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この記事の結論
対象者都内で2年以上事業を継続する中小企業者・小規模企業者等
補助額・給付額最大2億円(補助率 競争力強化(中小企業者)通常1/2・ゼロエミ/賃上げ3/4、競争力強化(小規模企業者)通常2/3・ゼロエミ3/4・賃上げ4/5、後継者チャレンジ通常2/3・ゼロエミ/賃上げ3/4、アップグレード促進3/4)
申請時期募集中(締切まで5日)
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都内で2年以上事業を継続する中小企業者・小規模企業者等
- 対象地域
- 東京都
- 対象者
- 都内で2年以上事業を継続する中小企業者・小規模企業者等
- 補助上限
- 最大2億円
- 補助率・給付条件
- 競争力強化(中小企業者)通常1/2・ゼロエミ/賃上げ3/4、競争力強化(小規模企業者)通常2/3・ゼロエミ3/4・賃上げ4/5、後継者チャレンジ通常2/3・ゼロエミ/賃上げ3/4、アップグレード促進3/4
- 公募期間
- 2026年7月23日締切(予定)
- 実施機関
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課
- 申請方法
- オンライン申請
- 必要書類
- 申請書、事業計画書、設備の見積書(原則複数社)、決算…
- 公募要領
- 公募要領(公式)
- 最大2億円まで補助される制度です
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
詳細解説
この記事の要点(TL;DR)
- 東京都と東京都中小企業振興公社が実施する「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第13回/令和8年度第2回)」は、機械装置・器具備品・ソフトウェアの導入経費を助成する制度で、助成限度額は最大2億円です。
- 助成率は事業区分とコースにより2分の1〜5分の4以内で、小規模企業者が賃上げコースを適用すると最大5分の4まで引き上がります。
- 申請受付期間は令和8年(2026年)7月14日9時から7月23日17時までで、電子申請システム「Jグランツ」で受け付けます。GビズIDプライムの事前取得が必須です。
- 対象は基準日の令和8年7月1日時点で都内に登記簿上の本店または支店があり、都内で2年以上事業を継続している中小企業者等です。1基50万円(税抜)以上の設備が対象になります。
- 「競争力強化」「後継者チャレンジ」「アップグレード促進」の3区分があり、後継者チャレンジは事業承継、アップグレード促進はゼロエミッションや賃上げと組み合わせて活用します。
最大2億円・助成率4/5の全体像(KPI早見)
助成限度額
最大2億円
アップグレード促進1億〜2億円
助成率(最大)
5分の4以内
小規模企業者・賃上げコース
申請締切
7月23日17時
令和8年7月14日9時受付開始
本制度は、都内の中小企業が競争力強化や生産性向上のために行う設備投資を、東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社が資金面で後押しするものです。令和3年度に始まって以来毎回募集を重ね、今回で第13回(令和8年度第2回)を迎えます。全業種が対象で、製造業の機械設備だけでなく、小売・サービス・IT業のソフトウェア導入なども幅広く助成対象になる点が大きな特徴です。生産性向上のために機械設備を導入したい都内中小企業の経営者にとって、上限2億円という規模は他の自治体制度と比べても突出した水準です。
読読者
製造業ですが、募集期間が7月14日から23日までとかなり短いですね。この10日間で何を出せばいいのでしょうか。
専専門家
受付は令和8年7月14日9時〜7月23日17時の短期集中型です。申請はJグランツ(電子申請)のみで、GビズIDプライムの取得には2週間程度かかることがあります。まだIDが無い場合は、募集要領・見積書・事業計画の準備と並行して、最優先でID取得を進めてください。
この制度の独自性(他制度にない3つの価値)
国の「ものづくり補助金」や「IT導入補助金」と迷う経営者は多いのですが、本制度には他にない独自の強みがあります。
1. 全業種・最大2億円の規模
製造業に限らず全業種が対象です。アップグレード促進区分では1億〜2億円という、自治体制度としては最大級の助成が受けられます。
2. 事業承継を後押し
「後継者チャレンジ」区分では、事業承継を契機とした多角化や経営課題対応の設備導入を助成率3分の2以内で支援します。
3. 賃上げ・脱炭素と両立
賃上げコースやゼロエミコースを適用すると助成率が引き上がり、生産性向上と社会的要請の両立を評価します。
特に「ソフトウェアも対象」という点は見逃せません。生産管理システム、CAD/CAM、受発注のクラウドシステムなど、DX投資を設備投資として助成できるため、非製造業でも十分に活用できます。自社の設備更新やシステム刷新を検討している経営者は、まず対象経費に該当するかを確認する価値があります。国のものづくり補助金が「革新的な製品・サービス開発」を求めるのに対し、本制度は既存事業の競争力強化や生産性向上のための設備更新そのものを幅広く認めている点も、実務上のハードルが低い理由です。
また、後継者チャレンジ区分は、事業承継を機に新たな挑戦をしたい二代目・三代目経営者にとって心強い制度です。承継後の多角化や既存設備の刷新に踏み切りたいものの、資金負担が重くて二の足を踏んでいたケースでも、助成率3分の2以内の支援があれば投資判断を後押しできます。東京都は事業承継を地域経済の重要課題と位置づけており、承継直後の設備投資に特化した区分を設けているのは、他の自治体制度にはない大きな特色といえます。
助成内容の詳細(区分・助成率・限度額)
本制度は3つの事業区分に分かれ、区分とコース(通常/ゼロエミ/賃上げ)の組み合わせで助成率が決まります。下表が令和8年度第2回の助成率・限度額の一覧です。
| 事業区分 | 通常コース | ゼロエミコース | 賃上げコース |
|---|---|---|---|
| 競争力強化(中小企業者) | 2分の1以内 | 4分の3以内 | 4分の3以内 |
| 競争力強化(小規模企業者) | 3分の2以内 | 4分の3以内 | 5分の4以内 |
| 後継者チャレンジ | 3分の2以内 | 4分の3以内 | 4分の3以内 |
| アップグレード促進 | 4分の3以内 | ― | ― |
助成限度額は、競争力強化・後継者チャレンジ・アップグレード促進の通常枠が100万円〜1億円、アップグレード促進の上位枠が1億円〜2億円です。対象となる設備は1基あたり50万円(税抜)以上が要件で、これを下回る少額の備品は対象になりません。次の表で限度額の下限・上限を整理します。
| 事業区分 | 助成限度額(下限) | 助成限度額(上限) | 対象設備の最低単価 |
|---|---|---|---|
| 競争力強化 | 100万円 | 1億円 | 1基50万円(税抜)以上 |
| 後継者チャレンジ | 100万円 | 1億円 | 1基50万円(税抜)以上 |
| アップグレード促進(通常) | 100万円 | 1億円 | 1基50万円(税抜)以上 |
| アップグレード促進(上位) | 1億円 | 2億円 | 1基50万円(税抜)以上 |
助成対象経費は「機械装置」「器具備品」「ソフトウェア」の新たな導入・搬入・据付等の費用です。中古設備や既存設備の修繕、消耗品、リース料などは原則として対象外です。ゼロエミコースは脱炭素につながる高効率設備、賃上げコースは所定の賃上げ計画の実行が要件となるため、自社が該当するコースを事前に見極めることが重要です。
ゼロエミコース・賃上げコースの活用ポイント
本制度で助成率を最大化する鍵は、通常コースではなく「ゼロエミコース」または「賃上げコース」を選択できるかどうかにあります。競争力強化(中小企業者)の場合、通常コースの助成率は2分の1以内ですが、ゼロエミコースや賃上げコースなら4分の3以内まで引き上がります。1,000万円の対象経費なら、助成額が500万円から750万円へと250万円も増える計算です。さらに小規模企業者が賃上げコースを適用すると助成率は5分の4以内となり、同じ1,000万円の投資で最大800万円の助成が受けられます。
ゼロエミコースは、脱炭素・省エネルギーに資する高効率な設備を導入することが要件です。旧式の機械を省エネ性能の高い最新機に置き換える設備投資であれば、生産性向上と光熱費削減、そして助成率アップを同時に実現できます。一方の賃上げコースは、都が定める水準以上の賃上げ計画を策定・実行することが条件です。人材確保のために賃上げを予定している事業者にとっては、設備投資の助成率アップと賃上げの両立が図れる有利な選択肢になります。ただし、賃上げ計画を実行できなかった場合は助成金の減額や返還を求められることがあるため、無理のない計画を立てることが重要です。自社がどのコースに該当し得るかは、設備の性能仕様や賃上げの実現可能性を踏まえて、申請前に公社へ相談しておくと安心です。
対象者・対象事業
対象地域(東京都)
- 目的
- 生産性向上
- 対象地域
- 東京都
- 対象者
- 都内で2年以上事業を継続する中小企業者・小規模企業者等
- 補助上限
- 最大2億円
- 難易度
- 4
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
チェックしておきたい前提条件
都税の未納がある、過去の公社助成金で不正があった、みなし大企業に該当する、といった場合は申請できません。グループ会社が大企業に支配されているケースは特に見落としやすいので注意してください。
不採択・対象外になる落とし穴(申請前の注意点)
規模の大きい制度ほど、要件の読み違いによる不採択や対象外判定が起きやすくなります。ここでは、よくある失敗パターンとNG例を具体的に整理します。以下のミスは事前準備で確実に防げます。
落とし穴1:発注済み設備はNG
交付決定前に契約・発注・納品した設備は対象外です。「急いで先に発注した」ケースは高確率で却下されます。必ず交付決定を待ってから発注してください。
落とし穴2:単価50万円未満
1基50万円(税抜)未満の設備は対象外です。複数の少額備品をまとめて1件に見せかける申請はミスとして指摘され、不採択の原因になります。
落とし穴3:ID未取得で締切超過
GビズIDプライムの取得には時間がかかります。締切間際にID申請しても間に合わず、申請そのものができない失敗が毎回発生しています。
そのほか、見積書が1社のみで相見積もりが無い、事業計画の生産性向上効果が定量的に示されていない、中古設備やリース料を対象経費に含めてしまう、といった点も対象外・減額の典型例です。審査では「なぜその設備が必要で、どれだけ生産性が上がるのか」の説明が甘いと落ちやすくなります。要件の一つでも欠けると却下されるため、申請前のセルフチェックを徹底しましょう。
申請の流れ(ステップ)
- 募集要領・申請の手引きを公社サイトから入手し、自社が対象要件を満たすか確認する
- GビズIDプライムアカウントを取得する(未取得の場合は最優先で着手)
- 導入設備の見積書(原則複数社)を取得し、生産性向上効果を盛り込んだ事業計画を作成する
- 令和8年7月14日9時以降、電子申請システム「Jグランツ」で必要書類をアップロードして申請する
- 7月23日17時までに申請を完了する(余裕を持った提出を推奨)
- 書類審査・面接審査を経て交付決定を受ける
- 交付決定後に設備を発注・導入し、実績報告を提出して助成金の交付を受ける
申請から助成金を受け取るまでは数か月単位の期間を要します。7月下旬の締切後に書類審査・面接審査があり、交付決定は概ね秋以降になる見込みです。設備の発注は交付決定後でなければならないため、「年内に稼働させたい」という場合はスケジュールに余裕がありません。逆に、繁忙期を避けて据付けたい設備がある事業者は、交付決定から実績報告までの工程表を早めに引いておくと、後工程で慌てずに済みます。募集は年度内に複数回実施される実績があるため、今回の第13回に間に合わなくても、次回募集を見据えて事業計画とGビズIDを整えておく戦略が有効です。
類似制度との比較
設備投資に使える主な制度と本制度を比較しました。規模・対象・スピード感で選び分けるのがポイントです。
| 制度名 | 助成・補助上限 | 対象地域 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第13回) | 最大2億円 | 東京都内 | 全業種・ソフトも対象・助成率最大4/5 |
| 新事業進出・ものづくり補助金 | 最大9,000万円 | 全国 | 革新的な製品・サービス開発が主眼 |
| IT導入補助金 | 数百万円規模 | 全国 | ITツール・ソフト導入に特化 |
| 東京都 賃上げ重点コース | 上限600万円 | 東京都内 | 賃上げと設備・環境整備を一体支援 |
本制度は「規模の大きな設備投資を、都内で腰を据えて行う中小企業」に最も向いています。全国区の国制度と併願を検討する場合は、対象経費の重複申請ができない点に注意してください。
あわせて検討したい併用・関連制度
設備投資は単独の助成金だけでなく、生産性向上・DX・事業承継の制度と組み合わせることで効果が高まります。以下は補助金図鑑に掲載中の実在制度です。自社の状況に合うものを確認してみてください。
自社がどの制度に該当するか整理したい場合は、条件を入力するだけで候補を絞り込める補助金診断ページもあわせてご利用ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 製造業以外でも申請できますか。
A. はい。全業種が対象です。小売・サービス・IT業などがソフトウェアや器具備品を導入する場合も助成対象になります。
Q. リース契約で設備を導入する場合も対象ですか。
A. リース料は原則として対象外です。自社が購入・所有する機械装置・器具備品・ソフトウェアが対象になります。リース活用を検討する際は事前に公社へ確認してください。
Q. 交付決定前に設備を発注してしまうとどうなりますか。
A. 交付決定前に契約・発注した設備は対象外となり、その部分は却下されます。必ず交付決定を待ってから発注してください。
Q. GビズIDはすぐ取得できますか。
A. GビズIDプライムの取得には2週間程度かかることがあります。締切間際では間に合わないため、募集開始前から取得を進めておくことを強くおすすめします。
Q. 今回の締切に間に合わない場合はどうすればよいですか。
A. 本制度は年度内に複数回募集される実績があります。次回募集に向けて事業計画とGビズIDを準備しておけば、次の回で申請できる可能性があります。
読読者
助成率が「4分の3以内」とありますが、必ず4分の3もらえるわけではないのですか。
専専門家
「以内」は上限を意味します。審査で対象と認められた経費に対して最大4分の3が助成されるという意味で、対象外と判断された経費は控除されます。見積書の内訳を精査し、対象経費を正しく積み上げることが受給額を最大化するコツです。
受給後にやるべきこと
交付決定はゴールではなくスタートです。助成金は原則として「実績報告後の精算払い」であり、次のアクションを怠ると減額や返還につながります。
- 交付決定通知を受けてから設備を発注・契約し、証憑(契約書・見積書・請求書・領収書)をすべて保管する
- 導入設備の設置状況が分かる写真や検収書を整える
- 期限内に実績報告書を提出し、経費の按分・対象外分の控除を正確に行う
- 助成金交付後も、設備の処分制限期間中は勝手に売却・廃棄しない
- 生産性向上の効果(稼働率・不良率・売上など)を記録し、次回申請や社内評価に活用する
ワンポイント
実績報告での対象外指摘は「発注時期のズレ」「証憑不備」が二大要因です。交付決定日・発注日・納品日・支払日の順序を書面で証明できるよう、日付の整合性を最初から意識して進めましょう。
出典
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社「第13回(令和8年度第2回)躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」
- 東京都「中小企業者向け『躍進的な事業推進のための設備投資支援事業』募集開始」(令和8年6月)
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」
最終更新: 2026-07-18
補助金の概要
要点
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
- 対象地域
- 東京都
- 対象者
- 都内で2年以上事業を継続する中小企業者・小規…
- 補助上限
- 最大2億円
- 公募期間
- 2026年7月23日締切(予定) 締切まで 5日
- 実施機関
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課
- 主要スケジュール
- 締切日 2026年7月23日 全スケジュール ›
- 申請方法
- オンライン申請 公式申請ページへ
- 必要書類
- 申請書、事業計画書、設備の見積書(原… 詳細を見る ›
- 公募要領
- PDF 公募要領(公式)
- 最大2億円まで補助される制度です
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
POINT!
この補助金のポイント
- 最大2億円まで補助される制度です
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
| 補助対象経費 | 機械装置・器具備品・ソフトウェアの新たな導入、搬入・据付等の費用(1基50万円税抜以上)。中古設備・… 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 2026年7月23日締切(予定) 締切まで 5日 |
| 実施機関 | 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課 |
| 採択率 | 50% ※過去公募実績 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 公式申請ページへ |
| 必要書類 | 申請書、事業計画書、設備の見積書(原則複数社)、決算書、GビズIDプライムアカウ… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
SUMMARY
この補助金のまとめ
- 最大2億円まで補助される制度です
- 公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課が公募する公的支援制度
- 申請方法はオンライン申請に対応
- 採択率の実績は約50%
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編集: 補助金図鑑 編集部
中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。
