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保護者(申請者)と生徒が令和8年5月1日から申請時まで引き続き東京都…
重要ポイント(結論)
東京都私立高等学校等授業料軽減助成金は、生徒と保護者がともに都内に住所を有する世帯を対象に、国の高等学校等就学支援金では届かない授業料の差額を東京都が上乗せ助成する制度。令和8年度の都の上限は全日制・定時制で年4万3,800円で、国の就学支援金45万7,200円と合わせて年50万1,000円まで。所得制限はなく、助成額は上限の範囲内で実際に負担した授業料額となる。令和8年度の通常申請は2026年7月1日〜7月31日で終了し、次は令和9年1月上旬に特別申請が予定されている(2026年12月に東京都私学財団ホームページで案内)。振込は都内校が10月・12月・翌年3月、都外校が12月・翌年3月。
東京都私立高等学校等授業料軽減助成金は、令和8年度(2026年度)の通常申請が2026年7月31日で終了しました。次に申請できるのは令和9年1月上旬に予定されている「特別申請」で、その案内は2026年12月に公益財団法人東京都私学財団のホームページへ掲載されます(東京都私学財団「令和8年度私立高等学校等授業料軽減助成金」)。
助成の上限は全日制・定時制で年4万3,800円です。国の高等学校等就学支援金45万7,200円と合わせて年50万1,000円までが支援されます。世の中でよく見る「最大50万円」はこの国+都の合計額であって、都の制度単独で50万円が届くわけではありません。ここを取り違えると、必要な国の申請を落としたまま「都に申請したから大丈夫」と思い込むことになります。
そして、上限まで支援が出ても私立高校の学費はゼロになりません。東京都の調査では令和8年度の都内私立高校(全日制)233校の初年度納付金は平均100万7,549円。支援上限を差し引いても約50万6,549円が家庭に残ります。この記事は、その「残る金額」をあなたの学校の数字で試算できるところまで踏み込みます。

令和8年度の通常申請(全日制・定時制等)は2026年7月31日で受付を終了しました。やむを得ない事情で申請できなかった場合に備えて、東京都私学財団は令和9年(2027年)1月上旬に「特別申請」の期間を設ける予定とし、詳細は2026年12月に同財団ホームページで案内するとしています(同財団・令和8年度授業料軽減助成金ページ)。
| 申請の種類 | 受付時期 | 令和8年8月時点の状態 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 国の就学支援金(東京都経由) | 2026年6月1日〜6月30日 | 終了 | 私学財団・就学支援金ページ |
| 都の授業料軽減助成金(通常申請) | 2026年7月1日〜7月31日 | 終了 | 私学財団・授業料軽減助成金ページ |
| 都の授業料軽減助成金(特別申請) | 令和9年1月上旬(予定) | 12月に財団HPで案内予定 | 同上 |
| 都認可通信制課程 | 制度の詳細が決まり次第案内 | 令和8年度分は未公表 | 同上 |
「来年まとめて申請」はできません
この助成金は毎年度(学年1回)の申請が必要で、年度を遡っての申請はできませんと財団のQ&Aに明記されています。令和8年度分を取り逃すと、令和9年度に2年分をまとめて受け取ることは不可能です。特別申請は、令和8年度分を受け取れる最後の機会だと考えてください。
7月の申請、学校からのお知らせを見落としていました。1月の特別申請なら誰でも受けられるんですか?
特別申請は「やむを得ない事情により申請できなかった方」向けとされています。受付要件と必要書類は12月に公表される案内で確定するので、12月に入ったら財団サイトを週1回は確認してください。在住要件の基準日(令和8年5月1日)は通常申請と同じですが、在学要件の基準日だけは特別申請では「申請日現在」に変わります。この違いが、年度途中に転入・転学した家庭の可否を分けます。
東京都私立高等学校等授業料軽減助成金とは、生徒と保護者がともに都内に住所を有する場合に、国の高等学校等就学支援金だけでは届かない授業料の差額を、都内私立高校の平均授業料相当額まで東京都が上乗せ助成する制度です。運営は公益財団法人東京都私学財団で、所得要件はありません。
令和8年4月施行の法改正で国の就学支援金は所得制限が撤廃され、私立高校の上限が年45万7,200円になりました。東京都の助成はその上に乗る4万3,800円という位置づけに整理されています。つまり支援は「国が土台・都が上乗せ」の2層構造で、どちらか片方だけの申請では上限額まで届きません。
申請先も申請時期も別々です
国の就学支援金は6月に東京都のLoGoフォームから、都の授業料軽減助成金は7月に私学財団の申請受付サイトから申請します。ログインIDも別物で、就学支援金申請システム(e-Shien)のIDでは財団のサイトにログインできません。国の制度の全国共通ルールは高等学校等就学支援金2026|私立45.7万円・所得制限撤廃の申請方法で、申請書の記入手順は東京都 授業料軽減助成金 申請書の書き方【令和8年度版】で確認できます。

課程によって上限が違います。全日制・定時制・専修学校高等課程等は国45万7,200円+都4万3,800円で年50万1,000円、都認可通信制は年額制で年33万7,200円、単位制で1単位13,668円(通算74単位・年間30単位まで)が就学支援金の上限です。都認可通信制に対する令和8年度の都の助成額は、制度の詳細が決まり次第の案内とされています。
| 課程 | 国の就学支援金(上限) | 都の授業料軽減助成金(上限) | 合計 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|---|
| 全日制・定時制・専修学校高等課程等 | 45万7,200円 | 4万3,800円 | 50万1,000円 | 私学財団「令和8年度の変更点」 |
| 通信制(年額制) | 33万7,200円 | 令和8年度分は未公表 | 33万7,200円+α | 同上 |
| 通信制(単位制) | 1単位13,668円 | 令和8年度分は未公表 | 単位数により変動 | 私学財団・就学支援金の支給額 |
授業料が45万7,200円以下なら、都の助成は0円になります
助成額は上限の範囲内で「実際に負担した授業料額」です。国の就学支援金だけで授業料が全額まかなえてしまう学校では、都の授業料軽減助成金は「不交付」と判定されます(財団Q&A No.43)。さらに、学校独自の減免制度で授業料が全額免除されている場合も対象外です(同Q&A No.2)。「申請したのに0円だった」はエラーではなく、制度の正しい動作です。
ここが「無償化」という言葉といちばんズレるところです。東京都が2025年12月18日に公表した令和8年度の学費調査では、都内私立高校(全日制)233校の初年度納付金は平均100万7,549円で、前年度比2万112円(2.0%)の増加でした(東京都「令和8年度 都内私立高等学校(全日制)の学費の状況」)。
| 費目 | 233校の平均額(令和8年度) | 国+都の支援対象か | 根拠資料 |
|---|---|---|---|
| 授業料 | 51万2,882円 | 対象(上限50万1,000円) | 東京都 2025年12月18日公表 |
| 入学金 | 25万4,599円 | 対象外 | 同上/財団Q&A No.3 |
| 施設費 | 3万4,386円 | 対象外 | 同上 |
| その他 | 20万5,805円 | 対象外 | 同上 |
| 初年度納付金 合計 | 100万7,549円 | — | 同上 |
平均的な学校を選び、国と都の両方に申請して上限50万1,000円を受け取ったとしても、初年度に家庭が負担する金額は約50万6,549円残ります。しかも学校差は大きく、初年度納付金の最高額は194万2,300円、最低額は75万2,000円です。同じ「私立高校」でも、支援後の自己負担は約25万円から約144万円まで開きます。
対象者・対象事業
対象地域(東京都)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
下のシミュレーターに、志望校の募集要項に載っている金額をそのまま入れてみてください。国の就学支援金・都の授業料軽減助成金・自己負担の3つが同時に出ます。初期値は上の233校平均です。
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向いている人
向いていない人
この記事で分かるのは「制度でいくら減るか」までです。残る50万円台をどう用意するかは家庭ごとの収支の問題で、公式サイトには答えがありません。中立的なFPへの無料相談は、保険の払い過ぎと教育資金の不足を同じ表の上で確認できるので、金額が見えた今のタイミングが最も効きます。
要件は在住要件と在学要件の両方を満たすことで、所得要件はありません。在住要件は「保護者(申請者)と生徒が、令和8年5月1日から申請時まで引き続き東京都内に住所を有していること」。在学要件の基準日は通常申請では申請年度の7月1日(7月2日以降に入学した場合は申請日)、特別申請では申請日現在です。
迷いやすいのは「住んでいる場所」と「通っている学校」がズレるケースです。財団のQ&Aから、判定が分かれる代表的な5パターンを整理しました。
| 状況 | 申請できるか | 追加で必要になるもの | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 都内在住で、神奈川・埼玉など都外の私立高校に通っている | できる(通信制課程を除く) | — | 財団・在学要件の注記 |
| 保護者は都内、生徒が進学のため都外へ転居 | できる | 生徒の住民票+「都外居住申立書」 | 財団Q&A No.6 |
| 保護者が都外へ単身赴任 | 都内居住の親権者が別にいれば、その人が申請 | — | 財団Q&A No.8 |
| 両親が海外在住・生徒は祖父母と都内在住 | できない(祖父母は代理申請不可) | — | 財団Q&A No.10 |
| 年度途中に別の学校へ転学した | 年度1回まで。転学前に申請済みなら不可 | — | 財団Q&A No.4 |
世帯主でなくても、成人した3年生でも申請者は保護者です
世帯主である必要はなく、都内在住の親権者が申請します。生徒が18歳に達したあとも、家族構成に変更がなく保護者の収入で生計を維持している実態が続いていれば、申請者は引き続き保護者です(財団Q&A No.17・19)。生徒本人名義で申請すると差し戻しになります。
「自分の家庭が使える制度が他にもあるのか」を横断的に見たい場合は、3分の質問に答えるだけで対象制度を絞り込める補助金診断で世帯の条件から探すのが早いです。

授業料軽減助成金のみを申請する場合、所得要件がないため課税証明書等の提出は不要です。オンライン申請は5ステップ構成で30分程度、ステップ4まで進めば一時保存ができます。ただしステップ5でアップロードした画像は一時保存されません。
ゆうちょ銀行は「記号・番号」では登録できません
ゆうちょ銀行を指定する場合は、通帳に印字された他金融機関からの振込受取用の「店名」と「口座番号」を入力します。通帳の表紙にある「記号」「番号」ではありません(財団Q&A No.39)。ここは差し戻しが集中するポイントで、訂正が期限内に済まないと交付されません。
申請完了後に入力ミスに気づきました。自分で直せますか?
直せません。マイページから変更できるのは電話番号と通知先メールアドレスだけで、入力内容とアップロード画像は修正できません。審査で確認が必要と判断されれば、財団からメール・電話・郵送で連絡が来るので、その連絡に対応する形になります(財団Q&A No.37)。
授業料の支払いが遅れています。それでも対象になりますか?
交付対象にはなりますが、納付済みの授業料が助成額の上限になります。都内の学校の場合、既納分は保護者の口座へ振り込み、未納分は学校が授業料へ充当する扱いになることがあります(財団Q&A No.12)。
申請後に都外へ引っ越す予定があります。取り消しになりますか?
令和8年5月1日から申請時まで都内に住所があれば申請できます。申請後の転居で対象外になるわけではありません。ただし書類の変更・追加依頼が郵送で届くことがあるため、転居前に郵便局へ転送届を出しておいてください(財団Q&A No.7)。連絡に気づかず期限を過ぎると、要件を満たしていても不交付になります。
審査結果の通知は、都内校が10月・12月・翌年3月、都外校が12月・翌年3月のいずれかにメールで届き、振込は結果通知メールを受信した月に行われる予定です(財団Q&A No.41・45)。つまり都内校に通っていて10月に通知が来なくても、12月と3月の2回チャンスが残っています。
| 時期 | 都内の学校 | 都外の学校 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 2026年10月 | 結果通知+振込 | — | 第1陣 |
| 2026年12月 | 結果通知+振込 | 結果通知+振込 | 第2陣・特別申請の案内も同月 |
| 令和9年(2027年)1月上旬 | 特別申請の受付(予定) | 取り逃した人の最後の機会 | |
| 令和9年3月 | 結果通知+振込 | 結果通知+振込 | 最終陣 |
「審査中」のまま動かない理由は、財団側でも申請の不備が解消した時期と国の就学支援金の認定結果が出る時期によって審査完了の時期が変わるためだと説明されています(財団Q&A No.42)。都の助成額は国の支給額が確定しないと計算できないので、国の認定が遅れれば都の審査もそのぶん後ろにずれます。「審査中」表示そのものは異常ではありません。
審査状況を問い合わせできるのは申請者本人だけです
個人情報保護のため、申請者が父であれば母には申請の有無を含めて一切回答されません(財団Q&A No.44)。夫婦で役割を分けている家庭では、問い合わせ担当を申請者本人に固定しておかないと、確認の電話が空振りになります。窓口は東京都私学就学支援金センター(03-5206-7925/土日祝・年末年始を除く9:15〜17:00)で、9:15〜10:00頃は混み合います。

あります。授業料以外の教育費(教材費・学用品費等)には私立高等学校等奨学給付金があり、こちらは所得要件があります。令和8年度は支援対象世帯が拡充され、住民税所得割額の合計が18万2,500円未満の世帯まで広がりました。
| 世帯区分(住民税所得割額の合計) | 全日制等 | 通信制 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|
| 生活保護(生業扶助を受給)世帯 | 5万2,600円 | 5万2,600円 | 私学財団・令和8年度奨学給付金 |
| 生活保護(生業扶助なし)/住民税非課税・所得割0円 | 15万2,000円 | 5万2,100円 | 同上 |
| 10万5,500円未満 | 5万670円 | 1万7,370円 | 同上(令和8年度の拡充分) |
| 10万5,500円以上18万2,500円未満 | 3万8,000円 | 1万3,030円 | 同上(令和8年度の拡充分) |
奨学給付金は「申請する」を選んだだけでは受け取れません
財団の申請受付サイトでは、授業料軽減助成金の申請画面(5ステップ中4番目)で全員に奨学給付金の申請希望を尋ねられます。「する」を選んでも要件を満たさなければ支給されず、選んだ場合は所得確認のため課税証明書のアップロードが必要になります。在住要件の基準日も授業料軽減助成金とは異なり、保護者が令和8年7月1日現在で都内に住所を有していることです。
東京都には学費まわりの制度が分かれて存在します。関係の深いものを整理しました。
私立中学「無償化」は本当か|東京都12万円助成の申請方法高校に上がる前の私立中学生向け。年10万円台の授業料軽減で、要件の考え方は高校版とよく似ています
東京都 受験生チャレンジ支援貸付|塾代30万円【令和8年度】無利子塾代・受験料の無利子貸付。進学すれば返済免除になる仕組みで、入学前の費用に効きます
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子育て・教育の補助金・助成金 一覧学費・保育・子育て世帯向けの制度をまとめて確認できるカテゴリページ
東京都の補助金・助成金 一覧都と区市町村の制度を受付状況つきで横断表示。都内在住者はここから探せます
学費以外に目を向けるなら、東京都のフリースクール費用助成や東京都 子供体験活動補助金も同じ子育て・教育の枠にあります。通学にかかる交通費は自治体ごとの制度になるため、高校生の通学費補助金で自分の地域に該当があるか確認してください。都外の事例では岡山市 高校生応援金(年6万円)や香川県の高校生等奨学給付金のように、東京都とは別の設計で給付する自治体もあります。
進学した先の費用を先に見ておきたい場合は、大学受験料・模試費用の補助(最大10万円)と大阪公立大学の授業料無償化(年53万円)が参考になります。大学進学後の借入まで見通すなら、奨学金返還支援制度の一覧と返せなくなったときの減額返還・返還猶予・免除の使い分けを先に読んでおくと、借入額を決める判断が変わります。ひとり親世帯なら学習支援事業・塾代助成、外国人学校に通う場合は外国人学校授業料の月6,000円補助、非課税世帯の教材費なら高校生等奨学給付金(最大15.2万円)が該当します。
なお、令和7年度(2025年度)の内容を確認したい場合は2025年度版・東京都私立高校等授業料軽減助成金(最大49万円)に当時の上限額と申請日程を残しています。年度をまたぐ比較にお使いください。
最終更新:2026年8月8日
本記事は上記の一次情報をもとに作成しています。制度内容は変更される可能性があるため、申請前に必ず東京都私学財団の公式サイトで最新情報をご確認ください。
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 補助対象経費 | 授業料(入学金、施設費、その他の納付金は対象外) 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 令和8年度通常申請:2026年7月1日〜7月31日(終了)/特別申請:令和9年1月上旬予定(2026年12月に東京都私学財団ホームページで案内) |
| 実施機関 | 公益財団法人東京都私学財団 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 |
| 必要書類 | 授業料軽減助成金のみの申請は所得要件がないため課税証明書等は不要。生徒証(用意で… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
東京都私立高等学校等授業料軽減助成金は、生徒と保護者がともに都内に住所を有する世帯を対象に、国の高等学校等就学支援金では届かない授業料の差額を東京都が上乗せ助成する制度。令和8年度の都の上限は全日制・定時制で年4万3,800円で、国の就学支援金45万7,200円と合わせて年50万1,000円まで。所得制限はなく、助成額は上限の範囲内で実際に負担した授業料額となる。令和8年度の通常申請は2026年7月1日〜7月31日で終了し、次は令和9年1月上旬に特別申請が予定されている(2026年12月に東京都私学財団ホームページで案内)。振込は都内校が10月・12月・翌年3月、都外校が12月・翌年3月。
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