チャイルドシート補助金はいくら?3.3万円のシートで5千円〜1万6,500円

チャイルドシート補助金は国でなく市町村の制度で、同じ3万3,000円のシートでも吉岡町・匝瑳市は5,000円、南相木村は1万6,500円。札幌市・さいたま市は購入補助なし。6自治体の式で比べる計算ツールと長野県の令和8年度一覧(17町村・市は0)を掲載。

制度解説 子育て・生活支援

この制度の基本情報

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制度の状況

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制度の基礎データ 担当の機関 — 対象と金額は上の「この制度の基本情報」を参照

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対象地域
全国
対象者
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担当の機関
各市町村

詳細解説

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チャイルドシート補助金は、国ではなく市町村が独自に行う制度です。金額は自治体の計算式で大きく変わり、同じ3万3,000円(税込)のシートでも、群馬県吉岡町と千葉県匝瑳市なら5,000円、長野県南相木村なら1万6,500円です。札幌市とさいたま市は、公式のFAQで購入費の助成を「行っておりません」と答えています。

対象は、制度がある市町村に住み、6歳未満(自治体によっては4歳未満や小学校入学前)の子のために新品のシートを買った保護者です。下の表と計算ツールは、2026年10月15日に各自治体の公式ページと長野県の令和8年度の一覧を読んで作りました。

表が画面に収まらない場合は、横にスクロールして確認できます。
自治体補助の計算式(公式の書き方)上限3万3,000円(税込)のシートなら申請期限
群馬県吉岡町購入価格(消費税含む)の2分の1、千円未満切り捨て5,000円(令和7年7月1日申請分から)5,000円購入日から1年以内
千葉県匝瑳市購入金額か5,000円の低いほう(令和8年4月1日から)5,000円5,000円購入後1年以内
石川県かほく市購入費の3分の1(1人2回まで)1万円1万円公式ページに記載なし
栃木県鹿沼市税抜き価格の半額、100円未満切り捨て1万円1万円購入日から翌年度末
長野県松川村消費税を除く価格の3分の1、100円未満切り捨て(4歳未満)1万円1万円一覧に記載なし
長野県南相木村購入費用の2分の13万円1万6,500円一覧に記載なし

税抜き価格で計算する鹿沼市と松川村は、税込価格を1.1で割って計算しています。かほく市と南相木村は端数の扱いが公式ページに書かれていないため、円未満を切り捨てて表示しています。

チャイルドシート補助金はいくら?購入額を入れて6自治体を比べる

上限額だけを見ると「1万円の自治体」は同じに見えますが、補助率と端数の扱いが違うため、2万円前後のシートでは差が出ます。たとえば2万2,000円のシートなら、鹿沼市は1万円の上限に届くのに対し、かほく市は7,333円、松川村は6,600円です。お住まいの自治体の式が下のどれかに近ければ、購入額を入れて目安を確かめられます。

家族の状況に当てはめた計算の例を3つ挙げます。

  • 吉岡町に住む母親が、0歳の長女のために9,800円のシートを買った場合、半額4,900円の千円未満を切り捨てて4,000円です。上限の5,000円には届きません。
  • 匝瑳市で2026年3月1日に長男が生まれ、父親が3月20日に3万3,000円のシートを買った場合は、従来どおり上限1万円で計算され1万円です。同じシートを4月10日に買っていれば5,000円でした。
  • 南相木村に住む夫婦が、0歳の長女のために6万6,000円のシートを買った場合、半額の3万3,000円が上限3万円で止まり、3万円です。

国のチャイルドシート補助金はある?

2026年10月15日時点で、国が購入費を補助する制度は見当たりません。補助をしているのは市町村で、長野県の一覧も札幌市・さいたま市のFAQも、有無を市町村単位で案内しています。

確認対象・制度の位置づけ

対象地域(全国)

目的
子育て・生活支援
対象地域
全国
対象者
対象年度と制度の状態は一次情報をご確認ください。

対象年度と制度の状態は一次情報をご確認ください。

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自治体購入費の助成貸し出し公式の書き方
北海道札幌市なしなし「札幌市では行っておりません」「民間のレンタル会社をご利用ください」
埼玉県さいたま市なしなし「市では行っておりません」(FAQ・2022年1月24日更新)
熊本県熊本市市のページに記載なし地区交通安全協会が会員向けに貸し出し「会員の方への特典としてチャイルドシートも貸出しています」
長野県内の市県の令和8年度一覧に掲載なし同左一覧に載るのは町村だけ

東京都内の区市町村は、東京23区で購入助成を確かめた結果(葛飾区はベビーカーも)にまとめています。愛知県・大阪府など地域ごとの一覧は令和8年度のチャイルドシート補助金の自治体一覧で探せます。

どこの自治体でもらえる?長野県の令和8年度一覧は17町村・市は0

長野県くらし安全・消費生活課が公表している「令和8年度 チャイルドシート購入等に関する支援施策」には、17町村が載っています。購入補助が16町村、貸し出しが2村(木祖村は購入補助と貸し出しの両方)で、市は1つも載っていません。一覧に載っているのは町村だけです。

表が画面に収まらない場合は、横にスクロールして確認できます。
町村区分内容(県の一覧の書き方を要約)
小海町購入補助上限1万円(1万円未満は1,000円未満切り捨ての実費)
川上村購入補助1万円(1万円未満は購入額まで)
南牧村購入補助1万円(1万円未満は購入額まで)
南相木村購入補助購入費用の2分の1(上限3万円)
立科町購入補助小学校入学前の子のいる世帯。1回1万円まで、1人最大2回
青木村購入補助購入代金の2分の1(上限1万円・6歳未満)
阿南町購入補助1件2万円まで(下回れば実支払額・6歳未満)
下條村購入補助ジュニアシートも対象。1子につき2分の1(上限1万5,000円・6歳未満)
天龍村購入補助1人1万円(下回れば実支払額)
泰阜村購入補助0歳から6歳未満が対象(金額は一覧に記載なし)
大鹿村購入補助補助率2分の1・限度額1万5,000円(6歳未満・1人1台)
上松町購入補助1台につき1万円(満6歳未満・1人1台)
木祖村購入補助・貸し出し上限3万円(小学校入学前・1人1台)。帰省などの短期は6歳まで無料貸し出し
生坂村貸し出し子育て支援センターで貸し出し(月200円)
松川村購入補助消費税を除く価格の3分の1(上限1万円・100円未満切り捨て・4歳未満)
小川村購入補助購入金額の2分の1(上限1万5,000円・6歳未満)
栄村購入補助2分の1(上限1万円・6歳未満)

一覧の必要書類は、ほとんどの町村が「申請書」と「領収書」です。下條村だけは運転免許証・チャイルドシート仕様書・車検証の写しも求めています。真岡市・かほく市など他県の市の条件はチャイルドシート購入補助の自治体別比較で詳しく比べています。

チャイルドシート補助金はどこでもらえる?令和8年度の自治体一覧愛知県・大阪府など地域別に、補助のある自治体と上限額を探せます

公式資料で読み違えやすい7つの点

公式資料で読み違えやすい点

  1. 税込みか税抜きか。吉岡町は「購入価格(消費税含む。)」、鹿沼市は「税抜き価格」、松川村は「消費税を除く」で計算します。3万3,000円のシートで、税込みの半額は1万6,500円、税抜きの半額は1万5,000円です。
  2. 切り捨ての単位。吉岡町は千円未満、鹿沼市と松川村は100円未満を切り捨てます。吉岡町で9,800円のシートなら、半額4,900円が4,000円になります。
  3. 匝瑳市は買った日と生まれた日で上限が変わる。令和8年4月1日から上限が1万円から5,000円に下がりました。令和8年3月31日までに購入し、子も同日までに生まれていれば、従来どおり1万円です。
  4. 生まれる前に買ってもよいが、申請は生まれてから。かほく市と鹿沼市は、出生前の購入も対象にしたうえで、申請は子が生まれてからと書いています。
  5. 引っ越す前に買ったものは対象外になりうる。かほく市は、転入前に買ったものは「補助対象となりません」と明記し、購入時と申請時の両方で市内に住んでいることを求めています。
  6. 祖父母が買ったシートの扱いは自治体次第。かほく市は、購入者が市内に住んでいれば祖父母の購入も対象とし、別居なら戸籍謄本を求める場合があると書いています。一方で「購入者・申請者・振込先口座名義人は同一の方」とも書いているため、申請前に名義をそろえておくのが確実です。
  7. ポイントで払った分は補助の計算から外れる。かほく市は「ポイント割引後の金額を助成します」と書いています。1万円分のポイントを使った3万3,000円のシートなら、計算の元は2万3,000円です。

回数と年齢の条件も自治体で違います。かほく市と立科町は1人につき2回まで、吉岡町と匝瑳市は1人1台です。対象年齢は多くが6歳未満ですが、松川村は4歳未満、立科町と木祖村は小学校入学前です。

どんなシートが対象?中古・レンタル・安全基準

4自治体の公式ページは、どれも国の安全基準に合ったシートに限っています。匝瑳市は「保安基準の認定(Eマークなど)を受けたもの」と書き、中古品・転売品・レンタルを対象外にしています。吉岡町は「国土交通省の定める安全基準に適合する」シートで中古品を除き、鹿沼市も中古品と転売品を除いています。

国土交通省は、インターネット通販で国の安全基準に適合したことを示すマークの無いシートが売られていたため、7製品を買って調べ、基準に適合していないことを確認したと発表しています(2017年6月28日)。通販で買うときは、商品ページと本体の両方で安全基準のマークを確かめてください。同省は、国の基準に適合しないシートでは衝突時に子を守れないと注意を呼びかけています。

ジュニアシートは、匝瑳市が従来は対象外だったものを年齢要件に合えば対象とし、かほく市と下條村も対象にしています。ベビーカーや電動アシスト自転車を補助する自治体もあり、子乗せ電動アシスト自転車の補助金一覧にまとめています。

申請に何を用意する?いつ振り込まれる?

4自治体(吉岡町・かほく市・匝瑳市・鹿沼市)の公式ページに共通するのは、申請書・領収書・保証書か取扱説明書・振込先の通帳の4つです。領収書は、購入者の氏名・購入日・金額・品名が分かるものを求める自治体が多く、匝瑳市は原本の提示も求めます。

印を付けて確かめられます(印は保存されず、もう一度ページを開くと消えます)

期限は、吉岡町と匝瑳市が購入から1年以内、鹿沼市が購入日から翌年度末までです。鹿沼市の「翌年度末」は買った年度の次の年度の終わりなので、2026年5月21日(令和8年度)に買った場合は2028年3月31日(金)までです。振込は、かほく市の場合「月末までに申請があった分の振込みは、翌月の25日頃」です。吉岡町は電子申請(LoGoフォーム)でも受け付けています。

子育て世帯向けには、子1人2万円の子育て応援手当もあります。お住まいの地域で使える制度は補助金診断で探せます。

最終更新:2026年10月15日(令和8年度の各自治体の公式ページと長野県の一覧で確認)

出典

制度情報の確認

担当の機関各市町村

編集・監修: (中小企業診断士)

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公開日: 記事更新日:

本記事は公表資料の確認結果を整理したものです。新制度の決定を示すものではないため、最新の一次情報をご確認ください。