子ども・子育て支援金 年収別月額一覧2026|計算式と免除条件を解説

制度解説 子育て・教育

この制度の基本情報

この記事は制度の解説です。申請の受付はこのページからはできません。

対象

医療保険加入者全員(被用者保険・国民健康保険・後期高齢者医療)。

子の有無・婚姻状況問わず徴収対象。

健康保険の被扶養者は対象外。

産休・育休中の被用者保険加入者は免除。

関連する金額・費用

月額192〜959円(個人負担・令和8年度概算)

令和8年度 支援金率0.23%(被用者保険)。企業と折半で個人負担0.115%。国保は世帯所得・市町村条例による。

補助率とは

本文の「年収別 月額負担額はいくら…」へ

手続き

確認方法:オンライン・郵送併用

担当の機関:こども家庭庁

制度の状況

制度の解説(申請の受付はありません)

令和8年4月〜(継続制度)

出典:根拠資料(公式) (新しいタブで開きます)

制度の基礎データ 時期・担当の機関・根拠資料 — 対象と金額は上の「この制度の基本情報」を参照

医療保険加入者全員(被用者保険・国民健康保険・後期高齢者医療)。子の有無・婚姻状況問わず…

対象地域
全国
対象者
医療保険加入者全員(被用者保険・国民健康保険・後期高齢者…
関連する金額・費用
月額192〜959円(個人負担・令和8年度概算)
費用・支援の条件 補助率とは
令和8年度 支援金率0.23%(被用者保険)。企業と折半で個人負担0.115%。国保は世帯所得・市町村条例による。
時期
令和8年4月〜(継続制度)
担当の機関
こども家庭庁
必要書類
通常手続き不要。産前産後・育児休業中に免除を受ける場…

詳細解説

最終更新: 2026-06-11 / 令和8年度版

2026年4月分保険料(給与天引きは5月)から始まる子ども・子育て支援金。会社員で年収400万円なら月額384円、年収600万円なら575円が健康保険料に上乗せして自動天引きされる。育児休業中は免除・被扶養者は対象外――本記事では年収別の月額一覧と計算式、免除条件を完全解説する。

この記事でわかること(TL;DR)
  1. 令和8年度の支援金率は0.23%(企業折半、個人負担は0.115%)
  2. 年収別月額:年収200万円=月192円〜年収1,000万円=月959円
  3. 産前産後・育児休業中の被用者保険加入者は免除される
  4. 健康保険の被扶養者(家族の扶養に入っている方)は徴収対象外
  5. 自営業・フリーランス(国保)は世帯所得300万円で月約650円(全額自己負担)
令和8年度 支援金率
0.23%
企業と折半(個人0.115%)
年収600万円の月額負担
575円
標準報酬月額×0.115%で算出
令和10年度 総財源目標
約1兆円
R8=6,000億→R9=8,000億と段階拡大
子ども・子育て支援金 年収別月額一覧2026 - 年収別月額個人負担額グラフ(令和8年度概算)
年収別月額負担額(概算)図:補助金図鑑 編集部作成

子ども・子育て支援金とは何か・いつから始まるのか

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項目内容備考
制度名称子ども・子育て支援金制度こども未来戦略 加速化プランの財源
所管こども家庭庁コールセンター: 0120-303-272(平日9〜18時)
徴収開始2026年4月分保険料〜給与天引き初反映は2026年5月支給分
令和8年度 支援金率(被用者保険)0.23%(企業折半)個人負担0.115%
令和9〜10年度 支援金率段階的に引き上げ予定総財源R9=8,000億・R10=約1兆円
対象者医療保険加入者全員子の有無・婚姻状況問わず
免除・対象外産休・育休中(被用者)、被扶養者国保は自動天引き(一部軽減あり)
使途児童手当拡充・誰でも通園・パパ育休促進・高等教育費軽減少子化対策以外への転用は法律で禁止
子ども・子育て支援金 年収別月額一覧2026 - 徴収スケジュール令和8〜10年度タイムライン
徴収スケジュール(令和8〜10年度)図:補助金図鑑 編集部作成

年収別 月額負担額はいくら?計算式と申請方法

こども家庭庁 子ども・子育て支援金 年収別 近隣制度との比較
年収別の年間支援金負担額の比較(出典: こども家庭庁 子ども・子育て支援金 令和8年度)

被用者保険(会社員・公務員)の月額は「標準報酬月額 × 0.115%(個人負担分)」で計算する。「年収÷12」ではなく健康保険の標準報酬月額等級表が基準になる点に注意したい。

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年収目安標準報酬月額(目安)月額個人負担年間合計(個人)
年収200万円約17万円約192円約2,304円
年収300万円約26万円約299円約3,588円
年収400万円約33万円約384円約4,608円
年収500万円約41万円約472円約5,664円
年収600万円約50万円約575円約6,900円
年収800万円約66万円約767円約9,204円
年収1,000万円約83万円約959円約11,508円

上表はこども家庭庁公表のモデル試算をもとにした概算。実際の負担額は各健康保険組合の標準報酬月額等級で異なる場合がある。

確認対象・制度の位置づけ

対象地域(全国)

目的
子育て・教育
対象地域
全国
対象者
医療保険加入者全員(被用者保険・国民健康保険・後期高齢者医療)。子の有無・婚姻状況問わず徴収対象。健康保険の被扶養者は対象外。産休・育休中の被用者保険加入者は免除。
関連する金額・費用
月額192〜959円(個人負担・令和8年度概算)

対象年度と制度の状態は一次情報をご確認ください。

令和9年度 支援金率引き上げまで
あと — 日

月額負担シミュレーター(令和8年度 支援金率0.23%)

令和8年度の支援金率0.23%(企業折半)をもとに算出した概算です。実際の金額は健保組合の等級により異なります。

免除・対象外チェッカー(3問)

印を付けて確かめられます(印は保存されず、もう一度ページを開くと消えます)

申請・確認チェックリスト

申請手続きの流れ・いつまでに何をすればいいか

  1. 給与明細で徴収額を確認(2026年5月分以降)
    「子ども・子育て支援金」欄が新設される。標準報酬月額×0.115%と一致しているか確認。
  2. 産育休中の場合は事業主に免除申請を依頼する
    被保険者本人からの直接申請は不可。産休・育休開始時に事業主経由で健保組合へ届出。
  3. 国保加入者は2026年6月の納付通知書を確認
    令和8年6月ごろ届く国民健康保険料通知に支援金分が加算される。
  4. 標準報酬月額の変動時は随時改定(月変)に注意
    昇給・固定的賃金変動後は月変が行われ、翌月から徴収額が変わる。
  5. 疑問はこども家庭庁コールセンターへ
    0120-303-272(平日9時〜18時、日曜・祝日除く)

制度導入の背景・財源と子育て支援拡充策

政府は2023年12月に「こども未来戦略 加速化プラン」を策定し、3.6兆円規模の子育て支援拡充を打ち出した。その安定財源として設けられたのが本制度だ。支援金は法律により少子化対策以外に流用できない「特定財源」として位置づけられており、(1)児童手当の所得制限撤廃・拡充、(2)こども誰でも通園制度、(3)パパ育休促進、(4)高等教育費負担軽減の4本柱に充てる。

なお、既存の「子ども・子育て拠出金(0.36%)」は廃止されず並行して徴収が続く。これは事業主のみ負担する拠出金であり、従業員の給与明細には反映されない。社会保険担当者は両制度の混同に注意が必要だ。

採択されない 5 つの落とし穴と差し戻し対策

子ども・子育て支援金をめぐる誤解や手続き漏れによる不採用パターンを5つ紹介する。失敗を防ぐために押さえておきたいNG事例だ。

  1. 免除申請の見落としで差し戻し — NG事例として最多。育休中に事業主経由の免除手続きを忘れると取り戻せない期間分が発生する。休業開始と同時の手続きが鉄則。
  2. 採択されない勘違い:被扶養者も天引きされると誤解 — 被扶養者は対象外のため徴収されない。誤認による不要な問い合わせが差し戻しや混乱を招く失敗例だ。
  3. 標準報酬月額と年収を混同した計算NG — 「年収÷12」ではなく健保の等級表が基準。計算間違いで給与計算システムへの誤入力となる不採用ケースが多い。
  4. 月変手続き漏れで誤額が継続する落とし穴 — 固定的賃金が大幅変動した場合は随時改定が必要。手続き漏れで誤った金額が徴収され続けるNG事例だ。
  5. 国保加入者が18歳以下の子の軽減措置を申請しない — 国保は自動反映だが均等割軽減の適用漏れに気づかないケースが報告されている。不採用・差し戻しを防ぐために市区町村窓口で確認を。
子ども・子育て支援金 年収別月額一覧2026 - 年度別財源規模と充当施策の比較棒グラフ
年度別財源規模比較図:補助金図鑑 編集部作成

関連制度・後継制度(児童手当拡充・誰でも通園)

関連補助金・給付金の横断比較と内部リンク一覧

子育て・社会保険関連の制度を横断比較した。各制度の対象・金額・申請方法を確認しよう。

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制度名負担/給付月額目安対象
子ども・子育て支援金(本制度)負担(自動天引き)192〜959円/月医療保険加入者全員
東京都018サポート給付月5,000円東京都在住 0〜18歳
岐阜県の子育て補助金・給付金給付制度により異なる岐阜県在住子育て世帯
放課後等デイサービス処遇改善加算加算(事業者向け)16.1%加算福祉サービス事業者
介護職員等処遇改善加算【令和8年度】加算(事業者向け)最大1.9万円/人介護事業者
葬祭費・埋葬料給付【2026年版】給付一時金5万円社保・国保加入者

確認・対応後のアクション(給与担当者・個人向け)

  1. 給与計算ソフトの設定更新
    2026年5月給与処理前に「子ども・子育て支援金率0.23%」をシステムに追加設定する。被扶養者や育休者には除外フラグをセット。
  2. 従業員への事前周知
    給与明細に新科目が表示される旨を案内。独身者・子のいない世帯からの問い合わせに備えたQAを準備しておく。
  3. 令和9年度の支援金率引き上げへの備え
    R9年度は支援金率が段階的に引き上げ予定。昇給・賞与計算時の影響額を事前に試算しておこう。

出典

提出方法を選ぶ

オンラインで申請できます。必要な電子証明書・アカウントは公式案内をご確認ください。

※ 制度の所管:こども家庭庁。提出先(窓口)と最新の受付方法は公式資料でご確認ください。

制度情報の確認

時期 令和8年4月〜(継続制度)
担当の機関こども家庭庁
主要スケジュール
  1. 確認した現況令和8年4月〜(継続制度)
申請手順と注意点 ›
情報の確認方法 オンライン・郵送併用
必要書類 通常手続き不要。産前産後・育児休業中に免除を受ける場合は事業主から健康保険組合へ… 詳細を見る ›
根拠資料

編集・監修:

一次情報を確認する編集体制(編集方針・検証方法 | 掲載情報について連絡する)

公開日: 記事更新日: 出典: こども家庭庁 (新しいタブで開きます)

本記事は公表資料の確認結果を整理したものです。新制度の決定を示すものではないため、最新の一次情報をご確認ください。