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【全国】先端半導体・大学等向け大規模支援!ポスト5G基盤強化研究開発の申請ガイド(2025年)

3秒でわかる要点
NEDOが実施する『ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業』の公募が開始。先端半導体(EUVペリクル、光実装)の開発に挑む企業・大学を対象に、最大5年の長期支援。助成と委託で異なる申請期限や、e-Rad/jGrantsの手続き、GX加点ポイントを詳しく解説します。
約14分で読了 140回閲覧 最新情報

補助金詳細

01
確認要件
制度・対象の確認
申請対象
会社規模・事業内容
申請書類
計画書の作成・準備
申請・審査
結果通知・交付
最大研究開発計画に基づき予算配分(大規模支援)
支給額
2026年1月9日
申請期限
普通
申請難易度

対象事業者(法人・個人)

主催機関
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
対象地域
全国
対象事業者
先端半導体製造技術の開発に取り組む企業、団体、大学等

主な申請要件・条件

● 対象経費
  • 人件費、設備費、材料・消耗品費、外注・委託費、旅費等
● 必要書類
提案書、体制表、積算表、研究経歴書、GX取組申告書、情報管理体制確認票、賃上げ表明資料(任意)等
補助率
採択率 20.0%
Section 02

補助金・助成金の概要

Overview
この補助金に関する詳細な説明と申請に必要な情報を掲載しています。最新情報は公式サイトで必ずご確認ください。

次世代の経済安全保障と産業競争力の核となる『ポスト5G』および『先端半導体』の国内開発を強力に支援する公募が開始されました。本事業は、経済産業省が策定した研究開発計画に基づき、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する国家プロジェクトです。先端半導体の製造技術や光実装技術に挑む企業・大学を対象に、原則5年間にわたる長期的な研究開発を、助成および委託の形式で支援します。

この記事でわかること

  • 『助成』と『委託』の2つの公募テーマと対象技術の詳細
  • 2025年から2026年にかけた申請スケジュールと締め切りの違い
  • e-RadおよびjGrantsを用いた電子申請の具体的な手続き
  • 採択率を高めるためのGX(グリーントランスフォーメーション)対応策
  • 事業期間最大5年におよぶ研究開発の実施体制と注意点

ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業の概要

第5世代移動通信システム(5G)は、超高速・大容量、低遅延、多数同時接続という特徴を持ち、スマート工場や自動運転、遠隔医療といった多様な産業用途での活用が期待されています。その中でも、さらに機能が強化された『ポスト5G』は、我が国の競争力を左右する極めて重要な技術です。

本事業では、このポスト5Gに対応した情報通信システムの中核を担う『先端半導体』を、国内で設計・製造できる技術を確保することを目的としています。NEDOは、世界的な半導体需給の変動や技術動向を踏まえ、日本の技術優位性を確立するための研究開発を継続的に支援しています。今回の公募では、特に製造工程の鍵となる『露光周辺技術』と、次世代の通信性能を支える『光実装パッケージング技術』の2つの重点領域が対象となります。

1. 助成事業:露光周辺技術開発(ペリクル)

先端半導体の製造にはEUV(極端紫外線)露光装置が不可欠です。本テーマでは、EUV露光においてマスクを保護するための膜である『ペリクル』の高出力化・高機能化を目指します。高出力EUV光源に対応した次世代ペリクルの開発は、半導体製造の歩留まり向上と生産効率の改善に直結する重要な技術課題です。

2. 委託事業:次世代半導体製造技術開発(光実装)

データトラフィックの爆発的な増加に伴い、従来の電気配線ベースのチップ間通信は限界を迎えつつあります。本テーマでは、国際連携を通じて、先端半導体の『後工程』における光実装を可能とするパッケージング技術の開発に取り組みます。チップ内またはチップ間の情報を光で伝送する『光電融合技術』は、劇的な低消費電力化と高速化を実現するための切り札とされています。

本事業の強み:GX(グリーントランスフォーメーション)への貢献

本公募は、脱炭素化に資する革新的な半導体技術の開発を重視しています。GX取組申告書の提出が求められており、環境負荷低減に寄与する技術提案は高く評価される傾向にあります。

公募期間と申請スケジュール(助成・委託別)

本公募は『助成』と『委託』で受付期間および締切日が異なります。特に、申請システムも異なるため、事前の準備が重要です。

公募種別 開発テーマ 受付期間 使用システム
助成事業 高出力EUVペリクル開発 2025/11/06 ~ 2025/12/08 e-Rad
委託事業 光実装パッケージング技術 2025/12/08 ~ 2026/01/09 jGrants

提出期限に関する重要注意点

  • 受付締切時間は正午(12:00)です。1分でも遅れると受理されません。
  • e-Radの登録には2週間程度かかる場合があります。未取得の場合は直ちに着手してください。
  • 締め切り直前はサーバーが混雑し、アップロードエラーが発生するリスクがあります。

支援内容と対象となる経費

研究開発期間

研究開発開始時点から原則として5年(60カ月)以内と設定されています。国家規模の先端技術開発であるため、中長期的なスパンでの着実な成果が求められます。

対象となる主な経費

本事業では、研究開発の遂行に直接必要な以下の経費が対象となります。

  • 人件費:研究員、技術者等の給与等
  • 設備費:先端半導体製造・評価に要する装置の購入、試作費用
  • 材料・消耗品費:研究開発に直接使用する原材料や部品の購入費
  • 外注・委託費:専門的な分析や一部工程の外部委託費用
  • 旅費:国内外の技術調査、学会発表、国際連携のための出張費

助成・委託期間

原則5年以内

対象者

企業・大学等

採択へのポイント:高度な技術提案と社会実装計画

NEDOの事業は極めて競争率が高く、技術的な革新性だけでなく、事業化への明確なロードマップが厳しく審査されます。

1. 技術的な優位性と独自性

既存技術に対する圧倒的な優位性(性能、コスト、エネルギー効率等)を定量的データに基づいて説明する必要があります。特にポスト5G環境下でどのように機能するかを具体化してください。

2. 実施体制の強固さ

単一企業での応募も可能ですが、産学官連携による開発体制は高く評価されます。主任研究者の経歴や、参画する各機関の役割分担が明確であることが必須条件です。また、情報管理体制(セキュリティ)の確認票の提出も求められます。

3. 政策課題への適合(GX・賃上げ)

『GXに係る取組申告書』の提出が重要です。また、事業開始年度に賃金を引き上げる旨の表明資料を提出することで加点対象となる場合があります。これら、最新の経済政策に合致した提案を行うことが採択への近道です。

申請までの5ステップ

1
IDの取得と環境整備
助成ならe-Rad、委託ならgBizID/jGrantsのID取得を最初に行います。法人の登録には時間がかかるため、公募開始直後の対応が必須です。
2
オンライン説明会への参加
NEDOが開催するオンライン説明会に参加し、公募要領の細かなニュアンスや注意点を確認します。質問機会を活用し、不明点を解消しましょう。
3
提案書類の作成
提案書(別添1)、体制表、積算表、GX取組申告書、研究経歴書など多岐にわたる書類を準備します。特に積算表の数値整合性は厳密にチェックしてください。
4
電子申請の実行
締切日の正午までに全ての書類をアップロードします。提出後の修正は原則認められないため、チェックリストを用いた最終確認が欠かせません。
5
ヒアリング・審査
書面審査通過後、必要に応じてオンラインまたは対面でのヒアリングが行われます。専門家からの鋭い質問に対し、論理的かつ具体的な回答を準備します。

よくある質問(FAQ)

Q

『助成』と『委託』の大きな違いは何ですか?

一般的に、委託はNEDOが事業を主体的に進めるため費用の100%がカバーされることが多いですが、助成は一部(例えば2/3など)を事業者が負担する形式です。本事業ではテーマごとに種別が固定されていますので、公募要領を必ずご確認ください。

Q

大学単独での応募は可能ですか?

可能です。ただし、本事業の目的は社会実装・実用化にあるため、将来的に技術を活用する企業との連携や、明確な出口戦略(実用化計画)が強く求められます。

Q

GX取組申告書とはどのような内容を書けばよいですか?

当該研究開発が達成された際に、社会全体でどの程度のCO2排出削減に寄与するか、あるいは製造工程自体の省エネ化がどのように進むかを、具体的な根拠数値とともに記述します。

Q

海外企業との共同研究は認められますか?

委託事業のテーマ(d6)のように国際連携を前提としたものもありますが、日本の競争力強化が目的であるため、国内に研究拠点を持ち、成果が国内に還元されることが基本条件となります。

Q

提案書のページ数に制限はありますか?

公募要領に目安が記載されている場合があります。冗長な説明は避け、図表を効果的に用いて、審査員が技術の核心を素早く理解できるように工夫することが重要です。

ポスト5G・先端半導体製造技術の開発は、日本の産業界の未来を担う国家級プロジェクトです。申請のハードルは高いですが、採択されれば5年にわたる安定した研究資金と、産学官のネットワークを得ることができます。締め切りが年を跨ぐ形で設定されていますので、テーマごとの期限を確実に把握し、余裕を持った申請を行ってください。

NEDO公式サイトでの最新情報確認

詳細な公募要領や様式ダウンロードは、NEDOホームページの『実施者募集(公募)』一覧より、プロジェクトコード『P20017』を検索してご確認ください。

免責事項: 本記事の情報は作成時点(2025年11月)のものです。公募期間の延長や要領の改定が行われる可能性があります。申請前に必ずNEDO公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事に基づく申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

03

申請前チェックリスト

0 / 5 完了 0%
申請資格
必須 対象者の要件を満たしている
先端半導体製造技術の開発に取り組む企業、団体、大学等
必須 対象経費に該当する事業である
人件費、設備費、材料・消耗品費、外注・委託費、旅費等
スケジュール
必須 申請期限内である
締切: 2026年1月9日
書類準備
必須 事業計画書を作成できる
必須 必要書類を準備できる
提案書、体制表、積算表、研究経歴書、GX取組申告書、情報管理体制確認票、賃上げ表明資料(任意)等
チェックを入れて申請可否を確認しましょう
必須項目をすべてクリアすると申請可能です
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類似補助金との比較

採択率について:比較表内の採択率はAIによる推定値であり、公式発表の数値ではありません。補助金選びの参考としてご活用ください。
比較項目
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補助金額 最大研究開発計画に基づき予算配分(大規模支援) 最大5000万円超(年度あたり、事例による)最大50億円最大25億円最大1億円
補助率 STSフェーズ:2/3以内,PCAフェーズ:2/3以内,DMPフェーズ:2/3以内もしくは1/2以内助成対象費用の3分の2以内
申請締切 2026年1月9日 2025年2月下旬(予定)2025年4月21日通年で実施、年4回程度の提案受付期間2024年12月4日正午(日本時間)
難易度
採択率 AI推定 20.0% ※参考値 25.0% ※参考値 30.0% ※参考値 30.0% ※参考値 30.0% ※参考値
準備目安 約14日 約14日約14日約14日約14日
詳細 詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →
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よくある質問

Q この補助金の対象者は誰ですか?
先端半導体製造技術の開発に取り組む企業、団体、大学等
Q 申請に必要な書類は何ですか?
提案書、体制表、積算表、研究経歴書、GX取組申告書、情報管理体制確認票、賃上げ表明資料(任意)等
Q どのような経費が対象になりますか?
人件費、設備費、材料・消耗品費、外注・委託費、旅費等
Q 申請から採択までどのくらいかかりますか?
通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。

お問い合わせ

CONTACT
補助金図鑑 #155024
2026年版
情報ソース
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
2025年12月29日 確認済み
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