前の健康保険 | 退職前に継続1年以上の加入+本人の出産のみ。被扶養者だった家族は対象外 |
| 住民票を抜いて海外移住中に出産 | 原則もらえない | — | 日本の公的保険の資格がないため。帰国・転入後の自治体支援を確認 |
海外出産で見落としがちなのが、直接支払制度が使えないことによる立て替えです。国内では一時金が病院へ直接支払われるため窓口負担は差額だけで済みますが、海外では出産費用の全額を現地でいったん支払い、帰国後に48万8,000円を受け取る流れになります。
具体的な受給額の計算例を挙げます。
海外の出産費用は国・医療機関によって大きく異なり、一時金だけでは足りない地域もあります。渡航前に現地の費用相場と、加入中の健康保険の付加給付(独自の上乗せ)の有無を確認しておくと資金計画が立てやすくなります。
国内の出産育児一時金50万円のうち1万2,000円分は、分娩機関が産科医療補償制度(お産で重い脳性まひが起きた場合の補償の仕組み)に加入していることを前提とした上乗せ分です。海外の医療機関はこの制度の対象外のため、海外出産では48万8,000円になります。国内でも制度未加入の医療機関や妊娠22週未満の出産では同じ48万8,000円です。
なお2026年度は出産費用をめぐる大きな転換期です。国内の標準的な出産費用を自己負担ゼロにする改正法が成立し、公布から2年以内に施行される予定ですが、施行までは現行の一時金制度が続きます。海外出産がこの無償化の枠組みでどう扱われるかは公式発表を確認してください。
海外出産の申請は国内より審査が厳格です。実際に不支給や差し戻しになりやすい注意点を5つ挙げます。
差し戻しの大半は書類不備です。提出前に次の7点をそろえてください。

受け取れる額と手続き先を、関連する制度と横並びで整理しました。海外出産の一時金に加えて、帰国先の自治体独自の出産応援金を受け取れる場合があります。

| 制度 | 上限額 | 申請先 | 期限・対象 |
|---|---|---|---|
| 出産育児一時金(海外出産) | 48.8万円 | 加入する保険者 | 出産翌日から2年・帰国後申請 |
| 出産育児一時金(国内・制度加入) | 50万円 | 直接支払制度が主流 | 妊娠22週以降の分娩等 |
| 松山市 出産世帯応援給付金 | 30万円 | 松山市 | 市内在住の出産世帯 |
| 東京都 無痛分娩費用助成 | 10万円 | 東京都 | 都内在住・対象医療機関での無痛分娩 |
国内に戻ってからの手続きでは、出産育児一時金の引っ越し時の申請先の考え方がそのまま参考になります。帰国先が愛媛県なら県の出産世帯応援補助金(最大30万円)、無痛分娩を国内で予定している方は無痛分娩助成金と引っ越しの関係や必要書類チェックリストも併せて確認してください。この制度の対象外だった方(住民票を抜いていた等)は、帰国後の転入先で受けられる自治体独自の出産応援金の検討をおすすめします。
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編集: 補助金図鑑 編集部
中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。