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都内在住の不登校の小・中学生の保護者(親権者。
いない場合は未成年後見人)。
お子さんが日中にフリースクール等(民設・民営の通所型施設)へ通所していること、保護者が利用料を負担していることが条件。
所得制限なし。
入会金・施設維持費・教材費は対象外。
月額2万円(利用料に対する上限)
利用料に対して月額上限2万円(利用料が2万円未満ならその額)。複数の施設に通う場合も子ども1人につき月2万円が上限。四半期ごとに申請者名義の口座へ振込。入会金・施設維持費・教材費・交通費は対象外。
上限額は補助の上限で、実際の受給額とは異なります。
東京都生活文化局 私学部連携支援課
募集中
2027年2月12日(金) 締切
都内在住の不登校の小・中学生の保護者(親権者。いない場合は未成年後見人)。お子さんが日中…
詳細解説
本記事にはプロモーションを含みます。
東京都内に住む不登校の小・中学生の保護者は、東京都フリースクール等利用者支援事業助成金で、フリースクール等の利用料に対して月額上限2万円の助成を受けられます。所得制限はありません。
令和8年度の交付申請は令和8年5月27日(水)から令和9年2月12日(金)まで受付中(2026年10月8日時点)で、令和8年4月分まで遡って申請できます。品川区・荒川区・足立区・港区には、都の助成に区が上乗せする制度があります。制度そのものの解説は東京都フリースクール利用料助成金の記事にもまとめています。この記事は、月謝のうち何が助成されるか、家計の負担がいくらになるか、区の上乗せの計算と条件を中心に整理しました。
この記事の要点
| 項目 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 制度名 | 東京都フリースクール等利用者支援事業助成金(令和8年度) | 東京都生活文化局のページ |
| 助成対象者 | 都内在住の不登校の小・中学生の保護者(親権者。いない場合は未成年後見人)。所得制限なし | 公式サイトの事業概要・よくある質問 |
| 助成額 | フリースクール等の利用料に対して月額上限2万円。複数の施設に通う場合も、子ども1人につき月2万円が上限 | 事業概要・よくある質問 |
| 対象外の費用 | 入会金、施設維持費、教材費、イベント参加費など利用料とは別に払う料金、通所のための交通費 | 事業概要・よくある質問 |
| 交付申請の受付 | 令和8年5月27日(水)〜令和9年2月12日(金)。令和8年4月分まで遡って申請できる | 事業概要 |
| 申請方法 | オンライン(マイページ)。郵送はインターネット環境がない等、オンライン申請できない場合。事務局への直接の持ち込みはできない | よくある質問 |
| 支給時期 | 四半期ごと。在籍校が確認した利用状況報告を提出したあとに支給 | 事業概要 |
| 問い合わせ | 東京都フリースクール等利用料助成金事務局(アデコ株式会社)03-6800-8763(9:00〜18:00、日曜・祝日を除く) | 公式サイト |
| 令和7年度の実績 | 交付決定3,757件 | 東京都生活文化局のページ |
助成額は、実際に支払った利用料と2万円のうち小さい方です。公式の例では、利用料が月額3万円(税込)なら助成は2万円で自己負担は1万円、月額1万5千円なら利用料の全額1万5千円が助成されます。定額で毎月2万円が出るわけではありません。
料金体系は施設ごとに違うので、通う施設の料金表で月額を確認してください。四半期や半年などまとめて払う場合は、1か月あたりの利用料に直して申請書に書きます。
| 費用の種類 | 助成 | 補足 |
|---|---|---|
| 月額など、定期的に払う利用料 | 対象 | 税込の額で記載する |
| 利用の都度払う利用料 | 対象 | 通所にかかる利用料が対象 |
| 入会金 | 対象外 | |
| 施設運営費・教材費・イベント参加費など、利用料とは別に払う料金 | 対象外 | 領収書に利用料以外が含まれる場合は内訳が必要 |
| 通所のための交通費 | 対象外 | |
| オンラインで活動する分の利用料 | 通所分と別に設定されていれば対象外 | 通所を前提とした利用料にオンライン活動分が含まれる場合は、その利用料が対象 |
下の計算は、月額の利用料から都の助成と、区の算定式で出る助成の目安を出します。区の助成には条件があるため、次の章で確認してください。
月額が2万円を超える分は自己負担になります。区の上乗せがない地域では、利用料が高いほど家計に残る負担も大きくなります。
複数のフリースクールに通っている場合は、合計で月2万円までですか?
はい、子ども1人につき1か月あたり2万円が上限です。1か月の申請額の合計が2万円になるまで、複数の施設で申請できます。
区の上乗せ助成は、都の交付決定を受けた人が区へ別に申請する制度です。令和8年度の内容を各区の公式ページで確認できた4区を掲載します(確認日は2026年10月8日。各区ページの更新日は品川区が令和8年8月3日、荒川区が2026年8月1日、足立区が2026年8月12日、港区が2026年9月1日)。ほかの区市町村は、お住まいの自治体の教育委員会に確認してください。
対象者・対象事業
対象地域(東京都)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
| 区 | 区が求める主な条件(都の交付決定に加えて) | 助成額の決め方 | 申請の受付(令和8年度分) |
|---|---|---|---|
| 品川区 | 助成対象期間に品川区立学校に在籍。東京都以外の自治体から利用料の助成を受けていない | 保護者の負担額から都の助成額を引いた額。1人月2万円が上限。保護者の負担額が2万円以下の場合は対象外 | 令和8年8月3日〜令和9年3月31日。第2期(7〜9月分)は10月1日から。予算総額に達すると早く終わる場合がある |
| 荒川区 | 荒川区内に住所があり、荒川区立学校に在籍。令和7年度分の個人住民税と国民健康保険料を滞納していない | 保護者の負担額から都の助成額を引いた額(100円未満は切り捨て)。1人月2万円・年24万円が上限 | 第1四半期分は令和8年9月1日から、第2四半期分は11月1日から。受付終了は令和9年3月31日 |
| 足立区 | 足立区内に住所がある小・中学生で、登校しない又はできない状況でフリースクール等に通所し、都の交付決定を受けている | 小・中学生1人につき月最大2万円。都やその他の助成額を引いた自己負担が2万円を下回る場合は、自己負担額 | 申請は令和9年3月30日必着。実績報告書兼請求書は令和9年4月26日までに提出 |
| 港区 | 港区内在住の不登校の児童・生徒の保護者 | 利用料の2分の1の額から、都の助成額(1月あたり上限額)を引いた額。区の助成は1人月2万円が上限 | 令和8年9月1日〜令和9年3月31日。第2期(7〜9月分)は10月1日以降 |
4区とも、都の「交付決定通知書」の写しが申請に必要で、利用料の支払いが分かる書類(領収書など)も、申請時または実績報告・請求の時に求められます。申請先は、品川区が教育総合支援センター不登校・相談担当(03-3490-2011)、荒川区が教育センター教育相談係(03-3802-5720)、足立区がフリースクール助成金担当(03-3880-0784)、港区が教育人事企画課教育支援係(03-5422-1541)です。
各区が公表している算定式を、月額の利用料ごとに当てはめた結果です。居住地や在籍校などの区の条件を満たす場合の計算で、実際の支給額は区の審査で決まります。
| 月額の利用料 | 都の助成(月) | 品川区・荒川区・足立区の算定式(月) | 港区の算定式(月) |
|---|---|---|---|
| 1万5千円 | 1万5千円 | 0円 | 0円 |
| 2万5千円 | 2万円 | 5千円 | 0円 |
| 4万円 | 2万円 | 2万円 | 0円 |
| 6万円 | 2万円 | 2万円 | 1万円 |
| 8万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 |
品川区・荒川区・足立区の式では、利用料が月4万円以上になると区の助成が上限の2万円に届きます。港区の式では、利用料が月8万円以上のときに上限の2万円になります。
フリースクールの利用料以外の負担や、お子さんの進学・暮らしに関わる制度です。世帯の状況から使える制度をまとめて探すなら補助金診断も使えます。
いいえ。都が施設を「認定」して対象を絞る仕組みではありません。通所先が要件を満たしているかは、保護者が提出する「フリースクール等確認書」(通所先の施設が記入)などで確認されます。公式の事業概要が示す施設の要件は、民設・民営の通所型施設で、不登校支援を主たる目的として活動していること、原則週1日以上開所し、開所時間が夜間や休日だけではないこと、在籍校・教育委員会と連携し、毎月の通所状況を学校に報告できることなどです。
| 通所先の状況 | 対象になるか | 公式の説明 |
|---|---|---|
| 民設・民営の通所型で、不登校支援が主な目的、原則週1日以上、日中も開所 | 対象(事業概要の要件をすべて満たす場合) | 事業概要 |
| 施設が都外にある | 対象になる | 施設の所在地は要件ではない |
| 通所を前提に、補助的にオンラインを併用するコース | 対象になる | 通所を前提としたコースであること |
| オンラインのみで活動するコース、オンラインスクール | 対象外 | 通所型施設であることが要件 |
| 日曜日だけ、夜間だけのコース | 対象外 | 主に日中(学校の課業時間帯)の通所が要件 |
| 不定期に開所している施設 | 対象外 | 原則週1日以上の開所が要件 |
| 学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校) | 対象外 | 学校教育法に定める学校のため |
| 放課後等デイサービス、区市町村が設置する施設 | 対象外 | 法令等で設置・認可等がされている施設は除かれる |
| これから開設する施設 | 助成開始月に開設していれば申請できる | よくある質問 |
| インターナショナルスクール | 不登校支援を主たる目的としている施設であれば対象になりうる | よくある質問 |
東京都は、令和7年度に確認書の提出を受けた施設のうち掲載に同意した施設の一覧(PDF)を公開しています。一覧に載っていない施設でも、それだけで対象外と決まるわけではありません。通所先に、令和8年度版の確認書を記入してもらえるか先に相談してください。
5つすべてに当てはまれば、対象になる可能性が高いです。当てはまらない項目があっても、里親や児童福祉施設、単身赴任、親権者以外が利用料を払っているなど、状況により対象になる場合があります。その場合は事務局(03-6800-8763)に問い合わせてください。
| 助成対象の利用料 | 利用状況報告の提出期間 | 支給予定月 |
|---|---|---|
| 令和8年4月〜6月分 | 原則、令和8年8月3日〜8月31日(間に合わない場合は9月15日まで) | 令和8年9月下旬(9月1日〜15日に提出した場合は10月下旬) |
| 令和8年7月〜9月分 | 原則、令和8年10月1日〜10月31日(間に合わない場合は11月15日まで) | 令和8年11月下旬(11月1日〜15日に提出した場合は12月下旬) |
| 令和8年10月〜12月分 | 原則、令和9年1月4日〜1月31日(間に合わない場合は2月15日まで) | 令和9年2月下旬(2月1日〜15日に提出した場合は3月下旬) |
| 令和9年1月〜3月分 | 令和9年3月15日〜4月15日 | 令和9年5月下旬 |
2026年10月8日時点では、7〜9月分の利用状況報告の原則の提出期間(10月1日〜10月31日)に入っています。提出が期日を過ぎたり不備があったりすると、支給が遅れます。
交付申請の書類は、申請者とお子さんが同居しているか、申請者が世帯主かによって一部が異なります。次の項目は共通して確認したいものです。詳しい組み合わせは公式サイトの「必要書類(交付申請)」で選んでください。
印を付けて確かめられます(印は保存されず、もう一度ページを開くと消えます)
交付申請では、フリースクール等との契約書や領収書は添付しないよう公式サイトが案内しています。一方で、四半期ごとの利用状況報告には利用料の領収書が必要です。区の上乗せ申請にも領収書の写しなどが求められます。
交付申請に領収書がいらないなら、領収書は捨ててもいいですか?
捨てないでください。助成金の支給には、利用料の支払いを確認できる領収書が必須です。利用状況報告で提出します。
| 領収書に必要な項目 | 確認すること |
|---|---|
| 支払者氏名 | 申請者(交付決定者)の氏名と一致している |
| 支払目的 | 申請するお子さんのフリースクール等の利用料であり、利用月が書かれている |
| 支払先 | 申請したフリースクール等の施設名と、利用料を受け取った施設運営者の名称が書かれている(押印の有無は問われない) |
| 支払金額 | 利用料以外が含まれる場合は利用料の内訳がある。複数月で1枚の領収書なら月ごとの内訳がある |
| 支払日 | 原則、令和8年4月1日〜令和9年3月31日の日付。令和8年3月に令和8年度分の利用料を前払いした場合も対象 |
独自様式の領収書も、上の項目がすべて書かれていれば使えます。支払日が令和9年4月1日以降の利用料は、助成の対象になりません。
不備や不支給になりやすい場面
所得制限はありません。就学援助を受けている場合も対象です(東京都公式サイトのよくある質問)。
オンラインスクールは通所型施設ではないため対象外です。通所を前提に、子どもの状態に合わせて補助的にオンラインを併用するコースは対象になります。オンラインのみで活動するコースを選んでいる場合は対象外です。
できます。最終の受付日(令和9年2月12日)までなら令和8年4月分まで遡って申請できます。ただし、助成金の支給時期は交付申請をした時期によって変わります。
都内に住んでいれば、都外の学校に通っていても対象です。フリースクール等の所在地も要件ではありません。
品川区・荒川区・足立区・港区は、都の交付決定を受けた人を対象に区が上乗せする仕組みです。一方、東京都は、他の自治体等から同じ利用料を対象とした助成金等の交付決定を受けている場合は、その額を助成対象経費から控除する必要があると案内しています。区の助成を受ける場合の扱いは、事務局と区の窓口の両方に確認してください。
なりません。助成金の受給要件と、指導要録上の出席扱いとする要件は別です。出席扱いについては、在籍校に問い合わせます。
まず通所先に令和8年度版のフリースクール等確認書の記入を頼み、利用者登録を進めます。交付申請の最終受付日は令和9年2月12日(金)です。7〜9月分の利用状況報告は10月31日までが原則の期間なので、すでに交付決定を受けている方は領収書と通所状況の報告書を先にそろえてください。
不登校のお子さんを持つ保護者向けのイベント「不登校の子供を支える保護者のひろば」も、令和8年11月8日(日)に東京たま未来メッセ(八王子市)、11月21日(土)に秋葉原UDX(千代田区)で開かれます。参加者交流会と個別相談会(抽選)の申込は10月9日(金)まで、セミナー・トークイベント(先着順)の申込は11月8日の会場が11月4日(水)まで、11月21日の会場が11月18日(水)までです。
最終更新:2026年10月8日(令和8年度の公式情報にもとづく)
| 公募期間 | 2026/5/27〜2027/2/12 締切 2027年2月12日(金) |
|---|---|
| 実施機関 | 東京都生活文化局 私学部連携支援課 |
| 主要スケジュール |
|
| 必要書類 | 交付申請書、フリースクール等確認書(令和8年度版)、利用料金体系と不登校支援が主… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
編集・監修: 中澤圭志(中小企業診断士)
一次情報を確認する編集体制(編集方針・検証方法 | 掲載情報について連絡する)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。