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【令和7年度】キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度導入コース)とは?最大56.8万円!要件・申請方法を社労士が解説

3秒でわかる要点
【令和7年度最新】キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度導入コース)を社労士が解説。最大56.8万円が支給される本制度の目的、支給額、対象事業主・労働者の要件、申請の流れや必要書類を分かりやすくまとめました。非正規社員の処遇改善と人材定着に繋げましょう。
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補助金詳細

確認要件
制度・対象の確認
申請対象
会社規模・事業内容
申請書類
計画書の作成・準備
申請・審査
結果通知・交付
最大57万円
最大支給額
2025年3月31日
申請期限
普通
申請難易度

対象事業者(法人・個人)

主催機関
厚生労働省
対象地域
全国
対象事業者
有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者などの非正規雇用労働者に対して、新たに賞与または退職金制度を導入し、処遇改善に取り組む事業主。

主な申請要件・条件

● 対象経費
  • 要確認
● 必要書類
キャリアアップ助成金支給申請書、賞与・退職金制度導入コース内訳、支給要件確認申立書、認定を受けたキャリアアップ計画書(写)、制度新設前後の就業規則(写)、対象労働者の雇用契約書(写)、対象労働者の賃金台帳(制度導入前後)、対象労働者の出勤簿(制度導入前後)など
補助率要確認
採択率30.0%

補助金・助成金の概要

Overview

「非正規社員のモチベーションを上げたい」「優秀な人材の定着を図りたい」とお考えの事業主様へ。キャリアアップ助成金「賞与・退職金制度導入コース」をご存知ですか?この制度を活用すれば、非正規雇用労働者の待遇を改善し、最大56.8万円の助成金を受け取れる可能性があります。本記事では、令和7年度の最新情報に基づき、制度の概要から具体的な要件、申請の流れまでを分かりやすく解説します。

キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度導入コース)とは?

キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度導入コース)とは、有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者といった、いわゆる非正規雇用の労働者の処遇改善を目的とした制度です。これらの労働者に対して、新たに賞与または退職金制度を導入し、実際に支給・積立てを行った事業主に対して助成金が支給されます。

近年、「同一労働同一賃金」の原則が法制化され、正規雇用労働者と非正規雇用労働者との間の不合理な待遇差を解消することが求められています。この助成金は、その取り組みを金銭的に支援し、労働者の意欲向上や人材確保・定着を促進することを目的としています。

支給額はいくら?【最大56.8万円】

支給額は、導入する制度と企業の規模によって異なります。1事業所あたり1回のみの支給となります。

導入する制度中小企業大企業
賞与 または 退職金制度のいずれかを導入40万円30万円
賞与 および 退職金制度を同時に導入56万8,000円42万6,000円

※中小企業の範囲については、業種ごとに資本金の額または常時雇用する労働者の数で定められています。詳細は厚生労働省のパンフレットをご確認ください。

対象となる事業主の主な要件

この助成金を受給するためには、事業主が以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • キャリアアップ計画の提出:事前に管轄の労働局へ「キャリアアップ計画書」を提出し、認定を受けていること。
  • 就業規則への規定:雇用するすべての有期雇用労働者等を対象とする賞与または退職金制度を、就業規則や労働協約に新たに規定すること。
  • 制度の実施:規定した制度に基づき、対象労働者に賞与を支給、または退職金を積立てること。
  • 6か月以上の運用:初回の支給または積立て後、制度を6か月以上継続して運用していること。
  • 基本給等の維持:制度導入によって、対象労働者の基本給や定額手当を減額していないこと。
  • 雇用保険適用事業所であること。

対象となる制度の要件(金額)

導入する賞与・退職金制度には、以下の金額要件があります。

  • 賞与制度の場合:
    対象労働者1人につき、6か月分相当として50,000円以上を支給する必要があります。
  • 退職金制度の場合:
    中小企業退職金共済(中退共)や確定拠出年金(iDeCo+など)といった制度が対象です。事業主が全額負担する制度で、対象労働者1人につき月額3,000円以上を6か月分(合計18,000円以上)積立てる必要があります。

申請までの4ステップ

申請は以下の流れで進めます。計画の提出が最初に来る点に注意が必要です。

  1. Step 1: キャリアアップ計画の作成・提出
    制度導入の実施日の前日までに、管轄の労働局へ「キャリアアップ計画書」を提出し、認定を受けます。
  2. Step 2: 就業規則の改定と制度導入
    就業規則に賞与・退職金制度を新たに規定し、労働基準監督署へ届け出ます(労働者10人未満の事業場は届出義務はありませんが、労働者への周知が必要です)。
  3. Step 3: 賞与支給 or 退職金積立&6か月間の運用
    改定した就業規則に基づき、対象労働者へ初回の賞与を支給、または退職金を積立てます。その後、6か月分の賃金を支払うまで制度を運用します。
  4. Step 4: 支給申請
    6か月分の賃金を支払った日の翌日から2か月以内に、管轄の労働局へ支給申請書と添付書類を提出します。

申請期間と必要書類

申請期間の注意点

申請期間は非常に間違いやすいポイントです。「初回の賞与支給日または退職金積立日から6か月後」ではありません。

正しくは、「初回の賞与支給または退職金積立て後、6か月分の賃金を支払った日」の翌日から起算して2か月以内です。賃金の支払日を基準にカウントするため、スケジュール管理には十分注意してください。

主な必要書類

申請には多くの書類が必要です。事前に準備を進めましょう。

  • キャリアアップ助成金支給申請書
  • 賞与・退職金制度導入コース内訳
  • 支給要件確認申立書
  • 管轄労働局長の認定を受けたキャリアアップ計画書(写)
  • 制度新設前後の就業規則または労働協約(写)
  • 対象労働者全員の雇用契約書または労働条件通知書(写)
  • 対象労働者全員の賃金台帳(制度導入前3か月、導入後6か月分)
  • 対象労働者全員の出勤簿またはタイムカード(同上)
  • その他、労働局が必要と認める書類

まとめ

キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度導入コース)は、非正規雇用労働者の待遇改善と企業の成長を両立させるための強力なツールです。制度を導入することで、従業員の満足度と定着率が向上し、結果として生産性の向上にも繋がります。

ただし、申請にはキャリアアップ計画の事前提出や就業規則の改定など、計画的な準備が不可欠です。要件も細かく定められているため、不明な点があれば管轄の労働局や社会保険労務士などの専門家に相談することをおすすめします。この機会にぜひ助成金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

申請前チェックリスト

0 / 5 完了 0%
申請資格
必須 対象者の要件を満たしている
有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者などの非正規雇用労働者に対して、新たに賞与または退職金制度を導入し、処遇改善に取り組む事業主。
必須 対象経費に該当する事業である
要確認
スケジュール
必須 申請期限内である
締切: 2025年3月31日
書類準備
必須 事業計画書を作成できる
必須 必要書類を準備できる
キャリアアップ助成金支給申請書、賞与・退職金制度導入コース内訳、支給要件確認申立書、認定を受けたキャリアアップ計画書(写)、制度新設前後の就業規則(写)、対象労働者の雇用契約書(写)、対象労働者の賃金台帳(制度導入前後)、対象労働者の出勤簿(制度導入前後)など
チェックを入れて申請可否を確認しましょう
必須項目をすべてクリアすると申請可能です

類似補助金との比較

採択率について:比較表内の採択率はAIによる推定値であり、公式発表の数値ではありません。補助金選びの参考としてご活用ください。
比較項目
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補助金額最大57万円最大18万円1人あたり最大75万円(小規模企業が2年間の取り組みを行った場合)最大120万円/人(制度により異なる)最大2,500万円以上(制度による)最大1万8,000円
補助率要確認施設の種類によって異なり、病院・有床診療所は許可病床数×4万円、有床診療所(許可病床数4床以下)・無床診療所・訪問看護ステーションは1施設あたり18万円設備投資:貸与料の0.5%または割賦損料の1.5%等(上限あり)、国際見本市出展:対象経費の1/2以内(上限30万円)、退職金共済:掛金年額の20%(上限1.2万円/人)、育児休業代替要員:月額5万円(上限120万円/人)。詳細は各制度の規定をご確認ください。補助対象経費の1/2、2/3、3/4など。制度や事業者の規模、導入する設備の種類によって補助率は異なります。上限額も各制度で設定されています。
申請締切2025年3月31日令和8年3月19日(木曜日)対象労働者の労働時間延長後、6ヶ月分の賃金を支払った日の翌日から2ヶ月以内各制度による(詳細は本文をご確認ください)通年募集・期間限定など制度により異なる令和8年3月31日まで(自治体により異なる)
難易度
採択率 AI推定 30.0% ※参考値 70.0% ※参考値 90.0% ※参考値 30.0% ※参考値 30.0% ※参考値 90.0% ※参考値
準備目安約14日約14日約14日約14日約14日約14日
詳細詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →詳細を見る →

よくある質問

Q この補助金の対象者は誰ですか?
有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者などの非正規雇用労働者に対して、新たに賞与または退職金制度を導入し、処遇改善に取り組む事業主。
Q 申請に必要な書類は何ですか?
キャリアアップ助成金支給申請書、賞与・退職金制度導入コース内訳、支給要件確認申立書、認定を受けたキャリアアップ計画書(写)、制度新設前後の就業規則(写)、対象労働者の雇用契約書(写)、対象労働者の賃金台帳(制度導入前後)、対象労働者の出勤簿(制度導入前後)など
Q どのような経費が対象になりますか?
要確認
Q 申請から採択までどのくらいかかりますか?
通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。

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補助金図鑑 #77045
2026年版
情報ソース
厚生労働省
2025年10月30日 確認済み

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