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この記事は制度の解説です。申請の受付はこのページからはできません。
住民税非課税世帯・低所得世帯
各市区町村の給付金担当課(財源は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金)
制度の解説(申請の受付はありません)
国が全国一律で非課税世帯へ3万円を給付する決定は2026年10月8日時点の公式資料では確認できない。自治体の給付は制度ごとに異なる(本文の表を参照)
住民税非課税世帯・低所得世帯
重要ポイント(結論)
2026年8月8日時点、令和8年度に全国一律の住民税非課税世帯向け3万円給付はありません。動いているのは自治体独自の枠で、北九州市1世帯1万円(9月30日支給)、海南市1世帯5,000円(10月上旬から順次)を公式ページで確認しました。令和8年度は給与所得控除の最低保障額が65万円になるため、単身世帯の非課税ラインが給与収入100万円→110万円へ上がります。級地別の早見表と、扶養人数・級地・給与収入から判定できるシミュレーターを掲載しています。
詳細解説
本記事にはプロモーションを含みます。
2026年10月8日時点で、令和8年度に国が全国一律で住民税非課税世帯へ3万円を給付すると決めた資料は、公式ページで確認できません。「3万円」は、令和6年度補正予算で国が1世帯3万円を目安に、こども1人あたり2万円を加算する形で示した過去の枠です。令和8年度に実施するかどうか、金額、期限は、市区町村ごとに違います。確認できた範囲で、2026年10月8日(木)時点に手続きの期限が残っている非課税世帯向けの現金給付は、大分市(1世帯1万円・2026年10月30日(金))、北九州市(1世帯1万円・2026年12月18日(金)消印有効)、海南市(1世帯5,000円・確認書は2026年12月28日(月)必着)です。
この記事の結論(2026年10月8日時点)
公式の資料では、全国一律の3万円給付は確認できません。内閣府の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」のページに並ぶ概要資料のうち、令和6年度補正には、低所得世帯支援枠として住民税非課税世帯1世帯あたり3万円を基礎に算定し、子育て世帯には子ども1人あたり2万円を加算するという趣旨の記載があります。令和7年度補正(2兆377億円)と令和8年度補正(1,000億円)の概要資料には、この低所得世帯支援枠の記載がなく、推奨事業メニューだけが示されています。推奨事業メニューには「物価高騰に伴う低所得者世帯・高齢者世帯支援」も含まれますが、例示されているのは電力・ガス・灯油・水道料金等の負担を軽減する支援で、世帯ごとの給付額は書かれていません。財務省の令和8年度補正予算(第1号)の概要も、歳出は重点支援地方交付金1,000億円と予備費です。
| 年度・制度 | 金額 | 2026年10月8日時点 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 2023(令和5)年の経済対策に基づく非課税世帯への給付 | 1世帯7万円+18歳以下の児童1人5万円。2023年夏以降に給付された3万円とあわせると、1世帯あたり計10万円と内閣官房のページに書かれています | 同ページに「給付金の申請受付は終了しました」と表示されています(能登半島地震で被災した一部の自治体を除く) | 内閣官房 |
| 令和6年度補正予算の低所得世帯支援枠 | 国の目安は1世帯3万円+こども1人2万円 | 国のQ&A(第7版・2025年12月25日)は、申請期限を遅くとも2025年7月31日(木)とし、支出決定の期限(遅くとも2025年8月31日)までに支出決定できる範囲で、市町村の判断で後ろ倒しできるとしています。内閣府の資料は「9月までに給付開始済み」(1,741団体で100%)と記載しています | 内閣府Q&A/内閣府の給付状況 |
| 令和7年度に自治体が実施した非課税世帯向け給付 | 函館市・江戸川区は1世帯3万円、世田谷区・杉並区は1世帯2万円と、自治体ごとに違います | この4自治体は、2026年5月29日(金)から7月31日(金)までに受付が終わっています | 各自治体の公式ページ(下の表) |
| 令和8年度に自治体が実施する非課税世帯向け給付 | 大分市・北九州市は1世帯1万円、海南市は1世帯5,000円 | 大分市は2026年10月30日(金)、北九州市は2026年12月18日(金)、海南市は2026年12月28日(月)が手続きの期限です | 各自治体の公式ページ(下の表) |
| 2026年9月15日に閣議決定された大綱の就業者負担軽減支援金 | 個人単位の給付で、導入は令和9年(2027年)4月。給付額は未公表 | 非課税世帯向けの一律給付ではありません | 大綱/概要資料 |
「ページが公開されていること」と「いま申請できること」は別です。内閣官房の給付金のページは今も公開されていますが、申請受付は終了と表示されています。検索結果に出る「3万円」の説明が、どの年度の制度かを先に確かめてください。
この記事は、非課税世帯向けの給付を年度と自治体で切り分ける入口です。国の給付全体や、地域ごとの実施状況は次の記事で整理しています。
低所得者向け給付金2026国の制度を含めた低所得者向け給付の入口
非課税世帯10万円給付の決定状況国の追加給付が決まったかを日付つきで確認
2026年の給付金の予定一覧国の給付・支援を日付で整理
東京都給付金2026の区市別の状況都と区市町村の給付を比べて確認
板橋区の給付金2026板橋区の給付の確認先と問い合わせ先
大阪市・大阪府の子育て給付金大阪市・大阪府の子育て向け給付の一覧
堺市の給付金2026堺市で使える給付・支援の確認先
泉大津市の給付金2026泉大津市で使える給付・支援の確認先
高石市の給付金2026高石市で使える給付・支援の確認先
住民税非課税世帯の年収の目安非課税かどうかの判定ラインを令和8年度分で確認
マイナポータルで給付金をオンライン申請給付金をオンラインで申請する手順
公式ページで確認できた範囲では、手続きが残っているのは大分市・北九州市・海南市の3自治体です。函館市・江戸川区・世田谷区・杉並区・高石市は受付が終わり、新宿区は終了日を確認できていません。ここに載っていない自治体は「給付がない」という意味ではなく、この記事では公式ページを確認できていないということです。東京都の区市は 東京都給付金2026の区市別比較 にまとめています。
| 状況 | 自治体・制度 | 金額 | 対象の基準 | 手続きの期限・時期 |
|---|---|---|---|---|
| 受付中 | 大分市 令和8年度住民税非課税世帯給付金 | 1世帯1万円 | 基準日は2026年6月1日。世帯全員の令和8年度住民税が非課税で、課税者の扶養親族等のみの世帯は対象外 | 「支給のお知らせ」の世帯は原則手続き不要。「確認書」「申請書」の提出期限は2026年10月30日(金) |
| 受付中 | 北九州市 令和8年度北九州市くらし応援手当 | 1世帯1万円 | 基準日は2026年6月12日。世帯全員の令和8年度住民税の所得割が非課税で、令和7年度のくらし応援手当を受給していない世帯 | 通知書(はがき)の世帯は2026年9月30日(水)に振込済み。確認書(封書)の世帯の申請期限は2026年12月18日(金)消印有効で、支給は2026年10月16日(金)以降に順次 |
| 受付中 | 海南市 令和8年度物価高騰緊急支援給付金 | 1世帯5,000円 | 基準日は2026年7月1日。世帯全員の令和8年度住民税の均等割が非課税の世帯(世帯全員が課税されている他の親族等の扶養に入っている場合は対象外) | 2026年9月15日付で「確認書」または「支給のお知らせ」を発送。確認書は2026年12月28日(月)必着。支給は10月上旬から順次の予定 |
| 終了 | 函館市 住民税非課税世帯物価高騰支援臨時特別給付金(令和7年度分) | 1世帯3万円 | 基準日は2025年12月1日。世帯全員の令和7年度住民税の均等割が非課税の世帯 | 2026年7月31日(金)消印分で受付終了 |
| 終了 | 江戸川区 令和7年度住民税非課税世帯等給付金 | 非課税世帯は1世帯3万円(均等割のみ課税の世帯は1世帯1万円) | 基準日は2025年12月1日 | 2026年5月29日(金)に受付終了 |
| 終了 | 世田谷区 令和7年度住民税非課税世帯等への物価高騰生活支援給付金 | 1世帯2万円 | 基準日は2025年12月22日。世帯全員の令和7年度住民税が非課税、または均等割のみ課税の世帯 | 2026年6月30日(火)当日消印有効で受付終了 |
| 終了 | 杉並区 令和7年度住民税非課税世帯等を対象とした生活応援臨時給付金 | 1世帯2万円 | 2026年1月15日現在、世帯全員の令和7年度住民税が非課税、または均等割のみ課税の世帯(非課税の人と均等割のみ課税の人で構成される世帯を含む) | 2026年5月29日(金)に受付終了 |
| 終了 | 高石市 令和6年度住民税非課税世帯支援給付金(2025年9月時点の保存版) | 1世帯3万円+こども1人2万円 | 基準日は2024年12月13日。令和6年度住民税の均等割が非課税の世帯 | 申請期限は2025年5月31日(土)消印有効。市の元のページは現在開けず、保存版で確認しました |
| 確認できず | 新宿区 令和7年度住民税均等割非課税世帯等への給付 | 1人1万2千円、または1人6千円 | 1万2千円は、世帯全員が令和7年度住民税の均等割非課税または所得割非課税の世帯。6千円は、世帯内の令和7年度住民税の合計所得金額の合計が300万円未満の世帯(1万2千円の世帯を除く) | 2025年12月26日付の区の発表に、支給は2026年3月下旬から開始の予定とあります。申請期限や終了日の記載は確認できていません |
確認対象・制度の位置づけ
対象地域(全国)
対象年度と制度の状態は一次情報をご確認ください。
高石市の現金3万円は終わっていますが、2026年9月1日(火)から11月30日(月)まで使える1人3,000円分の地域商品券は、令和8年7月1日時点の住民が対象で申込不要と、市の公式ページに載っています。非課税の条件はありません。高石市の対策全体は 高石市の給付金2026 でも確認できます。
同じ「非課税世帯向け」でも、均等割が非課税かどうか、所得割が非課税かどうかで、対象になる世帯が変わります。均等割のみ課税の世帯は、所得割は課税されていませんが、均等割は課税されています。この世帯を含めるかどうかが、自治体の公式ページの書き方で分かれます。
| 対象の書き方 | 含まれる世帯 | 確認できた自治体の例 |
|---|---|---|
| 世帯全員の均等割が非課税 | 均等割が課税されていない世帯。均等割のみ課税の世帯は含まれません | 海南市(令和8年度)、函館市(令和7年度)、江戸川区の3万円(令和7年度) |
| 世帯全員の所得割が非課税 | 均等割のみ課税の世帯も含まれます | 北九州市(令和8年度) |
| 非課税と均等割のみ課税を同じ額で対象にする | 両方の世帯が同額で対象です(杉並区は、非課税の人と均等割のみ課税の人が混在する世帯も対象) | 世田谷区・杉並区(令和7年度・いずれも1世帯2万円) |
| 均等割のみ課税の世帯を別の額にする | 非課税世帯とは別枠の額です | 江戸川区(令和7年度・均等割のみ課税は1世帯1万円) |
| 「令和8年度住民税が非課税」と書く | 均等割と所得割の区別は、ページに書かれていません | 大分市(令和8年度) |
所得割が非課税になる限度額は、扶養親族等がいる世帯では均等割の限度額より高くなります。大阪市の公式ページ(令和8年度課税分以降)では、給与収入のみで扶養親族等が1人いる世帯の限度額は、均等割が前年の合計所得101万円(給与収入166万円)以下、所得割が前年の総所得金額等112万円(給与収入177万円)以下です。単身の場合は、均等割も所得割も合計所得45万円(給与収入110万円)以下で、差はありません。
次の計算機で、あなたの給与収入が均等割・所得割のどちらの限度額の範囲に入るかを確かめられます。非課税のラインそのものの考え方は 住民税非課税世帯の年収の目安 で詳しく整理しています。
計算機の結果が均等割で課税、所得割で非課税の範囲なら、海南市のような均等割の条件では対象外、北九州市のような所得割の条件では対象になる可能性があります。世帯全員で判定される点は、自治体の公式ページで必ず確認してください。
去年は3万円をもらえたのに、今年は何も届きません。手続きを忘れたのでしょうか。
令和8年度は、国が全国一律で配る枠が確認できず、自治体が実施するかどうかと金額を決めます。手続きの忘れとは限りません。まず住んでいる自治体の公式ページで、令和8年度の実施の有無を確認してください。
住んでいる自治体の公式ページで、年度・更新日・受付の状態の3点を確認するのが最短です。内閣府は、重点支援地方交付金の活用状況を載せた各自治体のページのURL一覧(令和8年6月時点)をPDFで公開しています。交付金全体の活用状況のページなので、給付金そのものの案内ページではない自治体もあります。その場合は、そこから「給付金」「非課税」の項目をたどります。
世帯の中に令和8年度の住民税を申告していない人がいると、大分市のように別途の申請が必要になる自治体があります。確認書が手元にない場合は、北九州市のようにコールセンターで再発行を受け付ける自治体もあります。申請書類を電子申請で出せる自治体は、マイナポータルでの給付金のオンライン申請の手順も参考になります。
公金受取口座を登録しておくと、給付金等の申請で口座情報の記載や通帳の写しの添付が不要になると、デジタル庁が案内しています。登録は、マイナポータルなど4つの方法でできます。どの給付が自動で受け取れるかは自治体ごとに違うため、手続きの案内は各自治体の公式ページで確認してください。対象になる制度をまとめて探したい方は、補助金診断から世帯の状況に合う制度を洗い出せます。
用意しておく書類(チェックはこの端末にだけ保存されます)
非課税世帯向けではありません。2026年9月15日に閣議決定された大綱で決まった「就業者負担軽減支援金」は、勤労者個人が対象で、導入は令和9年(2027年)4月、給付額は未公表です。この記事で扱う令和8年度の自治体の給付とは、別の制度です。決定の経緯は 非課税世帯10万円給付の決定状況 で、国の給付・支援を日付で並べたものは 2026年の給付金の予定一覧 で確認できます。
期限後の扱いは自治体ごとに違うので、まず公式ページの「受付終了」の表示と問い合わせ窓口を確認してください。世田谷区は、申請期限(2026年6月30日(火))を過ぎた場合は給付金を受け取れないと公式ページに書いています。函館市は、期限を過ぎて返送があった場合は受給を辞退したものとみなすとしています。
給付金を名乗る電話・メールに注意
北九州市は、くらし応援手当事務局がATM(現金自動預払機)の操作や、支給のための手数料の振り込みを求めることは絶対にないとしています。内閣官房の給付金のページも、「給付金を振り込むので」と切り出して口座番号や暗証番号、マイナンバーなどを聞き出す電話は行っていないと注意を呼びかけています。心当たりのない連絡は、URLを開かず、自治体の公式ページに載っている窓口で確かめてください。
令和8年度に全国一律で3万円を給付するという公式の決定は確認できません。令和6年度補正の3万円は、国が申請期限を遅くとも2025年7月31日(木)と示した過去の給付です。令和7年度に自治体が決めた3万円(函館市・江戸川区)も、2026年に受付が終わっています。令和8年度は自治体ごとに決まり、確認できたのは大分市と北九州市の1万円、海南市の5,000円です。
いいえ。物価高騰対応の給付は、自治体が実施する場合にだけ受け取れます。条件も自治体で違い、海南市は均等割が非課税の世帯、北九州市は所得割が非課税の世帯です。お住まいの自治体の公式ページで、令和8年度の実施の有無を確認してください。
函館市は2026年7月31日(金)、江戸川区は2026年5月29日(金)で受付を終えています。期限後の扱いは自治体ごとに違うため、住んでいる自治体の公式ページで「受付終了」の表示と問い合わせ窓口を確認してください。
基準日に住民票がなかった、世帯の中に住民税の未申告の人がいる、世帯全員が課税されている親族の扶養に入っている、などの場合は、通知が届かないことがあります。大分市はこれらを支給要件や別途の申請として公式ページに書いています。北九州市は、対象かどうかの個別の回答はできないとしています。自治体の給付金の窓口に問い合わせてください。
「支給のお知らせ」が届いた場合は、原則手続き不要です。口座情報などに誤りがないかを確認します。「確認書」が届いた場合は、返送かオンライン申請が必要で、期限は自治体の公式ページで確認してください。
最終更新:2026年10月8日(令和8年10月8日時点の公式ページに基づいています)
| 確認する時期 | 国が全国一律で非課税世帯へ3万円を給付する決定は2026年10月8日時点の公式資料では確認できない。自治体の給付は制度ごとに異なる(本文の表を参照) |
|---|---|
| 確認主体 | 各市区町村の給付金担当課(財源は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金) |
| 主要スケジュール |
|
2026年8月8日時点、令和8年度に全国一律の住民税非課税世帯向け3万円給付はありません。動いているのは自治体独自の枠で、北九州市1世帯1万円(9月30日支給)、海南市1世帯5,000円(10月上旬から順次)を公式ページで確認しました。令和8年度は給与所得控除の最低保障額が65万円になるため、単身世帯の非課税ラインが給与収入100万円→110万円へ上がります。級地別の早見表と、扶養人数・級地・給与収入から判定できるシミュレーターを掲載しています。
編集・監修: 中澤圭志(中小企業診断士)
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本記事は公表資料の確認結果を整理したものです。新制度の決定を示すものではないため、最新の一次情報をご確認ください。