壱. 具体性の徹底
審査員は貴社の業界については素人であると心得るべし。「売上が上がります」という予言ではなく、「なぜ上がるのか」という論理的帰結を記さねばならない。顧客ターゲットの属性、市場規模の数値的根拠(EBPM)、競合優位性を明確なデータで示すことこそが、採択への近道である。
弐. 加点の全取得
補助金審査は減点方式ではなく加点方式である。「経営革新計画」の承認、「パートナーシップ構築宣言」の登録。これらは面倒ではあるが、確実に点数を積み上げられる要素だ。ボーダーライン上で合否を分けるのは、こうした地道な努力の差に他ならない。
参. 資金計画の現実性
多くの補助金は「後払い」である。採択決定から入金まで、1年以上を要することも珍しくない。その間のつなぎ融資は確保できているか?資金ショートによる事業断念は、最も避けねばならない結末である。金融機関との事前調整を怠るべからず。
※ 注意書き
本図鑑の記述は2026年時点の情報に基づく。制度は生き物であり、常に変化する。
最新の公募要領は、必ず公式の布告(公式サイト)にて確認されたし。